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ひとりで生きる

人は生きるために集団になる
いや 人は集団になるようにできている

人はひとりでは生きられない
そもそも人は 両親なしに生まれたりはしない

育ってゆくにも 大人になるにも
母親や 保護してくれる人の助けが 必要だ

人は快さを求め 不快を避ける
他人のことより 自分のことを考える

快さを求め 不快を避けるなかで
人は競争をしたり 闘ったりする

闘いに合理的な解決方法はない
権力だけが問題を解決できる

合理的な考えは 解決には遠い
人と人の関りは 理屈ではない

自分のことだけを考えていれば
休むことも楽しむこともできない

雨が降らなければ 水の取り合いになる
人が増えすぎれば みんなが喉の渇きを覚える

他人のために何かをすれば 喜びを感じ
他人のことを顧みないと 苦痛を感じる

でも だからといって
米屋や パン屋や 魚屋や 肉屋が
客のために商品を売るわけもなく
そこにあるのは ただ
儲けたいという欲求だ

損得計算の上に作られた冷たい社会に
心優しい人たちの気持ちは通じない

人は社会的だ
孤独を嫌うし 他人と交わろうとする
未開の地の家族は 他の家族と助け合う
共同して獲物を捕ったり
敵から自分たちを守ろうとする

集団のなかにいて病気になれば
集団のなかの決まりに従うしかない
病気になれば 集団のなかの呪い師に身を委ね
妊婦が産気づけば 産婆に赤ん坊の生命を委ねる

集団と社会とは違うという

でも 社会が突然なくなって
ひとりで生きてゆける人が いったい何人いるだろう
集団を作り助け合うことでしか 生きてゆけないのではないか
集団を作ってとしても 食べ物を得ることすらできないのではないか

私たちはひとりでは生きてゆけない
そしていつの間にか
集団でも生きてゆけなくなってしまった
社会がなければ 水すらも得ることができない
私たちはとても 弱い

Jack Goldstone, Peter Turchin


The Political Stress Index (PSI) combines the three crisis indicators in the Goldstone-Turchin theory: declining living standards, increasing intra-elite competition/conflict and a weakening state. Growing PSI indicates increased likelihood of political violence. The Well-Being Index indicates greater equality, greater elite consensus and a more legitimate state.

力学

太陽の直径は1,392,700 kmで 人間の大きさの約十億倍
水分子の直径は3nmで 人間の大きさの約十億分の1
恒星にとっての人間の大きさは 人間にとっての分子の大きさ

地球上の人間にとっての環境での力学が
宇宙のなかの太陽にとっての環境での力学や
物体のなかの分子にとっての環境での力学と同じわけがない

私たちの周りのもののための力学
微小なもののための量子力学
巨大なもののための力学は いったいどんな力学なのだろう

そして
君のための力学は いったいどんな力学なのだろう

みんなの公園

公園のルールが多すぎる
 騒音禁止
 大声禁止
 歌うの禁止
 楽器の演奏禁止
 ランニング禁止
 トレーニング禁止
 体操禁止
 ダンス禁止
 走るの禁止
 ベンチの長時間利用禁止
 騒ぐの禁止
 猫に餌をあげるの禁止
 鳥に餌をあげるの禁止
 魚に餌をあげるの禁止
 犬を連れての立ち入り禁止
 縄跳び禁止
 野球禁止
 バットの素振り禁止
 ゴルフ禁止
 ゴルフクラブの素振り禁止
 サッカー禁止
 ボールリフティング禁止
 スパイク使用禁止
 革靴での立ち入り禁止
 裸足で歩くの禁止
 サングラスの着用禁止
 損傷禁止
 汚損禁止
 伐採禁止
 採取禁止
 捕獲禁止
 殺傷禁止
 土地の形質変更禁止
 たき火禁止
 バーベキュー禁止
​ キャンプファイヤー禁止
 花火禁止
 貼り紙禁止
 貼り札禁止
 広告表示禁止
 一輪車の乗り入れ禁止
 三輪車の乗り入れ禁止
 自転車の乗り入れ禁止
 スクーターの乗り入れ禁止
 オートバイの乗り入れ禁止
 自動車の乗り入れ禁止
 荷車の乗り入れ禁止
 ローラースケート禁止
 キックボード禁止
 スケートボード禁止
 ランニングバイク禁止
 ラジコン禁止
 ドローン禁止
 エアガン禁止
 飲食禁止
 炊き出し禁止
 喫煙禁止
 飲酒禁止
 ゴミ捨て禁止
 危険物持ち込み禁止
 遊戯禁止
 販売行為禁止
 行商禁止
 淫らな行為禁止
 集会禁止
 立入禁止
公園では何もできない
そもそも入ることができない

みんなの公園ということは
誰の公園でもないということでもある

誰かが苦情を言えば禁止事項が増え
何か問題が起きれば禁止事項がまた増える

子どもたちが思いきり体を動かせる にぎわいの公園を作れば
そこに若者は入れない
静かに過ごしたい老人のための やすらぎの公園を作れば
そこにも若者は入れない
キッチンカーや路上の雑貨店が並ぶ フリーマーケットにすれば
お金を使わない人は入りにくい

