学研教育情報資料センター

中国では昔からこの世のすべては、「木、火、土、金、水」の5つから成り立っていると考えられていました。このことを「五行説」といいます。この「五行説」で、この世界のすべてを5つに分類することが行われていました。
中国でも、昔、知られていたわく星は5個でしたので、わく星の名前に「五行説」の5つを当てはめたのです。
水星は太陽に最も近く、めまぐるしく動きまわっているので水の星、金星は明るく白く光るので金の星、火星は赤くかがやいているので火の星、土星はくすんだ黄色から土の星そして、最後の星に木星の名をつけたのです。
こうして、中国でつけられた星の名前が、日本でも使われるようになったのです。

One thought on “学研教育情報資料センター

  1. shinichi Post author

    火星、水星、金星などの名前がどうしてついたの

    監修: 国司真

    学研教育情報資料センター

    http://kids.gakken.co.jp/box/nazenani/pdf/08_utyuu/X1090003.pdf

    昔、わく星は5個しか知られていなかった

    太陽のまわりをまわるわく星は、地球をいれて9個です。この9個のうち、望遠鏡が発明されるまでは、5個のわく星しか見つけることはできませんでした。その5個とは、水星、金星、火星、木星、土星です。

    火星や金星などの名前がついたのは、中国がはじまり

    中国では昔からこの世のすべては、「木、火、土、金、水」の5つから成り立っていると考えられていました。このことを「五行説」といいます。この「五行説」で、この世界のすべてを5つに分類することが行われていました。

    中国でも、昔、知られていたわく星は5個でしたので、わく星の名前に「五行説」の5つを当てはめたのです。

    水星は太陽に最も近く、めまぐるしく動きまわっているので水の星、金星は明るく白く光るので金の星、火星は赤くかがやいているので火の星、土星はくすんだ黄色から土の星そして、最後の星に木星の名をつけたのです。

    こうして、中国でつけられた星の名前が、日本でも使われるようになったのです。

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