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加藤竹彦

古川古松軒の『西遊雑記』では、一対一の約束を武蔵之助が破って門人数人を連れて舟島に渡ったのを見た浦人たちが「岸龍」をとどめたが、「武士が約束を破るは恥辱」とこれに一人で挑む。しかし武蔵には4人の門人が加勢していて、ついに岩龍は討たれてしまう。浦人たちは岩龍の義心に感じてこの舟島に墓を作り冥福を祈り、それ以来ここを「岩龍島」と呼ぶようになった、とある。

The Economist

It looked like the fall of Saigon in 1975 on fast-forward: an American-backed army melting away, enemy fighters strolling into the presidential palace, desperate crowds mobbing the airport. But the similarities between Afghanistan and South Vietnam were not only superficial. Both states, built to please their American sponsors, had been hollowed out by one of the oldest diseases of governance: corruption.
In Afghanistan, “from your birth certificate to your death certificate and whatever comes in between, somehow you have to bribe,” says Ahmad Shah Katawazai, a former Afghan diplomat. Officials and police routinely demand baksheesh (a “tip”). As the Taliban advanced, the pay-off required for a passport rose to thousands of dollars.

気が遠くなる話

地球の直径は12,742kmで 人間の大きさの約1千万倍
ウイルスの大きさは0.1ミクロンで 人間の大きさの約1千万分の1
つまり
地球にとっての人間の大きさは
人間にとってのウイルスの大きさ

地球は太陽の大きさの100分の1
昆虫は人間の大きさの100分の1
ウイルスは細菌の大きさの100分の1
だから
細菌から見たウイルスは
人間から見た昆虫や
太陽から見た地球のようなもの

人間は地球の表面の 陸地の一部の住みやすいところに生息し
ウイルスは人間のなかの 呼吸器 消化管 血管 排泄系 生殖系の細胞に生息する

地球上の人間は80億
人のなかのウイルスは380兆
比べものにならない

ネズミが100億 ゴキブリは1兆5千億 コウヨウチョウが150億
動物がどれだけいたとしても 鳥がどれだけいたとしても
植物がどれだけあったとしても 海洋生物がどれだけあったとしても
380兆を超えることは絶対にない
海や陸にいる動植物プランクトンなどを足していって やっと380兆を超える

地球上の微生物が何百穣(10の28乗)で
ウィルスの総数もそれぐらい
気が遠くなる

いる

内面が外見を しのいでしまえば
野暮ったくなる
外見が内面を しのいでしまえば
薄っぺらくなる
内面も外見も いいのなら それは内面が いいから
内面も外見も ひどいなら それは内面が ひどいから

量が質を超えれば 粗野になり
美が感じられなくなる
質が量を超えれば 派手になり
仁が感じられなくなる
量と質も満足できるのなら 静かにしておけばいい
量も質も満足できないのなら 壊すのもいいだろう

でも じつは
そんなことは どうでもいい
内面も外見も 気にしなくていい
野暮ったくても薄っぺらでもいい
量も質も 気にしなくていい
美も仁も感じられなくていい
君が君のままでいて
そこにいればいい

プレート

太平洋プレートは 日本の東に広がり
太平洋のほとんどが その上に広がる
毎年 8センチ 東から西に移動して
日本海溝の下に沈み込む

北米プレートは 日本の北に広がり
カムチャッカ半島 シベリア アラスカ 北米大陸が
その上に乗っている
北海道 東北 関東も
かろうじて その端に乗っている

ユーラシアプレートは 日本の西に広がり
朝鮮半島 中国 ロシア ヨーロッパが
その上に乗っている
中部 関西 中国 四国 九州も
みんな その端に乗っている

フィリピン海プレートは 日本の南に広がり
北米プレートとユーラシアプレートに挟まれるように
地中深く広がり
毎年 7センチ 南から北に移動している
大昔に はるか南にあった島が プレートと共に移動して
ふたつのプレートのあいだに消威するはずだったのが
島が大き過ぎてそのまま残ってしまい
伊豆半島と呼ばれている

プレートのせめぎ合いが
今日も続いている
四方からの押し合いへし合いで
日本列島が悲鳴をあげている

日本海溝という名前の付いた
深い谷の暗い闇が
日本の未来を暗示している

それにしても
とんでもないところに生まれたものだ

ありのまま

猫は
微分や積分を
考えることができない

猿は
量子力学を
理解することができない

人は
経験を
予測することができない

僕は
ありのままを
感じることができない

君は
ありのままを
受け入れることができない

見えないもの

100μm以下のものは肉眼では見えない

髪の太さは 40μm から 100μm
植物の花粉は 30μm から 40μm
スギ花粉は 30μm から 40μm

SPM(浮遊粒子状物質)は 10μm以下の粒子状物質
黄砂は 10μm

ヒト細胞は 肝細胞も含めて 10μm
赤血球は 6μm から 8μm
植物の細胞内にある葉緑体は 5μm
大腸菌は 3μm
ミトコンドリアは 2.5μm

PM2.5は 2.5μm以下の微小粒子状物質
ETS(環境たばこ煙)は 0.1μm から 1μm
タバコの煙は 1μm (0.01μm から 0.5μm)

1μm の細菌は光学顕微鏡で見ることができる

緑膿菌は 1μm
黄色ブドウ球菌は 0.5μm から 1μm
結核菌は 0.3μm から 0.6μm
ノロウイルスは 0.3μm

0.1μm のウィルスは電子顕微鏡で見ることができる

SARSコロナウイルス も MERSコロナウイルス は 0.08μm から 0.16μm
いま問題になっている新型コロナウイルス も 0.08μm から 0.16μm
インフルエンザウイルスは 0.08μm から 0.12μm
HIVは 0.1μm
B型肝炎ウィルスは 0.042μm

どんな顕微鏡でも見えないものがある
心は見えない
いや 君の心は見える気がする

昔話

時の流れにまつろうのは いやだ
時の中に閉じ込まれるのは もっといやだ

そんなことを思って昔の天皇の話を読んだでいたら
これが結構面白い

その中でも20代天皇から26代天皇までの話は特に面白く
20代安康天皇と弟の21代雄略天皇とその子の22代清寧天皇や
23代顕宗天皇と兄の24代仁賢天皇とその子の25代武烈天皇
そして20代から25代天皇までとは無縁の26代継体天皇と
想像の翼は限りなく拡がる

安康天皇は皇后の連れ子の眉輪王に暗殺され
その後継者と目された安康天皇の従兄の市辺押磐皇子は
後に雄略天皇となる安康天皇の弟に殺され
雄略天皇の子の清寧天皇に後嗣がなかったからといって
殺された市辺押磐皇子の子供たちが連れてこられて
その子供たちが顕宗天皇と仁賢天皇になり
武烈天皇に後嗣がなかったためといって
武烈天皇の高祖父の弟の玄孫が連れてこられて
継体天皇になる

結婚も望んでとか望まれてとかではなく
家が誅された後に決められたものが多く
征伐して統合した皇族や豪族の残党を
納得させるために妃を取るなんてこともあり
誰々の娘が天皇の妃になったといっても
現実は私たちの想像とはかけ離れたもの
雄略天皇の皇女は仁賢天皇の皇后でとか
仁賢天皇の皇女は継体天皇の皇后でとかいっても
その意味合いは想像を絶する

雄略天皇はとんでもない暴君だったとか
武烈天皇が悪逆非道の異常な行動をとったとか
継体天皇は新王朝の始祖であるとか
歴史学者の言うことのすべてが
今に残る書物を読み解いての想像でしかなく
想像は果てしなく広がり
楽しい

