shinichi Post author21/10/2014 at 1:34 am 面談詳報(上)「お前それでも男かよ!」「座れ、勘違いすんなよ」 至近距離で一触即発に http://www.sankei.com/west/news/141020/wst1410200065-n1.html 面談詳報(中)「地方の首長ごときが…」「お前みたいな差別主義者」 “敵意”むき出しの応酬続く http://www.sankei.com/west/news/141020/wst1410200070-n1.html 面談詳報(下)「帰れ!」「ここは市役所。お前が帰れ!」面談はわずか10分弱で打ち切られる http://www.sankei.com/west/news/141020/wst1410200072-n1.html ** 街宣活動で民族差別をあおる「ヘイトスピーチ」(憎悪表現)問題をめぐり、橋下徹大阪市長は20日、「在日特権を許さない市民の会」(在特会)の桜井誠会長と市役所で面談した。 市職員「それではただいまからヘイトスピーチに関しまして、『在日特権を許さない市民の会』桜井会長と、橋下大阪市長の意見交換を始めます。それでは橋下市長、よろしくお願いいたします」 橋下氏「先に言ってもらったらいいんじゃないですか」 桜井氏「あぁそうですか」 橋下氏「ええ」 桜井氏「まずねぇ、いろいろと言いたいこともあるんですけれども、ヘイトスピーチについてお伺いできます?」 橋下氏「いや、僕の意見を聞くんじゃなくて」 桜井氏「いや、あんたが言い出したことだろ!」 橋下氏「『あんた』じゃねぇだろ」 桜井氏「『お前』でいいのか? じゃあ、あのね、まず、あなたがヘイトスピーチうんぬんと言い出したから…」 橋下氏「大阪で、もうそういう発言はやめろって言ってんだよ」 桜井氏「じゃあ、どういう発言なのかって聞いてんだよ!」 橋下氏「民族とか国籍をひとくくりにしてな、評価をするようなそういう発言をやめろと言ってんだ」 桜井氏「朝鮮人を批判するってことがいけないと、あなた言ってるわけ?」 橋下氏「お前なぁ」 《橋下氏はここで失笑を浮かべ、前傾姿勢をとる》 桜井氏「『お前』って言うなよ」 橋下氏「うるせぇお前。お前が…」 桜井氏「ちょっと待てお前、なんだよそれは!」 《桜井氏が席を立って橋下氏に歩み寄ろうとし、橋下氏も立ち上がる。距離はつかみ合えるぐらいまでに縮んだが、周囲の警察官らが一斉に制止に動き、両者を引き離した》 桜井氏「お前それでも男かよ! こうやって守られないとな…」 橋下氏「座れ!」 桜井氏「お前だろうよ!」 橋下氏「お前、勘違いすんなよ」 桜井氏「こちらこそ、勘違いしないでもらえるか?」 橋下氏「お前みたいなうるさい相手だから…」 桜井氏「だったらやってみろよ、男だったら一対一で! なんだよこの後ろのこの警備は! 人に命守ってもらえなきゃ何にもできないんだったら、最初から言うな!」 橋下氏「大阪でお前な、そういう発言やめろ」 桜井氏「どういう発言なんだって聞いて答えられないだろ、君」 橋下氏「お前、国会議員に言え」 桜井氏「は?」 橋下氏「お前の主張は国会議員に言え」 桜井氏「あんたの友達の国会議員に言ってるよ」 橋下氏「言えよ」 桜井氏「おお言ってるよ」 橋下氏「どんどん言えよ」 桜井氏「ふん。それでもう終わりじゃないか話は」 橋下氏「参政権持っていない在日韓国人の人に言ってもしょうがねぇだろ」 桜井氏「その参政権を求めているだろ彼らは」 橋下氏「強い者に言えよ」 桜井氏「言ってるだろうよ!」 橋下氏「弱い者いじめばっかりするんじゃなくて」 桜井氏「じゃあ一体どういう弱い者いじめをしたか教えてくれるか?」 橋下氏「国会議員に言え。政府に言え。東京に行ってこい!」 桜井氏「じゃあ、あんたはなんで、呼んだんだよ、人を!」 《桜井氏は質問を重ねるが、橋下氏は聞き入れずに持論を展開する》 橋下氏「統一地方選挙あんだろ? 立候補しろよ」 桜井氏「君ね、なんで私を呼んだんだ、そしたら」 橋下氏「選挙やって訴えろよ」 桜井氏「それでいつも逃げてるだろ?」 橋下氏「くだらない、そんな政治団体か何か知らないけどな? そんなしょうもないことやるんじゃなくて、今度の統一地方選挙でお前、訴えたらいいじゃないか」 桜井氏「私は政治に興味がないんだ」 橋下氏「だからもう、そういうね、在日の特定永住者制度とかそういうことに文句があるんだったら、それをつくった国会議員に言えっていってんだよ」 桜井氏「言ってるんだよ! そして何よりもね、特別永住者制度をなくしたらどうなるかぐらい分かるだろ?」 