かつて「コンピュータを扱える」といえば、「プログラムが組める」「システムが分かる」といった特化した技術を指す事が多かったものです。しかしパソコンが普及した今日では、その意味も、広く一般的なものとなっており、今や特別なスキルとして認識されません。こうした基礎的スキルの上に、さらにシステム開発能力や、あるいは情報をいかにアウトプットし伝達するかといった情報表現(デザイン)能力にいたるまで、コンピュータを扱う技術は専門性をもった多様な方向へ、「扱える」という言葉の解釈も拡大しています。
テクノロジーの進化が止まない現代情報社会においては、産業・教育・文化などあらゆる局面で、「情報」を扱う人材に対する体系的な評価制度が求められています。こうした背景により、「情報」を扱う人材に必要とされるICT能力を客観的基準で評価する文部科学省後援の検定試験として、情報検定(J検)が誕生しました。
なぜJ検が必要か(現代情報社会とJ検)
http://jken.sgec.or.jp/about/
(sk)
ここにも、「情報」と「情報技術」との混同が見られる。
ICT能力を評価する検定試験なら、ICT検定といえばいいのに。
で、どうしても情報検定といいたいのなら、情報能力を評価する検定試験に変えればいいのにね。