散歩とか ただボーっとしたいとか
コーヒーを飲みたいとか
まあ いろいろあるだろうけれど
禁止事項のない みんなの公園なんて できそうにない

地球環境

人間が地球環境を壊している
正確に言うと
人間が 人間にとって良い環境を 壊している

人間が地球環境を破壊して
人間が地球に住めなくなっても
地球は何事もなかったかのように回り続ける

ホモ・サピエンスの遺伝子には多様性がない
その理由は 過去に 数が数千にまで減ったからだという
今の人間にも同じ運命が訪れないとは限らない

地球環境が壊されて 住めるところが少なくなって
もう一度 数が数千にまで減って
そこから また 人間の歴史がリスタートする

そう思えば
人間が地球環境を壊しても
住めるところが少なくなっても
いいように思えてくる

終わるように思えても 終わらない
人間にはそういう力がある
。。。かもしれない

パノプティコン

刑務所で囚人を監視する
犯罪者を監視下におけば
労働の習慣が身について
更生が可能になるという

病院では患者を監視する
病人を監視下に置けば
もしもの時に対応できて
病状の悪化が防げるという

工場では工員を監視する
労働者を監視下に置けば
モラルも生産性も向上し
収益が上がるのだという

学校では児童生徒を監視する
子どもたちを監視下に置けば
態度が良くなり 理解度が増し
成績が良くなるのだという

社会ではみんなを監視する
人を監視下に置いておけば
モラルが上がり 犯罪が減り
安全で住みやすくなるという

ネットワークカメラとAIが
人の表情や態度を認識し
考えていることを分析し
危険な人を察知する

国は家族だという国に
国は家族ではないと言ったなら
どんな扱いを受けるのだろう
なにを受け入れればいいのだろう

監視されたくないと思うのは
いけないことなのだろうか
私は危険なのか
私は罰せられるのだろうか

聴色

ゆるしいろ という色がある
許色と書く人もいるけれど
なぜか 皆 聴色と書く
紅花で染められた淡い紅色
紅花大一斤で絹一疋が染められ
一般的には一斤染と呼ばれる

昔 紅花はとても貴重で
紅染の値段も 色が濃くなるほど上がり
そのため 濃染の紅色は 禁色と呼ばれ
身分の高い人にしか纏うことがゆるされなかった
薄染の紅色は 聴色と呼ばれ
誰でも纏うことがゆるされた

ゆるすをなぜ 聴すと書くのか
聴くときは 相手の話を真摯に聴く
相手の存在を受け入れる
だから ゆるす
わかったような わからないような

ゆるしいろは 君の色
あれもこれも ゆるしてほしい

そして
いつか
なんでも ゆるせるように なりたい

いろいろな仕事

役に立つ仕事をする 役に立つ人たちがいる
役に立っているのに 収入は少ない
病人を看護したり 老人を介護する仕事
子どもの面倒を見たり 教えたりする仕事
物の移動や修理 発送や配送といった仕事
清掃や整備 メインテナンスにかかわる仕事
大変な仕事をこなすために 真面目な人が利用される

役に立たない仕事をする 役に立たない人たちがいる
何の役にも立たないのに 収入は多い
中抜きをするだけの中間業者
でたらめな仕事を作り出す中間管理職
必要のない書類を作成するオフィスワーカー
読む人のいないプレゼン資料を用意するPRプランナー
でたらめな仕事のためには でたらめな人たちが必要だ

そして 恐ろしい仕事をする 恐ろしい人たちがいる
悪いことをしても それを隠そうとはしない
他人からむしり取ることしか考えていないヘッジファンド・マネジャー
裏を知り トラブルを収入に変える顧問弁護士
1000の話をしても本当の話は3つだけという悪徳不動産業者
持って来る仕事は架空のものばかりというコンサルタント
騙しや ゆすりが あたりまえの 暴力団員
違法 不法 脱法 非合法など ルール違反はおてのものだ

なぜ役に立つ仕事をしている人の収入が
役に立たない仕事をしている人の収入よりすくないのだろ
なぜ恐ろしい仕事をしている人たちの収入は増え続けるのだろう

収入は市場原理で決まるというけれど
そんな教科書に載るようなことは
どの社会にも起きはしない

満足は収入に反比例するというけれど
収入が低ければ満足は得られない
なにかが変だ

災害

南のほうからやってきたフィリピン海プレートが
ユーラシアプレートと北米プレートのあいだに入り込み
東のほうからやってきた太平洋プレートが
北米プレートやフィリピン海プレートの下に沈み込む

大きな大きなプレートが 入り込んだり入り込まれたり
沈み込んだり沈み込まれたりすれば
ひずみが溜まって地震が起きるのもあたりまえ
なんの不思議もない

もっと長い目で見れば 陸と海の様相は大きく変わり
大陸と大陸がぶつかって ひとつになってしまったり
大陸がぷっつりと割れて ぶたつになってしまったり
陸のところが海になり 海のところが陸になるなんて
きっと あたりまえのことなんだろう

ふたつの大陸がぶつかる衝撃は
ひずみが溜まってはねるのとは大違い
大地震と巨大地震の違いは
私たちの想像をはるかに超えている

地球の自転速度は だんだんと遅くなる
長くなった昼は熱帯砂漠のような灼熱の暑さ
長くなった夜は極地のような耐えられない寒さ
海の満ち引きは大きくなって海岸にはいられない
宇宙からの放射線が容赦なく降り注ぎ
生態が変わり 作物は枯れ 鳥も動物も死ぬ

