長島信弘

広義の宇宙論というのは、任意の人間集団が全体として保有している、人間と事物、時間と空間、存在と力に関するさまざまな理論とそれに基づいた行動様式の集大成を意味する。

競馬は面白い。それも見るだけより賭けた方がずっと面白い。一瞬のレースは、激しい興奮と深い哀感をもたらす。

3 thoughts on “長島信弘

  1. shinichi Post author

    長島さんという人類学者はいままでにあった人の中でもひときわ目立つもので、その話を交わした短い期間の中でも、すでに何か書ききれないものを私に与えている。一度、SHAREで講演をお願いしたところ、場所が水道橋だというと「ああ、あの場所なら詳しい」という。「そうですよね、元の職場の東大の裏ですから」「いや、違う、あそこには場外馬券売り場があってよく行くから。」・・・ってな感じで、話していてほとほと調子を狂わされたし、長島さんもそういう風に相手をおちょくって楽しんでいた向きがある(人の悪さから行ったらあの人は天下一品である)。そういう風にして、長島さんにはよくいじめられた。私が下手な答えを毎度のごとくに返すと、すごく嫌そうな顔をした。洒落のわからないやつだと思っていたのだろう。

    (長島信弘『テソ民族誌』(中公新書)付記 2001.09.04.)
    by mpola
    http://www.geocities.co.jp/CollegeLife-Club/4169/ngsm.html
     

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