持たないことで得られる豊かさ(キナリノ)

なにかを手に入れることや所有することが、幸福の証であるという概念。必ずしもそうとは限らないと思いませんか?
物がない時代は、物を持つということは「安全・安心」の象徴でもあり、成功の象徴でした。
しかし、物資に恵まれた国に暮らしている私たちにとって、物質的豊かさが与えてくれる「安全・安心」の概念は薄まりつつあり、幸福のカタチも多様化しています。
物質面だけでなく、精神面でも「社会的成功」が幸せのゴールではなく、「自分らしい暮らしの中で育んでいく幸福のカタチ」によりスポットがあてられてきているような気がします。
物があればあるほど幸福であるという錯覚は、今後少しずつ古い価値観になっていくでしょう。
物を持たない暮らしにシフトすることで、物に依存していた時には気づかなかったことに気づくことができます。
「持たない」シンプルライフは、心に豊かさを感じさせてくれるでしょう。

One thought on “持たないことで得られる豊かさ(キナリノ)

  1. shinichi Post author

    「持たない」ことで得られる真の豊かさとは?『シンプルライフ』に学ぶしあわせの秘訣

    持たないことが与えてくれる豊かさの意味とは?シンプルな生き方を選択をすることで得られる“心”の作用。常に何かに追われるように日々を過ごしたり、重い荷物を背負っているような感覚に悩まされているという人は、「物」という視点からシンプルライフを始めるのがおすすめです。目に見える部分から変えていくことで、次第にクリアになっていく心の変化を体験してみてはいかがでしょう。

    キナリノ

    https://kinarino.jp/cat6/29289

    「シンプルライフ」ってなんだろう?

    常に誰かと繋がっていなければ不安になってしまう現代。何かに追われるように日々を過ごしたり、重い荷物を背負っているような感覚に悩まされている人は、要チェックです。

    心を軽くするために、まず「物」という概念から自由になってみてはいかがでしょう。物への執着心を捨てると、気持ちにも変化が現れます。

    執着を手放すこと、よりシンプルに暮らすことで見えてくる心の作用。シンプルライフは、あなたの心そのものも強く支えてくれるかもしれません。

    「持つこと=豊かである」という錯覚

    なにかを手に入れることや所有することが、幸福の証であるという概念。この概念は、必ずしもそうとは限らないと思いませんか?

    物がない時代は、物を持つということは「安全・安心」の象徴でもあり、成功の象徴でした。

    しかし、物資に恵まれた国に暮らしている私たちにとって、物質的豊かさが与えてくれる「安全・安心」の概念は薄まりつつあり、幸福のカタチも多様化しています。

    物質面だけでなく、精神面でも「社会的成功」が幸せのゴールではなく、「自分らしい暮らしの中で育んでいく幸福のカタチ」によりスポットがあてられてきているような気がします。

    物があればあるほど幸福であるという錯覚は、今後少しずつ古い価値観になっていくでしょう。本当の豊かさとは?持たないことで得られる豊かさの正体とは何でしょう?

    「持たない豊かさ」の真実とは?

    幸福の明暗を分けるのは、自分の心

    幸せな状態というのは、自分自身が幸せだと感じている状態です。「幸せ」か「不幸せ」かを決めているのは、自分自身であると考えることができますね。

    たとえば、全く同じ状況下にあったとしても、それを「幸福」と感じる人もいれば「不幸」と感じる人もいます。その人の感じ方が、「幸福」か「不幸」かを判断しているのです。「不幸」と感じるような状況から強さや知恵、立ち直る術を学べると思えば、それは「幸福」への第1歩。ちょっと見方を変えるだけで、「不幸」という状況は姿を消していくはず。

    豊かな状態とは、どういうことか?

    幸福と同様に、豊かさを感じているのも、私たちの「心」です。しかし、物が与えてくれる豊かさにばかりに捉われてしまうと、いつも何かに追われているような不自由な日々から抜け出せなくなってしまいます。

    たとえば、「話題のお店に行けた」、「ずっと欲しかったものを手に入れることができた」…これらは待ち望んでいた本人にとってすごく嬉しいことであるはずです。しかし、一度叶ってしまうと、これらの価値は薄れてしまい、また「次は・・・」と貪欲に「もっと良いもの」を求めてしまう性質が私たちにはあると思いませんか。

    物に喜びを求めていると、当然お金がかかります。喜びを感じるために、お金を稼ぐ。これでは自分自身や家族のために働いていたつもりが、いつしか消費のために働いている、という状況が生まれてしまいます。

    ここで本質を考えてみましょう。あなたは豊かになりたくて、物や経験を欲しているとします。しかし、あなた自身が本当に得たいものはなんでしょう?ステータスや他者からの評価でしょうか。物質的豊かさをかざして他者の心までコントロールすることなど不可能です。それに、曖昧な他者という価値基準に一喜一憂しながら暮らすことは、果たして真に豊かといえるでしょうか。

    物への執着を捨てることで、見えてくるものがある

    物を持たない暮らしにシフトすることで、物に依存していた時には気づかなかったことに気づくことができます。

    物に依存することなく、本当の意味で「自立」することができれば、身も心もふんわり軽くなります。「自立」している者同士の関係性もまた、無用なしがらみから解放されることで、気持ちに余裕が生まれ、有機的な絆で結ばれます。それはきっと、必要以上に物を持たなくても、安心していられるような信頼できるものです。そんな「持たない」シンプルライフは、心に豊かさを感じさせてくれるでしょう。

    おわりに

    物を持たないことで得られる心の豊かさ。しかし、それは自分で体験してみないとわからないことです。人によっても、ちょうど良いバランスやさじ加減があると思います。あなたらしく、もっと身軽になるために。できることから少しずつ持たない暮らしをはじめてみませんか?

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