伊東俊太郎

ヨーロッパの研究者の間には、西欧文明がアラビアから大きな影響を受けたなんてとんでもない、という気持ちがあるように思います。アラビアなんて石油だけの国ではないか、そこの文明からいろいろなものをもらって自分たちの文明に基盤が出来たなどということがあってたまるかという自尊の念がどこか頭の端にあって、それで、そうした事実をひたかくしに隠すか、隠しきれなければ、それを最小限度に押さえるとか、過小評価してしまう、あるいはその文脈をそらしてしまうというようなことがあると思うのです。

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