Category Archives: perception

Sabine Hossenfelder

To find the way forward in the foundations of physics, we need results, not null-results. When testing new hypotheses takes decades of construction time and billions of dollars, we have to be careful what to invest in. Experiments have become too costly to rely on serendipitous discoveries. Beauty-based methods have historically not worked. They still don’t work. It’s time that physicists take note.

Quantum chromodynamics (QCD)

In theoretical physics, quantum chromodynamics (QCD) is the theory of the strong interaction between quarks and gluons, the fundamental particles that make up composite hadrons such as the proton, neutron and pion. QCD is a type of quantum field theory called a non-abelian gauge theory, with symmetry group SU(3). The QCD analog of electric charge is a property called color. Gluons are the force carrier of the theory, just as photons are for the electromagnetic force in quantum electrodynamics. The theory is an important part of the Standard Model of particle physics. A large body of experimental evidence for QCD has been gathered over the years. In simpler words, quantum chromodynamics is the process of quarks that possess a color charge, exchanging the strong interaction via trading gluons to form nucleons (i. e. protons and neutrons).

武田恒夫

絵画の真体と草体とは、画法における明晰と非明晰、謹直と粗放、硬と軟、静止と動勢、用筆と用墨といった対概念で整理されている。

Kazuo Ishiguro

I think I’m in a privileged and relatively protected position because I’m a very established author and I’m the age I am. I have a reputation. Perhaps it’s an illusion but I think I’m protected.
I very much fear for the younger generation of writers and what I’m concerned about is that there [is] self-censorship going on and that they would not produce the works that they really want to produce, or that they would have produced and that we would really value, because there is a fear that they’re going to get trolled or they’re going to get cancelled or there’s going to be some sort of anonymous lynch mob that will turn up online and make their lives a misery
Novelists should feel free to write from whichever viewpoint they wish, or represent all kinds of views. Right from an early age I’ve written from the point of view of people very different from myself. My first novel [A Pale View of Hills] was written from the point of view of a woman. (But) I think there are very valid parts of this argument about appropriation of voice, we do have the obligation to teach ourselves and to do research and to treat people with respect if we’re going to have them feature in our work.

評価

ジョン・F・ケネディの大統領就任演説のなかに
 国があなたのために何をしてくれるのかを問うのではなく
 あなたが国のために何ができるかを問うてほしい
という有名な一節がある
ジョン・F・ケネディは言われているような平和主義者ではなく
個人よりも国家に優位性があると考える国家主義者ではないのか
国家を他の全ての価値に優先させようとした人を評価していいのか
でも そうは言っても ジョン・F・ケネディは過去の人で
アメリカ合衆国の人で 今でも人気があって
だから 僕は なにも言わない

毛沢東は共産党・労働者党代表者会議での演説で
 核戦争になっても構わない 世界に27億人いる 半分が死んでも半分が残る
 中国の人口は6億だが半分が死んでも3億が残る 我々が恐れることは何もない
と言った
毛沢東は言われているような偉大な革命家ではなく
経済や社会や文化や外交を破壊しただけのした人ではないのか
政策によって数千万の犠牲者を出した人と言っていいのではないか
革命を他の全ての価値に優先させようとした人を評価していいのか
でも そうは言っても 毛沢東は過去の人で
中華人民共和国の人で 今でも崇められていて
だから 僕は なにも言えない

山中伸弥は
 体を構成するすべての組織や臓器に分化誘導することが可能で
 再生医療と創薬を可能にするiPS細胞を作り出した
ということでノーベル賞を受賞した
山中伸弥は言われているように偉大な科学者だけれど
だからといって 批判したり悪く言ったりする人がいないのは異常ではないか
人の領分を超えて神の領分に立ち入ってしまった人を評価していいのか
誰も生命倫理のことを言わないけれど 病気が治ればそれでいいというのか
でも そうは言っても 山中伸弥は偉大な人で
日本国の人で 誰からも尊敬されていて
だから 僕も 生命倫理を話題にしない

数学礼賛

この世のことはすべて数式で説明できると
 信じている科学原理主義者たちが
  この宇宙は数学で作られているとか
  素粒子の世界から宇宙までを
   説明できる数式があるとかいって
数学の優位性を説く

それとはまったく関係のないところで
 鳥や魚の群れの形や動きや
 雲のかたまりの動きや
 海岸に打ち寄せる波の形を
  コンピュータを使ってシミュレートしたりして
数理モデルの有用性を説く

天気予報の数理モデルだとか
経済予測の数理モデルだとかの
シミュレーションが
スクリーン上にきれいに映し出され
挙句の果てに
皮膚科学の数理モデルなどといって
敏感肌や肌の老化やアトピー性皮膚炎のシミュレーションが
わけのわからない映像で示される

数学を持ち出して
コンピュータ・シミュレーションと融合し
スクリーン上にきれいな映像を映し出せば
どんな胡散臭いものも もっともらしくなり
間違ったものも 正しく感じさせてしまう

誰もわからないイカサマの数式と
何の根拠もない数理モデルとで
大儲けしている人たちを
誰も笑いはしない

錬金術師たちは 金を生み出すという夢を売り
科学者たちは 科学という宗教を広める
この世は どうせ いい加減
真面目な顔で嘘をつく

人はあまりにも純だから
神を信じ 科学を信じる
信じてはいけないものには
気をつけないといけない

僕は君を信じる
君も僕を信じる
それだけでいい

あさましさ

抗がん剤は時代遅れ?アメリカは抗がん剤を使わない治療にシフトしている
というウェブページを見つける

アメリカなどでは、3大治療から免疫や遺伝子医療などの代替療法などにシフトしつつあり、がんの死亡者数が過去20年間で22%以上も減少しています。逆に、3大標準治療に頼りきりの日本では年々がんの死亡者数が増えてきているがん大国になってしまっています。
保険診療を行っている大病院の医師に「最後まで諦めないでなんとかお願いします」と頼むことは、寿命を縮める結果になってしまっているかも知れません。
世の中には、保険診療外ではありますが、副作用がなく、高い効果の見込める治療がいくつも存在しています。今おこなっている治療に疑問を感じたら、患者様を苦しめる結果になる前に一度他の治療を選択肢に入れることをお勧めします。

と書いてある

医学の一部は もう長いあいだ
信じるか 信じないかという
宗教のようになっている
いや 正確に言えば
儲かるか 儲からないかが大事な
宗教ビジネスになっている

研究に没頭する多くの医師たちの脇に
他人の命を弄ぶ医師たちがいて
腕には高級時計が光り
胸ポケットには高級ボールペンが何本も刺さり
ガレージには高級外車が何台か駐車し
豪華マンションには高級家具が置かれ
医学の進歩が それらを支えている

命を弄ぶ医師たちを垣間見て
人間のあさましさを感じる

水の色

私たちは波に囲まれている

寄せては返す海の波
風が作り出す草の波
地面を伝わる地震の波
空気を震わせて伝わる音
そして電磁波

電磁波は研究しつくされ
波長の長いほうから短いほうに
つまり 周波数の低いほうから高いほうに
電波 光 X線 ガンマ線 と分類されている

電波は 長波 中波 短波 マイクロ波 などに分類され
光は 赤外線 可視光線 紫外線 に分類され
可視光線には細かな名前が付き
赤外線に近いほうから
赤 橙 黄 緑 水色 青 紫 などいわれ
みんなで わかったつもりになっている

ものすごい量の波が
目の前を行き交っているらしい
私たちは そのほとんどに
気付くことがない

電波も X線も ガンマ線も
紫外線も 赤外線も
見えないし
感じることがない

一定の周波数の波だけが
可視光線と呼ばれ
眼で検知され
色として認識される

木の葉は赤色を吸収し
緑の光を反射するから
緑に見え
木の葉の色は緑ということになる

水は赤い光をほんの少し吸収するけれど
光を通しやすく反射させることはないので
赤い成分が取り除かれた光が
つまり青い光が 認識される

ただ 吸収される赤い光はわずかなので
少量の水は無色透明に見え
水深が数メートルある所なら
大量の水は青に見える

空の色の反射も無視できない
青い空の下では海も湖も青
夕焼けが反射すれば
水は赤く染まる

目の前の水は透明だし
海や湖の水は青く見える
絵の具の水色は薄い青
心の中の水色はどこまでもきれいだ

君に段だら縞の水の色を
見せてあげたい
時々刻々変わる段だら縞を
一緒に見ていたい

反ニュートリノ

粒子があると反粒子があるという
粒子と反粒子は
質量や寿命などの性質が同じで
電荷のプラスとマイナスだけが反対
そんなことを信じろという

粒子が反粒子と衝突して
質量がエネルギーに変換され
粒子と反粒子が消えるが対消滅
逆に
エネルギーが質量に変換され
粒子と反粒子が生成まれるのが対生成
そんなことらしい

粒子から作られるのが物質で
反粒子から作られるのが反物質
エレクトロンの反粒子はポジトロン
プロトンの反粒子はアンチプロトン
水素はプロトンとエレクトロンからできていて
反水素はポジトロンとアンチプロトンからできている
そんなことを鵜呑みにすれば いい生徒といわれ
なんだかなあと思えば ろくでなしといわれる

宇宙は138億年前のビッグバンで誕生したという
宇宙には始まりも終わりもないという人もいる
愛に始まりと終わりがあるように
生命に始まりと終わりがあるように
宇宙にはきっと始まりと終わりがあって