長い目で見れば そして大きな目で見れば
私たちが知っている天災など小さなもの
私たちが知っている人災も
きっと小さなもの

まだ見たことのないような大きな災害を
この目で見たいとは思わないけれど
そう遠くない未来に
どんな災害が起きても
誰も驚いたりはしない

松江

松江で
沈む夕日を
早朝のシジミ舟を
そして
ラフカディオ・ハーンの怪談を
目にした

夕日も
舟も
怪談も
みんな静かだった

出雲

出雲には
神がいた
でも それは
思っていたような神ではなく
想像もつかないような
不思議な神だった

僕はただ
祈る
君もまた
祈る

祈りが通じるかどうかは
神も知らない

説明

空間を 緯度 経度 標高 体積 温度 気圧などを使って示しても
 空間を 説明したことには ならない
時間を 年月日や時分秒で言ったとしても
 時間を 説明したことには ならない
色を CMYKで表しても
 色を 説明したことには ならない
光を RGBで表しても
 光を 説明したことには ならない
形を 三角だ四角だと説明してみても
 形を 説明したことには ならない
明るさを ルーメン カンデラ ルクスで表しても
 明るさを 説明したことには ならない
質感を 形容詞を総動員して説明しても
 質感を 説明したことには ならない
味を 見た目とか香りとか食感とかで言葉を尽くして説明しても
 味を 正確に表現することはできない
匂いの 質と強さを 識別装置で数値化しても
 匂いを 説明したことには ならない
音を どう形容しても
 音を 説明したことには ならない
  水音 波音 川音 瀬音 葉音 雨音 風音 足音
  そう聞けば 音は浮かんでくるけれど
  だからといって音が正確に伝わるわけではない
  産声 裏声 風邪声 金切り声 しわがれ声 涙声 だみ声
  そう聞けば 声は想像できるけれど
  あの人とこの人とで声は違う

伝えているつもりでも 何も正確には伝わっていない
説明は難しい

金持ちと貧乏人

安定した社会がいいという
金持ちは より金持ちになり
貧乏人は より貧乏になる
それでも 安全で安心だ

国際通貨基金のレポートが
貧富の差に警鐘を鳴らしても
金持ちは金持ちのまま
貧乏人は貧乏人のまま

金持ちには
貧乏人の知らない投資の機会があり
優秀なウェルスマネージャーが
金持ちの損失をゼロにする

貧乏人には
カードローンやリボ払いがあって
金融機関の優しい融資のPRが
貧乏人の借金を増やし続ける

民主主義だろうと社会主義だろうと
なぜか どの国の政治家も役人も
金持ちのために働いて
貧乏人を増やす

最大多数の最大幸福を目指そう
21世紀は貧乏人のためにある
そんなプロパガンダが見えてきた
アッカンベーをする僕に
居場所はあるのか

自己家畜化

ある種の生き物は
飼いならされて
家畜化する

人間も
飼いならされて
家畜化する

祖先に比べて小さな顎
小さな歯
平たい顔
攻撃的でないオス
家畜化された動物に見られる特徴が
人間にも見られる

犬 小麦 牛
トウモロコシ じゃが芋 鶏
稲 馬 林檎
銀狐 そして 人間

自己家畜化が
吉と出るか凶と出るか
滅びの道を辿らなければいいのだけれど

逃さない

量的な時間は
過ぎてゆく時間
誰にでも平等に訪れ
あっという間に過ぎ去ってゆく

質的な時間は
大切な時間
目の前を過ぎて行っても
気づく人は少ない

逃したことを
後で知っても
どうすることも
できない
掴むことができるのは
ただ一度だけ

偽りの自分と
偽りの真実では
なにもつかめない
つかみ取りたければ
本当の自分を生き
噓なく暮らすしかない

チャンスをつかみ取る
量的な時間をつかみ取る
質的な時間をつかみ取る
君との時間をつかみ取る
そうすれば
君はどこにも行かない

Coluche

C’est en 1985 que Coluche lance l’idée de distribuer gratuitement des repas aux chômeurs pendant tout l’hiver.
L’année d’après Coluche, de son vrai nom Michel Colucci, meurt dans un accident de moto. Mais les Restos du coeur poursuivent leur combat contre la pauvreté, soutenus dans leur action par des artistes amis de Coluche qui collaboraient déjà à l’initiative.
Les “Restos du coeur” sont devenus une association dont le but est d’aider les plus démunis et de participer à la lutte contre l’exclusion sociale. Depuis leur création, plus de deux milliards de repas ont été servis. Aujourd’hui plus de 2000 restos, plusieurs dans chaque ville, offrent des repas chauds aux sans-abri ou un panier-repas à emporter pour ceux qui disposent d’un logement, car les Restos veulent offrir aussi une aide amicale et discrète.

Lewis Hamilton

In 2020, Marcus Rashford took his many talents beyond the football field—where he is a star player for Manchester United and England’s national team—to respond to a national crisis: child hunger. “I know what it feels like to be hungry,” he wrote last June as part of a campaign that succeeded in pushing the government to provide meals for students in need during summer vacation. By standing up for the most vulnerable in our society, and using his platform and influence to create positive change, Marcus inspired countless others to join him on this mission and cemented his status as a role model. In a year that showed us the power of working together toward a common goal, he was a galvanizing force behind uniting people across the U.K. in the effort to ensure that no child goes hungry. His determination, resilience and persistence have been truly inspiring. I cannot wait to see how he continues this important work.