話が現実離れしていると話にはいりこめないし
出てくる人たちが立派すぎるのも面白くない
ぜんぶが正確に記録されていたら想像は働かず
二つ以上の書物に矛盾がないなんて つまらない

わからない時代のわからない人たちは
今に生きる私たちと そうは変わらず
展開される話はまるで 隣国のテレビドラマのよう
主人公がいて敵役がいて 援助者がいて理解者がいる
そして 不思議なことに
見え隠れする端役だけが 真実を知っている

今という時代を生きる君は
そして僕は
その頃に生きていた人たちより 幸せか?
その答えは 誰も知らない
君も知らない
僕も知らない

統計データ

統計データのなかには
   Not Available (利用できない)

   Not Applicable (該当なし)
がある

   Not Available (利用できない)
は例えば
   まだデータが届いていないとかで手に入らない
なんていう感じで
   Not Applicable (該当なし)
は例えば
   日本から日本への輸出
のようにあるわけがないという感じだ

その他にも
   Less than half of the unit (単位の半分未満)

   Absolute zero (ゼロ)
がある

   Less than half of the unit (単位の半分未満)
は例えば
   単位が「1」で実際のデータが「0.1」
だと 表の上では「0」ということになってしまうのだけれど
その「0」は なにもない「0」とはちがうので
わざわざ
   Less than half of the unit (単位の半分未満)
なんていう表記をする
それに対し 本当の「0」 つまりなにもない「0」は
   Absolute zero (ゼロ)
と表記する

データが揃って 統計表を印刷するときには
   Null (無)

   Space (空)
の違いに悩まされる

   Null (無)

   なにもない
そして
   Space (空)

   スペースがある
ということなので明らかに違うのだが
わかったつもりでいてもたまに間違える

Null と Space の違いは
無と空の違いに似ている

無は
   Nothing
空は
   Empty

老子とか道元とかが
統計表のなかに顔を出す

なかなか興味深い

フェイク

映像や画像が事実を伝えた
そんな時代もあった
でも今は違う
映像や画像は現実ではない
現実を伝えるものでもない

情報が交錯するなかで
伝えたいメッセージが先にあって
メッセージを伝えるために
映像や画像が作られる

映像や画像は加工され
会ったことのない人が並んで映り
いるかどうかわからない人が
あるかどうかわからない街で
シナリオ通りのセリフを喋る

昔の絵巻物となにが違うのか
ちょっとリアルなだけじゃないか
そんなことを言われても
納得はいかない

バーチャルだフェイクだと
カタカナで言ってみたところで
イカサマはイカサマだし
間違いは間違いでしかない

正義や中立を口にしても
正義も中立もない
あるのはただビジネスの論理と
テクノロジーの追求だ

有名人のセックス映像はどれもフェイクで
政治家の賄賂の受け渡し画像はでっち上げ
映像や画像を作った人は
真実を伝えるためと開き直る

映像や画像が現実でないとわかっていても
フェイクを見ると半分信じる
半分信じれば ぜんぶ信じる
フェイクはいつのまにか現実になり
違うと言っても誰も聞いてくれない

映像や画像は現実ではない
現実を伝えるものでもない
でも残酷な人間は
映像や画像をおもしろがって
加工してコピーして見て笑う

映像や画像を信じてきた人たちは
作られたものだと知ってか知らずか
相変わらず見たままを信じる
信じてはいけないものを信じる

Paolo Giordano

La storia dolorosa e commovente di Alice e di Mattia, e dei personaggi che li affiancano nel loro percorso. Una scrittura di sorprendente fermezza e maturità, una materia che brucia per le sue implicazioni emotive.

Choices are made in brief seconds and paid for in the time that remains.

Wei-jie Guan, Zheng-yi Ni, Yu Hu, Wen-hua Liang, Chun-quan Ou, Jian-xing He, Lei Liu, Hong Shan, Chun-liang Lei, David S.C. Hui, Bin Du, Lan-juan Li, et al.

BACKGROUND Since December 2019, when coronavirus disease 2019 (Covid-19) emerged in Wuhan city and rapidly spread throughout China, data have been needed on the clinical characteristics of the affected patients.
METHODS We extracted data regarding 1099 patients with laboratory-confirmed Covid-19 from 552 hospitals in 30 provinces, autonomous regions, and municipalities in mainland China through January 29, 2020. The primary composite end point was admission to an intensive care unit (ICU), the use of mechanical ventilation, or death.
RESULTS The median age of the patients was 47 years; 41.9% of the patients were female. The primary composite end point occurred in 67 patients (6.1%), including 5.0% who were admitted to the ICU, 2.3% who underwent invasive mechanical ventilation, and 1.4% who died. Only 1.9% of the patients had a history of direct contact with wildlife. Among nonresidents of Wuhan, 72.3% had contact with residents of Wuhan, including 31.3% who had visited the city. The most common symptoms were fever (43.8% on admission and 88.7% during hospitalization) and cough (67.8%). Diarrhea was uncommon (3.8%). The median incubation period was 4 days (interquartile range, 2 to 7). On admission, ground-glass opacity was the most common radiologic finding on chest computed tomography (CT) (56.4%). No radiographic or CT abnormality was found in 157 of 877 patients (17.9%) with nonsevere disease and in 5 of 173 patients (2.9%) with severe disease. Lymphocytopenia was present in 83.2% of the patients on admission.
CONCLUSIONS During the first 2 months of the current outbreak, Covid-19 spread rapidly throughout China and caused varying degrees of illness. Patients often presented without fever, and many did not have abnormal radiologic findings.

Inga Clendinnen

Australia’s original people had been dealt a lean ecological hand — no domesticatable fauna beyond the dingo, no domesticatable flora beyond the macadamia nut — so they developed a form of firestick farming and expertise in exploiting even the most ephemeral seasonal resources. They also developed steepling thought-structures — intellectual edifices so comprehensive that every creature and plant had its place within it. They travelled light, but they were walking atlases, and walking encyclopedias of natural history. They were Scheherazades, too, because this complicated knowledge was not written down but allocated between human minds in song, dance and story. Detailed observations of nature were elevated into drama by the development of multiple and multi-level narratives: narratives which made the intricate relationships between these observed phenomena memorable.
These dramatic narratives identified the recurrent and therefore the timeless and the significant within the fleeting and the idiosyncratic. They were also very human, charged with moral significance but with pathos, and with humour, too – after all, the Dreamtime creatures were not austere divinities, but fallible beings who happened to make the world and everything in it while going about their creaturely business. Traditional Aboriginal culture effortlessly fuses areas of understanding which Europeans ‘naturally’ keep separate: ecology, cosmology, theology, social morality, art, comedy, tragedy – the observed and the richly imagined fused into a seamless whole.

立命館大学経済学部

広がる所得格差がいま世界で問題になっています。所得格差をみる指標はいくつかありますが、例えば所得階層別の国民所得のシェア(税引前)でみると、2014年のアメリカでは上位10%の所得階層が国民所得の47.0%を占めています。しかも1980年には34.2%だったことを考えると34年間で13ポイント近くも上昇したことになります。反対に下位50%の所得階層のシェアは同期間に19.9%から12.6%に低下しています。こうした所得格差の拡大はアメリカほどではありませんが、日本をはじめ他の先進国でも共通してみられます。一方で、所得税の最高限界税率は段階的に引き下げられてきました。アメリカでは1980年の最高限界税率は70%でしたが、現在は37%になっています。日本でも1980年の75%から現在の45%へと変わっています。
所得格差が広がってきているならば、より多くの所得を稼ぐ人にはより多くの税負担を求めてもよさそうですが、なぜ実際には高額所得者の税負担は軽減される傾向にあるのでしょうか?