橋下氏「だから、国会議員に言え」 桜井氏「言ってるっていってんだよ」 橋下氏「ルール違反をやっている特定個人がいるんだったら、刑事告発しろ」 桜井氏「やってるだろ」 ** 《橋下氏と桜井氏の主張は互いにかみ合わないまま終盤を迎える》 橋下氏「お前、勘違いするなよ。お前!」 桜井氏「何がだよ!」 橋下氏「いい加減にしろ! もう終わりにしましょうか」 《橋下氏は市職員に面談を打ち切ることを告げた》 桜井氏「帰れ、さっさと!」 橋下氏「お前、ここ大阪市役所だぞ。お前が帰れ」 桜井氏「お前が呼んだんだよ、だから外でやれっつったろ」 橋下氏「帰れ、帰れ」 《面談を聞いていた関係者から「あかん、あかん。生活保護の問題言え、生活保護の問題。橋下、言えや」と声が上がった》 橋下氏「帰れ」 桜井氏「生活保護の問題はどうだ」 《再び関係者が声を荒らげると、市職員が「それでは」と間に入る》 橋下氏「庁舎管理権は大阪市長にありますから」 市職員「これで意見交換会を終了させていただきます」 桜井氏「みっともねえったらありゃしないよ、この男は。言い逃げかい? はい、さいなら。弱虫のね、橋下君。二度と会うことはないと思うけど、さっさと帰れ!」 橋下氏「大阪に来んなよ」 《橋下氏は桜井氏に向かって手で払いのけるしぐさをし、会場を後にした》 桜井氏「ご覧の通りね、橋下、市長、逃げ出しました。以上でございます。ついでに言っとくけどね、今の市長ね、市役所はシロアリって言ってんのよ? これ、ヘイトスピーチと違う?」 《橋下氏は大阪府知事時代、「市役所は税金をむさぼり食うシロアリ」と批判したことがある。桜井氏はこのことについて言及したとみられる》 市職員「意見交換会は終了しましたので」 《こう促された桜井氏は出口へと向かったが、並んで歩く市職員とみられる男性に「あんな市長で大変だね」と言葉をかけていた。面談時間はわずか10分弱。当初予定は30分で、職員の間では「1時間は超えるのではないか」と激論が予想されていたが、あっけない幕切れだった》 Reply ↓
面談詳報(上)「お前それでも男かよ!」「座れ、勘違いすんなよ」 至近距離で一触即発に
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面談詳報(中)「地方の首長ごときが…」「お前みたいな差別主義者」 “敵意”むき出しの応酬続く
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面談詳報(下)「帰れ!」「ここは市役所。お前が帰れ!」面談はわずか10分弱で打ち切られる
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街宣活動で民族差別をあおる「ヘイトスピーチ」(憎悪表現)問題をめぐり、橋下徹大阪市長は20日、「在日特権を許さない市民の会」(在特会)の桜井誠会長と市役所で面談した。
市職員「それではただいまからヘイトスピーチに関しまして、『在日特権を許さない市民の会』桜井会長と、橋下大阪市長の意見交換を始めます。それでは橋下市長、よろしくお願いいたします」
橋下氏「先に言ってもらったらいいんじゃないですか」
桜井氏「あぁそうですか」
橋下氏「ええ」
桜井氏「まずねぇ、いろいろと言いたいこともあるんですけれども、ヘイトスピーチについてお伺いできます?」
橋下氏「いや、僕の意見を聞くんじゃなくて」
桜井氏「いや、あんたが言い出したことだろ!」
橋下氏「『あんた』じゃねぇだろ」
桜井氏「『お前』でいいのか? じゃあ、あのね、まず、あなたがヘイトスピーチうんぬんと言い出したから…」
橋下氏「大阪で、もうそういう発言はやめろって言ってんだよ」
桜井氏「じゃあ、どういう発言なのかって聞いてんだよ!」
橋下氏「民族とか国籍をひとくくりにしてな、評価をするようなそういう発言をやめろと言ってんだ」
桜井氏「朝鮮人を批判するってことがいけないと、あなた言ってるわけ?」
橋下氏「お前なぁ」
《橋下氏はここで失笑を浮かべ、前傾姿勢をとる》
桜井氏「『お前』って言うなよ」
橋下氏「うるせぇお前。お前が…」
桜井氏「ちょっと待てお前、なんだよそれは!」