すべては
たくさんの愛の始まりと終わりからできていて
そして すべては
たくさんの生命の始まりと終わりからできていて
だから すべては
たくさんの宇宙の始まりと終わりからできている
そう
宇宙はきっとひとつではない
私たちが知っている宇宙は
138億年前に生まれた
そして
私たちが知らない宇宙が
今日生まれていてもおかしくはない

私たちの想像は限られていて
宇宙のどこかに
人のような生命体がいると期待する
そんな確率は限りなくゼロに近いのに
多くの人たちが同じことを期待している
そして
多くの人たちが同じことを信じている
宇宙が138億年前に生まれたと信じている
反物質なんていうものを信じている

科学を信じている人のなかには
宗教を否定する人が多いが
知ることができないことを
信じているということでは
科学も宗教も同じだ
ニュートリノが何なのかわからないのに
ニュートリノと反ニュートリノのことを
まじめな顔で話す人は
神のことを
どれだけ知っているのだろう

僕は神を信じない
僕は科学も信じない
愛も信じない
永遠も信じない
そして正直なところ
なんにもわからないけれど
でも僕は 君が好き
とってもとっても 君が好き

色名

ひとつの色の色域は広い
他の色の色域も広いだから色域は重なり合う
書物に材料や薪の数まで記されていたからといって
色が一定になるわけではない

深紫や浅紫という色は
紫草の根を何度も繰り返し染めることで得られる
『延喜式』には
  深紫を染め出すのに 織物二反に 紫草 18kg を使い
  浅紫を染め出すのに 織物二反に 紫草 3kg を使う
そう書いてある
  媒染剤には 赤みを出すため椿の灰を使い
  染液は 青みを抑えるために 60℃ に加熱しながら染める
そうも書いてある
だからといって
その通りにやれば 同じ色が出るわけではない
深紫を出そうとして滅紫が出てしまったり
浅紫を出すはずが半色が出てしまったりなどということが
よくあったに違いない
媒染剤として 椿の灰の代わりに明礬を使えば
色合いは違うものになるだろうし
時が経てば色の標準は変わるだろうし
絶対的な色は なかったに違いない
ある本には
深紫は黒紫と同じ色だと書いてあり
別の本には
黒紫は深紫に比べてより黒いと書いてある
深紫と黒紫が同じかどうか
もう誰にもわからない

色名は自由に使われ
その割には皆が色名から同じような色を想像してきた
そうはいっても
色名が使われるなかで 色は変わり続け
時には違う色になってしまった

人もまた時とともに変わる
変わるのは色だけではない

赤いクレヨン

戦して赤いクレヨンもなくなりぬ
という
石牟礼道子さんの575があって
そうか
紙が白かったから
日の丸の旗を描くのに
白いクレヨンは要らなかったんだって
赤いクレヨンがあれば良かったんだって
そんな基本的なことに気がついた

もしも
紙っていう紙がみんな黒かったら
インクはやっぱり白かなとか
そして
白いクレヨンがたくさん要るなって

ところで
新聞紙の色は厳密にいえば白ではない
っていうことにはじめて気づいた
そんなこと
気にしたことがなかった
白色度が低い用紙という言い方をするらしい
真っ白でなくても
新聞の紙面に日の丸を印刷しようとしたら
やっぱり赤いインクがたくさん要る

いや まて
「国旗及び国歌に関する法律」によれば
日章は紅色とされていて
赤ではない
紅は「くれない」なのか「べに」なのか
そんなことさえわからないけれど
とにかく赤色ではない
日の丸を印刷しようとしたら
紅色のインクがたくさん要る

色というのは不思議なもので
紅色といっても同じ色は出せない
色を載せるのが紙か布かで違ってくるし
紙の質や布の種類によっても違ってくる
使うコンピュータやプリンターによっても違う
頼む会社によっても違うし
人によっても違う

石牟礼道子さんが代用教員をしていて
子どもたちに日の丸を描かせたとき
紙が白いかどうかとか
クレヨンが赤いかどうかなんて
考えなかったに違いない
白い紙は白
赤いクレヨンは赤
そのことに疑問を持つ人はいなかったに違いない

白い紙は白 ダーティーホワイトも白
赤いクレヨンは赤 紅色も赤
それでいい

マクロとミクロ

マクロで考える人がいる
大きなことや広い範囲のことが得意で
国や世界や地球のことを考え
未来を憂う

ミクロで考える人がいる
身近なことや狭い範囲のことが得意で
家庭や町や地域のことを考え
現状を嘆く

マクロで ものを考えると
細部には目が行き届かない
違った考えをすくい上げることができないし
そもそも
ひとりひとりの心がわからないふりをして
マクロで ものを考えている

ミクロで ものを考えると
全体には目が行かない
総意に合意して それに従うことができないし
そもそも
全体のことはわからないという顔をして
ミクロで ものを考えている

マクロで考える
大きく考える
長期的な最適化と長期的な方策で
短期的な可能性を放棄する
壮大なスケールで考えることができるから
地球の環境や国の経済が落ち着いてゆく
でも
やりたい事が大きすぎて 人を忘れ
何にも手が届かずに 現実から離れる
そうはいっても もしかしたら
世界を大きく変えられるかもしれない
長期的なことや不可能にみえることを変えられるかもしれない
たとえそれが理想にすぎなくても

ミクロで考える
小さく考える
短期的な最適化と短期的な方策で
長期的な可能性を放棄する
それぞれのことを丁寧に分析するから
ひとつひとつのことは見事に進む
でも
なにをしてもそのことにしか適用できず
汎用性も応用性もない
そうはいっても もしかしたら
自分のまわりを大きく変えられるかもしれない
今日のことや明日のことを変えられるかもしれない
たとえそれが幻想だとしても

マクロでものを考えて
みんなが地球の環境のことばかり考えていたら
街角のゴミやビルの汚れは忘れられて
街はどんどん汚くなってしまう
地球がきれいになるのだから
それでいいのだと思っていても
身近な景観が損なわれ 安らぎが失われるのはつらい

ミクロでものを考えて
みんなが身近な環境をきれいにしていたら
どこか遠くにゴミの山ができて
とんでもない汚染が拡がってしまう
自分の身近がきれいだから
それでいいのだと思っていたら
汚染が自分のところにまで拡がってきてしまう

マクロでものを考えて
世界が良くなるようにとばかり考えていたら
自分の地域が貧しくなって
貧しさによる不安定が地域を覆ってしまう
世界が良くなったのだから
それでいいのだと思っていても
不安定が自分のところに拡がるのはつらい

ミクロでものを考えて
自分の地域だけを良くしようとしていたら
遠くの国にひずみが出てきて
貧しさによる不安定が拡がってしまう
自分の地域が良くなったのだから
それでいいのだと思っていたら
不安定が自分たちのところまで 押し寄せてきてしまう

マクロでものを考える人は
ミクロの人が作る里山を
本当の自然ではないといって批判する

ミクロでものを考える人は
マクロの人が言う気候変動を
ありもしないでっち上げだといって批判する

マクロでものを考える人は
ミクロの人の経済活動を
理論に合わないといって批判する
マクロでものを考える人が ミクロのことをしようとすると
小さなことに分厚い提案書を書くなんていう
トンチンカンなことをする

ミクロでものを考える人は
マクロの人の経済理論を
後付けの説明でしかないといって批判する
ミクロでものを考える人が マクロのことをしようとすると
貧しい国の可哀想な子どもの里親になるなんていう
トンチンカンなことをする

東アジアの人々は
マクロでは豊かでもミクロでは貧しく
地中海の人々は
ミクロでは豊かでもマクロでは貧しい

マクロとミクロは
どこまでいっても交わることがない
まるで 豊かな人と貧しい人 みたいに
まるで 女と男 みたいに

日々の暮らしは
マクロもミクロも関係なしに
続いてゆく

宝くじのような社会

宝くじは買わなければ当たらない
という
でも
宝くじは買っても当たらない

宝くじの売り上げのうち
当選者に支払われるのは 46.5% だから
確率論からいえば 5億円当てるためには
10億7500万円以上の宝くじを買わなければならない
でも実際には
1等と前後賞との5億円を当てるには
10億7500万円では十分でない

宝くじの番号は組と番号でできていて
組は01~100組までの100通りで
番号は100000~199999番までの10万通りで
01組100000番から100組199999番までの1ユニットは1000万枚
1枚300円だからもし全部の番号を買ったら30億円かかる

1等と前後賞との5億円を当てるのに
23組130916番と23組130915番と23組130917番の3枚の宝くじを買うために
30億円も用意しなければならないのだ

こんなに割の悪い話なのに
街中の宝くじ売り場に行列ができて
みんなが一攫千金を夢見る
当たらないのに当たると信じて
宝くじは買わなければ当たらないと言いながら
宝くじを買う

考えてみれば 私たちの社会も似たようなもので
働きに出て行った人の一年間の売上高は2000万円
そのうち給与やボーナスで貰えるのが500万円
こんなに割の悪い話なのに
学校を卒業した人たちは先を争って就職し
仕事を失えばハローワークに列を作る

働かなければ生きていけないという社会で
仕事はどんどん AI に奪われて
働きたくても仕事はなくて
仕事がないと生きていけなくて
2000万円売り上げて貰えるのは
500万円から400万円になって
400万円から300万円になって
それでも私たちは生きていく

