国立感染症研究所

エボラウイルスはマールブルグウイルスと共にフィロウイルス科に属する。ザイール株は極めて強い病原性を示し、速やかに死に至らしめる。病原体は他のVHF ウイルスと同様にレベル4に分類されており、ウイルス増殖を伴う作業は最高度安全実験施設(BSL-4施設 あるいはP4施設)でなされる必要がある。
日本では国立感染症研究所村山庁舎にグローブボックス式P4施設が1981年に設置されたが、現在までBSL-4施設としては稼働されていない。世界では宇宙服式、グローブボックス式を含めて30カ所以上で稼働中である。アフリカではガボン及び南アフリカ共和国にP4施設がある。

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