8 thoughts on “Кинжал (гиперзвуковой ракетный комплекс)

  1. shinichi Post author

    Кинжал (гиперзвуковой ракетный комплекс)

    Википедия

    https://ru.wikipedia.org/wiki/Кинжал_(гиперзвуковой_ракетный_комплекс)

    9-А-7660 «Кинжал» (в ряде источников Х-47М2 «Кинжал») — российский гиперзвуковой авиационный ракетный комплекс. Гиперзвуковые ракеты 9-С-7760 (около 10 М) комплекса способны поражать как стационарные объекты, так и надводные корабли: авианосцы, крейсеры, эсминцы и фрегаты. Как сообщали «Ведомости», по полученным из Объединённой авиастроительной корпорации сведениям, является авиационным вариантом комплекса «Искандер».

    После успешных испытаний с 1 декабря 2017 года приступил к несению опытно-боевого дежурства на аэродромах Южного военного округа. В феврале-марте 2018 года начались эксплуатационные войсковые испытания ракетного комплекса.

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  2. shinichi Post author

    キンジャール(極超音速ミサイルシステム)

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    Kh-47M2 キンジャール
    ウィキペディア
    https://ja.wikipedia.org/wiki/Kh-47M2_キンジャール

    Kh-47M2 キンジャール(Kh-47M2 Kinzhal 、ロシア語: Х-47М2 «Кинжал»、Dagger「短剣の意味」)は、ロシア連邦軍の極超音速空対地ミサイル。最大速度はマッハ10とされ、核弾頭も搭載可能である。北大西洋条約機構(NATO)の用いるNATOコードネームでは、AS-24「キルジョイ」(Killjoy)と呼ばれる。

    概要

    当初発表された能力は以下の通り。(飛翔体単体で)2,000 km(1,200 mi)以上の航続距離、最大マッハ10の速度で飛行し、全ての段階で回避運動を実行する能力を備えている。通常弾頭の他に核弾頭も搭載可能。Tu-22M3爆撃機またはMiG-31K戦闘機(本来の主用途は迎撃機)に搭載される空中発射弾道ミサイル(ALBM)である。

    2017年12月に就役し、2022年現在はロシア連邦軍の南部軍管区と西部軍管区の空軍基地に配備されている。

    2018年3月1日に行われた、ロシア連邦大統領ウラジーミル・プーチンによる年次教書演説において、新型大陸間弾道ミサイル(RS-28)、原子力推進の巡航ミサイル「9M730」、戦略核魚雷と共に発表された6つの戦略核兵器の1つである。

    なお、本装備がイスカンデル短距離弾道ミサイルと酷似していることが知られており、イギリスの国防省は「キンジャルは、イスカンデルの空中発射型に過ぎない」と評価している。 (空中発射型であることを勘案しても)実際の射程が公表値より短い可能性があることが2018年当初の公表時点において既に指摘されており、後のタス通信による記事においても射程2000 kmは母機MiG-31Kの戦闘半径を含めたもの(Tu-22M3であれば3000 km)とされている。ただし、空中給油により作戦母機の戦闘半径は延長されうる。

    飛翔体単体の射程は非公表。

    配備と実戦投入

    2017年12月1日、キンジャール極超音速ミサイル装備型に改造されたMiG-31Kが運用実験を開始した。

    2018年5月、改造された10機のMiG-31Kが模擬戦闘任務に就き、実戦配備の準備が整った。また同月9日に実施された大祖国戦争戦勝記念日パレードにて、本装備を吊架したMiG-31Kがデモンストレーション飛行を実施した。同年12月までに、同型機は黒海ならびにカスピ海周辺において延べ89回の訓練出撃が実施された。

    2019年2月までに、MiG-31Kの乗組員は、ミサイルを装備して380回以上の訓練出撃を行い、そのうち少なくとも70回は空中給油を実施した。また、同2019年8月のAviadarts国際競技大会でも本装備搭載のMiG-31Kが参加した]。

    イタルタス通信によると、Arcticでのキンジャールの最初の発射は、2019年11月中旬に行われた。伝えられるところによると、発射はMiG-31Kによって行われた。 オレニヤ空軍基地(英語版)から、ミサイルはハルミェール=ユーの試験場に設置された地上目標に命中し、飛行速度はマッハ10に達した。

    2021年6月、ロシア連邦航空宇宙軍によるシリア空爆の拠点となっているフメイミム空軍基地から発進したMiG-31Kによってキンジャール極超音速ミサイルがシリアの地上目標に発射された。2021年にキンジャールを搭載したMiG-31Kを装備した別の航空連隊が編成された。

