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カネボウの美白化粧品に放射性物質が多量に混入しているかどうかは測定すればただちにわかることです。わたしは、むしろユーザーである消費者の側に、白斑を引き起こす要因があるのかもしれない、と疑っています。つまり放射線障害による甲状腺機能の異常や免疫系の異常によって、これまで問題にならなかった健康障害が出てきたのかもしれない、という憶測です。
この化粧品はたしかに生体内のメラニン生成を阻止する強力な新成分を含んでいます。しかし2008年に発売されるまえに、当然、かなり大規模な実証試験を行なって安全性を確認していたわけだし、発売後も今年まで白斑の発生は報告されていなかったようです。、
白斑などの副作用が発生した被害者の地理的分布や、副作用の発生時期および重症度などのデータがないと何とも言えませんが、ふくいち原発災害後に、関東東北は無論のこと、日本各地で放射性瓦礫の焼却などで放射能汚染が拡大したわけですから、放射線や化学物質などへの感受性が高い人がこの化粧品を使って、副作用が出てと考えても不思議ではありません。
甲状腺機能や免疫機能の異常が白斑発生と高い関連性がある以上、化粧品被害者の甲状腺機能や免疫の状態について調査すべきです。
この美白化粧品の薬害問題が勃発して、カネボウはすぐに海外発売分も回収したようですが、海外で同じ被害が出ているのか? もし日本で集中的に白斑などの被害が出ているのなら、日本の利用者たちの健康状態や生活環境に問題があるということです。その一番ありうる可能性は、放射能汚染でしょう。
放射線障害で免疫系や特定組織や特定器官の健康が冒されれば、疫学的にはっきりわかるような疾病の発生や流行が起きます。 これからも東北関東圏で特筆すべき流行病などが起きれば、放射能汚染との関係を疑ったほうがいいでしょう。

(分かりました。発売は2008年、つまり震災の3年前です。震災前に、この化粧品は出回っていたけれど、何ともなかった。しかし、震災2年経って、急に白斑症の人が出現した。その理由の一つに、甲状腺被曝による甲状腺機能低下、これに伴う免疫機能低下を疑っておられるということですね)

ご指摘のとおりです。ふくいち原発災害のあと、日本では東京を中心に、いくつかの疫学的に注目すべき「事件」が起きています。風疹の大流行、手足口病の流行、心不全の多発などです。それらは、ふくいち原発災害が無くても同じように起きていたかも知れませんが、放射能汚染の拡大によって現在のような激しい疾患多発が起きているとも考えられます。
こうした疫学的「事件」について、その原因を突きとめるのは勿論、容易なことではありません。しかし我々は水俣病と同様の放射能公害にさらされ、それを目撃している可能性は高いと思います。

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