木村貴

学生時代、経済学をかじったことのある人はこう思うかもしれません。「経済学は社会科学の中では自然科学に近い学問。だって自然科学と同じように数学を駆使しているから」
たしかに今の経済学の論文や専門書は、同じ社会科学に分類される法学や政治学、社会学などと異なり、まるで物理学のように数式や記号にあふれています。経済学者自身、数学に基づく厳密な学問であるという誇りを込めて、経済学を「社会科学の女王」と呼ぶことがあります。
経済学が数学を多用することには理由があります。自然科学の手法をまねてきたからです。物理学者の長沼伸一郎氏は経済学で用いる数学について「物理や天体力学の世界で成功した数学技法で使えそうなものを寄せ集めて作られた」と指摘します。
しかし肝心なのは、経済学が自然科学の手法を模倣することで、自然科学と同じような成功を収められるかどうかです。
ニュートンが自ら考案した数学の微積分に基づき理論化した力学の法則は、今でも通信衛星の軌道計算、ミサイルの誘導、津波や地震のシミュレーションなどで幅広く活用されています。アインシュタインが発見した相対性理論のおかげで、GPSによって現在位置が正確にわかります。
これに対し、経済学はどうでしょうか。毎年、ノーベル経済学賞が発表されるたび、学問上の業績がうやうやしく紹介されますが、その業績が実際に人々の暮らしを豊かにしたり、経済危機を防いだりしたという話は聞いたことがありません。

Alan Jay Levinovitz

Economists who rationalise their discipline’s value can be convincing, especially with prestige and mathiness on their side. But there’s no reason to keep believing them. The pejorative verb ‘rationalise’ itself warns of mathiness, reminding us that we often deceive each other by making prior convictions, biases and ideological positions look ‘rational’, a word that confuses truth with mathematical reasoning. To be rational is, simply, to think in ratios, like the ratios that govern the geometry of the stars. Yet when mathematical theory is the ultimate arbiter of truth, it becomes difficult to see the difference between science and pseudoscience. The result is people like the judge in Evangeline Adams’s trial, or the Son of Heaven in ancient China, who trust the mathematical exactitude of theories without considering their performance – that is, who confuse math with science, rationality with reality.

Paul M. Romer

Mathiness lets academic politics masquerade as science. Like mathematical theory, mathiness uses a mixture of words and symbols, but instead of making tight links, it leaves ample room for slippage between statements in the languages of words as opposed to symbols, and between statements with theoretical as opposed to empirical content. Because it is difficult to distinguish machines from mathematical theory, the market for lemons tells us that the market for mathematical theory might collapse, leaving only machines as entertainment that is worth little but cheap to produce.

Mathiness in the Theory of Economic Growth (PDF file)

Friedrich von Hayek

It seems to me that this failure of the economists to guide policy more successfully is closely connected with their propensity to imitate as closely as possible the procedures of the brilliantly successful physical sciences – an attempt which in our field may lead to outright error. It is an approach which has come to be described as the “scientistic” attitude – an attitude which, as I defined it some thirty years ago, “is decidedly unscientific in the true sense of the word, since it involves a mechanical and uncritical application of habits of thought to fields different from those in which they have been formed.” I want today to begin by explaining how some of the gravest errors of recent economic policy are a direct consequence of this scientistic error.

Wikipedia

The Nobel Memorial Prize in Economic Sciences, commonly referred to as the Nobel Prize in Economics, is an award for outstanding contributions to the field of economics, and generally regarded as the most prestigious award for that field. The award’s official name is The Sveriges Riksbank Prize in Economic Sciences in Memory of Alfred Nobel (Swedish: Sveriges riksbanks pris i ekonomisk vetenskap till Alfred Nobels minne).
The prize was established in 1968 by a donation from Sweden’s central bank Sveriges Riksbank to the Nobel Foundation to commemorate the bank’s 300th anniversary. As it is not one of the prizes that Alfred Nobel established in his will in 1895, it is not technically a Nobel Prize. However, it is administered and referred to along with the Nobel Prizes by the Nobel Foundation. Laureates are announced with the Nobel Prize laureates, and receive the award at the same ceremony.
Laureates in the Memorial Prize in Economics are selected by the Royal Swedish Academy of Sciences. It was first awarded in 1969 to Dutch and Norwegian economists Jan Tinbergen and Ragnar Frisch, “for having developed and applied dynamic models for the analysis of economic processes”.

小野恭子

現段階でもっとも包括的に推定しているJambeckらの論文によれば、日本が海洋に排出しているプラスチックは、一年で4万トンとされている(2010年、中位推計。環境省の資料では「2~6万トン」と記されている)。一方で、日本で一年間に発生するプラスチックごみ(以下、廃プラ)は、2010年で945万トン、容器包装関係に限っても450万トンほどである。
ちなみに4万トンという数字は「廃プラの2%が街中で散乱する」という仮定のもとに求められたもので、この仮定は、全米での実績値にもとづいているものの、世界中の国で一律としている。日本では「街中に散乱し」「やがて海に流れ出てしまう」ごみが全体の2%もあるとは考えにくく、もっと小さい値の方が個人的にはしっくりくる。Jambeckらも、埋め立てごみが適正に処理されている“高所得国”では、この2%という数字次第で結果が大きく変わることを指摘している。なお彼らは、「世界的には“不適切な廃棄物管理”による排出量のほうが大きい」とし、この量は、日本ではゼロである。
4万トンと450万トンという数字を見比べると、日本の廃プラは大きく見積もっても1パーセントしか海洋に流出しない、ということになる。つまり日本では、現時点のシステムがきちんと回っている限り、廃プラが海洋にそのまま出ることはきわめて考えにくく、レジ袋の有料化くらいでは大勢に変化はないことが容易に想像できる。

箱根温泉供給株式会社

温泉法施行規則改正に伴う大涌谷温泉の扱いについて
箱根温泉供給㈱の大涌谷温泉は、昔から広く知られているように自然に湧き出てくる温泉と、 火山性蒸気と地下水をぶつけることにより出来上がる造成温泉の混合された温泉です。
今回の温泉法施行規則改正により、温泉を加水や加温した場合は保健所への届出が義務化されましたが、 大涌谷で行われる“造成温泉※”については、加水や加温といった扱いではありませんので、 当社よりの温泉を温泉成分に影響を与える項目に該当する行為が行われていない場合は、 今回の表示義務の対象からは除外されますのでお間違えないようお願いいたします。
※温泉法では、地下から湧出る水蒸気やその他のガスも温泉として定義されております。
しかしながら、百数十度の蒸気はそのままでは入浴することが不可能なため火山性蒸気の成分を水に溶け込ませることが 必要不可欠と成ります。当社の場合、自然に湧出する自然湧泉及び、 火山性蒸気と地下水を利用した造成温泉をすべて混合した時点で専門機関に分析を依頼し、 分析表を発行していただいておりますので、すべて混合したものが“大涌谷温泉”であると理解していただけると思います。

箱根イタリ亭

写真の池、イタリ亭の目の前の箱根CC内の池なのですが、ここの水が大涌谷温泉の原水だとご存知でしたか?
大涌谷温泉とは言いますが、大涌谷で温泉が湧き出しているわけではありません。写真の水源から大涌谷までポンプでくみ上げ、蒸気を通して供給しているのです。もともと仙石原は良水で有名でしたが、蒸気を通すことで温泉成分満載の白濁の温泉になるのです。

Scottie Nell Hughes

And so one thing that has been interesting this entire campaign season to watch, is that people that say facts are facts—they’re not really facts. Everybody has a way—it’s kind of like looking at ratings, or looking at a glass of half-full water. Everybody has a way of interpreting them to be the truth, or not truth. There’s no such thing, unfortunately, anymore as facts.

