服部文祥 2 Replies 360万年前ユーラシア大陸の北東端に巨大な隕石が衝突、その跡は湖に姿を変えた。湖までのツンドラの荒野を、服部文祥が魚や獣を取りながら自給自足でめざす。厳しい寒さや雪など試練が立ちはだかるが、服部は先住民の遊牧民であるミーシャに助けられ苦難を乗り切っていく。たどり着いた湖で、服部は、幻のイワナを釣ろうとボートをこぎ出す。
shinichi Post author02/01/2014 at 10:04 pm 地球アドベンチャー 冒険者たち 北極圏サバイバル ツンドラの果ての湖へ NHK ユーラシア大陸の北東端に巨大な隕石によって生まれた湖がある。サバイバル登山家の服部文祥が、前人未踏のツンドラの荒野を自給自足で歩き通し、幻の魚がすむ湖をめざす。 Reply ↓
shinichi Post author02/01/2014 at 10:23 pm (sk) サバイバル登山家の服部文祥。現代の日本人のなかでは、特別の能力を持った人ということになる。ところが、先住民のミーシャに比べれば、ただの文明人でしかない。 服部ががんばってやったことも、ミーシャが普通にやっていることにはかなわない。服部が選び抜いた装備に身を包んで冒険に向かうのに対し、ミーシャは夜寝る前に読む小説や普段聴くための音楽を持って、極寒の地を歩きまわる。 服部の力の入った情熱の脇で、ミーシャの力の抜けたクールさが際立っていた。 シャモニーの神田さんや神保さんが、日本からテレビ局が連れてきた冒険家のスキーヤーに、「はい、次はここに来て」などと言って、ようやく下山させたのが、ものすごい冒険スキー物語になってしまったのを思い出した。 服部という人の名誉のために書いておくと、服部という人はすごい。ただ、こういう番組の持つまやかしは、ごまかしきれるものではない。 主人公のいる場所よりも大変なところにいるカメラマン。あるはずのない道を走る車。ヘリコプター。映像が素晴らしければ素晴らしいほど、主人公が霞んでしまう。 ある意味それは、裏方を担う人たちが仕組んだことなのかもしれない。そう考えれば、主人公の違った意味での大変さも、垣間見ることができる。 みんな、たいへんなのだ。 Reply ↓
地球アドベンチャー 冒険者たち
北極圏サバイバル ツンドラの果ての湖へ
NHK
ユーラシア大陸の北東端に巨大な隕石によって生まれた湖がある。サバイバル登山家の服部文祥が、前人未踏のツンドラの荒野を自給自足で歩き通し、幻の魚がすむ湖をめざす。
(sk)
サバイバル登山家の服部文祥。現代の日本人のなかでは、特別の能力を持った人ということになる。ところが、先住民のミーシャに比べれば、ただの文明人でしかない。
服部ががんばってやったことも、ミーシャが普通にやっていることにはかなわない。服部が選び抜いた装備に身を包んで冒険に向かうのに対し、ミーシャは夜寝る前に読む小説や普段聴くための音楽を持って、極寒の地を歩きまわる。
服部の力の入った情熱の脇で、ミーシャの力の抜けたクールさが際立っていた。
シャモニーの神田さんや神保さんが、日本からテレビ局が連れてきた冒険家のスキーヤーに、「はい、次はここに来て」などと言って、ようやく下山させたのが、ものすごい冒険スキー物語になってしまったのを思い出した。
服部という人の名誉のために書いておくと、服部という人はすごい。ただ、こういう番組の持つまやかしは、ごまかしきれるものではない。
主人公のいる場所よりも大変なところにいるカメラマン。あるはずのない道を走る車。ヘリコプター。映像が素晴らしければ素晴らしいほど、主人公が霞んでしまう。
ある意味それは、裏方を担う人たちが仕組んだことなのかもしれない。そう考えれば、主人公の違った意味での大変さも、垣間見ることができる。
みんな、たいへんなのだ。