    2022年8月18日、ロシア国防省はロシア最西端の飛び地領土カリーニングラード州にキンジャールを装備したMiG-31を3機配備したと発表した。同年2月初旬の未確認の報告によると、キンジャールで武装したMiG-31Kが、ノヴゴロド州ソリツイ2空軍基地からロシア西部のカリーニングラード州チェルニャホフスク海軍空軍基地に展開した。

    ロシア航空宇宙軍は、2022年2月19日にキンジャールの発射実験に成功している。

    2022年ロシアのウクライナ侵攻中に、キンジャールが使用されたと伝えられた。ロシア連邦軍は、2022年3月18日にウクライナ西部のイヴァーノ=フランキーウシク州デリアティンの地下兵器庫を破壊するためにキンジャールを使用したと述べた。

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  3. shinichi Post author

    ロシアが撃った極超音速ミサイル「キンジャール」とは 虎の子兵器「軍事的に実用性なし」?

    by 竹内修
    2022.03.29
    https://trafficnews.jp/post/117091

    ロシア軍がウクライナに極超音速ミサイル「キンジャール」を使用したと発表。すると、アメリカから即座に「軍事的に実用性なし」との声明がでました。どんな武器で、何のために使われたのでしょうか。

    音速より速い「極超音速」ミサイル

     2022年3月19日、ロシア国防省は極超音速ミサイル「キンジャール」を使用して、ウクライナ西部のイワノフランキフスクに所在する、ウクライナ軍の地下弾薬庫を破壊したと発表しました。

     キンジャールはミサイルシステム「イスカンデルM」から発射される9M723弾道ミサイルを、航空機から発射できるようにしたものです。イスカンデルMはウクライナ侵攻でも使用されていますが、キンジャールの実戦使用は侵攻においては今回が初めてのことです。

     従来の弾道ミサイルは、その名が示すように弾道軌道、すなわち放物線を描く形で飛翔します。イージス戦闘システムとSM-3ミサイル、PAC-3ミサイルといったミサイル防衛システムは、放物線を描く形で飛翔する弾道ミサイルの迎撃を前提に開発されていますが、キンジャールとその原型である9M723弾道ミサイルは、これらのミサイル防衛システムでの迎撃を困難にするため、既存の弾道ミサイルよりも低い軌道を描いて飛翔し、終末段階でも既存の弾道ミサイルより、複雑な動きをするといわれています。

     また、ミサイル本体もレーダーに映りにくい素材と構造を採用しており、最大速度も音速の10倍にあたるマッハ10に達することから、アメリカや日本などは9M723とキンジャールを、将来の大きな脅威の一つになり得ると認識してきました。

     こうしたキンジャールのウクライナ侵攻での使用は世界的に大きく報じられましたが、3月22日付の朝日新聞はアメリカ国防総省の高官が、「軍事的に実用性がない」と述べたと報じています。

     アメリカ国防総省の高官はその理由として、「それほど遠くない距離から建物を攻撃するのに極超音速ミサイルが必要だったのか疑問に思う」と述べています。

     キンジャールを母機のMiG-31Kから発射した場合の最大射程は2000kmに達するともいわれています。たとえば遠距離からアメリカ海軍の空母を攻撃するといった用途に使用した場合は、相手にとって大きな脅威となり得るミサイルであるといえるでしょう。しかしロシア本国や、ロシア軍の出撃拠点であるベラルーシから距離が近いウクライナを攻撃するのであれば、わざわざキンジャールを使わなくても、最大射程500kmと言われる9M723弾道ミサイルを使用すれば十分で、実際に9M723はウクライナ攻撃で多用されています。

    なんとも大げさな手段に打って出たロシア

     キンジャールは2018年3月1日に、ロシアのウラジミール・プーチン大統領が年次教書演説で挙げた6つの将来戦略核兵器のひとつであり、いわばロシアにとって「虎の子」と言える存在です。

     その虎の子を、防空システムが充実しているとは言い難いウクライナへの攻撃に使用する、いわば「牛刀をもって鶏を割く」、大げさな手段としか言いようのない使い方には、アメリカ政府の高官でなくても首をかしげたくなるところです。

     ロシアがウクライナへの攻撃へキンジャールを使用したのは、心理的な効果を狙ったものではないかと筆者(竹内 修:軍事ジャーナリスト)は思います。

     第二次世界大戦の末期、ドイツは世界初の弾道ミサイル「V2」を使用して、イギリスやフランス、ベルギーなどへの攻撃を行っています。当時の技術では探知も迎撃も困難で、空襲警報が発令されることもなく、気付いたら着弾して被害を及ぼすV2は、攻撃を受けた国の市民に大きな不安を与えたと伝えられています。

