shinichi Post author03/07/2013 at 9:52 am 月天心 by 川合玉堂 (1873 – 1957) (sk) 月天心。画集に載ってはいても、展覧会には出てこない。 個人コレクション。誰が持っているのやら。 月天心といいながら、絵のなかに月は描かれていない。人もいない。 この人里は月に抱かれ、暖かく静まり返っている。 自然は厳しいものだけれど、人は自然のなかにいてこその人なのだと、 この絵を見ながら思った。 自然のなかにいるのが自然なのだ。 ___ 月天心は、最晩年、1954年の作品。80才を過ぎて、なお上手くなり続ける。 「荒海(1944年)」や「早乙女(1945年)」も、70才を過ぎてからの作品。 何才になっても、医療とか介護とかではない生活を送ることができるのだ。 Reply ↓
月天心
by 川合玉堂 (1873 – 1957)
(sk)
月天心。画集に載ってはいても、展覧会には出てこない。
個人コレクション。誰が持っているのやら。
月天心といいながら、絵のなかに月は描かれていない。人もいない。
この人里は月に抱かれ、暖かく静まり返っている。
自然は厳しいものだけれど、人は自然のなかにいてこその人なのだと、
この絵を見ながら思った。
自然のなかにいるのが自然なのだ。
___
月天心は、最晩年、1954年の作品。80才を過ぎて、なお上手くなり続ける。
「荒海(1944年)」や「早乙女(1945年)」も、70才を過ぎてからの作品。
何才になっても、医療とか介護とかではない生活を送ることができるのだ。