ある経営幹部と当委員会の Q&A は次のようなものである。
Q 「恒常的に長時間労働が生じていたと思うが?」
A 「自分も、月 500 時間働いてきた。今にしてこうなったかというと、そうではないと思う」
Q 「あなたが 500 時間頑張れた理由は何か?」
A 「自分は GM になりたいという目標があった。また、クルーも同じくらい働いていた」
Q 「部下の仕事に対する姿勢や考え方はどうか?」
A 「自分と比べても、レベルが低いと思う」
別の経営幹部と当委員会の Q&A は次のようなものである。
Q 「どれくらいまで耐えられると思っているのか?今、上にいる人たちは勝ち組であり、全員が耐えられるとは思えない」
A 「自分たちの方がしんどかったという自負はある。最近はクルーを巻き込んで上手く回す人が少なくなった」
Q 「牛すき鍋のマニュアルを見たが、設定されている時間内で作業を実施するのは至難と思われるが?」
A 「(マニュアルの標準タイムとは、実は最速時間であるが)そこまでやってきたからこそ、どこでもできるようになる」
「すき家」の労働環境改善に関する第三者委員会の調査報告書
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120140731024283.pdf