이하원

I2 「今の韓米関係はいつになく堅固で、韓米同盟は韓半島のみならず域内および世界の平和と安定に大いに貢献している」(オバマ大統領)
「朴次期大統領は、有能な政治家であるとともに、古くからの中国人民の友だ」(張鑫森・駐韓中国大使)
韓国大統領選で朴槿恵(パク・クンヘ)氏の当選が確定すると、米国のオバマ大統領は電話で、中国の指導部は大使を送って、それぞれこのように祝賀のあいさつを述べた。今年は、朴槿恵・オバマ(再選)・習近平の3氏の時代が幕を開ける年。ソフトな外交上の言辞とは異なり、冷徹な計算と競争、協力と対立が繰り広げられる韓米中の関係を予測した本が出版された。
著者の李河遠(イ・ハウォン)は、オバマと習近平の世界観やさまざまなエピソードを紹介し、為替・台湾・チベット、そして北朝鮮の核とミサイルなど、米中の利害が衝突したり調整を必要としたりする分野で(韓国が)いかに行動すべきか、書いている。
また、米中主導で東アジアの秩序が完全に新しく再編される状況を「改築」になぞらえたある学者の言葉を借り「この改築市場に、韓国はいかなる形であれ参入しなければならない」と記した。

One thought on “이하원

  1. shinichi Post author

    著者のイ・ハウォン(李河遠)は、「天皇は決して神聖不可侵ではない。今上天皇は手遅れになる前に、ブラント首相のように膝をついて謝罪する写真を歴史に残すべきだ」と書いて日本の右翼をさんざん刺激したが、この本では日本のことはほとんどといっていいほど触れていない。

    無視しているというより、東アジアにおいて、もう日本は重要でないというスタンスのようだ。

    イ・ハウォンは、「韓米中」という枠組みで物事を考えないで、「中日韓」で考えたほうが、ずっと自然だとは思わないのだろうか。

    まあ、東アジアのどの国も、政治家とかメディアの人たちはやたら対立したがるから、仕方ないのだろうけれど。

    少しは芸術家やビジネスの人たちを見習って、仲良くすることを考えたらどうか。

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