Friedrich Nietzsche

Against [empiricism], which halts at [observable] phenomena—‘There are only facts’—I would say, no, facts is precisely what there is not, only interpretations. We cannot establish any fact ‘in itself’: perhaps it is folly to want to do such a thing.

Carl Jung

Synchronicity: A meaningful coincidence of two or more events where something other than the probability of chance is involved.

**

Synchronicity is an ever present reality for those who have eyes to see.

Carl Jung

We often dream about people from whom we receive a letter by the next post. I have ascertained on several occasions that at the moment when the dream occurred the letter was already lying in the post-office of the addressee.

天羽優子

宣伝文句の中に、これ見よがしに特許番号を出している場合があるが、あれは単に同業他社に対して「真似すんな!」と言ってるだけである。特許番号が宣伝に書いてあるからといって、宣伝内容の科学的正しさとは無関係である。どうも、意図的に、一般に流布している、「特許が出ている=正しい科学知識に基づいて開発した、優れた独自技術を持っているに違いない」という先入観を利用しようとしている節があるので注意が必要だ。
特許はアイデアを保護するためのものである。特許庁の審査を通ったものは「特許公報」に掲載され、審査前のものは「公開公報」に掲載される。どちらに出ているかは、特許電子図書館のウェブページで調べればわかる。審査を通ったものの方が信頼度は高いが、それでも科学的に正しいという保証はない。特許庁では、特許の内容に書かれている装置などを実際に作って確かめることは行わず、書類上の審査だけなので、トンデモない話が紛れ込む可能性は避けられない。ましてや、書類の形式さえちゃんと整っていれば出願をすることはできるし、出願から1年半たつと、ほぼ自動的に公開されるのだから、単に「公報に掲載されている」と言うだけでは、その内容の科学的正しさが保証されていることにはならないことは、当然である。

天羽優子

最近、食品や化粧品の会社の技術者から、「クラスターの小さい水を使うといい製品ができるのでしょうか」「磁気処理水って、クラスターが小さいという話ですが、どうなんですか」という質問を相次いで受けた。これに対して私は、「液体の水のクラスターをちゃんと測定した実験は今の所ないので、クラスターを指標にするよりは水の不純物の分析をして成分で押さえた方がいいですよ」という内容の返事をした。
私が、「クラスターの小さい水はおいしい」という話を最初に知ったのは、修士に進学した直後だった。それからしばらくして、その話の根拠となったNMRの測定は誤りであるという話を研究会できいたので、もうそんな話は消えただろうと思っていたのだが、一度広まった話はなかなか根強く残っているようである。

天羽優子

「水クラスターが小さい・浸透圧増加・細胞を活き活き・体にいい」などという宣伝を大まじめにやっている業者は、高校の理科の知識すら怪しいことになる。そんな知識しかない業者が作って販売している製品に、あなたはお金を払いますか? その製品を本当に信用できますか? 業者はたまたま(わざわざ宣伝文句に取り入れている)浸透圧について全く無知なだけで、他の水処理技術については高度な知識と技術を持っていると・・・・期待できるでしょうか?

どうも、現実は、業者やマスコミの科学知識のレベルの方もさんざんなので、変な話を変だと見抜くための「使える科学」を身につけると、お金の面でも心の面でもかなり得をする。信用のできない業者のトンデモ理論を信じて高額の浄水器や活水器を買わされなくてすむし、マスコミが並べ立てる話に一喜一憂して商品を買いに走ったりあるいは買うのを止めたりしなくてもよくなる。また、根拠のない宣伝や報道を信じて友人知人に触れ回った挙げ句、実は相手をかついでいた、などということも避けられる。

全国がん患者団体連合会(全がん連)

このたびの本庶佑先生のノーベル生理学・医学賞の受賞は、私たちがん患者や家族に大きな希望をもたらし得るものであり、がんの克服に向けた貴重な一歩となることが期待されています。一方で、その成果の一つである免疫チェックポイント阻害剤は現状では効果が期待できるがんの種類などは限られており、免疫チェックポイント阻害剤特有の副作用などもあることから、慎重に投与されることが必要な薬剤です。
本庶先生の研究をもとに開発された免疫チェックポイント阻害剤により、これまで治療法がないとされたがん患者さんの中に治療効果が現れていることは本当に喜ばしいことです。そうした効果を伝える報道を見聞きし、現在の治療法を中止して免疫チェックポイント阻害剤を使用すべきかと迷う患者さんやご家族が増えている現状があります。
しかし、有効性と安全性が確認され、免疫チェックポイント阻害剤が使用できる患者さんは限られていますし、適応となる患者さんの中でも効果は異なります。また、免疫チェックポイント阻害剤特有の副作用や重篤な副作用の報告もあり、現時点では、すべての患者さんにとっての「夢の薬」とはいえません。こうしたデメリットも含め正しい情報が提供されることが、いま何より重要と考えます。
特に報道機関のみなさまには、免疫チェックポイント阻害剤を含む免疫療法についての正しい情報を冷静に伝えていただくようお願いいたします。

リンパ球バンク株式会社

このところ「丸山ワクチン」がネット上で賑わいをみせております。スポーツ選手が投与を受けている、とか科学的根拠が明らかになった、といった話題がSNS上で飛び交っています。
科学的根拠は最初からあります。
相変わらず科学的根拠と臨床上のエビデンス(有効性の証明)が混同されていますが丸山ワクチンは、結核菌の抽出物を注射するのですから何らかの免疫刺激がある、とここまでの根拠はあるのです。
あとは実際に治療に使ってどうか、で、これをエビデンスと呼ぶのですが、白血球が増える人がいらっしゃいます。
ややこしいのは抗がん剤で免疫システムがダメージを受けていくところへ丸山ワクチンを併用すると、免疫刺激効果は当然、減殺されるので効かないのでは、という側面と、全く逆に抗がん剤によって白血球が減少し感染症で亡くなる方が大勢いらっしゃるので丸山ワクチンによって白血球の減少に多少でも歯止めがかかり、投与しないよりはした方が若干の延命効果がでるかも、という側面もあります。
ただし、丸山ワクチンにしろ、レンチナンにしろ単独投与で進行がんの症状を劇的に改善するという類のものではなく、あくまで若干の免疫刺激を加えるというものですのでもの凄い効果を期待するのは無理があります。
実際に進行がん患者さんに、これらの薬剤を単独投与しても、血液中のNK細胞の活性はほとんど動きません。
がん患者さんの強い免疫抑制がかかっている状態のところへ単独投与しても、がん免疫を顕著に刺激するものではない、ということです。

五木寛之

歴史上の人物に関してのさまざまな推測は、ほとんど想像力の産物である。たとえ確実な資料があったとしてもだ。
いちばん当てにならないのが本人の残した資料である。日記、記録、著書、その他の自身の手になるものは、必ずしも真実ではない。思い違いもある。故意に伏せた部分もある。意図的に事実とちがった著述もある。
また近親者、友人、知人、関係者の発言も必ずしも当てにはならない。いや、むしろ主観的な回想が少なくないのである。公的な資料として保存されたものはどうか。最近の政府・官公庁の公式記録が勝手に改竄される例を見ても、必ずしも真実とは言いがたい。

Y-History 教材工房

徽宗(きそう)。宋(北宋)の第8代皇帝。神宗の子。親政を行って新法を採用したが、次第に政治は臣下に任せ、自らは絵画などの風流の遊びに浸る生活を送った。そのため、方臘の乱などの農民反乱が起き、宋は弱体化し、1125年、金軍による首都包囲を受けて退位した。
1127年の靖難の変で金の捕虜となり、その都に連行され、その地で死んだ宋の徽宗は、皇帝としては無能な人だったが芸術家としては一流の人物であった。若いときから書や絵画に優れ、また芸術家を保護し、風流天子と言われた。彼のもとで画院に集められた一流の画家たちが作り上げた写実的で当時に装飾性の強い画風を院体画という。徽宗自身の作品も残っており、その代表作「桃鳩図」は日本の某家に所蔵されている。

Addiction Blog

Every racial or ethnic group has specific health concerns which are caused by a combination of genetic, cultural, and environmental factors. For example, some people think that Irish people drink too much as a culture. But American Indians and Alaska Natives statistically suffer disproportionately from substance use disorders compared with other racial groups in the United States. Why is this? And what can be done about it?

