3 thoughts on “鎌倉市図書館

  1. shinichi Post author

    「学校つらい子逃げて来て」鎌倉市図書館が感涙ツイート 職員の思い

    withnews

    http://withnews.jp/article/f0150826002qq000000000000000W02h0401qq000012429A

     「学校が死ぬほどつらい子は、図書館へいらっしゃい」。神奈川県鎌倉市の市立図書館がつぶやいたツイートが話題となっています。いじめられている子どもたちに投げかけた言葉は、ネット上で「素敵」「なんと見事な文句」とリツイートされ続けており、26日朝から一気に2万リツイートを超えました。

    広がる共感「図書館が防衛線」「素晴らしい」

    反響にびっくり「ちょっとおびえてる」

     ツイートをしたのは鎌倉市図書館の職員、河合真帆さん(44)。話を聞きました。

    ーー今朝のツイートがすごい拡散されています。
    「昼ごろにチェックしたら2000リツイートぐらいされていたので、「これは大変なことになっている」と思います。普段こんなに読まれることはないので、ちょっとおびえています」

    ーーどうして投稿を?
    「先日、『夏休み明けに自殺をする子どもたちが多い』という報道を見まして。もうすぐ新学期が始まるから、と深い理由はなかったんです」

    18歳以下の自殺人数を日付別に分析したところ、9月1日が突出して多く、夏休みなど長期休暇が明けた時期に集中していることが内閣府の調査でわかった。増加傾向がみられる8月下旬から9月上旬を前に、文部科学省は今月4日、児童・生徒への見守りを強化するなど重点的な対応を求める通知を全国の都道府県教育委員会に出した。
    出典:朝日新聞デジタル:「子供自殺、9月1日最多 長期休み明けに集中」(2015年8月12日)

    いじめられた経験から「逃げてもいいんだよ」

    「あと、図書館学で紹介されている米国の図書館の『自殺したくなったら図書館へ』というポスターも頭にありました。図書館には色々なヒントがありますし、誰でも気軽に来られる。本を読まなくても気楽に過ごしていいんだよという思いを込めました。私も学生時代にいじめられた経験があるので」

    ーーその時は図書館に助けられたのですか?
    「いえ、そのころは図書館がこういう存在だとは知らなかったので、学校に行かなければと思っていました。だから、今の子どもたちには色んな世界があるんだよという選択肢の一つになればと思って」

    ーーツイートの文体はいつもこのような感じですか?
    「そうですね。私は2年ほど前からつぶやいていますが、やっぱり読んでもらってこそなので。くだけた文体で、事務連絡にならないよう自由にやらせてもらっています」

    ーーあらためて、これだけ多くの人に読まれている感想を
    「とってもありがたいと同時に、子どもの時に逃げ場がなくてつらかった人たちがいるんだなと思いました。繰り返しになりますが、図書館がつらい思いをしている子どもたちの逃げ場の一つになればと思っています。本を読まずに気楽に過ごしてもいいんです」

    Reply
  2. shinichi Post author

    (sk)

    図書館は、いつから社会施設になったのだろう。

    知の場所であることを放棄したら、もうそれは図書館ではない。

    学校が死ぬほどつらい子は、図書館へいらっしゃい。ホームレスになって行くところがなかったら、図書館に来てください。精神が不安定になったら、是非図書館に。

    図書館には、マンガもライトノベルもあるよ。新聞も雑誌もあるし、新刊本だってあります。本屋では有料のものを、無料で見ることができます。

    図書館は弱いもの、貧しいものの見方です。図書館には司書というあなたの味方がいて、いつでも優しく接してくれます。

    司書に相談すれば、学校に行きたくない気持ちも和らぎます。司書の助けを借りれば、仕事も見つかります。人生のどんな悲しいことも、司書に話してください。

    これはもう、社会施設ですらない。宗教施設といっていい。駆け込み寺か教会か。

    図書館はもう一度原点に立ち戻り、知の施設としての役割を取り戻したほうがいい。

    さもなければ、いつかは閉鎖に追い込まれてしまう。

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