まんがで気軽に経営用語

ナレッジマネジメントとは組織が持つ知識や情報などの知(ナレッジ)を活用して、組織のパフォーマンスを向上させようとする管理手法の事を言います。英語ではknowledge managementと表記されます。直訳すると知識の管理といった感じの言葉です。
マニュアルなどの目に見える形に言語化された形式知だけではなく、ノウハウや職人技といった上手く言葉で表現できない暗黙知もしっかりと管理していく必要があります。
「大切なものは目に見えないもの」といったお話ではないですが、目に見えなく言語化されていない暗黙知もしっかりと管理し組織内で共有できるようにしていけば、組織の生産性も向上しそうですよね。
「あの仕事は山崎さんが休暇を取っているから全然進まないよ…」といった状況ではなく、「担当の山崎さんが休みだけど、文章化されている手順を見て鈴木さんが対応するよ」といった状況の組織の方が生産性が高そうですからね。

4 thoughts on “まんがで気軽に経営用語

  1. shinichi Post author

    ナレッジマネジメント | 蓄積された知識を管理・活用して業績を上げるのです

    まんがで気軽に経営用語

    http://keieimanga.net/archives/8303809.html

    KM読者の皆様にとっては、知識が重要なのは当たり前なのかもしれませんが、はたして知識が重要であると考えている組織ばかりでしょうか?

    例えば、組織の文化によっては「ワザワザ知識の管理なんて言っていないで一件でも多く顧客を回ってこい」といった風に知識を軽んじているような発言も聞かれるかもしれませんよね。

    また「その業務って○○って方法でやればとても効率がいいよ?」「エッ、知らなかった。なんでもっと早く言ってくれなかったの?」とか、「営業のコツがあるんだけど、競争があるから同僚には黙っておこうっと…」といった感じのやり取りってありそうですよね。

    どうでしょうか、こういった『知識を共有しないし管理もしない』といった考え方の組織って残念ながら存在していそうですよね。でも、そういう知識を軽んじる考え方ではなく、もう少し上手くやれる方法もありそうですよね。


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  2. shinichi Post author

    形式知

    まんがで気軽に経営用語

    http://keieimanga.net/archives/7690666.html

    Keishikichi形式知とは暗黙知に対する言葉で、言葉などで表現して共有できる知識の事を言います。暗黙的な知識ではなく、形式化された(伝えられる形になっている)ちしきというイメージです。

    例えば、ものすごく業務の効率が良い社員がいたとします。その人には独自の仕事の進め方があるらしいですがうまくそれを後輩に伝えることができませんでした。

    このような状態はいわゆる暗黙知であると言えます。OJTなどを活用して後輩に「見て盗め」的な感じで伝えることはできるでしょうがあまり効率的に伝えることはできません。

    これに対して、この業務の効率のいい社員の仕事の進め方をマニュアル化して共有化できるようにした状態を形式知と言います。

    マニュアル化してあれば、客観的にその業務を検証することができますし、引継ぎなどもスムーズに行う事ができます。

    このように、形式知は言葉などで表現できる知識なので、誰かに伝えることが容易となるのです。


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  3. shinichi Post author

    暗黙知

    まんがで気軽に経営用語

    http://keieimanga.net/archives/7689042.html

    Anmokuchi暗黙知とは、人が持っている知識のうちで、言葉で表すことができない知識の事を言います。

    文字通り暗黙の知識です。例えば、ベテランの職人さんの持っている非常に高い技術で言葉では表現できないような「技」が暗黙知のイメージです。

    言葉で表現することが難しいので、「技術は見て盗め」と言われていたのですね。

    突然ですが、あなたは泳げない人に、泳ぎ方を言葉で説明できますか?これは非常に難しいと思います。

    このように言葉では伝えられない(伝えにくい)事を暗黙知というのです。

    企業では、仕事の進め方などたくさんのノウハウがあると思います。でもそのノウハウをちゃんと新人さんに伝えているでしょうか?

    OJTと言って、「見て覚えてね」みたいな研修を行っていませんか?そうではなく、企業が持っている暗黙のノウハウを、マニュアルなどの形式知に落とし込むことが大切だと言われています。


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  4. shinichi Post author

    (sk)

    文字やイメージで表現して共有できる知識を形式知、表現したり伝えたりすることができない知識を暗黙知という。そこまではいい。

    でも、企業のなかにある暗黙知をマニュアルなどの形式知に落とし込むなどと言われれば、えっ、そんなことができるの、と言いたくもなる。

    マニュアルになどできないから、暗黙知なのではないか。職人の経験などの暗黙知がマニュアルにできるなんて、ほんとうに思っているのだろうか。職人の技術を馬鹿にしてはいないか。技術というものを軽く見てはいないだろうか。

    MBAたちの考えることは、底が知れている。

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