Regina Nuzzo

  • I’m not trying to produce misleading results
    — but I do have a stake in the outcome.
  • When the data don’t seem to match previous estimates,
    you think, “oh, boy! Did I make a mistake?”
  • Science is an ongoing race between our inventing ways to fool ourselves,
    and our inventing ways to avoid fooling ourselves.

Monya Baker

More than 70% of researchers have tried and failed to reproduce another scientist’s experiments, and more than half have failed to reproduce their own experiments. Those are some of the telling figures that emerged from Nature’s survey of 1,576 researchers who took a brief online questionnaire on reproducibility in research.
The data reveal sometimes-contradictory attitudes towards reproducibility. Although 52% of those surveyed agree that there is a significant ‘crisis’ of reproducibility, less than 31% think that failure to reproduce published results means that the result is probably wrong, and most say that they still trust the published literature.

Oles Yanchuk

Famine33This film is my personal contribution to the Ukrainian independence referendum.
I wanted people to see what life was like in a colony, the inhabitants of which were mercilessly exploited in the name of a utopian ideology.

Windturner

Now here’s my dilemma. The more I save, the more economically secure would I feel, and the more unsecure will my nation’s economy get. And the more I spend, the less cash I have in bank, in fact it might even go negative which is good for the nation’s economy. Which means what is good for an individual is bad for the economy and vice versa. Who can answer to that?

Gregg Herken

hiroshimaFive myths about the atomic bomb

  1. The bomb ended the war – the Soviet Union’s unexpected entry into the war against Japan on Aug. 8 was probably an even greater shock to Tokyo than the atomic bombing of Hiroshima two days earlier.
  2. The bomb saved half a million American lives – the U.S. Joint War Plans Committee predicted in mid-June 1945 that the invasion of Japan, set to begin Nov. 1, would result in 193,000 U.S. casualties, including 40,000 deaths.
  3. The only alternative to the bomb was an invasion of Japan – there were two other options recognized at the time. The first was a demonstration of the atomic bomb prior to or instead of its military use. The second alternative was accepting a conditional surrender by Japan.
  4. The Japanese were warned before the bomb was dropped – there was never any specific warning to the cities that had been chosen as targets for the atomic bomb prior to the weapon’s first use. The omission was deliberate: The United States feared that the Japanese, being forewarned, would shoot down the planes carrying the bombs.
  5. The bomb was timed to gain a diplomatic advantage over Russia and proved a “master card” in early Cold War politics – in reality, military planning, not diplomatic advantage, dictated the timing of the atomic attacks. The bombs were ordered to be dropped “as soon as made ready.”

岡潔

アインシュタインのしたことについて一番問題になりますのは、それまで直線的に無限大の速さで進む光というものがあると物理で思っていたのを、否定したのです。それを否定して、しかしいろいろな物理的な公理をそのまま残したのですね。
ところが光というものがあると考えていたアインシュタイン以前では、そういう公理体系は近似的に実験し得るものだったのです。だから物理的公理体系だったのです。ところがアインシュタインは、在来の光というものを否定した。そうすると、仮定している物理の公理体系が残っても、実験的には確かめることのできないものに変ってしまったのです。物理的な公理体系ではなくなったのです。
これはなんと言いますか、観念的公理体系、哲学的公理体系というようなものに変ってしまいます。そういう公理体系の上に物理学を組み上げたことになったのですね。現在はその状態なんです。
だから数学者はそれを問題にしているのですが、現在の公理体系を再び物理学的公理体系たらしめるにはどうすればよいか、そういうことが可能かという問題があるのです。ところが、それはできそうにもない。だから若い無茶の好きな数学者は、そういう準備もしておりますし、ことによるとそれは可能かもしれませんが、たいていの人はやろうともしていない。現在の物理学は数学者が数学的に批判すれば、物理学ではない。なんと言いますか、哲学の一種ですか。そんなふうな状態だから、それ以上立ち入って理論物理のことをやろうとしている数学者はあまりいないでしょう。早晩なんとかしなければならぬとは思うのです。
しかし公理体系の上にいろいろなものを積み上げて、物理学という知的体系の無矛盾が知的に証明できただけではだめだということが、数学の例でわかっていますが、その知的に無矛盾というものを証明することが、すでに到底できそうもないこととして写っているのです。それはアインシュタインが光の存在を否定しましたから。それにもかかわらず直線というふうなものがあると仮定していろいろやっていますね。
物理の根底に光があるなら、ユークリッド幾何に似たようなものを考えて、近似的に実験できますから、物理的公理体系ですが、光というものがないとしますと、これは超越的な公理体系、実験することのできない公理体系ですね。それが基礎になっていたら、物理学が知的に独立しているとは言えません。そこに物理学の一番大きな問題があると私は思います。たいていの数学者もそう見ているだろうと思います。まだ数学者と物理学者はお互いに話し合ってはいませんが。

Mike

Why is it that liberals always think the populace is stupid? Maybe it’s because they’re so arrogant, sitting in their ivory towers, gazing down imperiously on the people. Most folks know what’s best for them, whether they have a Ph.D., a Nobel Prize, or not. And they spoke this week in a strong voice. They do not want to go where the Democrats want to herd them. They are shedding Democrats as fast as they can. If it wasn’t for the fact that only 1/3 of the Senate is voted upon at any election, the Republicans would have been in this place four years ago.

渡辺京二

私のたしかめたところでは、石牟礼氏はこの作品を書くにために、患者の家にしげしげを通うことなどしていない。これが聞き書きだと信じこんでいる人にはおどろくべきことかもしれないが、彼女は一度か二度しかそれぞれの家を訪ねなかったそうである。 。。。
ところがあることから私はおそるべき事実に気づいた。仮にE家としておくが、その家のことを書いた彼女の短文について私はいくつか質問をした。事実を知りたかったからであるが、例によってあいまいきわまる彼女の答をつきつめて行くと、そのE家の老婆は彼女が書いているような言葉を語ってはいないということが明らかになった。瞬間的にひらめいた疑惑は私をほとんど驚愕させた。「じゃ、あなたは『苦海浄土』でも……」。すると彼女はいたずらを見つけられた女の子みたいな顔になった。しかし、すぐこう言った。
「だって、あのひとの心の中で言っていることを文字にすると、ああなるんだもの」

AFP

000_Par7906693Les cages peintes en vert sont remplies d’animaux mais interdites aux visiteurs : depuis des semaines, l’espace de quarantaine du zoo d’Abidjan affiche complet, de nombreux particuliers abandonnant leurs singes de crainte d’attraper le virus d’Ebola, pourtant absent de Côte d’Ivoire.

