西尾幹二

中国共産党幹部は、二十兆円と言われる大金を海外へ持ち出し、逃亡を図ってきた。汚職はこの国の伝統文化だとは言え、近頃はスケールも金額も桁外れである。今まで中国経済に群がって、利益を得ようと必死になっていた諸外国も冷静さを取り戻してきた。彼らも中国に実際に来てみたら、「この国は何か変だ」「そもそも国家なのか?」と気づきだしたからだ。資金の引き揚げが始まっている。
韓国は昔から強いところに擦り寄っていく事大主義の国だが、同時に自分をデッカイ国と勝手に思い込んで行動する夜郎自大な国でもある。強いものに阿るのと、弱いものに威張りたがるのは、同じ性格の二面である。困った国だ。
日本の中では、次第にアメリカに対する密かな怒りが鬱積している。 。。。 これは、先の大戦前夜と状況が似ている。当時も今も、日本は世界のパワー・ポリティックスの中で、ひたすら誠実だった。そして、孤独だった。戦後史観で「日本がアジアを侵略した」と言われるが、そんな事実はない。大嘘だ。世界を侵略していたのは、ヨーロッパ列強とアメリカ、ソ連である。その横暴に対して日本は立ち上がっただけだ。日本は「侵略した国」ではなく、「侵略された国」である。そして、必死にそれを跳ね返そうとしてきた国である。

3 thoughts on “西尾幹二

  1. shinichi Post author

    (sk)

    西尾幹二が言うところの「日本」には、私はいない。西尾幹二はきっと、私を日本人とは認めないだろう。

    それにしても、この本への評価が「星5つ」。この評価が今の日本人の総意なのだとすれば、仕方がない、海外へ逃げ出すしかない。

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