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道徳は、政治的に利用されることもある。為政者に都合の良い教えを道徳とし、社会的な規範とすることによって人民を容易に拘束できるので、封建社会などでは領民を精神面で押さえつけることに利用された。現代では、自分の属する社会への奉仕は愛国者と称賛され、集団に従わない場合は不道徳な非国民と非難されることもある。
権威に訴える論証とは、命題が真であることを立証するために、権威によって裏付ける帰納的推論の一つである。統計を利用した統計的三段論法の形をとることが多い。権威がその主題に関しては専門ではなかったり、専門家の間でもその主題に関して意見が一致していない場合があり、権威に訴える論証は往々にして誤謬となる。
伝統に訴える論証とは、論理的誤謬の一種であり、主題が過去または現在の伝統(しきたり、流儀、慣習、習慣)に照らして正しいと見なす論証のこと。「いつもそうやっているのだから、それが正しい」という形式である。結論は常に間違っているわけではないが、つねに正しいわけでもなく、もし伝統に訴える論証が推論形式として有効であると仮定すれば、あらゆることは変更できないことになる。

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