大阪府警サイバー犯罪対策課

商品をネット検索する際、『××××(ブランド名) 激安』といったキーワードで検索して、ニセサイトにたどり着いてしまう方が多いです。実際、ニセサイトはブランド品が正規価格の80%引きなど超激安価格になっています。でも、冷静に考えれば、いくらなんでもブランド品が8割引き、9割引きなんておかしい。まずは、激安すぎるというところで気づいてほしい。
ニセサイトの口座は名義人が中国人の場合がほとんど。まっとうな通販サイトであれば、口座も会社名ですが、ニセサイトは個人名で、しかも中国人なので、そういう場合はまずニセモノと思ったほうがいい。ちなみに、こうした口座の大半は中国人留学生などがブローカーに売っているようです。不正な口座を銀行に照会して、氏名、住所などを調べ、それをさらに入国管理局に照会すると、在留資格は留学生で、すでに帰国していたというケースが8割ほどになります。
実際に被害報告があった場合、サイトに掲載されている口座の凍結を銀行に要請しています。実際、昨年9月25日から今年の3月10日までで1029件の口座を凍結しました。そうした理由もあり、最近ではサイト上に口座を載せなくなってきたんです。お客さんが購入した後、メールで口座を伝えるやり方にしています。

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