百花繚乱

CMYK (シアン マゼンタ イエロー キープレート) で表される色の数は
C: 0〜100% M: 0〜100% Y: 0〜100% K: 0〜100% の組み合わせで1億以上
それなのに 画面の上の色や 街にあるれている色は せいぜい千くらい
不思議なことに みんな同じ色を使いたがる

学校教育のせいなのか 人もみんな同じように行動する
しかも みんな 同じになりたがる
ひとりひとりがそれぞれの人生を送ればいいのだけれど
違うことがいけない社会では 誰も他人と違うことをしようとしない

人が魅力的なのは 他の人と違うところ
なのに みんな 人の真似をする 人のようになろうとする
そして 違うものや 個性的な人を はじきだしてしまう

他の人と同じになろうなんて考えてはいけない
他の人と同じなんてつまらない
みんなが同じ世の中なんて なんの魅力もない

自分らしい姿で 自分らしいことをする
自分らしい考えで 自分らしく振舞う
みんながそうやっているほうが
みんなが言われるままにしているより ずっといい

レジリエンス

人として レジリエンスが大事だなって つくづく思う 心の復元力 回復する力 立ち直る力 苦境を脱する力 困難を克服する力 想定外の出来事に冷静に対応する力

戦争になろうが 災害が起きようが どんな変化にも対応できるしなやかさや 新しい環境や多様な状況に立ち向かう強さがあれば どうにか生きていける

会社にもレジリエンスがあって 競合企業が画期的な新製品を出した時に レジリエンスがない会社はつぶれ レジリエンスのある会社は痛手を負わない

社会にもレジリエンスがあって 干ばつが来ても ほぼ無傷で済んでしまう農家と ちょっとした干ばつで農場が劣化してしまう農家がある 中期金利が上昇しても 成長が鈍らない社会と ちょっとした金利上昇で すべてが壊れてしまう社会とがある

地球には レジリエンスがあるから 温暖化だなんだ言っても心配はないのだけれど
そこで暮らす人間にとっては温暖化は大きな問題で それで 大事なのはレジリエンス

今日起きることは 昨日起きたこととは違う 明日起きることも 今日起きたことと違う
そんな感じでいろんなことが起きるけれど レジリエンスで笑って切り抜けて 楽しむ

そう なにがあっても君が笑っていて なにがあっても君が君らしく生きている
それが望みといえば望みだ

Resilience

Resilience, in the context of the earth’s ecosystems, is defined as the capacity to absorb a shock, reorganize, and continue to function as before. This basic ability is often taken for granted by the global economy, and yet evidence is mounting that crucial ecosystems are in decline. Without a rethinking of how we use the earth’s resources and the development of an approach based on resilience, many of those declines may be irreversible.

倫理と論理

この地球上には人が78億人も住んでいて
その半分以上の じつに44億人が アジアに住んでいる
中国に13億数千万人 インドに13億数千万人
日本には1億2千万人 台湾には千数百万人
こういう数字は 正確ではないにしても
まあそんなものだろうと思う

キリスト教の信者が24億人 イスラム教の信者が19億人
ヒンズー教の信者が12億人 仏教の信者が5億人
日本には神道の信者が8千数百万人 仏教の信者が8千数百万人
こういう数字を見ると なんだかなぁと思う
キリスト教徒として数えられている知り合いは
そのほとんどが日曜に教会に行かないし
そもそも僕は神道の信者でも仏教の信者でもない

世界中の中国人やインド人がいったい何人いるのか
そんな数は想像もつかないけれど
世界中の白人より多いのは確かなこと

3.3億人のアメリカ人が
世界をコントロールする時代は終わっても
キリスト教の倫理が世界を覆い
白人の論理がまかり通っている

AIが持たされる倫理はキリスト教の倫理だし
世界の政治を支配するのは白人の論理で
中国人の倫理とか インド人の論理は
なかなか見えてこない

19世紀のイギリスの時代が終わり
20世紀のアメリカの時代が終われば
民主主義や人権がすたれて
もっと住みやすくなるのだろうか
いや 次に来るのはきっと
ディストピアよりもっと住みにくい
不思議な世の中なのだろう

東条英機のように死ぬことができなければ
新しい世に殺されて
近衛文麿のように死ぬことができれば
新しい世を見ずにすむ

ディストピアの倫理はAIの倫理なのか
ディストピアの論理はビッグデータの論理なのか
いずれにしても
ディストピアが現れるまで生きていないことを
心から幸いだと思う

誰のせいでもない

コロナ禍のせいで
 普通の暮らしができないとか
 普段の仕事ができないとか
 延期とか
 中止とか
 会えない人に会えないとか
 したいことができないとか
 行きたいところに行けないとか 
いろいろなことを言う
まさに禍だ

でも その一方
コロナ禍のおかげで
 学校のオンライン化が進み
 テレワークがひろがり
 生産者からの直接購入が増え
 消費形態が変わり
 eコマースが拡大し
 消費者の利便が増し
 オンライン診療が増え
 医療へのアクセスがよくなり
 分散型エネルギーへのシフトが加速し
 平常時にも災害時にも利用できるサービスが増えた
などという
こんなことはみんな
コロナ禍があろうがなかろうが
いずれは起きること
コロナ禍が変化を加速したというけれど
コロナ禍がなければ変われないとは
なんとも情けない