宝くじには
買わないという選択もあるけれど
就職は
しないという選択はなかった

これからはきっと
かすめ取られるために働くことはなくなって
就職をしないのも変でなくなって
宝くじのような社会はなくなって

とここまで書いて
そんなことは起きないだろうなあと思っている私がいる

物語のなかの真実

ハッピーエンディングは
ハッピーなエンディングなんかじゃなく
ハッピーエンディングは
ハッピーはエンディングなのかもしれない
ハッピーエンディングのあとは
ずっとハッピーが続くって思ってたけど
ハッピーエンディングのあとの長い時間が
ずっとハッピーだなんてありえない
ハッピーエンディングは
終着駅なんかじゃなくて
ハッピーエンディングは
乗換駅でしかないんじゃないか

ハッピーエンディングのあとの
日常は長く
ハッピーエンディングのあとに
見るものは違う
ハッピーエンディングの前に
見えなかった現実が
ハッピーエンディングのあとには
次から次へと押し寄せる
血の繋がった人たちも
血の繋がらない人たちも
問題を持ってやってくる
病気 怪我 家事 育児
教育 労働 介護 お金
問題の種は限りなく
乗り越えなければならないことが
ハッピーエンディングをぼやかしてしまう

ハッピーエンディングは
ハッピーなエンディングなのか
ハッピーはエンディングなのか
映画のなかの主人公たちの
ハッピーエンディングのあとの時間は残酷なほど長い

ハッピーエンディングは
始まりなのか
終わりなのか
なにかの終わりは他のなにかの始まりだから
ハッピーエンディングはやっぱり乗換駅というしかない

日常の繰り返しのなかに
喜びを見出すことのできる人だけが
ハッピーエンディングを超えていく

ハッピーエンディングとは縁のない
しあわせもある

異なる認識

どの宗教もインチキだと思うから
言っていることが嘘に思えるから
指導者が嘘つきに見えるから
だから世界中の人たちが敵になる

どの政府も酷いなあと思うから
やってることが汚いと思えるから
指導者がイカサマ師に見えるから
だから世界中が敵ばかりになる

どの宗教も信じることができて
どの政府も正しんだと思えたら
世界中の敵は味方になって
世界中の人たちは友だちになる

でも実際はなにも信じられなくて
なにも正しいと思えなくて
世界中は敵ばかりで
友だちはどこにもいない

信じるっていう言葉を表面的に使い続けると
信じていることが人それぞれ違うってことを忘れてしまう
自分の信じていることを話すだけなら
話す意味なんて最初っからない

思うっていう言葉を表面的に使い続けると
思っていることが人それぞれ違うってことを忘れてしまう
自分の思っていることを伝えるだけなら
分かり合えるはずもない

信じるってことをぼやかして
どんな思いも閉じ込めて
あいまいな微笑で人に会い
友だちのふりをする

隣には君がいて
それ以上はなんにも望まないと
他に友だちはいらないのだと
会心の笑いを、君に

Markus Gabriel

When, at a closer glance, so many objects are questionable, when all knowledge seems to be clothed in a kind of deep unknowing, why do we still place any trust at all in reality as it appears to us, in the world in which we seem to live?

小笠原隆夫

ある大企業で上級の管理職をされていた方が定年でリタイヤされ、その後すぐに住んでいる地域の自治会運営に関わることになりました。しかし周囲の人からあっという間に総スカンで嫌われてしまいました。大きな組織をまとめていた経験をお持ちで、人望もあろうはずなのになぜなのか・・・。
何をしたかというと、自治会に参加してすぐに「君はあれをやって!」「あなたはこの担当で」「これはこうすべき」などと矢継ぎ早に周りの人に指示命令を発して仕切りだし、なおかつ自分は実際の作業には手を出そうとしなかったそうです。
この場面だけを見れば「そんなことすれば、そりゃあ嫌われるでしょう」と思いますが、実は大きな組織で大人数をまとめている管理職の仕事って、これと同じようなことが多いのではないでしょうか。この元管理職の方も、それまで仕事でやっていたことと同じペースで、当たり前の感覚で動いた結果だったようです。
勘違いしがちなのは、指示される側は「職務上の立場として指示命令に従っている」ことが圧倒的に多いのに、指示する側は「自分は尊敬されている」「能力を認められている」「信頼されている」など、人として全面的に認められていると思い込んでいたりすることです。

Niall Ferguson

The roots of discontent with global capitalism run deep, according to the historian. By looking back, business leaders can get a clearer view of what’s coming.
Capitalism is in crisis, as usual. There will always be people questioning the legitimacy of the system. As Joseph Schumpeter wrote in Capitalism, Socialism and Democracy, published in 1942, capitalism has at its heart creative destruction, and that creates pain; it creates losers. This is the normal state of affairs, and we shouldn’t be surprised that it’s going on.
Without the financial crisis, the trends that were increasing income inequality might have led to some kind of political backlash. But trends often need a crisis to bring them to the forefront of people’s minds.

石田ゆり子

水泳って、自分しか闘う相手がいないスポーツなんです。並んで泳いでいても、泳いでいる最中は周りの人は目に入らないし、誰かと会話ができるわけじゃないし、そもそも息が苦しいし。たとえば泳いでいる途中に足がつってパニックになったら、溺れ死んでしまうことだってある。『どうして私はこんなに必死で泳いでいるんだろう?』って、いつも思ってました。泳ぐことの何が面白いのか、まったくわからない。そのくらいつらかった。
水泳は個人競技ですが練習は団体。20人くらいが一緒に同じレーンで泳ぐのですが、例えば50メートルを20本のインターバルなら全員がベストタイムプラス1秒で泳がなければいけない。連帯責任で全員が一本追加される。もし自分がクリアできなかったら、みんなに迷惑をかける。もしくはその逆もあるわけで、誰をも責められない。自分がベストをつくしてあとは仲間を信じるしかないんです。
幼心に、〝苦しいのは自分だけじゃないんだ〞ってこと、〝自分には心から信じられる仲間がいるんだ〞と思えたことは、私にとって、宝物のような経験になりました。肉体的にはつらかったけれど、嫌な思い出ではまったくない。あのときのことを思い出すと、本当に宝石みたいなキラキラとした透明な感情が、そのまま蘇ってきます。

Bruce M. Boghosian

  • Wealth inequality is escalating in many countries at an alarming rate, with the U.S. arguably having the highest inequality in the developed world.
  • A remarkably simple model of wealth distribution developed by physicists and mathematicians can reproduce inequality in a range of countries with unprecedented accuracy.
  • Surprisingly, several mathematical models of free-market economies display features of complex macroscopic physical systems such as ferromagnets, including phase transitions, symmetry breaking and duality.

ギャンブル依存症患者

コロナコロナ言うけれど、他の感染症だって怖い。結核患者は都内で年間3千人出てるって聞いた。インフルだってある。夏になったらデング熱。気にしていたら、キリがない。俺はこの年になって、コロナにかかろうが何だろうが気にしなくなった。がんだってこわいし、他の病気にかかるリスクもあるからね。なる時はなるし、ならない時はならない。すべては自己責任。かかったら人生終わりだけど、かかるかどうかもギャンブルだよ。

Tomas Sedlacek

Man has always striven to understand the world around him. To this end he was helped by stories that made sense of his reality. From today’s standpoint, such stories often seem quaint—much as ours will appear to the generations that follow. However, the secret power of these stories is profound.
One such story is the story of economics, which began a long time ago. Xenophon wrote around 400 BC that “even if a man happens to have no wealth, there is such a thing as a science of economics.” Once upon a time, economics was the science of managing a household, later a subset of religious, theological, ethical, and philosophical disciplines. But, little by little, it seems to have become something quite different. We may sometimes feel that economics has gradually lost all of its shades and hues to a technocratic world where black and white rule. But the story of economics is far more colorful.

トーマス・セドラチェク

経済が好調で成長しているときは、経済学という学問の能力を疑う理由はなさそうに見える。だが子供が成長するのは医者のおかげだろうか。医者は、役に立つかどうかはともかく、いろいろと助言することはできるだろう。しかし子供が健康なときには、名医と数医者のちがいはさほどはっきりしない。病気のとき、あるいは危機のときになって初めて、よい医者、よい経済学者は見分けがつくようになる。
ときに経済学は、社会科学の女王と言われることがある(そう言うのは経済学者が多い)。経済学者は近年のグローバル経済の成長に浮かれるあまり、危機の際に経済学がどれほど役立たずだったかを完全に忘れている。危機になると、モデルは機能しなくなる。うまくいくときはうまくいくし、うまくいかないときはいかない……では、いまはどちらなのか。
危機のときは、変化が激しく、かつひんぱんに起きるため、標準的な数学モデルは使い物にならない。モデルの解釈にあたっては、十分に長期的なスパンで見ると同時に、過去の実績や直観にも頼る必要がある。アナリストが「モデルはこういう結果を示しているが、しかし私の考えでは……」と言うのをたびたび耳にしたことがあるだろう。モデルは直観で補う必要があるのだし、そのことを認めなければならない。

最果タヒ

人と人との関係に共感はそこまで重要だろうかと思う。他人は全く違う人生を生きて、わかるわけもないことを考えているからこそ、私は私でありあなたはあなたであるということを、大切にできる気がしている。もっと、相手がそこにいること、そのこと自体を愛おしく思えるようになれたらいい、そんな感覚で満たされたらいいとずっとずっと思っている。

Mukesh K. Jain, Tadataka Yamada, Robert Lefkowitz

Physician-scientists are among the most highly trained investigators in the research enterprise. Their efforts will be crucial to improving health care. Our world needs a growing, corps of professionals who bring a human understanding of patients to medical research, and a researcher’s expertise to improving patients’ lives.
We need to ensure that the brightest young doctors can contribute to further advancements in their field, or we risk stalling the engine that consistently delivers better medicine, longer lives and a stronger economy for Americans and people around the world.