大谷恭子

法廷は、提出された限られた事実から真実と正義を求めていくしかない。これは決してすべての事実ではないし、実体的正義ではないのだ。裁判での“真実と正義”は、所詮その程度のものでしかない。人間の営みとしては、なるほど工夫され、間違いが少ないようにはなっているが、決して“絶対”ではない。おおよそのところはこの人間の英知の結果を信じるしかないのだが、しかし、果たして、人一人の生命を奪うに足る“真実と正義”かとなると、私には、それは違う、としか言えない。

ウィキペディア

物理学上の法則というものが、それが即、自然自体の法則そのものだと信じられることも多いが、物理法則というのは、自然法則の不正確な写しや近似に過ぎないとする考え方もある。
また、物理法則が全て“永久で普遍の原理”だなどと信じられていた時代も長かったが、これも現在では疑問視されることも多い。ビッグバン仮説が見出され、科学者らがその理論に基づいて分析した結果、この宇宙の初期の段階では物理法則自体が定まっていない時期があり、あるきっかけで物理法則自体がある方向性で決まってゆく、空間自体の性質がある方向性で決まってゆくというプロセスを経て、現在我々が知っている「物理」自体ができあがってきた、とされているのである。また、現在の物理法則が将来も有効であるという保証は無い、それはそう信じたがっているタイプの物理学者の心に存在しているだけであって宇宙自体のどこにもそのような証拠はない、と指摘されることがある。
ある時点で物理学の領域で記述されている法則が、果たして本当に自然に存在している法則を充分に記述しているかどうか、ということは疑問視されることがある。
ニュートン力学は、20世紀初頭まで絶対的なもののように堅く信じられていた。その後、ニュートン力学というのは、絶対的ではないと理解されるようになってきている。
本物の自然というのは、人間の知的営為のかなたにあって、はるかに複雑であったり不可思議なことが実際には起きているのだ、それなのに理論体系や人工物に囲まれるとそうした基本的なことが分からなくなる、といったことも指摘されている。

Dan Brown

History is always written by the winners. When two cultures clash, the loser is obliterated, and the winner writes the history books — books which glorify their own cause and disparage the conquered foe. As Napoleon once said, “What is history, but a fable agreed upon?” He smiled. By its very nature, history is always a one-sided account.

兼常清佐

音楽の世界は暗黒世界である。いろいろな迷信が縦横にのさばり歩いている。

タッチの技巧     音楽批評家やピアノの師匠が熱心に主張するようなタッチの技巧というものが、事実上に本当にピアノの上に存在するか、ピアノは名人が叩くのと、私が万年筆の軸で押すのとで、本当に、事実上、音が違うものであるか。常識で考えて、そんな事実の存在しない事は明瞭である。これがピアノのようなものであるからこそ、そんな迷信が今日でも平気で行われている。他の機械なら、誰もそんな事を真面目に考える人はない。
音の混雑     ピアノの音は実際変るべき理由のあるところで、実際いろいろに変っている。たとえば今 c’ の音を或る速さで二度つづけて弾いたとする。楽譜には同じ c’ の音符が二つ書いてある。そしてこの二つの音は全く同じ c’ の音だと批評家も師匠も聞いている。この事を疑った批評家をまだ私は知らない。しかしピアノの構造の上から考えて見れば、そんな事はあり得ない。この二つの音の間には、音の混雑から起る相当な音色のちがいがなくてはならない。
音の遅速     ピアノを弾く人は、ピアノの音が鍵盤を叩いた瞬間よりもいくらか遅れて出るという事実にあまり気がつかない。しかし、そのような事実を平気で聞き落していいものであろうか。よほど上等なピアノの機械でも、この音のおくれを無くする事は出来ない。しかし、この時間の遅れは、決して平気で聞き落してもいいような瑣末なものでない。そしてその時間は鍵盤の沈む角速度に関係するから、音楽としては誠に重要な一問題である。

これはほんの一例である。ピアノにはこのような事はまだまだ沢山ある。これはみな十分明瞭な事実である。それにこの明瞭な事実は批評家にも、ピアノの先生にも一般に聞かれていないで、そして存在の曖昧至極なタッチの巧拙という事だけがひとり明瞭に聞き出されていいものであろうか。一体そんな事で私共の常識が承知するだろうか。

Allen Nelson

My Marine company was going through a village, when we were attacked by some Vietnamese soldiers. Many Marines were killed and many were wounded. The rest of us just ran around, trying to find a place of safety. I ran behind a Vietnamese house and ran down into their family bunker. …
Once I got down inside of this bunker, I realized that there was someone there with me. I turned and looked. It was a young Vietnamese girl, maybe 15 or 16 years old. … She looked at me like I was a monster. She was very afraid of me, but for some reason she would not get up and run away.
She was breathing very hard, and she was in great pain. So I crawled over to her and realized she was naked from the waist down. I could not understand what was wrong with her. She kept breathing hard, and she kept making pushing sounds. I looked between her legs and saw the little head of a baby.

Football Italia

Salernitana-NocerinaSalernitana-Nocerina has been abandoned in Lega Pro after an extraordinary series of events.
The local derby started 40 minutes late because the Nocerina players arrived at the stadium and refused to get off the team bus.
They had reportedly received threats from their own fans before the game and were extremely nervous.
After negotiations with the Lega Pro representatives at the stadium, Nocerina agreed to play, but it only appeared to be a ruse.
salernitana_nocerinaAfter two minutes Nocerina made three substitutions, then over the next 17 minutes another five players limped off with ‘injuries.’
Ficarrotta of Nocerina and Salernitana’s Iannarilli were also sent off for a scuffle.
This left Nocerina with only six players on the pitch, forcing the referee to suspend the game definitively.

Sarah Sirgany, Laura Smith-Spark

BurnedFor 67 years, the Virgin Mary Church has been a peaceful refuge for Shenouda El Sayeh, much like the Giza province village of Kafr Hakim where it rests and where he has lived all those years.
But, as he swept its floors on Thursday, it was painfully obvious things had changed.
The night before, a mob — chanting against Coptic Christians such as El Sayeh and calling for Egypt to become an “Islamic state” — had torched and looted the Virgin Mary Church.
“I didn’t expect this to happen,” El Sayeh said.
He’s not alone. Christians all around Egypt are cleaning up in the aftermath of a spate of attacks, which came on the country’s deadliest day since the 2011 revolution that overthrew longtime President Hosni Mubarak.

Rosalind Franklin, James Watson

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Rosalind Franklin James Watson

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Franklin is best known for her work on the X-ray diffraction images of DNA which led to the discovery of DNA double helix. Her data, according to Francis Crick, were “the data we actually used” to formulate Crick and Watson’s 1953 hypothesis regarding the structure of DNA. Franklin’s images of X-ray diffraction confirming the helical structure of DNA were shown to Watson without her approval or knowledge. Though this image and her accurate interpretation of the data provided valuable insight into the DNA structure, Franklin’s scientific contributions to the discovery of the double helix are often overlooked. Unpublished drafts of her papers (written just as she was arranging to leave King’s College London) show that she had independently determined the overall B-form of the DNA helix and the location of the phosphate groups on the outside of the structure. Moreover, Franklin personally told Crick and Watson that the backbones had to be on the outside, which was crucial since before this both they and Linus Pauling had independently generated non-illuminating models with the chains inside and the bases pointing outwards. However, her work was published third, in the series of three DNA Nature articles, led by the paper of Watson and Crick which only hinted at her contribution to their hypothesis.