コロナ禍の前にも変化はあった
コロナ禍の後にも変化はある

変化の時代には
変化のせいで悪くなる人がいる一方
変化のおかげで良くなる人もいる

戦争のせいで財産を失った人がいると
戦争のおかげで財産を増やした人もいる

変化のない時代はない
どんな時代でも
うまくやる人はうまくやり
うまくやれない人はうまくやれない

うまくいかないことを
変化のせいにしたり
時代のせいにしたり
社会のせいにしたり
他人のせいにしたりするのは
やめよう

変化は
誰のせいでもない

変わった人

ガリレオも ニュートンも ラヴォアジエも
変わった人だったようだし
ダーウィンも アインシュタインも ハイゼンベルクも
変わった人だった

釈迦も キリストも モハメッドも
変わった人だったに違いないし
文鮮明も 李洪志も 麻原彰晃も
変わった人だった

トルストイも ディキンソンも 森鴎外も
変わった人だったというし
谷崎潤一郎も 太宰治も サリンジャーも
変わった人だった

変わった人がいなければ
なにも生まれないのかもしれない
でも
普通の人がいなければ
すべてが成り立たない

変わった人は 人に影響を与え
時に騙し
偉大だといわれる
普通の人は 変わった人に影響され
時に騙され
目立つことなく生きる

変わった人がどんなに偉大でも
普通の人の偉大さには かなわない
普通の人のほうが
ずっとずっといい

考える

目の前に見えているのは
誰もなにも考えない社会

考えると都合が悪いから
なにも考えようとしない

他人から聞いたことをオウム返ししたり
誰がなにを言っても適当に話を合わせる

言っているほうも聞いているほうも
なにも考えてはいけない

昔 長屋では噂話だけが真実で
お城では殿様だけが正しかった

今 マンションのドアは固く閉ざされ
会社では AI がすべてを決める

長屋では みんなと同じ人がいい人で
お城では 従うことがすべてだった

マンションのなかではなにをしてもよく
会社では管理に従っていればいい

長屋では 考える人は追い出され
お城では 考えれば切腹が待っていた

マンションのなかではなにも考えず
会社でもなにも考えないでいい

マンションにいても 会社にいても
インターネットやらなにやらから
世界中が流れ込み
それだけでなく
なにかが僕らを監視し
管理する
なにをしてもわかってしまい
なにを考えてもわかってしまう

わかったからって
どうってことはない
要注意という
ブラックマークが付くだけだ

誰もなにも考えない社会で
考えて考えて考える
君のことも
思って思って思う

考えない人たちは
考えないから
そんなことにも
なにも言わない

「共感」と「つながり」

メディアから「共感」とか「つながり」といった言葉が溢れ出し
安っぽい「共感」と嘘っぽい「つながり」が僕たちを覆う
みんなが同じことを感じているという気持ちの悪さに息をつめ
知らない人同士がつながっているという不気味さにおののく

「共感」や「つながり」が嫌だという声は雑音として無視され
異質さをまとうことが まるで悪いことのように感じられる
アルゴリズムが支配する人工的な社会になってしまったら
リストから抜け落ちている価値には意味がなくなってしまった

広告代理店が企業とともに演出した「共感」を持つことなく
テレビ局が政府とともに作り出した「つながり」を拒んだとしても
「共感」と「つながり」は音も立てずに忍び寄って来て
すぐ隣から「共感しよう」「つながろう」と私たちを誘う

「共感するのは嫌だ」と立ち上がって言う
「そんなことを言うお前は 仲間ではない」と 暗闇が僕を見つめる
「つながるのは嫌だ」と大きな声で叫ぶ
「つながらない者は 敵とみなす」といって 銃口が僕に向く

非協力的で共感しない糸が縦横の模様を織りなし
つながりたくないという罪が深い海の底に広がる
どんな罰が与えられるのだろうと怯えて君に聞いたら
「罰なんて こないでしょ」と君が言った

運命

人が増えれば死ぬ
そういうふうにできている

人口が急激に増えれば
 地震が発生したり
 川が氾濫したり
 山が噴火したり
 感染症にかかる人が増えたり
 地域紛争が起こったりして
人が多く死ぬ
そんなものだと考えればいい

悲しいけれど人は死ぬ
個体としての人は死ぬ
それは間違いのないことだ

人間は増え続け
食糧需要が増え続け
草原や森林が減り続け
耕作地が増え続け
農業生産は増え続け
飽食によりゴミの山が増え続けた

必要とするエネルギーも増え続け
土壌は劣化し続け
自然環境は破壊され続け
自然環境の恩恵は失われ続け
自然の関わり方を抜本的に変えなければと言われ続け
自然環境を良くできないのが常態化してしまった

人間の活動のせいで
100万種の動植物が
絶滅危機に追いやられていて
最後には
いつか
きっと
人間という種も絶滅する

地球もいつかなくなる

でもそれよりずっと早く
人間はいなくなる

奴隷

ハリエット・ジェイコブズの
『ある奴隷少女に起こった出来事』を読んで
アメリカの奴隷制度は酷いとか
アメリカの白人の黒人への差別はは酷いとか
ブラック・ライヴズ・マターとか
いろんなことが言えるのだけれど
そして確かに酷いことではあるのだけれど
19世紀の半ばといえば日本はまだ江戸時代で
罪人の妻子は上がり者という奴婢になって
希望する者に引き取られたなんていうことを読むと
あれっアメリカも日本も変わりないじゃないかって
そんなふうに思えてしまう
庄屋喜兵衛が租税を免れるため隠田をして
磔で家財没収で家族は上がり者になったとか
庄屋文五左衛門は悪政に憤り騒動を煽動して
獄門で家財没収で家族は上がり者になったとか
そうでなくても奴という身分刑があって
人別帳から除き個人に下げ渡し奴婢にして
新吉原などで娼婦として働かせただとか
幕府は人身売買を禁じていたのだが
年貢上納のための娘の身売りは認めていて
遊女奉公をさせられた少女は多かったとか
借金の前借りをして年季奉公に出され
丁稚や女中や芸娼妓としてこき使われたとか
その苛酷さはアメリカの黒人奴隷と変わらない
奴隷制度が廃止されたあとのアメリカで
黒人への差別がずっと続いていたように
明治になっても人身売買は続いていて
児童を中国人に売ることが禁止されたり
娼妓解放のお触れが何度も出されたりしたが
古い慣行はなくなることなく続けられていた
製糸工場では何も知らない少女たちが
わずかの借金の前借りで奴隷状態に置かれ
牢獄のような寄宿舎での生活を強制され
逃げれば残虐なリンチが加えられた
戦争に負けて人身売買は廃止されたが
売春関連のビジネスは今でも続いている
アメリカの黒人差別が今でも続いているように
日本の人身売買は今でも続いているのだ
韓国で徴用工や慰安婦のことが問題になるけれど
酷い目にあったのは朝鮮の人たちばかりではない
徴用工も慰安婦も その大半も日本人だったのだ
みんなで忘れるために目を瞑っているうちに
黒い歴史は白い歴史になり
黒い企業は白い企業になり
悪い人たちは良い人たちになる
歴史はすべて変えられて
日本には人身売買はなかったことになる
Harriet Jacobs の
Incidents in the Life of a Slave Girl のような本が出て
日本人が日本人にしてきたことをみんなが読んで
これからは酷いことをなくそうと思わない限り
悪いことはまたやってくる
経済はきっと悪くなる
それでも人身売買のようなことが
はびこるるようにしてはならない
風俗嬢は いなくならなければいけない
人材派遣事業は なくならなければならない

