shinichi Post author21/08/2014 at 3:22 pm 自閉症は乳幼児の環境から発症することを明らかにした本 全5段広告『読売新聞』2014年8月20日付け掲載 『アンナチュラル 小説・自閉症』上・下 竹内願人 著 激増する自閉症とは何か? Reply ↓
shinichi Post author21/08/2014 at 3:24 pm アンナチュラル 小説・自閉症 by 竹内 願人 http://kyoeishobo.net/#unnatural01 自閉症発症は本当に先天的原因のみによるのか── 自閉症の原因を探る旅を経て、解き明かされる人類史的謎 _______ 自閉症の本当の原因は何か 一枚の絵に描かれたメッセージを手がかりに真実探求の旅に出た、駆け出し新聞記者と若き精神科医のたどる運命 駆け出し新聞記者の白川由岐枝は、先輩の記者から受け継いだ自閉症の取材を始めたが、微妙な問題に直面していく。ある日、六本木の国立美術館で自分が興味をもった絵をじっと見続ける青年と出会う。後日、自閉症の学会に出向いた際、美術館で見かけた青年、精神科医の古谷信一郎に出会う。取材を続ける由岐枝は、自閉症者の起こしたバスジャック事件に巻き込まれていく。自閉症解明の手がかりになりそうな幼稚園の園長はその事件で亡くなってしまったが、古谷とともに、ある組織の誘導によって自閉症解明の世界へ足を踏み入れていく―。 _______ 自閉症を解く手がかりは 仏教思想・唯識にあった── 自閉症の原因を解明する新聞記者の白川由岐枝と精神科医の古谷信一郎は、国際的な組織の導きによって自閉症の真実を追究する医学者や宗教者に出会い、彼らから人間の認識の発達について理解を深めていく。同じく自閉症と早期教育の関係を追い続けるフリージャーナリストの椎名麻紀も、取材を進めていくうちに仏教思想「唯識」に到達する。古くから人類の叡知が警告し続けた真実を、ルソーの『エミール』とオスターデの絵、仏教の教えに見出す探究者たち。彼らはやがて、運命の糸によってつながれていく―。 Reply ↓
shinichi Post author21/08/2014 at 3:31 pm アンナチュラル―小説・自閉症〈上〉 アマゾン http://www.amazon.co.jp/アンナチュラル―小説・自閉症〈上〉-竹内-願人/dp/4763410504 駆け出し新聞記者の白川由岐枝は、先輩の記者から受け継いだ自閉症の取材を始めたが、微妙な問題に直面していく。ある日、六本木の国立美術館で自分が興味をもった絵をじっと見続ける青年と出会う。後日、自閉症の学会に出向いた際、美術館で見かけた青年、精神科医の古谷信一郎に出会う。取材を続ける由岐枝は、自閉症者の起こしたバスジャック事件に巻き込まれていく。自閉症解明の手がかりになりそうな幼稚園の園長はその事件で亡くなってしまったが、古谷とともに、ある組織の誘導によって自閉症解明の世界へ足を踏み入れていく―。 ________ カスタマーレビュー トンデモ本、誕生 By beach on 2014/6/29 自閉症児・者対応を専門としているので、『自閉症』と名がつく本は、目につけば読むようにしている 小説であっても、事実に基づいた部分は当然にしてあるだろうし、その中での新たな発見も期待している しかしながら、本書『アンナチュラル』は相当のトンデモ本であった 自閉症の研究は、端緒についたばかりであり、30年前に信じられていたことがひっくり返っている世界である で、あるから必然にして現在常識とされていることも、10年、15年後には『何を言ってたんだか、当時は』と言われる可能性を否定できない そうした研究途上の現状からも、本書が小説であることからも、一般的には何を主張しようが構わないと思う それにしても・・・・だ 本書では自閉症の原因を、乳幼児のテレビ(ビデオソフト)視聴と早期教育にあるとし、延々とその理由を述べている しかしこれでは、テンプル・グランディンやドナ・ウィリアムズの例を説明できていない(彼女達は自伝を出しているが、アンナチュラルで原因として触れられている事象を、自身の原体験として語っていない) また、昨今はMRIやPETなどの医療機械が発達したことから、自閉症者の脳を生きながら解析する研究も盛んにされているが、ここで得られている知見でも、自閉症の原因がTVや早期教育などの後天的理由を示していない 情緒障害や強迫神経症、不安症など一緒くたにして『自閉症の原因』とした乱暴な論を展開しているように思われる しかも読み進めると、その解決を仏教に求め始め、上下巻合わせて半分強が『唯式』とやらの詳細な解説になっていく はっきりいって、入り口をタイムリーな話題にとった『布教本』である これを読んで自閉症の原因が分かった、と感想を寄せている人もいるようだが、自閉症に関しては本書だけしか読んでないんだろう 自閉症の本だと思ったらトンデモない、宗教勧誘本である Reply ↓
自閉症は乳幼児の環境から発症することを明らかにした本
全5段広告『読売新聞』2014年8月20日付け掲載
『アンナチュラル 小説・自閉症』上・下 竹内願人 著
激増する自閉症とは何か?
