窪田真之

日本銀行による日本株ETFの累積買い付け額推移:2011年1月~2019年5月



出所:ブルームバーグより楽天証券が作成

One thought on “窪田真之

  1. shinichi Post author

    日銀が買いまくって支えている日本株、日銀が買わないとどうなる?

    by 窪田 真之

    (2019/6/12)

    https://media.rakuten-sec.net/articles/-/21701

    ・日銀の日本株保有額がついに25兆円を超える
    ・今年も日銀が、日本株の最大の買い手
    ・2017年も2018年も、日銀が最大の買い手だった
    ・日銀の買いがなかったら、日経平均はもっと安い水準に留まったか?
    ・日銀は、個人投資家の買いの機会を奪っただけ
    ・日銀はいずれ年6兆円規模の買い付け額を縮小しなければならなくなると予想
    ・日銀が買いをやめるとどうなるか?


    日銀の日本株保有額がついに25兆円を超える

     日本株市場で、日本銀行の存在がどんどん大きくなりつつあります。日銀は今、日本株ETF(上場投資信託)を年間6兆円のペースで買い付けています。売りはせず、買いだけです。累積買い付け額はついに25兆円を超えました。

     日銀はこれまで、きわめて分かりやすい買い方をしてきました。年間の買い付けペース(年6兆円)をほぼ守りつつ、日経平均株価が午前中に大きく下がった日に、大口買い(703億円)を入れてきました。日経平均が上昇すると買いを減らし、「上値を牽引するのではなく、下値を支える」買い方を徹底してきました。

     日銀は、2015年から買い付けペースを引き上げています。2015年は年3兆円(月間約2,500億円)の買い付けを行いました。2016年に入ってから、年3.3兆円(月間約2,750億円)を買い付けました。2016年8月から買い取りペースをさらに大幅に引き上げ、年6兆円(月間約5,000億円)としました。現在も6兆円のペースで買っています。

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