感情

エモーションは 情動 で 情の動き
フィーリングは 感情 で 情を感じること
でも そんなこととは関係なく
私たちは喜び 怒り 哀しみ 楽しむ
そして 嫌悪し 驚き 恐れる

喜びを感じたときに
もっと喜びがほしくなる人と
それで満足だと思う人がいる
悲しんだり怒ったりしたときに
それを抑えようとする人と
それを爆発させてしまう人がいる

人の感情は今も昔も変わらない
そう言いながらも
ひとりひとりの反応が違うことは
認めざるをえない

他人の感情が
いつもわかるわけではない

時代の流れについていけない人
不適応な人
違和感を感じている人
そんな人の感情は
うまくやっている人にはわからない

慎重さ 用心深さ 丁寧さ
といった長所が
考えすぎ 先延ばし 心配性
といった短所に置き換えられる

する前に考えてしまったり
した後に考え続けたり
完璧を追えば
自分を追い詰める

完璧なんて目指さず
不完全さを美しく感じ
未完成を恥じず
永遠を信じない

生に執着せず
押しのけて生き残ろうなんて思わず
不利になっても譲らず
適当なところで投げ出す

そうすれば
冷静という感情が
うっとりという感情を知り
ワクワクという感情は
ムラムラという感情に変わる
そして
畏れという感情は
怒りという感情を知り
驚きという感情が
楽しみという感情に変わる

感情のない機械は間違わないけれど
感情で動く人間の間違いは愛しい
変わり続ける君の感情は
悲しみとか怒りとかもあって
いつもいいわけではないけれど
愛しい

AIと人権

「NECグループ AIと人権に関するポリシー」と
その実践に向けた取り組み
を読んだ
関連したページ
も読んで思った
NEC は素晴らしい と
そして思った
NEC はヒポクリットだ と

AI とはなにかとか
社会への AI の影響ということを
よくわかっている NEC という会社が
AI と人権という問題に取り組み
ウェブページに AIと人権に関するポリシー や
実践に向けた取り組み を発表するのは
とても素晴らしいと思う
NEC のイメージアップになるだけでなく
他の会社へのいい影響もあるし
いいことずくめのように思われる
そう
NEC は素晴らしい

でも NEC は大きな会社だから
担当している部署が なにか を書いていても
全社でそれがどれだけ尊重されているかというと
「?」だ
顔認証ひとつとっても
プライバシーを侵害しない顔認証システムなんて
ありえないわけだし
パーソナルデータの利用や活用も
人権を侵害しないパーソナルデータの利用や活用は
ありえない
だとすると
このポリシーや取り組みは
いったいなんなのかということになる
そんなことは言わずにひたすら前に進んでいる
ファーウェイのほうが
すっきりしていてよっぽどいいじゃないか
そう
NEC はヒポクリットだ

AI も確かに問題だけど
IoT となるともっと問題で
カメラやセンサーがありとあらゆるところにあって
その数が人の数よりはるかに多いという現実の前では
IoT と人権ということは
もう誰も話すことができない

ブロックチェーンはもっと問題で
誰が いつ どこにいたのかが すべて記録されていて
わかってしまうという現状の前で
ブロックチェーンと人権ということはは
もう誰も話せない

ビッグデータと人権を話すこととなると
もうそんなことを考える人もいない
これはかなり危ない状況だ

NEC のデジタルトラスト推進本部で
「NECグループ AIと人権に関するポリシー」と
その実践に向けた取り組み
を書いた人たちは
どれだけ真剣なのだろう
本気なのだろうか
NEC の最先端の技術者から
10年は遅れている感じの文章を書いた人たちは
いったいなにを思っているのか

雨の滴

雪の結晶が
天からの手紙
なら
雨の滴
天からの語らい

雪の結晶が
地の装い
なら
雨の滴
地の沐浴

雪の結晶が
木々の宝石
なら
雨の滴
木々のささやき

雪の結晶が
君の夢
なら
雨の滴
君の涙
じゃなくて
君の愛

外来種

人間の健康を守ることは 自然の環境を守ることと
多くの場合 相反する
人間の健康のためにゴミを人から遠ざければ
自然は少なからず汚染される
人間のため 健康のためというのは
自然のため 環境のためというのと 違う
人がいると生態系は崩れる
でも人がいなくても生態系は変わり続ける