David A. Schwartz

Attributes Physicians Scientists
Approach to knowledge Application Discovery
Cognitive focus Unique features of
a patient or illness
Generalizable principles of
a discovery
Decision making Rapid Reserved
Adherence to accepted standards of practice Almost always Almost never
Expert opinion Respect authority Question authority
Response to mistakes Risk management
review
Basis for potential breakthroughs
Basis for remuneration Efficiency and
effectiveness
Creativity and entrepreneurship

David Pisetsky

The term physician-scientist is one of those compound words that has been created to unite disparate elements. Our language has others: student-athlete, warrior-statesman and player-coach. The hyphen is a convenient way to keep the words together, but the hyphen cannot obscure the inherent contradictions that fight within. At that core, physicians and scientists (just like students and athletes) can be worlds apart. Becoming a physician-scientist demands a union that can take years to forge and is often tenuous and unnerving. The compound words I noted have two interesting features. The first is that each describes a person of action—physician, athlete, warrior, or player—in conjunction with a person of thought—scientist, student, statesman, or coach. The second feature is that the order of the two words seems to matter, and, in all but one case (student-athlete), the action person precedes the thought person.

櫻井よしこ

一党独裁体制の下では必ずといってよいほど、国民の命も幸福も、社会の安寧も、軽んじられる。社会を蝕む異常や不条理に関する情報はみな隠される。国民生活は息苦しくなり、弱い人ほど苦しめられる。党や国の面子の前に、多くの国民は命さえ奪われる。これが一党独裁国家の現実である。
こんな悲惨な状況に陥ったことについて、習氏の責任を問う声はまだ大きくはない。共産党にとって自らの生き残りのためにも今はウイルス制圧が最優先であり、指導者の責任を問う余裕はないのであろう。しかし、ウイルスは共産党の土台を深く切り崩しつつある。中国経済が壊滅的影響を受けつつある。米中貿易戦争で成長が鈍化していたところをウイルスに襲われ、中国経済は凍結されてしまった。中国共産党の力の源泉は経済成長による富の分配にある。それができなくなったときの中国国民の怒りには烈しいものがあろう。下からの革命で政権を倒してきた中国の歴史を振りかえれば習近平体制の展望は暗い。

DutchNews.nl

Prime minister Mark Rutte caught an audience of Canadian high school students by surprise when he advised them to ‘just say no’ to cannabis.
Despite the Netherlands’ international reputation as a forerunner of permitting the controlled use of soft drugs, Rutte told a gathering in Ottawa that ‘no first use’ was the best policy.

クローズアップ現代+

小中学生の不登校が4年連続13万人を超え、画一的ではない教育を模索する動きが本格化し始めている。そのなかで注目を集めているのが、生まれつき高い知能(IQ130以上が目安)や才能を持つ「ギフテッド」と呼ばれる若者たち。マーク・ザッカーバーグ、ビル・ゲイツなども“ギフテッド”とされ、米国などでは国家の教育支援を受けている。今回番組では、日本国内のギフテッドにアンケートを実施。すると、才能を秘めた若者が「生きづらさ」を抱えている現状が明らかになった。

Hampshire Workspace

(What would you say is the biggest misperception people have of you?)
Some people perceive me as being whatever which isn’t true but all perceptions are valid and I realise I have to work hard to show that I’m not.

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Perceptions aren’t about facts. The customer is always right, even when they’re wrong. If your customer has an unfavourable view that is not based on facts, it doesn’t matter that you can prove them wrong. What matters is to understand how they came to that view.

泉鏡花

色といえば、恋とか、色情とかいう方面に就いての題目ではあろうが、僕は大に埒外に走って一番これを色彩という側に取ろう、そのかわり、一寸仇ッぽい。
色は兎角白が土台になる。これに色々の色彩が施されるのだ。女の顔の色も白くなくッちゃ駄目だ。女の顔は浅黒いのが宜いというけれど、これとて直ちにそれが浅黒いと見えるのでは無く、白い下地が有って、始めて其の浅黒さを見せるのである。
色の白いのは七難隠すと、昔の人も云った。しかしながら、ただ色が白いというのみで意気の鈍い女の顔は、黄いろく見えるような感がする。悪くすると青黒くさえ見える意気がある。まったく色が白かったら、よし、輪郭は整って居らずとも、大抵は美人に見えるように思う。僕の僻見かも知れぬが。
同じ緋縮緬の長襦袢を着せても着人によりて、それが赤黒く見える。紫の羽織を着せても、着人によりて色が引き立たない。青にしろ、浅葱にしろ、矢張着人によって、どんよりとして、其の本来の色を何処かに消して了う。
要するに、其の色を見せることは、其の人の腕によることで、恰も画家が色を出すのに、大なる手腕を要するが如しだ。

想田和弘

「ホロコーストは捏造だ」というデマを飛ばすAと、Aに対して「デマをやめろ」とたしなめるBがいて、AとBが激しく言い合いを始めたとする。すると必ず「どっちもどっちだな」と両方を非難するCが出てくる。この場合、Cは「中立」ではない。明らかにAに加担している。
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マスメディアの両論併記は、実はこのCに当たる場合が多い。形式的には中立公平なように見えるけれども、実はAに加担している。しかもそのことを記者も自覚していない。公平な記者が本当にやるべきことは、Aの嘘を暴くことですよ。

男と女の恋愛心理学研究

美人は三日見ると飽きるが、ブスは三日見ると慣れるという俗言がある。男性はあまりに綺麗すぎる女性と一緒にいると、緊張しすぎて寿命が縮むというデータもある。
周囲の友人を見渡してみると、一番モテる層にいる人、彼氏や彼女が途切れない男女の特徴として容姿が平均以下のようなところがある。異性にモテるのはこのレベルの人です。
繰り返し会うことで、相手の行動や考え方が理解でき予測もつきやすくなる。そうすると親密な間柄になり、傍にいても空気のように気にならなくなる。慣れるのは時間次第です。見た目が悪く、まったく興味が無い脈なし女性に対してでも、しばらくしてその心根の優しさや面白さがわかってくると「おっ」と感じ、好きになってくる。下手に容姿が優れていると、ハードルが高くそれに見合った能力が無ければ失望されてしまうこともあります。少し性格が悪かったりつまらないと、「顔だけね」なんて見限られることも多いのです。結婚が早いのは美人や可愛いタイプよりも学校のクラスで真面目であまり異性と縁がなかった女性です。

小野寺系

権力を行使して人々を従わせ、愛情や奉仕を強要しなければ、それを得られない女王は、なんとみじめなのだろうか。国家の中枢、権力の頂点に位置するのは、そんなみじめな人間たちなのである。
だが本作は、このような古い政治体制を笑っているだけではないはずだ。世界的に経済格差が拡大する現在の社会の中では、権力の固定化が強まっている。実際に政治を動かすのは、往々にして庶民の生活とは縁のない上流の側の人々である。そんな生活を送っている人間の社会観は、えてして本作のそれと変わらないのではないのか。
そして本作が真に笑っているのは、彼女たちを滑稽だとも、哀れだとも感じる我々が、自分たちの社会だけはまともな仕組みで運営されていると思いこんでいる、甘い認識なのかもしれない。その意味で本作は、やはり笑えない悲劇なのだ。

くまのお気楽日記

谷をまたいで張られたホースを遠くから見ると、ホースの表面から離れられない蟻が歩く次元はホースの長さの方向に沿った左右の次元一つしかない。肝心なのは遠く離れた視点から見ると、長いホースが一次元の物体に見えるということだ。現実にはホースには太さがあり、ズームアップして見れば、ホースの表面に住んでいる蟻が二つの次元(ホースの長さに沿った左右の次元と、環状にホースを巡る「時計回り-反時計回り」の次元)に沿って歩けることがわかる。この例から、空間次元には大きく拡がっておりすぐ目に付くものと、小さく巻き上げられていてずっと認めにくいものがある、とわかる。環状の次元は新たな次元であり、どの点にも上下、左右、前後の次元それぞれが存在するように、拡がった次元のどの点にも存在する、新たな独立した次元だ。しかし「小さい」とはどのくらい「小さい」のか? 1926年クラインは、カルーザの最初の示唆と、量子力学の分野から借りた概念を組み合わせ、環状の次元の大きさはプランクスケールほどでしかない、と計算した。それ以来、小さな空間のなかに新たな次元がある可能性を「カルーザ-クライン理論」と呼ぶ。

トマス・セドラチェク

ゴーレムは、ユダヤ教のラビが語った警告の物語だ。「人間が自分に仕えさせるために作ったものが、あまりに強力な力を持ってしまい、破壊的になることがある」とね。ゴーレムは、テクノロジーやAIのシンボルにもなり得るだろうし、恐らく市場もそうだろう。

ハイエクは、資本主義の古典的な価値に立ち返っていた人だ。今の経済は資本主義ではなく、「成長資本主義」だ。我々は、成長に囚われて資本主義の本当の価値を捨てようとしている。人間的価値より経済成長を優先するなら、それは本当の資本主義ではない。経済成長をするのは素晴らしいが、成長への偏愛は止めよう。このような経済学の根本的な哲学にハイエクが貢献したのは間違いない。ハイエクの思想は、偏った考えの人たちにハイジャックされたのだ。偉大な思想にはしばしば起こることだが。

全ての経済学者は、アダム・スミスに立ち返る。経済学の父だ。アダム・スミスは市場は完全でないことを認めていた。非合理的な人間を統合させることの限界を分かっていた。

Zat Rana

Meaning isn’t externally found or internally created, but it’s more like a real-life drama: acted out, in one space and another, over the course of one period and another, as we live.
Every contextual environment provides an opportunity that is unique to a subject with a particular function and purpose, and meaning emerges when there is a fit between the two.
Nature exemplifies this harmony better than we often do. It creates a life of vitality in the patterns and connections that it places together, organically growing out of its constituents.
At the end of the day, we are animals, living in a particular ecology, with internal drives and motivations, and meaning-making is the process by which we design our own reality.
To leave meaning to either the supernatural or the imagination is limited. Meaning is an act.

