多波長で観る宇宙

 
電波
電波で観たアンテナ銀河は、可視光線とはまったく別の姿です。波長の異なる電波を、赤、ピンク、黄色に割り当てて色付けしたこの画像では、銀河の中心部、そして2つの銀河が繋がっている部分で、とくにサブミリ波と呼ばれる波長の短い電波が強くなっていることがわかります。
電波で観るアンテナ銀河は、何を映し出しているのでしょうか?
 
赤外線
赤外線の中でも波長が短い近赤外線で観測したアンテナ銀河です。全体の姿は可視光線で観測した形に似ていますが、2つの銀河の中心部が強く輝いていることが大きな特徴です。さらに、局所的に明るい領域が点在しています。
近赤外線で観るアンテナ銀河は、何を写し出しているのでしょうか?
 
 
 
可視光線
私たちの目で知覚することができる可視光線の波長で観測したアンテナ銀河です。他の波長で見るアンテナ銀河に比べて小さな輝きを精細にとらえています。美しい輝きの中には、ところどころに暗い領域が広がっています。
可視光線で観るアンテナ銀河は、何を写し出しているのでしょうか?
 
 
紫外線
淡い輝きが広がる領域のなかに、強く輝く点状の領域がいくつも見られます。明るく輝いている領域は紫外線が強いことを示しています。全体的な形は、可視光線で見た姿に似ています。
紫外線で観るアンテナ銀河は、何を写しだしているのでしょうか?
 
 
 
X線
青白く淡い輝きの中に点在する白い点。可視光線で見る姿とは大きく異なり、まるで別の銀河を見ているようです。これは目に見えないX線の強さの分布がわかるように色をつけて画像に表したものです。
X線で観るアンテナ銀河は、何を写しだしているのでしょうか?
 
 
ガンマ線
ガンマ線は非常に高エネルギーの現象で発生する電磁波です。中性子星やブラックホール、超新星残骸、活動銀河核などの天体現象からは観測されていますが、アンテナ銀河の姿はガンマ線ではとらえられていません。
ガンマ線では、どのような宇宙の姿を写し出すことができるのでしょうか?
 

1 thought on “多波長で観る宇宙

  1. shinichi Post author

    多波長観測で観る宇宙
    MULTIWAVELENGTH UNIVERSE

    国立天文台(NAOJ)

    https://www.nao.ac.jp/study/multiwave/

    夜空は星の光で満ちあふれています。しかし、それは宇宙のほんの一部を見ているに過ぎません。宇宙は、人間の目で見える可視光線だけでなく、さまざまな波長の電磁波で輝いているからです。

    天文学者は、いろいろな望遠鏡を使ってあらゆる波長で宇宙を観測しています。
    同じ天体でも、観測する波長によってまったく異なるその姿。どうぞご覧ください。

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