shinichi Post author13/03/2016 at 10:50 pm 南方録(覚書・滅後) 現代語でさらりと読む茶の古典 by 筒井 紘一 雪が降った時の夜会には、おおよそ露地の灯籠の火はつけないほうがよいでしょう。なぜなら、雪の白さに灯火の明るさがうばわれて見映えがしないし、光も弱く感じられます。ただ、露地の木立のようすによっては、灯したほうがよい場合もあるから、一概には言えません。 小座敷に置く花入は、竹の筒か籠、または瓢箪の花入などがよいでしょう。唐銅系統のものはだいたい四畳半がよいけれど、小座敷に置いてみて自然に映えるようであれば使ってもかまいません。 Reply ↓
南方録(覚書・滅後)
現代語でさらりと読む茶の古典
by 筒井 紘一
雪が降った時の夜会には、おおよそ露地の灯籠の火はつけないほうがよいでしょう。なぜなら、雪の白さに灯火の明るさがうばわれて見映えがしないし、光も弱く感じられます。ただ、露地の木立のようすによっては、灯したほうがよい場合もあるから、一概には言えません。
小座敷に置く花入は、竹の筒か籠、または瓢箪の花入などがよいでしょう。唐銅系統のものはだいたい四畳半がよいけれど、小座敷に置いてみて自然に映えるようであれば使ってもかまいません。