Encycolorpedia

The color dirty white with hexadecimal color code #e8e4c9 is a light shade of yellow. In the RGB color model #e8e4c9 is comprised of 90.98% red, 89.41% green and 78.82% blue. In the HSL color space #e8e4c9 has a hue of 52° (degrees), 40% saturation and 85% lightness. This color has an approximate wavelength of 572.45 nm.

Luiz Pereira da Silva

Le football est global et social. En 2018, la Coupe du monde, sa plus haute expression, peut être vue comme une bonne réponse aux tendances protectionnistes, nationalistes et de repli sur soi, en cette période de remise en cause du multilatéralisme et de la coopération entre nations.
Aucun dirigeant, aussi fin démagogue soit-il, ne pourra convaincre un gamin d’un bidonville, d’une favela ou d’une banlieue que, pour mieux protéger son avenir, il est souhaitable de restreindre ses ambitions footballistiques à son seul pays. Les gamins savent bien que se mesurer aux meilleurs du monde constitue le véritable ascenseur social. C’est ainsi qu’ils pourront prouver leur vraie valeur.
Le football est aussi une forme de multilatéralisme : tout le monde joue le même jeu en acceptant et respectant 17 règles très simples. Parfois on gagne, et parfois on perd. Mais c’est sur le même terrain, avec le même ballon rond, avec 11 joueurs de chaque côté. Le respect des règles est transparent. Il y a finalement un arbitrage mutuellement consenti qui est là pour immédiatement sanctionner les fautes. Règles simples et gouvernance juste : n’est-ce pas là le principe d’un vrai multilatéralisme ?

八巻和彦

壮大な転換期に違いない現代の世界を、構造的にとらえ、新しい世界のヴィジョンを描くことは可能だろうか。グローバリズムとナショナリズムの台頭、IT社会と格差社会、大きな物語の崩壊と断片化する知識 ……。

15世紀中世、旧世界の破局を目の当たりにしたニコラウス・クザーヌスの格闘を鏡として、今日のさまざまな破綻の様相を照らす。古い神学体系に抗い、近代への転回を促したとされるクザーヌスの思想の秘密はどこにあったのか。

桐村英一郎

ヨーロッパの西のはずれとアジアの東のはずれに「常若の国」と「常世の国」という似たような名の理想郷があることは興味深い。
熊野は女性原理が支配するところで、イザナミノミコトへの信仰が厚い。その一方で、イザナミの夫君のイザナキノミコトはどことなく影が薄い。
島のケルトも同じだ。アイルランドの神話には女神、地母神がたくさん登場する。そこではキリストの母のマリア信仰、そのまた母といわれる聖アンナへの信仰が不快。アイルランドの古名「エリン」も地母神エリゥに由来する。

Liam Stack

Are you a millennial? Like it or not, you might be. It’s a roughly defined group, but the Pew Research Center tried to impose some order on the chaos.
If you were born between 1981 and 1996, the group said, it will consider you a millennial.
That definition is slightly more restrictive than the one used by the United States Census Bureau, which sets the cutoff years as 1982 and 2000.
But it still may come as a shock to some who considered themselves part of the earlier or later generations, Generation X or … whatever we call people born after 1996.
No one has figured that part out yet: The New York Times tried to crowdsource an answer to that question in January, but the results were inconclusive. The latest cohort is often called Generation Z, but few of The Times’s respondents seemed to like that name.
One thing many of them had in common: They did not want to be millennials. For the time being, however, Pew said it would refer to them as “post-millennials.”

Business Journal

「ルノーと日産の完全な統合の可能性もある」と現地の自動車アナリストは分析しているが、事はそう簡単ではない。
ルノーが日産を完全子会社にするには困難がつきまとう。なぜなら、ルノーにとって日産の企業規模は大きすぎるからだ。“小が大を飲み込む”といったレベルをはるかに超える差がある。
合併の原則から考えると、中長期的に見れば従業員数が多く、さらに稼いでいる側が主導権を握ることになる。つまり、日産が主導権を持つことになる可能性が高い。フランス政府は受け入れられないだろう。
ゴーン氏は、「ルノーの日産・三菱三社連合(アライアンス)は持続可能かという疑問に答えていきたい。ルノー、日産、三菱に加え日仏政府の支持が必要だ」と語った。さらに「フランス政府が株主である限り、日本政府は現在の連合より緊密な構造を認めないだろう」と付け加えた。
ゴーン氏は「フランス政府がルノーの株主である限り、ルノーの傘下に日産を置く可能性も、ルノーが日産を合併する可能性も限りなくゼロに近い」と言いたかったのだろう。それにもかかわらず、ゴーン氏の“天敵”といえるマクロン大統領はCEOの続投を認めた。
「ゴーン氏以外では日産を抑えられないという判断だろう。彼は18年間、日産を支配してきて、すべて思い通りに操れる。フランス政府はゴーン氏を信用していない。ルノーのことだけを考えれば、今回で交代させたかった。しかし、日産をコントロールするためには“重石”が必要と判断した」(日本の自動車メーカーの首脳)
ルノーの17年12月期通期の営業利益は38.5億ユーロ。日産のルノーへの利益貢献は27.9億ユーロで、前期より60.3%増えた。日産がルノーの儲けの7割以上を叩き出しているという、“おんぶにだっこ”の構図はより深化している。ゴーン氏が退任することで、日産に好ましくない動きが出ることを避けたというのが実情だ。

NHK

日本では国宝「桃鳩図」の作者として憧れの対象となった北宋の皇帝・徽宗。美術史に残る傑作を多く残したが、中国での評価は全く異なっている。水滸伝の英雄たちが世直しを求めた時代の皇帝が徽宗。その時代に北宋は滅亡。徽宗は美におぼれて政治をおろそかにした「亡国の天子」として蔑まれてきた。だが最近その実像に新しい光が当たりつつある。黄河畔の農村からは、徽宗の救貧対策の痕跡が発見された。

渡部昇一

 しかし将軍義政はそれにもかかわらず、その八月二十五日には斯波義敏を三国の守護に任命するのだ。三国の守護職で命あり管領家でもある武衛氏の相続者が、女の口ぞえでくるくる変わるのだからひどいものである。
 ところがそれからわずか十日も経つや経たずやの九月初旬、伊勢貞親は「足利義視が期波義廉に味方していますよ」と将軍義政に議言した。これを聞いた将軍義政はその議言を信じ、足利義視を殺そうとした。義視は将軍義政の弟であり、後継者とするために還俗させられていた人間である。そういう重要人物をすぐ殺す気になるのだから将軍義政も軽率だが、それだけ伊勢貞親の言葉は将軍義政に信用されていたことを示す。
 義視は身の危険を知るや細川勝元のところにかけこんだ。「こうした騒動が起こるのも、ひとえに伊勢貞親が怪しからんことを言うからだ」と諸将は連署した文書を将軍義政に出して、伊勢貞親を殺するよう請願した。危険がかえって自分の身に及びそうだと悟った伊勢貞親は近江に逃げ、斯波義敏は越前に落ち、僧季増真薬もいずこにか遊走した。それで将軍義政はこの約十日後に、斯波義廉を越前、尾張、遠江三国の守護に再び任命した。

James Mackintosh

The economic cycle has been turned upside down. Depending where you look, there is strong evidence that the U.S. is in the first stage of recovery, in a long mid-cycle, or even approaching the final stages before rolling over.
No wonder investors are confused. Deciding where the country stands in the cycle is a vital part of putting money to work, determining whether it is best to be in bonds, equities or commodities, and which sectors of the stock market are likely to perform best.

