競馬ブログ

www88_31_nfhorserace125_41_nf
にほんブログ村 競馬ブログ

keiba_data88_31_nf
データ理論人気ランキング
1位  競馬予想は展開予想 ⇒ 流れを考える馬券術
2位  単複馬券で競馬は勝てる!
3位  やはり勝負は3連単!~競馬予想~
4位  極絞り競馬予想
5位  ついに復活オガワコンピ

horserace88_31_nf
競馬ブログ人気ランキング
1位  競馬予想で嵐を巻き起こすブログ
2位  読馬裏(どくばり) 裏読みサイン読み競馬
3位  競馬狂オヤジの穴党一直線
4位  軸馬発表ブログ(天皇賞・春/青葉賞2014)
5位  競馬予想は展開予想 ⇒ 流れを考える馬券術

2 thoughts on “競馬ブログ

  1. shinichi Post author

    (sk)

    競馬に狂っている人たちのなかで、ひときわ異彩を放っているのが、予想屋たち。最近ではインターネット上での活動が目立つ。

    上に挙げたような「データ理論人気ランキング」とか、「競馬ブログ人気ランキング」とかに並ぶサイトは、どれも、「私の言うことを信じれば当たりますよ」という。そしてみんな、それを信じる。「本当に当たるなら、人には教えないだろうに」などと考える人は、意外に少ない。

    競馬予想のサイトの謳い文句は、「当たる」「勝てる」「儲かる」というようなストレートなものから、「的中率97%の」「伝説の」「神の」というようなものまで、どれも人を惹きつける。どのサイトも必勝法を説き、「私を信じなさい」と囁いてくる。

    でも実際には、信じた人は損をする。そのようにできているのだ。日本中央競馬会や地方自治体、そこにまとわりつくIT企業、通信業者、ネットバンク、それに競馬新聞や予想屋。それらのすべてが儲けている。そう考えれば、「競馬ファン」といわれている人たちの失う金額の大きさがわかるだろう。

    競馬の売り上げは毎年数兆円に上り、国庫や地方自治体に何千億ものカネが入る。

    売得金額・入場人数
    http://company.jra.jp/0000/gaiyo/g_22/g_22_01.pdf

    国庫納付金(PDF:40 KB)
    http://company.jra.jp/0000/gaiyo/g_22/g_22_02.pdf

    ソフトバンクや楽天が損をしたという話は聞かない。競馬新聞も儲かるようだし、予想屋だって儲けている。国をはじめとしてすべての関係者たちが、馬券を買っている人たちが損をしているおかげで儲けているのだ。

    小幡績が書いているように、ほとんどの投資信託は儲からない。手数料まで勘案すると、継続的に個人投資家にプラスのリターンをもたらし続ける投資信託(ファンド)は、一つもないという実証研究の結果もあるそうだ。これには二つの理由があり、継続的に、毎年プラスのリターンを上げる投資信託はほとんどない、ということが一つ。手数料が長期には大きなものとなりすぎることがもう一つの理由だ。

    さらに、人間は愚かであり、個人で資産運用を金融資産で行なう際には、愚かさは倍増するという指摘もある。多くの個人が売るべきときに買い、買うべきときに売るのだというから始末におえない。産業構造における個人の立ち位置はとても不利なのだが、それに個人の非合理性が加わるのだから、個人の金融資産の運用はかなり難しいという小幡績の文章は説得力を持つ。

    証券会社も銀行も、私たちを儲けさせるためにあるわけではなく、自分たちが儲けるためにあるのだということを、いつも考えておく必要がある。証券会社や銀行の立派なビルを見るたびに、信用してはならないと自分に言い聞かせるべきなのだ。

    都庁の庁舎の立派さを見て、感動しているようではいけない。腹を立てるべきなのだ。海外で、立派な街並みのなかに「おんぼろ」の市庁舎を見たときに、ここの政治家や役人なら信じてもいいなと思った。質素な銀行のオフィスを見たときも、同じ感じを持った。

    騙されてはいけないのだ。宝くじを買っても当たらない、馬券を買ってもその馬は勝たない、投資信託にカネを注ぎこんでも儲からない。そういうことを、知るべきなのだ。儲かった話を吹聴する人たちもいるが、その人たちは損をしたことは口にしない。

    情報リテラシーの第一歩は、騙されないことから始まる。

    Reply

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *