2 thoughts on “Ex Libris

  1. shinichi Post author

    (sk)

    昔、ラジオとカメラを合体させたラメラというのを売りに、セールスマンが中学の教職員室に現れた。普段は立派に見えた先生方の何人かが、そのセールスマンの口車に乗り、そのラメラを手に入れた。遠足で、先生方が大きなラメラをぶら下げて歩いていたのを、今でも鮮明に覚えている。その後、ラメラが流行ったとは聞かない。

    Windowsが出る前、PCがまだDOSで動いていた頃、ワープロ機能も、スプレッドシート機能も、イメージ処理機能も、データベース機能も、とにかくなんでもかんでもできますというソフトウェアがたくさん販売された。結局は、ワードとかエクセルとかの単機能のソフトウェアが勝ち残り、多機能のソフトウェアはみんな消えていった。

    なんでもできます。誰にでも使えます。それは結構なことなのだけれど、果たして吉と出るか凶と出るか。多機能のものには、初めはいいのだが、メインテナンスが大変になるというものが多い。ロータス・ノートは結局はユーザーの重荷になってしまったけれど、アルマはどうなるか?

    ライブラリの予算が削られていくなか、先細りになるか、起死回生の起爆剤になる。。。わけないか。

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