西研

正義という言葉を耳にすると、「正義は相対的なものにすぎない。どこにもほんとうの正義なんてものはないんじゃないか」と思う人もいるだろう。じっさい、イスラエルとパレスチナはそれぞれの正義を掲げて久しく対立しあってきた。アニメのガンダムを例に挙げるまでもなく、一方が全くの正義で他方は全くの悪だ、というような善悪二元論、の図式を、私たちの多くが素朴には信じられなくなっている。
しかしそう思いつつも、残忍きわまる殺人の話を聞くと、私たちは「なんてひどい」と思い、その犯人を捕まえて罰する警察・司法の働きを「正義だ」と感じる。また、検察がきちんとした証拠のないままある人を意図的に犯人に仕立てあげた、という報道があると、「ひどいことをする!」と憤りを感じ、ある人たちがインサイダー取引で儲けたと聞くと「ずるい」と思う。
このように私たちは、正義の基準が時代や社会によって相対的であることを知りつつも、現実のさまざまな行為に対しては、「不正だ!(ひどい・ずるい)」とか「これは正しい」という実感をもつ。このような正義、という現象を、私たちはどのように理解すればよいのだろうか。そして私たちは、私たちの社会の正義としてどのような基準を採用すべきなのだろうか。

盧載鎭

ハリルホジッチ監督は、勝負師だった。W杯進出がかかる大事な一戦。オーストラリア戦に、代表経験の浅いMF井手口をスタメンで送り出した。サッカーを取材して20年以上の私には、理解できない起用法だった。ふと、最終予選初戦のUAE戦でMF大島を代表デビューさせて失敗したことが、オーバーラップした。しかし90分後、私の心配は杞憂に終わった。
これまで、ハリル采配は、自分の基準からは不可解なことが多かった。スピードがあって、スペースに切り込むことを得意とするFW原口をボランチで起用したことがある。調子の上がらないFW本田を使い続けた時期もある。今回のオーストラリア戦も、個人的にはそうだった。高さに絶対の自信を持つ相手に対し、空中戦に強いDF植田をベンチ入りメンバーから外した。
まだ指揮官の狙いが、はっきりとは分からない。やっているサッカーも、試合ごとに微妙に違っているように思える。2年半、間近で見てきたが、目指すサッカーが、自分の中では今ひとつ分からない。不思議な人だ。でも日本をW杯に導いてくれたわけだから、日本にとっては、恩人に違いない。
オーストラリア戦後、日本サッカー協会の田嶋幸三会長は「来年のW杯ロシア大会も指揮を執ってもらいたい」と話した。ハリルホジッチ監督とはあと1年、付き合っていくことになる。これから1年間で、ハリルの真実を深く探ることができるだろうか? サッカー担当記者として、自分の眼力を高める、充実した1年にしたい。
感謝の気持ちを込めて…。

本郷和人

応仁の乱時の政治情勢にはまだまだ研究の余地がある。そうすると義政はこの後、キーン氏の「史上最悪の将軍」の評に対し、あるいは異議を申し立てる機会を与えられるかも知れない。もちろん、評価の改変が認められる可能性はきわめて低いだろうし、自己の無力を痛感していた彼がそれを望んでいるとも想像しにくいのだけれど。
一方でキーン氏は義政を限りなく高く賞揚する。「すべての日本人に永遠の遺産を残した唯一最高の将軍」であり、彼の心性こそが現代人の直接の祖である。氏のそうした評価に違和感をもつ人も、あるいはいるだろう。

七つの回廊

これらは、すべて、義政の「無用な争い」を避けるための「戦術」であった。もし、義政が彼女たちと骨肉の争いをするようなことになっていたとしたなら、戦火はさらに激しいものにとなっていたことであろう。「押す」者たちばかりがぶつかっていた時代、義政のように「引く」者がいたからこそ、あれ以上の戦火にはならなかったのである。
このような戦術家であった義政が、単なる芸術家たちのパトロンとしてだけ、世間に伝わっている、というのも、おかしな話である。まぁ、もっとも、戦術家としての義政にとっては、「無能」というレッテルを張られたほうが、「動きやすかった」であろうけれども・・・・。
なるほど、これ(「無能」というレッテルを張られること)も、義政の戦術?

西宮市しごと相談室

飽きっぽい、根気がない
大雑把、だらしがない
集中力がない
怒りっぽい
気が短い
クヨクヨする、心配性
消極的
プライドが高い
優柔不断
わがまま
神経質
依存心が強い
理屈っぽい
暗い
頑固
横着
細かい
落ち着きがない
好奇心が旺盛、切り替えが早い
細かいことにこだわらない、おおらか
フットワークが軽い、行動的
感情がストレート、情熱的
反応が早い
よく考える、慎重
控え目
自分に自信がある
協調性がある、気配りができる
自分を大切にする
細かいことに気がつく
人の話をよく聞く
論理的
落ち着いている
こだわりがある
合理的
几帳面
行動的、活発

Hamid Dabashi

The question is not which brand of journalism closely approximates to the truth. None do completely: They all come close to truth with their specific fusion of blindness and insights. The question for the world at large is how The New York Times and its Israeli shadow, Haaretz, have lost their monopoly of telling the truth in a manner that best safeguards their common interests in normalising the interests of US/Israeli military domination of the globe – for that is their paramount function.
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Al Jazeera just adds one lens, a very modest lens, like all other lenses predicated on both its blindness and insights, limitations and abilities, and it is precisely that modesty which has exposed all other news venues, chief among them “the papers of record”, for what they are: a vested interest in telling us how to think. Al Jazeera does not replace or supplant The New York Times or Haaretz or the BBC. It just puts them in their rightful place: just one quick “freewheeling” click away from Al Jazeera, and then let the chips fall where they may!

執筆者不明

かなり綿密な「美のデータベース」が、普遍的な共有財産として存在しないと、「見立て」は成立しない。これが成立するというのは、かなりハイブローな文化性の証左と言っていい。 卑近な例で言えば、春の彼岸に食べるモチを牡丹に見立てて「ぼたもち」と称し、同じものでも、秋の彼岸になると萩に見立てて「おはぎ」と称するというのは、そうした共有財産がないと成立しない。 ところが、最近はこの財産の共有性が薄れてきているので、平気で、春でも「おはぎ」秋でも「ぼたもち」といったりする。

宇野知子

「野に咲く花は美しい」ことは皆さんご存知だと思います。では、なぜ人は花を摘み取り飾るのでしょうか? 人は、自然の姿が美しいことを知っていながらも生活空間に花を飾り、その華やかな彩りを取り入れ、自らの感性を刺激しながら暮らしたいから、と考えます。そう考える一方で、実は私自身がこの考え方に少し抵抗を感じていました。なぜなら、綺麗な花を自分の手の届くところに飾りたいという人間のエゴが見え隠れしているように感じるからです。しかし、このエゴを含めても、花を飾ることには意味があるのだと思うようになりました。
花の命は短いものです。エゴと知りつつも摘み取られた花と共に生活をしながら、花が咲く喜びを分かち合い、その美しい姿を享受しながら大切に飾らせてもらう。こういった気持ちを抱くこと。植物が朽ちる姿を眺めながら生命の神秘を想い、最後の姿までしっかり見届けて「ありがとう、さよなら」そう言えること。

産経新聞

ニュースエンジンの開発などを手掛ける「JX通信社」が世論調査の結果を公表した。今回の調査は、都内の有権者を対象に、無作為に電話をかけるRDD方式で行われた。
調査結果によると、産経新聞読者安倍政権支持率86%に達し、6紙の中で際立って高かった。一方、もっとも低かったのは東京新聞読者5%と、両紙読者によって80ポイント以上違うという「極端な差」が示された。ちなみに不支持率は産経新聞読者が6%、東京新聞読者は77%だった。
ちなみに高支持率の次点は読売新聞読者43%日経新聞読者41%が続いた。朝日新聞、毎日新聞の読者の支持率はそれぞれ、14%、9%にとどまった。

末近浩太

イスラーム主義者たちは、独裁政治によって混迷する社会や国家を造り直すための「代替案」を提示しようとしたのである。イスラームに全幅の信頼を置きながらも、西洋的近代化の方法や成果を取り入れ、過去よりも未来、破壊よりも建設を目指した。だからこそ、多くの人びとの支持を得ることができたのである。
このイスラーム主義者たちの挑戦が実を結んだのが、1979年に起こったイラン革命であった。イスラーム法学者ホメイニーを指導者とする革命勢力は、親米の独裁王政を打倒し、イスラームの教えに基づく新たな国家の建設に成功した。
イラン革命は、政治と宗教を再び結びつけようとする前近代的な復古主義の試みと捉えられてきたが、革命後に樹立された「イスラーム共和制」は、実に先進的なものであった。それは、文字通り、イスラーム法による統治と18世紀の米国やフランスに生まれた共和制を融合する試みであった。

伊東俊太郎

ヨーロッパの研究者の間には、西欧文明がアラビアから大きな影響を受けたなんてとんでもない、という気持ちがあるように思います。アラビアなんて石油だけの国ではないか、そこの文明からいろいろなものをもらって自分たちの文明に基盤が出来たなどということがあってたまるかという自尊の念がどこか頭の端にあって、それで、そうした事実をひたかくしに隠すか、隠しきれなければ、それを最小限度に押さえるとか、過小評価してしまう、あるいはその文脈をそらしてしまうというようなことがあると思うのです。

手嶋兼輔

ギリシアとローマは「ギリシア・ローマ」と言うように一体化した呼び名が通用しているが、実はその両者はその名称の持つ響きほどには均質の国家、社会でもなければ、文化を共有しているわけでもない。双方は本質的には別個な、それぞれの歴史と伝統を重ねている。それを「ギリシア・ローマ」とひと括りにまとめてしまうところに誤解が生じるように思える。ギリシアにはギリシアの、ローマにはローマのそれぞれの背景がある。ギリシアは地中海の東に発展し、対するローマは地中海の西に地歩を築いた。両者は言わば、後ろ向きに背中合わせに逆方向を向きながら成長してきたような間柄なのである。

Malcolm Gladwell

outliersOnce a musician has enough ability to get into a top music school, the thing that distinguishes one performer from another is how hard he or she works. That’s it. And what’s more, the people at the very top don’t work just harder or even much harder than everyone else. They work much, much harder.
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It’s not how much money we make that ultimately makes us happy between nine and five. It’s whether or not our work fulfills us. Being a teacher is meaningful.


