深田匠

民主党は労働運動やマイノリティの集票力が大きく、嫌日親中で容共主義的・国際主義的で国連へのスタンスも好意的である。中絶完全自由化・死刑廃止・不法移民容認・労組重視・結婚制度反対・同性愛容認・宗教多様化容認などが特徴であり、いわゆる「大きな政府」志向のリベラル思想の政党だ。
共和党は伝統的保守層とキリスト教原理主義勢力の集票に支えられ、伝統的に親日反中であり、国益重視の反国際主義で、国連に対しては反感を持っている。中絶禁止・死刑制度存続・家族制度重視・不法移民反対・銃規制反対などが特徴で、いわゆる「小さな政府」志向の伝統的保守思想の政党だ。
政党も国民世論も価値観も対日外交方針も、アメリカという国は二つの完全に異なった路線がほぼ同比率で共存しており、親日的な保守層(共和党支持)と嫌日のリベラル層(民主党支持)は、現在アメリカ国民を二分して拮抗している。「二つのアメリカ」が存在しているのだ。

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