クリストファー・ロイド

江戸東京博物館に行って、東京大空襲について初めて知ったんです。1945年3月10日夜、米軍のB29爆撃機が東京に焼夷弾を落として 焼きつくし、10万人以上の人をたった一晩のうちに殺戮したという史実です。でも、海外の人間は恐らく誰も知らないんですよ。日本人以外は。これほどのひどい大量殺戮を。
1840年から、植民地だったインド産アヘンの対中輸出による三角貿易をめぐる問題で清と大英帝国が戦い、大英帝国が勝ったアヘン戦争。今も英国では、歴史でアヘン戦争を教えていません。一方、中国人はまずアヘン戦争から教わります。敗戦で結んだ南京条約により清は、香港を大英帝国に譲り、賠償金を払い、それまで拒んでいた自由貿易を認めざるを得なくなった。重要な史実です。
「東京大空襲なんて初めて知りました」 クリストファー・ロイド氏インタビュー (Word file)

One thought on “クリストファー・ロイド

  1. shinichi Post author

    「東京大空襲なんて初めて知りました」

    『137億年の物語』著者、クリストファー・ロイド氏インタビュー

    by 広野彩子

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