加藤恭子

バブル経済が崩壊した1991年以降、能力に関する様々な概念が巷に溢れている。人間力、EQ、察知力など人間の内面に注目したもの、社会人基礎力、就職基礎能力など社会人になるために学生に必要とされる能力の明確化を目指したもの、そして日本のビジネス界で使用されるようになった新たな能力の概念がコンピテンシーである。
しかしながら、コンピテンシーに対する共通の定義はコンピテンシーの本家といわれるアメリカにおいても得られていない状況であり、日本においても概念が輸入されてから10年以上経つが、未だ共通の定義を見ない。
その原因は、コンピテンシーという概念がビジネスの領域だけでなく教育・司法・臨床心理学などの広い領域使用され、その中で異なった定義がされている点、また実務が先行してしまい、研究が後追いになっている点などがあげられる。そのため、実務の世界ではコンピテンシーを有効に活用することこそが重要であり、その用語自体はさほど重要ではないとする声もある。このような状況が、コンピテンシー概念の混乱に拍車をかけ、次第に言葉そのものが軽んじられているようになってきた。

日米におけるコンピテンシー概念の生成と混乱(PDFファイル)

Paul Valéry

Je ne puis développer à présent ces considérations à peine indiquées et me borne à répéter ce que j’ai dit assez souvent : prenons garde d’entrer dans l’avenir à reculons… C’est pourquoi je n’aime pas trop que l’on parle de reconstruire la France : c’est construire une France que j’aimerais que l’on voulût.

パオロ・マッツァリーノ

昔はよかった統計上、1970年ごろからこどもの体力が低下傾向にあるのは事実です。むかしはひ弱なこどもなんていなかったという話も、あながちウソではありません。でもそれって本当に、「むかしはよかった」のでしょうか。
むかしは乳幼児死亡率が異常に高かったことをお忘れですか。2015年現在、生後1年以内に死ぬ乳児は、1000人中2人か3人といったところ。でも1975年には10人いました。つい40年前までは、赤ん坊の100人に1人は死んでたんです。戦前の状況なんて悲惨です。生まれた子どもの10人に1人は1年以内に死んでたんですから。
要するに、むかしは体力のないひ弱な子は、乳幼児の段階でふるいにかけられていた可能性が高いのです。ひ弱な子はこの世に存在できなかったのです。
いまは医療技術や衛生環境が向上し、事故や犯罪が減ったことで、弱いこどもでも生きられる社会になりました。私はそんないまの日本社会を素晴らしいと思います。弱い子がなすすべもなく死んでいった冷酷な時代を、むかしはよかったね、と懐かしむ人たちの気が知れません。

John M. Dederer

NiceIn Paris they employed drive-bys: pull up to a restaurant, open fire, then move to another site. In Brussels, they used bombs on defenseless soft targets outside airport security. In Orlando, it was a lone wolf. Now at Nice they reverted to 9/11 tactics but instead of planes they used a truck as a delivery system.
They’re smart and willing to die. That’s a bad, bad combination.

Andrew C. Revkin

Over Memorial Day weekend, a toddler fell into a gorilla enclosure at the Cincinnati Zoo. What happened next would lead to a fierce debate: Fearing the boy was in danger, a zoo worker shot and killed the gorilla, a 17-year-old western lowland gorilla named Harambe. The boy was unharmed. Many people, including animal welfare advocates, condemn the gorilla killing. Others – among them renowned primate expert Jane Goodall – say the zoo had no choice. Now the incident is raising a larger question: what is the value of keeping animals in captivity? Do the benefits zoos provide – like education, conservation, even entertainment – outweigh the risks to human and animal safety? A conversation about the value of zoos today, and how they could look different in the future.

石田博

Badiaキアンティ・クラッシコ リゼルヴァ2007 バディア・ア・パッシニャーノは、オレンジがかったチェリー・ルビー。発展した印象がありますが、輝きがあり、活き活きとしています。香りは、中程度の広がりで、濃縮感があり、深みも感じられます。潰したブラックベリー、キナやカルダモンのような甘苦系スパイス、スモークの香りやタバコ、土っぽい香りが複雑性を与えます。時間とともに、紅茶、ヴィンテージのポートのような芳香豊かで、濃縮感のある、複雑な香りへと益々発展してゆきます。味わいは、なめらか、スムーズ、口当たりの甘み、ボディの広がりがバランスよく調和しています。キレイな酸味が、味わいにきめ細かさと緻密を与え、大変心地よい。後半にかけて、密度が高く、ヴォリュームのある渋みが、酸味とミネラル感と共に長い余韻をつくります。

Christine Lagarde

History has told us time and again that building barriers, moving to protectionism — thinking that you can just deal with international, totally interconnected issue such as… terrorism, such as refugees — behind borders is an illusion and is very conducive to extremely disruptive situations. We’ve seen that in Europe, we’ve seen that in many parts of the world. Walls don’t actually have the situation for the better.

Jeff Jacoby

The United States has been far more successful at assimilating and integrating Muslim immigrants into American society and culture than has Western Europe. There are no Muslim ghettoes here like those in Molenbeek or the Paris suburbs, where authorities turn a blind eye to antisocial behavior and aggressive incitement by radicals preaching jihad.
Americanization — E Pluribus Unum — is not only a key ingredient in the American Dream. It also keeps us safe.

エイトマン

ミャンマーは階級意識の強い国でアウンサンスチーのように子供のときから特別教育を受け母親とインドに渡り、イギリスに留学して育った彼女の深層心理の中には『自分は高貴な人だとの自意識が強い』。よって彼女の本心は私のような人間こそ、この国のリーダーになるべきだと思い込んでいる。1つのエピソード、自宅軟禁されていたアウンサンスーチが自宅軟禁解除になったとき、自宅前の交通規制も解除しようとしたら、規制解除すると車が多く成りうるさいからそのままにしておくようにと警察に申し入れがあったそうな。この様な人間が国のリーダーになると必ず独裁に成り、自分は国王になった気分で国民を支配する。
彼女はミャンマー人を装っているが、国王を殺し皇女はイギリス兵の妾にしてビルマ国民を貶め、また父を殺し、祖国を破壊しビルマ人を農奴化したイギリスに忠誠を誓い、イギリスに背く祖国を非難し「植民地支配の糾弾」事業を潰したと高山正之氏は評している。旦那マイケル・アリスはMI6(英国情報部)に勤務しアウンサンスーチーが英国留学中にある意図を持って接近し、結婚までしてアウンサンスーチーを英国の傀儡に仕立て上げた。
1988年母親の看病と言う事で帰国した、しかし家族は英国に残したままで、母親が死んでも帰ろうとしない。アウンサンスーチーが居座る事でミャンマーの悲劇は深みに嵌っていった。この戦いはアウンサンスーチー対軍事政権ではなく、英米対軍事政権の戦いで、アウンサンスーチーはそのお飾り役に過ぎない。元キニュン首相の側近の話では、彼女と国の将来を話して合意に達するが1週間か10日後には必ず話が違っているので交渉しても無駄だ、なぜなら彼女が承知しても英米が承知しないからだそうだ。つまり彼女は何も決定権が無くただの操り人形だったのだ。

張戈裕

ある日、矢野先生の手に湿疹ができたので、私たちは先生と一緒に病院に行った。矢野先生が日本人だと分かると、優しかったお医者さんが一瞬にして冷たい表情に変わった。そのお医者さんは、矢野先生は中国語が分からないと思ったせいか、私たちに向かって思うがままに日本と日本人を批判し始めた。矢野先生にはすべて理解できていたが、ずっと黙って何も言わなかった。私は泣きたくなった。確かに過去に戦争があった。中国の人々が多くの被害を受けた。しかし矢野先生には何も悪い所はない。戦争があったからすべての日本人が悪いという思考回路がおかしい。私はそのお医者さんが恨めしかった。しかし同時に、以前の私もこのお医者さんと同じだったことに気付いた。

na_cochi

ドイツにおいては、「ドイツ国民が、ナチスの犠牲者」という立場をとっています。
戦争責任を、ドイツ国民ではなく、ナチスの責任として、ドイツ国民が一次的な戦争責任を回避し、ドイツ国民がナチスの蔓延を阻止できなかったことを反省・謝罪するといった二次的責任をとるという形にしています。
そのためドイツでは、ナチスを褒め称えることは、犯罪行為とみなされます。
「あの時勝っていればなあ」ではなく、「ナチスをのさばらせなければ」が本音です。

Henley and Partners

World’s best passports (by number of countries granting visa-free access)
Germany (177), Sweden (176), United Kingdom (175), France (175), Italy (175), Finland (175), Spain (175), United States (174), Denmark (174), Netherlands (174), Belgium (174), Japan (173), Singapore (173), Austria (173), South Korea (172), Luxembourg (172), Canada (172), Switzerland (172), Ireland (172), Norway (172), Portugal (172), Greece (171), New Zealand (171)

World’s worst passports (by number of countries granting visa-free access)
Liberia (43), North Korea (42), Burundi (42), Myanmar (42), Bangladesh (39), Sri Lanka (39), Lebanon (39), Congo (Dem. Rep.) (39), Kosovo (38), Yemen (38), South Sudan (38), Iran (37), Sudan (37), Eritrea (37), Ethiopia (37), Nepal (37), Palestinian Territories (37), Libya (36), Syria (32), Somalia (31), Iraq (30), Pakistan (29), Afghanistan (25)

Albert Einstein

A human being is a part of the whole, called by us “Universe”, a part limited in time and space. He experiences himself, his thoughts and feelings as something separated from the rest — a kind of optical delusion of his consciousness. This delusion is a kind of prison for us, restricting us to our personal desires and to affection for a few persons nearest to us. Our task must be to free ourselves from this prison by widening our circle of compassion to embrace all living creatures and the whole of nature in its beauty. Nobody is able to achieve this completely, but the striving for such achievement is in itself a part of the liberation and a foundation for inner security.