アンナチュラル
小説・自閉症
by 竹内 願人
http://kyoeishobo.net/#unnatural01
自閉症発症は本当に先天的原因のみによるのか──
自閉症の原因を探る旅を経て、解き明かされる人類史的謎
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自閉症の本当の原因は何か
一枚の絵に描かれたメッセージを手がかりに真実探求の旅に出た、駆け出し新聞記者と若き精神科医のたどる運命
駆け出し新聞記者の白川由岐枝は、先輩の記者から受け継いだ自閉症の取材を始めたが、微妙な問題に直面していく。ある日、六本木の国立美術館で自分が興味をもった絵をじっと見続ける青年と出会う。後日、自閉症の学会に出向いた際、美術館で見かけた青年、精神科医の古谷信一郎に出会う。取材を続ける由岐枝は、自閉症者の起こしたバスジャック事件に巻き込まれていく。自閉症解明の手がかりになりそうな幼稚園の園長はその事件で亡くなってしまったが、古谷とともに、ある組織の誘導によって自閉症解明の世界へ足を踏み入れていく―。
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自閉症を解く手がかりは
仏教思想・唯識にあった──
自閉症の原因を解明する新聞記者の白川由岐枝と精神科医の古谷信一郎は、国際的な組織の導きによって自閉症の真実を追究する医学者や宗教者に出会い、彼らから人間の認識の発達について理解を深めていく。同じく自閉症と早期教育の関係を追い続けるフリージャーナリストの椎名麻紀も、取材を進めていくうちに仏教思想「唯識」に到達する。古くから人類の叡知が警告し続けた真実を、ルソーの『エミール』とオスターデの絵、仏教の教えに見出す探究者たち。彼らはやがて、運命の糸によってつながれていく―。
アンナチュラル―小説・自閉症〈上〉
アマゾン
http://www.amazon.co.jp/アンナチュラル―小説・自閉症〈上〉-竹内-願人/dp/4763410504
駆け出し新聞記者の白川由岐枝は、先輩の記者から受け継いだ自閉症の取材を始めたが、微妙な問題に直面していく。ある日、六本木の国立美術館で自分が興味をもった絵をじっと見続ける青年と出会う。後日、自閉症の学会に出向いた際、美術館で見かけた青年、精神科医の古谷信一郎に出会う。取材を続ける由岐枝は、自閉症者の起こしたバスジャック事件に巻き込まれていく。自閉症解明の手がかりになりそうな幼稚園の園長はその事件で亡くなってしまったが、古谷とともに、ある組織の誘導によって自閉症解明の世界へ足を踏み入れていく―。
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カスタマーレビュー
トンデモ本、誕生
By beach on 2014/6/29
自閉症児・者対応を専門としているので、『自閉症』と名がつく本は、目につけば読むようにしている
小説であっても、事実に基づいた部分は当然にしてあるだろうし、その中での新たな発見も期待している
しかしながら、本書『アンナチュラル』は相当のトンデモ本であった
自閉症の研究は、端緒についたばかりであり、30年前に信じられていたことがひっくり返っている世界である
で、あるから必然にして現在常識とされていることも、10年、15年後には『何を言ってたんだか、当時は』と言われる可能性を否定できない
そうした研究途上の現状からも、本書が小説であることからも、一般的には何を主張しようが構わないと思う
それにしても・・・・だ
本書では自閉症の原因を、乳幼児のテレビ(ビデオソフト)視聴と早期教育にあるとし、延々とその理由を述べている
しかしこれでは、テンプル・グランディンやドナ・ウィリアムズの例を説明できていない(彼女達は自伝を出しているが、アンナチュラルで原因として触れられている事象を、自身の原体験として語っていない)
また、昨今はMRIやPETなどの医療機械が発達したことから、自閉症者の脳を生きながら解析する研究も盛んにされているが、ここで得られている知見でも、自閉症の原因がTVや早期教育などの後天的理由を示していない
情緒障害や強迫神経症、不安症など一緒くたにして『自閉症の原因』とした乱暴な論を展開しているように思われる
しかも読み進めると、その解決を仏教に求め始め、上下巻合わせて半分強が『唯式』とやらの詳細な解説になっていく
はっきりいって、入り口をタイムリーな話題にとった『布教本』である
これを読んで自閉症の原因が分かった、と感想を寄せている人もいるようだが、自閉症に関しては本書だけしか読んでないんだろう
自閉症の本だと思ったらトンデモない、宗教勧誘本である