2 thoughts on “国立国会図書館

  1. shinichi Post author

    国立国会図書館サーチについて

    https://iss.ndl.go.jp/information/outline/

    1. 国立国会図書館サーチとは

    国立国会図書館サーチ(NDL Search)は、国立国会図書館が提供している検索サービスです。国立国会図書館をはじめ、国内の各機関が持つ豊富な「知」を活用するためのアクセスポイントとなることを目指し、開発されました。

    国立国会図書館が所蔵する資料の全てを探すことができるほか、都道府県立図書館、政令指定都市の市立図書館の蔵書、国立国会図書館や他の機関が収録している各種のデジタル情報などを探すことができます。大量の情報の中から求める情報に迅速かつ的確にアクセスできるように、さまざまな工夫をこらしています。たとえば、あいまいな表現から資料を探す機能や、出版者や出版年、判型を変えて何種類も刊行されたような図書をまとめて表示する機能、英語や中国語・韓国語の資料を探す場合に便利な翻訳機能、よく利用する図書館などを設定して個人に合わせてカスタマイズできる機能などを提供しています。多くの新しい技術を導入することでこれらの機能を実現しています。

    2. インターネットを通じた様々なサービス

    国立国会図書館サーチは、インターネットを通じた「多彩な検索支援」によって「多様な資料」を「多様なルート」で提供しています。これにより、図書館員の方だけでなく、一般の利用者の方、各種のウェブサービスを提供されている企業・団体など、幅広い範囲の方々に利用していただけるサービスを実現しています。

    国立国会図書館サーチでは、多様な機関から集めた各種の情報を統合的に検索できる仕組みを提供しています。(国立国会図書館サーチが収集・連携している検索対象については、「検索対象データベース一覧」をご参照ください。)

    また検索結果は、国立国会図書館サーチの画面上で見る以外にも、各種の規格に基づいたAPIで提供され、外部から利用することができます。(国立国会図書館サーチが提供するAPIの詳細は、「外部提供インターフェイス(API)」をご参照ください。)

    3. オープンソースソフトウェアを活用したシステム構築

    国立国会図書館サーチは、オープンソースの統合図書館システムであるNext-L Enjuをコアに、Heritrix、Hadoop、GETAssocといったOSS(オープンソースソフトウェア)を活用してシステムを構築しています。

    また、OSS以外にも、他機関で行われている研究開発の成果や商用サービスを実験的に取り入れています。詳しくは、「国立国会図書館サーチのシステムについて」をご覧ください。

    4. 国立国会図書館サーチの今後の計画

    国立国会図書館サーチは、インターネットで普及しているサービス、実証実験等で実用化が検証された技術を積極的に採用し作られたシステムです。平成22年 8月に国立国会図書館サーチ(開発版)を公開してから、皆様からのご意見をもとに、より利用しやすいシステムへと機能強化を行ってきました。

    今後も、順次、機能拡張を行います。機能拡張にあたっては、利用者の皆様の声をアンケート調査等で収集し、利用統計とともに検証してシステムに反映していきます。是非、ご協力いただければ幸いです。

    Reply
  2. shinichi Post author

    (sk)

    ひと口に「多様な機関から集めた各種の情報を統合的に検索」とか「メタデータを集約」とか言っても、実際にはそう簡単なことではない。

    価格とか日時といったフィールドひとつとっても、機関ごとにその定義や使い方が違ったりする。ただ集めればいいというわけではない。

    いいアイデアとか、「協力」というような響きの良い言葉とか、マネージャーたちの夢とかが、最前線で働く人たちに大変な作業を強いることになる。どこでもどうだが、実際に働く人は大変だ。

    Reply

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *