アベマシクリブ(ベージニオ)

アベマシクリブ (abemaciclib)は、進行性または転移性乳癌での治療薬の一つ。イーライリリー社により開発されたサイクリン依存性キナーゼ (CDK4/CDK6) の選択的阻害薬である。
製品名はベージニオVerzenio
乳癌の画期的治療法として米国食品医薬品局 (FDA) に2015年10月指定された。
2017年9月28日にFDAにより米国内での乳癌での使用が承認された。日本では2018年11月20日薬価収載された。
2017年9月よりアベマシクリブは「成人のホルモン受容体(HR)陽性、ヒト上皮細胞成長因子受容体2(HER2)陰性で、ホルモン療法を受けたあとも進行したまたは転移性乳癌患者」に対して承認された。
フルベストラントとの比較研究で、プラセボ併用群と、アベマシクリブとフルベストラント併用群とでは、無増悪生存期間はアベマシクリブ群では平均16.4ヶ月、プラセボ群では9.3ヶ月であった。

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