石牟礼道子

瞬時もやすまず
こわれつづけているのに
よくも
きょうまで
もてていたものだ。

こころの原型のようなものは
もうわからない
わかるのは
こころのあったあたりに
疼痛が残っているだけである
なんとかやわらげたいものだが
ともかく
夜が明けるから
もう
ねむってみようではないか

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1 Response to 石牟礼道子

  1. shinichi says:

    「生存」

    『アルテリ』6号(石牟礼道子追悼号)

    (一九七〇年)


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