FUJITSU

デジタル化は、次の三つの点でビジネスに大きな影響を与えます。

  • まず一つ目は、デジタル化はビジネスを加速させます。例えば設計から製造、納品までのリードタイムの短縮だけでなく、上流から下流まですべての状況をリアルタイムに把握することで迅速な判断を行い、事業を最適化し、ビジネス転換にもスピーディに対応しチャンスを生み出します。
  • 二つ目として、デジタル化はビジネスの柔軟性を高めます。例えばリアルタイムに状況を把握しながら、お客様の購入状況から航空運賃を変動させたり、需要情報を把握し無駄なく効率的な生産を実現します。
  • 三つ目は、デジタルテクノロジーを活用し、新たな形で知識やインテリジェンスを生み出すことができます。コンピュータが自ら学習したり、ドローン(無人飛行機)やロボットにより、人々の判断や活動支援を実現します。人がデジタルと協調し、これまでとは違うビジネスの形態と新しい価値を生み出す時代に入ってきているのです。

2 thoughts on “FUJITSU

  1. shinichi Post author

    急速に変化するデジタル時代、ビジネスチャンスをつかむために必要なこととは

    FUJITSU JOURNAL

    http://journal.jp.fujitsu.com/2015/09/29/01/

    デジタルツールが、パソコンからスマートフォンやタブレットへ変わり、さらにウェアラブル端末、スマート家電、コネクテッドカーなどが加わり、人の感覚や動作、状態といったこれまで扱えなかったものがデジタル情報へ変化しています。そして、インターネットをベースに広くつながることで、デジタル情報がより連携しやすくなり、あらゆるモノと人をつなげる「IoT(Internet of Things)」として、新たなビジネスを生み出す可能性を拡げています。東京オリンピックが開かれる2020年には、500億個を超えるモノがつながると予測されています。

    Fujtsu1
    出典 CISCO “Embracing the Internet of Everything To Capture Your Share of $14.4 Trillion”, 2013

    そして、多くの企業はビジネスを成長させるために、既にこの新たなつながりに注目しています。アクセンチュアの調べによると、経営者の約三分の二(64%)が既存のチャネルに加えて、スマートデバイスやウェアラブルなど、お客様との新たなつながりを獲得するチャネルを模索しています。ビジネスを成長させるために、多くの企業がいち早くデジタル情報を取り込み差別化を図ろうとしているのです。

    Fujtsu2
    出典 accenture “Technology Vision 2015”, 2013

    デジタル化は、次の三つの点でビジネスに大きな影響を与えます。

    まず一つ目は、デジタル化はビジネスを加速させます。例えば設計から製造、納品までのリードタイムの短縮だけでなく、上流から下流まですべての状況をリアルタイムに把握することで迅速な判断を行い、事業を最適化し、ビジネス転換にもスピーディに対応しチャンスを生み出します。

    二つ目として、デジタル化はビジネスの柔軟性を高めます。例えばリアルタイムに状況を把握しながら、お客様の購入状況から航空運賃を変動させたり、需要情報を把握し無駄なく効率的な生産を実現します。

    三つ目は、デジタルテクノロジーを活用し、新たな形で知識やインテリジェンスを生み出すことができます。コンピュータが自ら学習したり、ドローン(無人飛行機)やロボットにより、人々の判断や活動支援を実現します。人がデジタルと協調し、これまでとは違うビジネスの形態と新しい価値を生み出す時代に入ってきているのです。

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    そして、かつてないほどのスケールで企業と企業、さまざまな事業や個人がつながり、壮大なグローバルネットワークを築き「デジタル・エコシステム」が形成されていきます。先進的な企業は、このデジタル・エコシステムの活用によって他社との協業・共創を実現し、より大きなステージでのビジネスチャンスを生み出すことに目を向けています。

    さらに、企業がデジタルを活用しビジネスを成長させる上で重要視されている点。それは、新たなビジネス創出で得た情報を、基幹システムの情報と組み合わせ、スピーディに業務へ反映し即効果をもたらすことです。つまり、人やモノがつながり新たなビジネスを創出するシステム「SoE」と従来の業務処理を行う基幹システム「SoR」のシームレスな連携の実現です。

    例えば、店舗に設置されたセンサーやソーシャルで収集した買い物客の購買行動の情報(SoE)を、生産管理システムにリアルタイムに反映させて生産効率を上げる(SoR)といった取り組み。またその他にも、IoTデバイスを活用して部品を管理する製造業や、モバイルアプリケーションを活用する金融業など、SoEとSoRの連携は高いビジネス効果をもたらしはじめています。
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    (注)「SoE」(System of Engagement): 人やモノとつながり、ビジネス変化や成長に柔軟に対応しながら、新たなイノベーションを創出するシステム
    「SoR」(System of Record): 企業における販売管理や生産管理、会計など、企業内のデータを正確に記録し、業務処理を行う基幹システム

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  2. shinichi Post author

    (sk)

    なぜ Internet of Things (IoT) の先の Internet of Everything (IoE) まで書かないのだろう。

    富士通の顧客が遅れていて、まだ IoT さえわかっていないのに、IoE などと言って混乱させてはいけないという配慮なのか。

    一つ目の図の出典元とされる CISCO のドキュメントは IoE の説明で、IoT が100億で IoE が500億なのに、富士通のほうではモバイルインターネットが100億で IoT が500億になっている。

    どうも納得がいかない。

    もしかしたら富士通は CISCO の言っていることに賛成していないのではないか。そうとしか思えない。

    Reply

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