     ロシアの侵攻から1か月が経過した現在も、ウクライナは粘り強い戦いを続けていますが、それはウクライナ国民の高い士気に支えられています。その士気をそぐため、V2と同様、気付いたら着弾して被害を及ぼすキンジャールを使用するのであれば、それは一面において合理的であると言えます。

     ロシアの軍事作戦はお世辞にも順調に進んでいるとは言い難く、それが外国からのロシアに対する評価の低下と、ロシア国民の士気の低下につながる可能性は十分にあります。

     既存の防空システムでは探知と迎撃が困難と言われているキンジャールによる攻撃を成功させることで、ロシアの軍事力は軽視できるものではないという事を国内外にアピールしたいとロシアが考えたとしても、それは不思議なことではありません。

     筆者が推測したように、ロシアが心理的効果を得る事を主な目的にキンジャールを使用しているとすれば、それは戦局が思い通りに進まない、ロシアの焦りの表れであるように感じられてなりません。

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  4. shinichi Post author

    アバンガルド (極超音速滑空体)

    アバンガルド (Авангард、Avangard)はロシアが開発した極超音速滑空体(HGV)であり[1][2]、通常弾頭または核弾頭の搭載が可能である。オブイェークト4202 (Objekt 4202)、Yu-71 または Yu-74 とも呼ばれる。

    アバンガルドは、2018年3月1日にロシア連邦大統領ウラジーミル・プーチンが年次教書演説の中で発表した6つの新型戦略兵器の1つである。

    UR-100NやR-36、RS-28などの重ICBMに搭載して発射される。発射後、搭載するスクラムジェットエンジンで加速して極超音速飛行を行う。

    アバンガルドはマッハ20以上の超高速で飛行し、あらゆるミサイル防衛システムをも回避・突破しうる高い機動性も有する。

    2018年12月26日の試射はウラジーミル・プーチン大統領の観閲のもと行われた。

    アバンガルドは2018年末から2019年頭にかけて配備に就く予定とされていた。ロシア連邦大統領ウラジーミル・プーチンは2018年3月1日に連邦議会での演説で、試験が完了して量産体制に入っていると発表した。ロシア軍もそれを認め、ロシア戦略ロケット軍司令官セルゲイ・カラカエフ中将も「アバンガルドシステムの試験は完了している」としている。 また、プーチン大統領は演説の中で、アバンガルドは「隕石あるいは火の玉のように」目標に到達し、ミサイル防衛システムはもはや無力である、と述べている。

    2018年11月29日、ロシア国営イタルタス通信はロシア軍産複合体筋の情報として、2019年中にはUR-100N発射機を含むアバンガルドシステムが2基配備されると報じた。同筋によると、2027年にはそれぞれアバンガルドシステムを搭載したUR-100N6基を装備した2個ミサイル連隊がオレンブルクのミサイル師団に配置される予定であるが、2個連隊という数は最終決定ではなく、国際情勢により変わりうるという。

    アバンガルドは、最終飛行試験後の間、マッハ27にまで達して操縦するようデモンストレーションがなされてきた。

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  5. shinichi Post author

    世界のミサイル事情 アメリカは中国・ロシアに出遅れている!?

    https://mamor-web.jp/_ct/17553725

    空中発射型の弾道ミサイル「キンジャル」、そしてICBMに搭載して発射される極超音速滑空体「アバンガルド」を開発。特にアバンガルドは最高速度がマッハ27にも達するとされ、現在の技術では迎撃が困難だといわれている。ICBMに搭載される「アバンガルド」はアメリカにとって、「キンジャル」は海を挟んで隣国の日本にとって非常に脅威。

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  6. shinichi Post author

    RS-28 (ミサイル)

    RS-28 (サルマト) は、ロシア連邦が2022年に配備した大陸間弾道ミサイル(ICBM)である。

    射程は11,000km超、弾頭重量は10t、10~16の核弾頭を搭載可能。ミサイル10発で米国の全国民を殺害する威力があるとの試算結果がある。

    アメリカ合衆国のミサイル防衛システムでも阻止できない新型兵器であり、ミサイル防衛(MD)の迎撃を受けないようにマッハ20という極超音速で飛行し途中で分裂、弾頭を降らせる。

    従来の北極圏経由の最短飛行ルートのほか、南極を経由してMDの手薄な南方からアメリカ大陸への攻撃が可能とされる。

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