春木良且

Jouhouttenandarouはじめに
I 情報を扱う技術
  1 情報とは
  2 情報を計測するには
  3 情報を扱う機械の原理
  4 ネットワークという技術
II 情報の力と社会
  1 世界を変えた1ビット
      ――ワーテルロー・スクープと情報
  2 情報を扱うビジネス
  3 社会を支えるコンピュータの力
  4 情報システムの力
III 情報が世界を動かす
  1 政治宣伝という情報
  2 ゆがんでいく情報
IV 情報の消費者として


2 thoughts on “春木良且

  1. shinichi Post author

    情報って何だろう

    by 春木良且

    岩波ジュニア新書

    岩波書店

    https://www.iwanami.co.jp/hensyu/jr/toku/0401/500457.html

    中学校の技術,高校の教科として「情報」が加わっています.学校では,主にコンピュータなどの情報処理技術について学びますが,いったいこの〈情報〉とはそもそもナニモノなのでしょうか?

    著者の春木先生は,「情報は目に見えない〈力〉」だと説明しています.情報を持つ者が優位にたち,また情報をめぐってさまざまな産業が発達してきました.この本では,情報技術をベースに,さらに,「一番小さい情報とは?」「300年後に実用化された2進法!」「なぜA航空会社が座席予約システムで成功したのか」「ピースサインが消された映画ポスター」など,面白いエピソードを紹介しながら,さまざまな方向から〈情報〉が持つ力に迫っていきます.
    ともすれば,情報=現代社会のものと思われがちですが,はたして本当にそうなのでしょうか.社会で生きる私たちが,きちんと〈情報〉とつきあっていくためのヒントになる1冊です.

    (編集部 堀内まゆみ)

    Reply
  2. shinichi Post author

    (sk)

    私が書いた「情報」と、似ているようで、似ていない。なぜそう感じたのかを、ちょっと深く考えてみた。

    そうしたら、Critical Thinking があるかないかの違いだと気づいた。

    私が考える情報リテラシーのベースは Critical Thinking。「春木先生」の教科書のベースは、なんだかんだいっても情報技術。その違いが大きいのではないか。

    それに、表紙のデザインは「情報」ではなく、「データ」。情報技術を基本にすると、データ、情報、知識という基本的なことさえもが、すべて曖昧になってしまう。

    「春木先生」の教科書は、他の教科書よりはずっといい。ただ、どちらがいいとか悪いとかではなく、私の「情報」とはベースが違う。

    それでも、「春木先生」の教科書を「情報」を出版する前に読んでおきたかったと思った。そして、「春木先生」が教科書の枠の外で書く文章を読んでみたいとも思った。

    それはそうと、私のところにも教科書執筆の依頼がこないかなあ。絶対こないだろうけれど。。。

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