支離滅裂

韻を踏むなんて
めったに気にしない

隣り合った木に違いがあるなんて
思わない

詩人の単純さを持ち合わせていないので
うまく表現することができない

咲く花の色は確かでも
水の色は確かでない

自分の外見に
興味がないふりをする

手を水に浸すと
水がよく見える

水のように書いてみる
風のようには書けない

雲が出て来た
雨かなって思った時にはもう降っている

君は何を見ている
僕は何を見ている

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