山口晃

仕事で好きなことをやってますので、生活は本当に小さく小さく、なるべくゴミを出さないとか、騒音を出さないとか。かみさんが買ってくれる洋服を文句言わずに着て。そのせいか最近、存在感の無さも身についてきました。

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2 thoughts on “山口晃

  1. shinichi Post author

    百貨店圖 日本橋 新三越本店

    by 山口晃

    http://ec.tagboat.com/jp/products/detail.php?product_id=29100

    古典的な大和絵の形式を引用して描かれている山口晃の作品ですが、よく見れば武士や着物姿の町人と一緒に、サラリーマンや高層ビル、バイクなど、現代の風俗がちらほらと見つけられます。
    日本橋の新三越本店を描いた本作にも高速道路や自動車、断面図で地下鉄までもが描き込まれています。
    形式(型)を徹底し、自分らしさや個性といったものを消去していくことで、逆に生まれる独自性が山口の絵にはあります。
    形式を通して見ることは、そのまま写す写実とは違い、省略法であり、ある種主観的で、それゆえ歪みも生じてきます。
    山口の絵の独自性と魅力は、そうした形式と歪み(違和感)の同居にあります。
    そして何よりその圧倒的な画力は、理屈を超えて見る者の目を惹きつけます。

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  2. shinichi Post author

    NEWYORKER

    TRADITIONAL STYLE

    第六回 山口晃

    http://www.newyorker.co.jp/magazine/feature/traditional_style/vol06/

    現代的な超高層ビルに瓦屋根を描くなど、見た人が思わずニヤリとしてしまうユーモラスな作品を手掛ける画家、山口晃さんにインタビュー。独特な視点や世界観は何から生み出されるのか。柔らかい日が差し込むアトリエでお話を伺いました。

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