文部省

昭和十六年十二月八日、大東亜戦争の勃発以来、明るい大きな希望がわき起こって来ました。 ・・・ わが日本と志を同じくするドイツ、イタリヤ兩國もまた新しい歐洲をつくらうとして、地中海に、アフリカに、大西洋に、米英に對する戦をくりひろげ、またソ聯とも戦つてゐます。 ・・・ 日本人は御稜威をかしこみ仰ぎ、世界にほんたうの平和をもたらさうとして、大東亜建設の先頭に立ち續けるのであります。 ・・・ 身命をなげうって皇國のために奮闘努力しようとするこのををしさこそ、いちばん大切なものであります。 ・・・ 日々の心がまへが、そのまま大きくなつての心がまへとなります。このやうな心がまへで進む時、新しい世界は私たちの手でできあがるのであります。私たちこそ、といふ意氣ごみを以てのぞむとき、大東亜の建設はみごとになしとげられ、正しい世界が開けて來ます。今、はっきりと私たちの果たさなければならない使命についてわきまへ、それを果たすことのできる日本人となるやうつとめませう。

3 thoughts on “文部省

  1. shinichi Post author

    第5 期修身教科書 現在の小学2 年生用
    十九「日本ノ國」

    日本よい国,清い国,世界に一つの神の国。日本よい国,強い国。世界に輝く偉い国。

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    第4 期修身教科書の小学校5 年生用
    「禮儀」

    世の中は礼儀で立っていくものです。人に対しては恭敬の念を失わず礼儀を正しくしなければなりません。礼儀が正しくないと人に不快の念を起こさせ自分は品位を落とすことになります。……我が国では昔から礼儀作法が重んぜられ外国の人から日本は礼儀の正しい国だと言われてきました。時勢はかわっても礼儀作法の大切なことにかわりはありません。……汽車・汽船・電車・自動車等に乗ったときには人に迷惑をかけないようにすることはもとより,不行儀な振る舞いをしたり卑しい言葉遣いをしたりしてはなりません。……また人の顔かたちや身なりなどをあざ笑ったりとやかく言ったりするのもかたくつつしむべきことであります。外国の人に対して礼儀を気をつけ,親切にすることは文明国人たる者の心掛くべきことであります。

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  2. shinichi Post author

    修身学とは身の行いを修め人に交わりこの世を渡るべき天然の道理を述べたるものなり。

    — 福沢諭吉『学問のすすめ』

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