《桜井氏が席を立って橋下氏に歩み寄ろうとし、橋下氏も立ち上がる。距離はつかみ合えるぐらいまでに縮んだが、周囲の警察官らが一斉に制止に動き、両者を引き離した》
桜井氏「お前それでも男かよ! こうやって守られないとな…」
橋下氏「座れ!」
桜井氏「お前だろうよ!」
橋下氏「お前、勘違いすんなよ」
桜井氏「こちらこそ、勘違いしないでもらえるか?」
橋下氏「お前みたいなうるさい相手だから…」
桜井氏「だったらやってみろよ、男だったら一対一で! なんだよこの後ろのこの警備は! 人に命守ってもらえなきゃ何にもできないんだったら、最初から言うな!」
橋下氏「大阪でお前な、そういう発言やめろ」
桜井氏「どういう発言なんだって聞いて答えられないだろ、君」
橋下氏「お前、国会議員に言え」
桜井氏「は?」
橋下氏「お前の主張は国会議員に言え」
桜井氏「あんたの友達の国会議員に言ってるよ」
橋下氏「言えよ」
桜井氏「おお言ってるよ」
橋下氏「どんどん言えよ」
桜井氏「ふん。それでもう終わりじゃないか話は」
橋下氏「参政権持っていない在日韓国人の人に言ってもしょうがねぇだろ」
桜井氏「その参政権を求めているだろ彼らは」
橋下氏「強い者に言えよ」
桜井氏「言ってるだろうよ!」
橋下氏「弱い者いじめばっかりするんじゃなくて」
桜井氏「じゃあ一体どういう弱い者いじめをしたか教えてくれるか?」
橋下氏「国会議員に言え。政府に言え。東京に行ってこい!」
桜井氏「じゃあ、あんたはなんで、呼んだんだよ、人を!」
《桜井氏は質問を重ねるが、橋下氏は聞き入れずに持論を展開する》
橋下氏「統一地方選挙あんだろ? 立候補しろよ」
桜井氏「君ね、なんで私を呼んだんだ、そしたら」
橋下氏「選挙やって訴えろよ」
桜井氏「それでいつも逃げてるだろ?」
橋下氏「くだらない、そんな政治団体か何か知らないけどな? そんなしょうもないことやるんじゃなくて、今度の統一地方選挙でお前、訴えたらいいじゃないか」
桜井氏「私は政治に興味がないんだ」
橋下氏「だからもう、そういうね、在日の特定永住者制度とかそういうことに文句があるんだったら、それをつくった国会議員に言えっていってんだよ」
桜井氏「言ってるんだよ! そして何よりもね、特別永住者制度をなくしたらどうなるかぐらい分かるだろ?」
橋下氏「だから、国会議員に言え」
桜井氏「言ってるっていってんだよ」
橋下氏「ルール違反をやっている特定個人がいるんだったら、刑事告発しろ」
桜井氏「やってるだろ」
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《橋下氏と桜井氏の主張は互いにかみ合わないまま終盤を迎える》
橋下氏「お前、勘違いするなよ。お前!」
桜井氏「何がだよ!」
橋下氏「いい加減にしろ! もう終わりにしましょうか」
《橋下氏は市職員に面談を打ち切ることを告げた》
桜井氏「帰れ、さっさと!」
橋下氏「お前、ここ大阪市役所だぞ。お前が帰れ」
桜井氏「お前が呼んだんだよ、だから外でやれっつったろ」
橋下氏「帰れ、帰れ」
《面談を聞いていた関係者から「あかん、あかん。生活保護の問題言え、生活保護の問題。橋下、言えや」と声が上がった》
橋下氏「帰れ」
桜井氏「生活保護の問題はどうだ」
《再び関係者が声を荒らげると、市職員が「それでは」と間に入る》
橋下氏「庁舎管理権は大阪市長にありますから」
市職員「これで意見交換会を終了させていただきます」
桜井氏「みっともねえったらありゃしないよ、この男は。言い逃げかい? はい、さいなら。弱虫のね、橋下君。二度と会うことはないと思うけど、さっさと帰れ!」
橋下氏「大阪に来んなよ」
《橋下氏は桜井氏に向かって手で払いのけるしぐさをし、会場を後にした》
桜井氏「ご覧の通りね、橋下、市長、逃げ出しました。以上でございます。ついでに言っとくけどね、今の市長ね、市役所はシロアリって言ってんのよ? これ、ヘイトスピーチと違う?」
《橋下氏は大阪府知事時代、「市役所は税金をむさぼり食うシロアリ」と批判したことがある。桜井氏はこのことについて言及したとみられる》
市職員「意見交換会は終了しましたので」
《こう促された桜井氏は出口へと向かったが、並んで歩く市職員とみられる男性に「あんな市長で大変だね」と言葉をかけていた。面談時間はわずか10分弱。当初予定は30分で、職員の間では「1時間は超えるのではないか」と激論が予想されていたが、あっけない幕切れだった》