岡田広行

福島市や全村民が避難を余儀なくされている福島県飯舘村など、福島第一原子力発電所からの放射性物質で汚染された地域で、動物や植物に異常が多く見られることが研究者による調査で明らかになった。

  • 筑波大学のランディープ・ラクワール教授: つくば市内の研究所で育てた稲の苗を、飯舘村内の試験農場に持ち込んだうえで、放射線の外部被曝にさらされる屋外に置いた。飯舘村の試験農場に到着してから6時間後に採取したサンプルではDNA損傷修復関連の遺伝子に、72時間後ではストレス・防護反応関連の遺伝子に変化が認められた。
  • Chou琉球大学の大瀧丈二准教授: ほかの地域と比べて福島県内のヤマトシジミでは、羽のサイズが小さい個体が明らかに多いことがわかった。地面の放射線量と羽のサイズを比較したところ逆相関が見られ、線量が上がっていくにつれて羽のサイズが小さくなる傾向が見られた。生存率も大幅に低くなり、死に方でも明らかな異常が多く見られた。
  • 東京大学の石田健准教授: 帰還困難区域に指定されている浪江町で野生のウグイス4羽を捕獲したところ、うち1羽から今までにウグイスでは見たこともないおできが見つかった。驚くほどの病状で、このウグイスには血液原虫も寄生していた。また、捕獲したウグイスの羽毛を持ち帰って放射線量を測定したところ、大量の汚染が判明した。
  • 羽山伸一・日本獣医生命科学大学教授: 福島市内で捕獲された396頭のサルについて土壌中のセシウムの量と筋肉中のセシウム濃度の関係を検証した結果、土壌汚染レベルが高いところほど、体内のセシウム蓄積レベルも高い傾向があることがわかった。また、木の皮や芽を食べることが多く、土壌の舞い上がりが多い冬期に、体内の濃度が上昇している。

Sandra Bowles

The editor’s job has very little to do with working with text. It mostly involves managing the overall process, soliciting articles, and working with the organization. I thought editing was about working with words — but editors do very little work with words. Mostly we work with authors and ideas.

Petra Boynton

In a large number of these surveys people inflate how often they have sex. They are buying into this idea that great sex is measured by how often you have it.
We do have an anxiety about trusting sex research generally, partly because of worries over talking about sex but recently more because of the misuse of the survey tool as an advertising device.
It is hardly surprising that journalists and the public don’t trust sex research.
What they see shared in mainstream media is not the careful and more balanced work undertaken in social and health research.
As sex stories on relationships advice in media are pinned on “statistics“, then this allows the dodgy PR polls to be used to tell us how we should be having sex and set up ideas about what is normal.

Brian Wheeler

It is understandable that people want to present a positive image of themselves to friends, family and colleagues. But why fib to researchers?
After all, the man or woman from the Office for National Statistics or Ipsos Mori can’t order you to go on a diet or lay off the wine.
It is a question that has been puzzling social scientists for decades.
They even have a name for it – The Social Desirability Bias.
People respond to surveys in the way they think they ought to. It is otherwise known as lying,” says Kate Fox.
It is a particular problem when it comes to “sins” such as alcohol and food.
They think other people are drinking a lot less alcohol, doing more exercise and having a lot more sex and that changes their view of their own behaviour.

Michael Blastland

The news is chock full of surveys. Many are blatant self-promotion and/or statistical garbage.

All surveys can suffer from bias – deliberately or not – by picking up or missing too many of a vital group and simply extrapolating – as if everyone in the country is the same as the people who completed the survey. Were they?

Nigel Hawkes, Leonor Sierra

  • Statistics borrow from mathematics an air of precision and certainty but also call on human judgment and so are subject to bias and imprecision
  • Knowing what has been counted, and how, tells us whether a study can really answer the question it addresses
  • Like words, numbers and statistics mean different things in different contexts
  • Just because something is statistically significant it doesn’t mean it is practically significant or of importance to society

It can be too difficult or not practical to make a complete count – it is impossible to know the exact number of illegal immigrants, for example, and we can only estimate the number. The only time when the whole population is asked for information is during the national census, which takes place every ten years and provides figures from a national to neighbourhood level. And even during the census not everyone will be counted.

The Economist

Density
When population density is measured by standard methods, small countries and territories such as Macau, Monaco and Singapore rank among the world’s most crowded. However, given that mostly uninhabitable deserts cover more than 95% of Egypt and mudslide-prone mountains a quarter of Hong Kong, it is not surprising that the built-up urban areas in these places feel much more crowded than conventional comparisons suggest. So an alternative method of calculating population density is to divide the urban population by the area taken up by cities. On this measure Bangladesh’s urban areas hold about 75,000 people per square kilometre (194,250 per square mile). This is likely the world’s highest and is over 70 times the figure derived from cruder calculations. Since more than half the world’s population now lives in cities, a share the UN expects to rise to over two-thirds by 2050, adjusting population density to account for the smaller areas where people actually choose to live is probably a better way of gauging how crowded somewhere is.

International Business Times

74668-boiling-water-reactorSchematic images of the disaster struck reactors of the nuclear power plant Fukushima Dai-ichi in Japan, helping to understand the various reports about explosions and fires. There are 6 reactor blocks, which are all the same pre-1970 Boiling Water Reactor (BWR) General Electric Mark I design.
A crucial weakness of nuclear reactors is their dependence on the outside electricity grid to keep the several pumps and different water circulation systems running, which in turn are vital to keep the reactor core from overheating. In the current case of a failure of both the electricity grid and the emergency power, the reactor core starts overheating and melts down, a process that started in all of the three active reactors. The damage to the fuel rods, which normally enclose the uranium oxide fuel airtight to keep radioactive nucleids from contaminating the reactor core, allowed significant amounts of these radioactive particles to escape the containment with vented gas. The crucial purpose of a number of containment layers, to keep radioactivity inside of the reactor under all circumstances, thus failed.
The hydrogen explosions were a result of the initiated meltdown, as hydrogen starts to appear when the water level in the reactor vessel drops, the fuel rods are exposed, and reach a temperature of at least 1000 degree Celsius. As an emergency measure to counter the build up of pressure inside of the reactor vessel, gas is continously vented, with the side effect of transporting significant amounts of radioactive isotopes in the atmosphere, and blowing up the roofs of two reactors in the huge explosions that occurred.

姜尚中

KanSanju東日本大震災を第二の敗戦、終戦と言う人がいます。確に似た面がないわけではありませんが、3・11は8・15とあべこべのことが起きたと私は思います。それは「国破れて山河あり」でなく、「山河破れて国あり」ということです。

World War II

World War II was the deadliest military conflict in history. Over 60 million people were killed, which was over 2.5% of the world population. The tables below give a detailed country-by-country count of human losses.
ww2

John C. Campbell

imagesThe Harvest of Sorrow: Soviet Collectivization and the Terror-Famine; Famine in the Ukraine, 1932-1933
by Robert Conquest
Two books remind the world of Stalin’s campaign against the kulaks and the drive for farm collectivization accompanied by force, terror and famine, especially in the Ukraine. Conquest’s study places these events in the context of Bolshevik politics and policy and describes the famine in grisly detail. On one of his main themes, the deliberate destruction of the independent peasantry for reasons of ideology and power, the record is indisputable; on his other theme, that the famine was an act of genocide directed against the Ukrainian nation, the case is less clear, although Ukrainian nationalism was a constant concern of the Bolshevik leadership. As the Soviet government then and later denied the existence of the famine, there is no official body of evidence on which the story can be based, but Conquest has done a masterful job in collecting material from eyewitness accounts of foreign journalists and emigrés, and also from fact and fiction published in the U.S.S.R. itself. The volume edited by Serbyn and Krawchenko, less ambitious but covering some of the same ground and with similar sympathy for the Ukrainian cause, has a useful chapter on sources. It also describes fully how the famine was often dishonestly reported to the West (especially by Walter Duranty of the The New York Times) and how the Western governments chose to close their eyes and ears.