Marvin Steinberg

We don’t know the true extent of the problem because hardly anyone identifies it as a gambling problem — they see it as a “financial problem” or an “investing problem.”

Reuters

North Korea’s recently launched satellite has achieved stable orbit but is not believed to have transmitted data back to Earth, U.S. sources said of a launch that has so far failed to convince experts that Pyongyang has significantly advanced its rocket technology.
Sunday’s launch of what North Korea said was an earth observation satellite angered the country’s neighbors and the United States, which called it a missile test. It followed Pyongyang’s fourth nuclear test in January.
“It’s in a stable orbit now. They got the tumbling under control,” a U.S. official said on Tuesday.
That is unlike the North’s previous satellite, launched in 2012, which never stabilized, the official said. However, the new satellite was not thought to be transmitting, another source added.
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BBC: long-range rocket
首相官邸: 北朝鮮が『人工衛星』と称するミサイル
読売新聞: 事実上の長距離弾道ミサイル
NHK: 北朝鮮ミサイル 事実上の長距離弾道ミサイル
共産党: 事実上の弾道ミサイル
社民党: 北朝鮮によるロケット

橋爪大三郎、渡辺靖、小林正弥

橋爪大三郎: デモは「表現の自由」の一種。民主主義社会では、どんな少数者も自由に意思表明できる権利がある。一方、民主主義の意思決定は多数に従うのが原則だ。つまり表現の自由と民主主義の政治は、相携えつつも異なった原理に基づく。デモで政治的主張をすればただちに実現すると期待してはならない。
渡辺靖: デモで困るのは、自分は絶対に正しいと信じ、妥協を敗北としか考えられなくなる場合だ。怒りの感情を持つのはいいとしても、他人の発言を威圧して封じようとしたり、怒りを持たない人を「市民としての自覚が足らない」と責めたりするやり方には、疑問を感じる。私自身は「自分は間違っているかもしれない」「自分が正義であると考えること自体おこがましい」と考え、穏健で中庸に立つ生き方を取っていけたらと思う。
小林正弥: 本来、健全な議論の場が機能していて政治家が健全な政策決定をしているという安心感があれば、首相官邸前に人は行かないかもしれない。いまの民主党政権はそうなっていないと疑いをもっている人がたくさんいるから、デモが起こる。その意味では民主主義の機能不全の表れだ。

Zmitser Bandarenka

– Some experts claim that Moscow does not view Belarus as an equal partner anymore, and that Lukashenka has destroyed an opportunity “to ride on the sea-saw” between Moscow and Brussels himself. Is it so?
– Putin does not have room for manoeuvre now, as prices for oil could be even lower than $30 a barrel.
Imagine: a husband wanted to buy a fur coat to his wife, or promised a holiday at the sea, but could not offer that because of the financial crisis. And then a neighbour comes and says: lend me some money for a bottle, once again. And it is clear that he won’t return the money ever. The situation could be the following: “It is nothing to speak of, dear Aliaksandr – neither I nor you have money – why do you come? Just solve this difficulty yourself.”
– You say that there is no exact information. Why do they hold it back?
– Because Putin and Lukashenka cannot say frankly to the people: “Save yourselves, next year the situation will make you recall the years 1990 and 1989 as better years.”
Experts say that today’s oil price of $ 37 is lower than it was in the late 1980s. Therefore, the situation is very serious, but the “brothers-dictators” cannot tell people that. So they puff out their chests and try to pretend that they govern the process. And in my opinion, they do not govern it any more.

東京新聞

民主、共和両党びいきがはっきりしている米国では、あらゆるものを「民主党っぽい」とか「共和党っぽい」と区別したがるそうだ。コーヒーにさえ「っぽい」がある。共和党支持者は地元のコーヒー店に通い、民主党支持者はスターバックス。最も民主党っぽいのは燃費のよいトヨタのプリウスで、最も共和党っぽいのは米フォードの巨大で頑丈なピックアップトラックやマスタング。
そのフォードが年内に日本から撤退する。TPPの追い風があっても、日本では売れぬと判断した。少子高齢化。若者には車に興味を持つ余裕さえない現在の日本である。今回の件、日本がフォードをではなく、フォードが日本を見限った「っぽい」話でなければよいのだが。

Douglas MacArthur

Well, the German problem is a completely and entirely different one from the Japanese problem. The German people were a mature race.
If the Anglo-Saxon was say 45 years of age in his development, in the sciences, the arts, divinity, culture, the Germans were quite as mature. The Japanese, however, in spite of their antiquity measured by time, were in a very tuitionary condition. Measured by the standards of modern civilization, they would be like a boy of twelve as compared with our development of 45 years.
Like any tuitionary period, they were susceptible to following new models, new ideas. You can implant basic concepts there. They were still close enough to origin to be elastic and acceptable to new concepts.
The German was quite as mature as we were. Whatever the German did in dereliction of the standards of modern morality, the international standards, he did deliberately. He didn’t do it because of a lack of knowledge of the world. He didn’t do it because he stumbled into it to some extent as the Japanese did. He did it as a considered policy in which he believed in his own military might, in which he believed that its application would be a shortcut to the power and economic domination that he desired …
But the Japanese were entirely different. There is no similarity. One of the great mistakes that was made was to try to apply the same policies which were so successful in Japan to Germany, where they were not quite so successful, to say the least. They were working on a different level.

F. William Engdahl

We’re about to be plunged into a new oil war in the Middle East, this one with a possible nuclear dimension. Wars for control of oil have been instigated for more than a century since the dawn of the petroleum era around the time of the First World War.
This war for control of oil, however, promises to be of a scale that will change world politics in a spectacular and highly destructive manner. It is on one level, a Saudi war to redraw the national borders of the infamous Anglo-French Sykes-Picot carve-up of the bankrupt Ottoman Turkish Empire of 1916. This new war has as its foolish goal bringing the oil fields and pipeline routes of Iraq and Syria, and perhaps more of the region, under direct Saudi control, with Qatar and Erdogan’s Turkey as Riyadh’s partners in crime. Unfortunately, as in all wars, there will be no winners.

Lindsey Kaufman

Despite its obvious problems, the open-office model has continued to encroach on workers across the country. Now, about 70 percent of U.S. offices have no or low partitions, according to the International Facility Management Association. Silicon Valley has been the leader in bringing down the dividers. Google, Yahoo, eBay, Goldman Sachs and American Express are all adherents. Facebook CEO Mark Zuckerberg enlisted famed architect Frank Gehry to design the largest open floor plan in the world, housing nearly 3,000 engineers. And as a businessman, Michael Bloomberg was an early adopter of the open-space trend, saying it promoted transparency and fairness. He famously carried the model into city hall when he became mayor of New York, making “the Bullpen” a symbol of open communication and accessibility to the city’s chief.

Vladimiro Pelliciardi

For many centuries the population of Ladakh has led a self-reliant existence mainly based upon subsistence agriculture (self-sufficient in food-grain production), pastoralism and caravan trade. Since several decades, Leh District, a part of Ladakh, whose population is doubled from about 70000 in 1981 to 145000 in 2011, is no more self-sufficient in food-grain production. To overcome the demand-supply imbalance a large quantity of rice and flour wheat is imported every year by traders, cooperatives and central government. However to be self-sufficient is an important issue for this land locked territory which has not trade restrictions but severe constraint in transportation. Importing goods to Ladakh necessitates the shipping of goods by truck across the Himalayas, with passes as high as 5300 m, covering the distance of Manali to Leh (480 km) or Srinagar to Leh (420 km) will takes about three days.

LEI Wageningen UR

Cash crops (defined as farm output that is sold on a formal agricultural market) are an integral part of strategies to improve food security, both at the level of governments as well as farm households in developing countries with a substantial agricultural sector.
Cash crops bring substantial wage and employment opportunities to the rural economy, even if these are characterised by rather strong income fluctuations. Over time, cash crops provide a stimulus to agricultural innovation, by raising capital for agricultural investment and accelerating the build-up of institutions that enable further commercialisation. An important caveat is, however, that for cash crops to be successful, economic and environmental risks linked to cash crops have to be prevented or limited. This may require various risk-coping strategies. Many farm households balance the benefits and risks of cash crop and food crop production in their cropping decisions to sustain their livelihood and food security.

高木善之

高木善之1自給自足をしている社会では、人口は安定しています。食料の生産・供給量以上に人口が増えることはないからです。人口増加を起こしている国々は先進国の植民地だったか、現在先進国に「資源」や「換金作物」(コーヒー、紅茶、バナナ、ナタデココ、ゴム、小麦、綿、木材、石油、鉄、ダイヤモンドなど)を輸出している国です。「資源」や「換金作物」は輸出品ですので、自分たちの食糧は輸入品に依存しなければならなくなり、自給自足は崩壊します。貨幣が入ってきて一時的に食糧の供給が増え、人口も増えます。人口が増えるとより多くのお金が必要になり、「人口増加→経済拡大」の悪循環が始まります。実は貧しさは人口爆発の結果なのです。さらに、土地の酷使や農薬のせいで換金作物の収量は減少し、資源は枯渇し、環境は破壊され、貧しい人たちはさらに貧しくなります。