西木正明

人間は、時の流れや優しさに悲しみや苦しみの傷を癒されながら、人生の旅路を漂って行く。だが、この“時”という名医すらも、癒しそこなう傷もある。

2 thoughts on “西木正明

  1. shinichi Post author

    (sk)

    西木正明は、秋田ではとても有名で、名士という扱いを受けている。

    2015年5月20日の「秋田さきがけ新報」の「時評」は、「西木正明の複眼流」。「スリリングな民主主義」というタイトルのもと、ヒトラーと橋下のことについて面白いことを書いていた。

    アドルフ・ヒトラーとか橋下徹というような演説が上手い人たちは、みんな大変な読書家だというのだ。書くことのプロである西木正明が言うのだから間違いない。

    ティモシー・ライバックの「ヒトラーの秘密図書館」に克明に描かれているように、ヒトラーは演説のアイデアのほとんどを読書から得ていた。

    川上 徹也の「独裁者の最強スピーチ術」に書かれているように、指導者たちは皆、スピーチを武器にするのだが、ヒトラーと橋下は共に、スピーチに秀でていた。

    西木正明の観察は鋭い。スピーチの上手い人たちには読書家が多い。そしてスピーチの上手い人たちは、必ず消えていく。

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