Steven Pinker

Nor is intellectual culture equipped to treat the Negativity bias. Indeed, our vigilance for bad things around us opens up a market for professional curmudgeons who call our attention to bad things we may have missed. Experiments have shown that a critic who pans a book is perceived as more competent than a critic who praises it, and the same may be true of critics of society. “Always predict the worst, and you’ll be hailed as a prophet,” the musical humorist Tom Lehrer once advised. At least since the time of the Hebrew prophets, who blended their social criticism with forewarnings of disaster, pessimism has been equated with moral seriousness. Journalists believe that by accentuating the negative they are discharging their duty as watchdogs, muckrakers, whistleblowers, and afflicters of the comfortable. And intellectuals know they can attain instant gravitas by pointing to an unsolved problem and theorizing that it is a symptom of a sick society.

3 thoughts on “Steven Pinker

  1. shinichi Post author


    21世紀の啓蒙: 理性、科学、ヒューマニズム、進歩

    by Steven Pinker

    translated by 橘明美 and 坂田雪子

    わたしたちは、今、史上最良の時代を生きている――。
    過去を理想化して進歩を否定、未来は衰退に向かうと主張する反啓蒙主義の
    嘘・誤りを、データにより明らかにする。

    世界の状況を正しく評価するにはどうしたらいいのだろうか。
    答えは「数えること」である。今生きている人が何人で、
    そのなかの何人が暴力の犠牲になっているのか。
    何人が病気にかかり、何人が飢えていて、何人が貧困にあえぎ、
    何人が抑圧されていて、何人が読み書きができず、何人が不幸なのか。
    ……これは実は道義的にも賢明な方法だといえる。
    なぜなら、身近な人を優先するわけでも、テレビ受けする人を
    特別扱いするわけでもなく、一人ひとりの価値を平等に扱う取り組みだからだ。

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  2. shinichi Post author

    私たちは悲観的なニュースを見聞するたびに理性よりも感情に走り、悲観主義に傾く。それは「利用可能性バイアス」という人間の脳のバグに由来するらしい。これは、強く印象に残る記憶に判断が引きずられることでバイアス(偏り)がかかることだ。

    【東京エンタメ堂書店】

    <江上剛のこの本良かった!>アメリカの知者に耳を傾ける

    https://www.tokyo-np.co.jp/article/book/entamedo/list/CK2020030202000181.html

    <2>『21世紀の啓蒙(けいもう)(上・下)』(スティーブン・ピンカー著、橘明美・坂田雪子訳、草思社、各二七五〇円)

    著者は、アメリカの認知心理学者。人間の心理を深く研究し、啓蒙主義に依拠した考え方を展開する。啓蒙主義とは、人間の理性、科学、ヒューマニズム、進歩などに信頼を置く考え方だ。私たちは悲観的なニュースを見聞するたびに理性よりも感情に走り、悲観主義に傾く。それは「利用可能性バイアス」という人間の脳のバグに由来するらしい。これは、強く印象に残る記憶に判断が引きずられることでバイアス(偏り)がかかることだ。

     著者は、世界を正しく認識するには「数えること」が重要だと言う。テロや暴力で人々が亡くなるが、いったい何人なのか、増えているのか、減っているのか、定量的な判断が問題解決の最善策に導いてくれる可能性があるのだ。

     著者は最近のアメリカのポピュリズム台頭に危機感を抱く。反知性、反啓蒙主義の大統領が選ばれたからだ。しかし希望は捨てていない。前回の大統領選においてトランプ氏への一般投票での支持は46%でしかなく、投票したのは主に老人だ。ポピュリズムは老人の運動であり、やがて死を迎えると予測する。

     詳細かつ膨大な定量的データを駆使して私たちが直面している危機に真摯(しんし)に答えようとする本書は、失いつつある希望を取り戻させてくれるだろう。

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