労働政策研究・研修機構

標準労働者の生涯賃金(定年まで、退職金を除く – 2009年)
小企業に勤める高卒女子の生涯賃金は、大企業に勤める大卒男子の生涯賃金の、半分

性別・学歴 企業規模
1,000人以上 100-999人 10-99人
女子・高卒 2億0080万円 1億6940万円 1億5060万円
男性・高卒 2億6580万円 2億2510万円 1億9350万円
女子・大卒 2億5430万円 2億3210万円 2億0710万円
男子・大卒 3億0900万円 2億4660万円 2億2030万円

 

学歴別失業率
中学・高校卒の失業率は、大学・大学院卒の失業率の、1.56倍

中学・高校卒 短大・高専卒 大学・大学院卒
2011年 5.3% 4.2% 3.4%

Eric Hobsbawm

The term ‘invented tradition‘ is used in a broad, but not imprecise sense. It includes both ‘traditions’ actually invented, constructed and formally instituted and those emerging in a less easily traceable manner within a brief and dateable period — a matter of a few years perhaps — and establishing themselves with great rapidity. The royal Christmas broadcast in Britain (instituted in 1932) is an example of the first; the appearance and development of the practices associated with the Cup Final in British Association Football, of the second.

newsru.com

Как передает РГВК “Дагестан”, 56-летняя Айшат Максудова схватилась с хищником, когда тот напал на нее в селе Ново Бирюзяк – туда пенсионерка приехала погостить к родственникам.
Однажды днем Максудова вышла за околицу, чтобы починить заграждение для домашнего скота. В это время на нее вышел здоровенный хищник. Животное сначало зарычало, а потом напало на женщину.
В первые секунды превосходство было на стороне волка. Он повалил потенциальную добычу на землю. В это время женщина даже выронила из рук единственное имевшееся у нее на тот момент оружие – топор. Однако, настойчивая пенсионерка не сдалась и сумела вывернутся и схватить волка за загривок свободной рукой. В другую – хищник вцепился мертвой хваткой.
Пенсионерка так сжала волку горло, что он начал слабеть. Собрав остатки силы, женщина выдернула руку из пасти хищника, дотянулась до топора и несколько раз ударила им зверя по голове.
За несколько минут дуэль была закончена. Волк остался лежать на поле битвы, а Максудова сама добралась до дома.

Edgar Morin

Life is born from the Land. We are all sons of the earth and that is where our roots reside. That means that we don’t just have regional native lands nor national nor European. This is a first reality. The second is that we are bound to a common destiny and we have many common problems to solve: economic, demographic, ecologic problems, problems of drugs and so forth. We therefore have a common terrestrial identity and a common destiny. But we must still become conscious and develop an organized system adequate to that conscientiousness.

송희영

米連邦準備理事会(FRB)のグリーンスパン前議長は昨年、ニューヨークで開かれた投資家との会合で講演した。主催者は「講演料をドルで払いましょうか。それともユーロで払いましょうか」と尋ねた。グリーンスパン前議長は「フォーナインにしましょう」と答えたという。フォーナインとは、純度99.99%の金塊を指す。現在のような危機ではどこの国の通貨も信用できないというジョークだった。
主権格付けは一国が借金を返済する能力を表す指標であり、GDPは経済の規模を示す指標だ。経済力が最も凝縮されているのがその国の通貨だ。
40年以上前、カンボジアの通貨は一夜で紙くずになった。経済が破綻し、新政権が樹立されると、それまでの通貨が無効化されたからだ。カンボジアの人々は旧紙幣を貼り合わせ、紙袋などにリサイクルした。
エクアドルは2000年1月、財務省の庁舎前で自国通貨を燃やすセレモニーを行った。米ドルを同国の公式通貨に定めた直後だった。ハンバーガーもドル建てで売られるようになり、銀行預金もドル建てに変わった。しかし、「米国の植民地になるわけにはいかない」と叫ぶデモは起きなかった。国会での小競り合いもなかった。度重なるインフレ、金融危機、通貨危機が身にしみたエクアドル国民は自国通貨が煙の中に消えるセレモニーに拍手を送った。
なぜウォン建て債券が東京やロンドンでは売れず、ソウルでだけ売られるのか。なぜニューヨークの主要銀行に5万ウォン紙幣の札束を持っていっても、ドルに両替してくれないのか。
イ・ミョンバク大統領が就任した日、ウォン相場は1ドル=949ウォンだったが、今月5日のウォン相場は同1111ウォンで、17%もウォン安に振れた。ウォンの通貨としての価値が低下することも知らないまま、自動車、半導体の輸出を最優先してきた結果だ。そろそろウォンを金塊のように堅固な通貨に成長させるという指導者が現れてもよい時期ではなかろうか。

週刊オブイェクト (Объект)

2012年10月に普天間基地への配備される予定のオスプレイですが、4月11日にモロッコでMV-22(海兵隊仕様)が墜落、6月13日にフロリダでCV-22(空軍仕様)が墜落しました。
事故が2回続いた事で安全性を懸念する声が出るのは仕方がないですが、問題となるのはその内容です。事故が2回起きたというだけなら、日本の海上自衛隊のSH-60J対潜ヘリコプターも今年の2月8日に横転大破、4月15日に墜落と重大事故が連続していますが、パイロットの操縦ミスが原因であり、機体の欠陥などではないとされています。オスプレイについても現時点では機体の問題は発見されておらず、パイロットの操縦ミスの可能性が高いとされています。
◯ モロッコの事故は経験の浅い操縦士が機体の速度が遅いまま転換飛行を試みる操縦マニュアル違反を犯し、機首下げ状態で追い風の中、失速した。
◯ フロリダの事故は前方の僚機との距離が近過ぎた事で僚機の出す乱流に巻き込まれた可能性があり、250フィート離れるという操縦マニュアルに違反していた。。。かもしれない。
この二つの事故を入れたオスプレイの実戦配備以後の事故件数は、MV-22がクラスA事故2件(うち墜落1回)、CV-22がクラスA事故3件(うち墜落2回)、計5件です。総飛行時間についてはMV-22が11万5千時間、CV-22が2,2266時間(2012年6月15日時点)で、MV-22とCV-22を合わせて約13万7千飛行時間です。ここからオスプレイの事故率は10万飛行時間あたり約3.65件となります。最近10年の軍用ヘリコプターの事故率の平均が10万飛行時間あたり2~3件なので、若干悪い程度です。海兵隊に限れば、MV-22は2件未満で、平均以下です。

宋文洲

なぜここまできれいごとを嫌うかというと、中国の文化大革命を経験したからです。数億人が十年間にもわたってきれいごとを言い合い、人間としてのあらゆる不道徳を革命や毛沢東思想で包み込み、他人を害し、社会を害し、最後は自分も害しました。その壮大なきれいごと社会が人間社会にもたらした壮大な悲劇を体験したからです。
なぜ90年代初頭から急に成長が止まり、20年間にもわたってその成長を止めたのでしょうか。私は日本社会が本音を言わず、きれいごとばかりにはまったのが重要な原因だと思うのです。きれいごとを言うから本質を見失い、本質が見えなければ戦略もビジョンもありえないのです。
きれいごとになれた社会には評論家が大量発生します。きれいごとが武器となり、他人を攻撃する時も自分を防衛する時にもこれを使うのです。きれいごとを言っているうちに自分が偉くなる気分になり、世の中のマイナス面は全部ほかの誰かのせいで、自分だけが正しい気分になります。実際に税金を払う人がどんどん少なくなり、実体経済がどんどん悪くなるのです。
きれいごとをやめないと本質が見えてきません。きれいごとをやめないと個人が自立できません。きれいごとを言い合っても世の中は何一つ変わりません。

>Nassim Nicholas Taleb

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Things always become obvious after the fact.
When you develop your opinions on the basis of weak evidence, you will have difficulty interpreting subsequent information that contradicts these opinions, even if this new information is obviously more accurate.
If you hear a “prominent” economist using the word ‘equilibrium,’ or ‘normal distribution,’ do not argue with him; just ignore him, or try to put a rat down his shirt.