環境省

地球上には、様々な生態系が存在し、これらの生態系に支えられた多様な生物が存在しています。全世界の既知の総種数は約175万種で、このうち、哺乳類は約6,000種、鳥類は約9,000種、昆虫は約95万種、維管束植物は約27万種となっています。まだ知られていない生物も含めた地球上の総種数は大体500万~3,000万種の間という説が多いようです。

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  1. shinichi Post author

    平成20年度 環境白書・循環型社会白書
    環境省

    第2部 環境・循環型社会の形成の状況と政府が環境の保全・循環型社会の形成に関して講じた施策

    第6章 自然環境の保全と自然とのふれあいの推進

    第1節 自然環境等の現状

    https://www.env.go.jp/policy/hakusyo/h20/html/hj08020601.html

    1 世界の生物多様性の状況

     地球上には、様々な生態系が存在し、これらの生態系に支えられた多様な生物が存在しています。全世界の既知の総種数は約175万種で、このうち、哺乳類は約6,000種、鳥類は約9,000種、昆虫は約95万種、維管束植物は約27万種となっています。まだ知られていない生物も含めた地球上の総種数は大体500万~3,000万種の間という説が多いようです。

     生物の進化の過程で多様化した生物の種の中には、人間活動によって絶滅の危機に瀕しているものがあり、既知の哺乳類、鳥類、両生類の種のおよそ10~30%に絶滅のおそれがあるとされています。

     生物が減少する原因としては、森林の減少、外来種による生態系の喪失やかく乱、生物資源の過剰な利用などが挙げられます。例えば、世界の陸地面積の約3割を占める森林は、国連食糧農業機関(FAO)の世界森林資源評価によると、依然として熱帯林を中心に森林減少が続いています(年間約1,290万ha)。また、地球の表面の約70%を占める海洋では、ミレニアム生態系評価によると、生物多様性が豊かな沿岸域の生態系は人的活動により大きな影響を受け、藻場やサンゴの減少を招いており、20世紀末の数十年間で、世界のサンゴ礁の約20%が失われ、さらに20%が劣化しています。また、世界における水産物の需要は伸びている一方、海の水産資源の4分の1の魚種は、乱獲により著しく枯渇していると考えられています。特に食物連鎖の上位に位置する魚(マグロ、タラなど魚食の大型魚)の漁獲量が減少しており、海洋の生物多様性の低下が指摘されています。

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