外来種が外国からやってくるというが
なにが外来種かは人間が決める
外来種という名前からして変で
生き物は自分を外来種とは思っていない
動物が外国からやってくると
外来種といって問題にされるのに
野菜や果物がやって来ても
誰も問題にしない

生物の世界には
人間が引いた国境の線はない
外来種などどこにもいない
生存競争はどこにでもあって
バランスが崩れるのは
特別なことではない

人間が外来種の動物を捕獲して駆除する
自然のためとか環境のためとかいうけれど
自分たちが嫌いな種を殺戮しているだけ
人間はいつでも
自分たちのためだけを思う
人間の言うことは
いつもおかしい

人が作ったもの

古地図を見れば陸と海が絶えず動いているのがよくわかる
陸地が盛り上がったり沈み込んだり海の位置が変わったり
強固な岩盤だって大きな大陸だって動かないわけじゃない

6000年前には江東区はもちろん墨田区も葛飾区も足立区も
そして草加市や川口市や越谷市やまでもが海だったという
気温が上がって氷河が融けて 海面が100mも上昇したのだ

1万8000年前には東京湾は隅から隅まで陸だったというし
それよりも前には日本は大陸と陸続きだったみたいだから
将来の日本が動かないなどと思うのは科学的とはいえない

盛り上がったり沈み込んだり動きまわっている陸地の上に
橋やトンネルやダムや堤防や高層ビルや発電所など作って
それでそれらがいつまでも壊れないで役に立つわけもなく

それでも僕たちは陸地が動かないと信じているフリをして
何が起きても原子力発電所は絶対に安全だって嘘をついて
想定外の事故があるとそれを自分でない誰かのせいにする

作ったものはいつかは壊れて築いたものはいつかは崩れる
そんなあたり前のことをみんなまるで知らないふりをして
今日もどこかで完成を祝い竣工式や落成式が執り行われる

神に感謝しても仏に祈っても作ったものはいつかは壊れる
構造計算をどれだけやっても築いたものはいつかは崩れる
完璧なことなどありえないし永遠のものなどどこにもない

人が作ったものなんかが
自然が作ったものよりも
すごいなんてわけはない

地球にいちばん近い満月

月は楕円運動をしてるから
どこで満月になるかで
見える大きさが大きく違う

それにしても
大きな満月は理屈より大きく
ずっと大きく見え
小さな満月は理屈より小さく
ずっと小さく見える

それだけではない
ふたつを並べて見ることはないから
印象でしか比べることができないけれど
大きな満月は明るく
小さな満月は暗い

大きな満月は自信いっぱいで
こちらを見てる
小さな満月は自信なさげで
隠れてしまいそう

でも
大きな満月も小さな満月も
じつは同じ月

だから月に言う
大きくなっても小さくなっても
君を思っているよって
君がどんなでも
僕は変わらずここにいるよって

男と女

すでに男のために作られている構造に
女が自分を簡単に合わせることはできない

女が構造に完全には入り込めないのなら
構造を作り直すべきなのだ

軍隊に象徴される階層構造は
上下関係が好きな男のためのもの

上下関係が見えないような構造でないと
女の能力はうまく発揮できない

気候変動

今の空気中の二酸化炭素レベルは
過去何十万年のうちで最高で
21世紀の地球の温度は
これまでになかったほど高く
北極の氷の融解スピードは
1990年代の10倍近く
北極圏の夏の海氷は
記録的な範囲にまで縮小し
世界の平均海面水位は
過去100年間で18cm近く上昇している
数字でどうだこうだ言っても
なかなかピンと来ないけれど
気温が上昇するだけではなく
地球全体の気候が大きく変わっている
海面上昇 高潮 氾濫 洪水 干ばつ 熱波
気候変動とか異常気象とかいうけれど
実際に起きているのは生活の破壊で
感染症は地球の隅々にまで拡大し
疾病が増え
健康障害が頻発する
エネルギの供給は増え続ける需要に追い付かず
インフラの機能はマヒし
飲み水が不足する
自然災害の被害は大きくなり続け
農業生産は減少し
食糧は危険にさらされ
生計は崩壊し
財政は破綻する
生態系や生物多様性に狂いが生じ
多くの種が絶滅する
根本的な解決策は
人が減ること
それに尽きる

レトリック

わかったふりをした専門家たちが
私たちの生活に口を出し
新しい生活様式などという枠をはめ
お願いという名の命令を発表した

 マスクを着けろ
 冷房時には窓を開けろ
 毎朝体温を測れ
 健康チェックをしろ

命令に添えられた優等生の作文からは
なぜそうしなければならないのかは
伝わってこない

先人たちが勝ち取ってきた行動の自由は
感染症対策といって制限され
移動の自由は奪われて
近くに住む人にさえ会いに行けなくなった

病人を見舞ったり死者を弔ったりすることも
前のように自由にはできなくなり
老人施設にいる年老いた母にも
会いに行けない
施設という監獄のなかにいる人は
誰もがまるで囚人のようだ

