山岸宏

「まあ待て。まあ待て。話せばわかる。話せばわかるじゃないか」と犬養首相は何度も言いましたよ。若い私たちは興奮状態です。「問答いらぬ。撃て。撃て」と言ったんです。

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1 Response to 山岸宏

  1. shinichi says:

    五・一五事件

    ウィキペディア

    https://ja.wikipedia.org/wiki/五・一五事件

    犬養が殺害された際「話せば分かる」「問答無用、撃て!」のやり取りが有名だが、これは犬養首相の最期の言葉というわけではない。「話せば分かる」「問答無用」という言葉については、元海軍中尉山岸宏の次の回想がある。

    『まあ待て。まあ待て。話せばわかる。話せばわかるじゃないか』と犬養首相は何度も言いましたよ。若い私たちは興奮状態です。『問答いらぬ。撃て。撃て』と言ったんです。

    また、元海軍中尉三上卓は裁判で次のように証言している。

    食堂で首相が私を見つめた瞬間、拳銃の引き金を引いた。弾がなくカチリと音がしただけでした。すると首相は両手をあげ『まあ待て。そう無理せんでも話せばわかるだろう』と二、三度繰り返した。それから日本間に行くと『靴ぐらいは脱いだらどうじゃ』と申された。私が『靴の心配は後でもいいではないか。何のために来たかわかるだろう。何か言い残すことはないか』というと何か話そうとされた。
    その瞬間山岸が『問答いらぬ。撃て。撃て』と叫んだ。黒岩勇が飛び込んできて一発撃った。私も拳銃を首相の右こめかみにこらし引き金を引いた。するとこめかみに小さな穴があき血が流れるのを目撃した。

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