shinichi Post author08/08/2013 at 11:35 am かつてシルクロードを行く者は、水を革袋に入れ、バランスを取るために2袋を一組として動物の背に負わせた。漆胡樽(左)はその革袋を真似たもので、水などを入れる容器である。動物の背に合うように湾曲しており、綱を通す金具が取り付けてある。井上靖はこの道具に感銘を受け、同名の詩と小説を著した。 瑠璃坏(右)は、東西文化の技術の粋がつまった宝物。ガラスの部分には、ササン朝ペルシャやシリアなど、西アジアの一流の技術が注がれている。22個の輪飾りがおりなす優しい輝きはいかにして生み出されたのだろう。 Reply ↓
shinichi Post author08/08/2013 at 11:49 am 漆胡樽 by 井上靖 https://kushima38.kagoyacloud.com/?p=6998 Reply ↓
shinichi Post author08/08/2013 at 11:58 am (sk) 写真を見るまで、もっと違うもの、もっとずっといいものを想像していた。 井上靖を感動させ、あれだけの詩、あれだけの物語を書かせたものが。。。 こんなものだったとは。 井上靖の想像力の素晴らしさは、文章などで知ってはいたけれど。。。 Reply ↓
かつてシルクロードを行く者は、水を革袋に入れ、バランスを取るために2袋を一組として動物の背に負わせた。漆胡樽(左)はその革袋を真似たもので、水などを入れる容器である。動物の背に合うように湾曲しており、綱を通す金具が取り付けてある。井上靖はこの道具に感銘を受け、同名の詩と小説を著した。
瑠璃坏(右)は、東西文化の技術の粋がつまった宝物。ガラスの部分には、ササン朝ペルシャやシリアなど、西アジアの一流の技術が注がれている。22個の輪飾りがおりなす優しい輝きはいかにして生み出されたのだろう。
漆胡樽 by 井上靖
https://kushima38.kagoyacloud.com/?p=6998
(sk)
写真を見るまで、もっと違うもの、もっとずっといいものを想像していた。
井上靖を感動させ、あれだけの詩、あれだけの物語を書かせたものが。。。
こんなものだったとは。
井上靖の想像力の素晴らしさは、文章などで知ってはいたけれど。。。