これもすべて生存のため
いのちを守るために協力してください
言葉は優しいふりをするが
使われているレトリックは凶暴だ

人間であるための条件を奪われて
怯えのせいで我を忘れ
攻撃的になった人たちが
大事なものを捨てて群れを成す

いのちを守るためだけに
すべての自由を差し出して
私たちはいうことを聞く素晴らしい民だと
なぜか胸を張る

自由とか違いとか
善だと固く信じてきたものが突然悪になり
考えないとか みんなに従うとか
悪だと固く信じてきたものが突然善になる

見当違いばかりのなかで
みんなでいのちをながらえて
すべてを失った人たちのなか
ウイルスの声が聞こえてくる

地球が人のものだなんて
誤解したほうが悪いんだ
地球はみんなのためにある
石や木や水やウイルスを
忘れたほうが悪いんだ

ウイルスは笑わない
石は動かず
木は静か
水は今日も流れ続ける

重力

玉ねぎの値段で頭を悩ませている人が
憲法改正の論議に乗ってくるわけもなく
病気という大きな問題を抱えた人には
宇宙の大きさは小さな問題でしかない

946兆kmも離れたところで放たれた光が
100年後に地球に到達したとして
それはあまりにも遠すぎて
イメージすることすらできない

重力は時空の歪みが物体を引き寄せる作用だとか
光の軌道は時空の歪みで曲がるとか
宇宙の膨張が加速していると言われたら
なにもわかりたくなくなってしまった

光が放たれたところと地球とが
たがいに引かれ合うわけもなく
100年も宇宙を彷徨ってきた光は
想像もできないくらい孤独だ

百年のまぼろし

長いあいだの約束は
ひとつの恋で破られ
思い出は一瞬にして
廃墟のなかの灰になる

嘘は
疑いよりも快適で
愛よりも役に立ち
何よりも長続きする

すばらしい日々は
悲惨さとともに生きる
真実もなく
事実もないところに
すばらしい日々は意味を失う

枯葉の道を歩くとき
百年の孤独が僕に寄りそう
それは仕組まれたものなのか
シナリオ通りのことなのか
私が選び取ったものは
すべてまぼろしだったのか

抵抗

政権の脅威は
やつらが権力を握る前にのみ
闘うことができる
でも闘うはずの若い人たちは
抵抗とは程遠い

人は若いと純粋で
純粋だから利用され
飛行機で敵艦に突っ込んだり
大人にとんがり棒をかぶせたり
抵抗しても知れている

自殺は卑怯なことだと言われ
ひきこもりには同情もない
いたずら書きは逮捕され
発言しても相手にされず
若い人の抵抗は徒労に終わる

若い人はわがままで
ないものねだりはどこまでも続く
愛する人と暮らしたい
素敵な場所で暮らしたい
自由が欲しい、お金が欲しい

欲しいものを手に入れるには
抵抗なんてしていられない
ギターを手に入れるためならば
なんでも言うことを聞いて
抵抗なんて忘れてしまおう

従順でいれば大人に好かれ
賞賛されて美化される
抵抗なんかで人生を棒にふれば
あなたは一生後悔をする
抵抗の代償は高いのだ

それでも抵抗をあきらめず
正しい大人をやりながらも
ひそかな抵抗を繰り返し
優しい人を演じながら
抵抗の種を蒔く

四本裕子

間違った心理学で、男性がこう、女性がこうとか、世の中ではよく言われていますね。 例えば、男女の脳の違いとして、男性の方が左右の脳の連携がよくないとか。これには、元になった論文がありまして、1982年に『サイエンス』誌で発表されています。男女それぞれ、脳梁の太さを測ったら、女性のほうが太かったと。でも、この論文のデータは男性9人、女性5人からしかとってないんです。それだけで、女性のほうが左右の脳の連絡がよくできてるっていう結果にしている。そもそも信頼性がないし、その後、いろいろな研究者が再現しようとしたんだけど、結局できてません。今さすがにこれを信じている脳科学者はあんまりいないんですよ。

パターン認識は、最近の機械学習が得意なので、パターンの違いを学習したAIに分類させると、約92%の精度で男女を見分けることができる、くらいのことは言えるんです。でも、これって、たぶん男女じゃなくても、これくらいの差は出るんですよね。例えば、20代の人と30代の人、というふうに比べてもやっぱり差はでると思います。

殺人炒飯

人間社会を成長させるためには優秀なリーダーが必要不可欠ですが「奴隷」も必要不可欠なのです。「的確な指示」と「自動化」、これがキーワード。
「自動化」は、誰もが簡単なマニュアルをその通りに効率よくこなすことで実現します。
何も考えずにマニュアルに従ってればよい機械のような「奴隷」が必要なのです。
超優秀なリーダー層が10%、無能の指示待ちマシーン90%の国家。
従来の王様がいてなどの制度だと、リーダーの指示ミスというリスクが大きいけれども成長しやすく衰退しやすい国家といえます。
歴史的にこの支配する側の割合、支配される割合の大きさは永遠の課題ですが、誰もが「平等」という社会は、国家が成長していかないのです
そうです、我々が奴隷にならないためには、国家が成長しようとしている間に、我々は、こっそり停滞する必要があるのです
国家に合わせて、この資本主義社会の中で「成長」しようとするということは、サラリーマン(奴隷)として「支配」されて生きていくということになるのです。

Jeremy Bentham, Michel Foucault

Jeremy Bentham‘s nineteenth-century prison reforms provide Michel Foucault with a representative model for what happens to society in the nineteenth century.note Bentham argued in The “Panopticon” that the perfect prison would be structured in a such a way that cells would be open to a central tower. In the model, individuals in the cells do not interact with each other and are constantly confronted by the panoptic tower (pan=all; optic=seeing). They cannot, however, see when there is a person in the tower; they must believe that they could be watched at any moment: “the inmate must never know whether he is being looked at at any one moment; but he must be sure that he may always be so”.

Wilhelm Wundt

If we take an unprejudiced view of the processes of consciousness, free from all the so-called association rules and theories, we see at once that an idea is no more an even relatively constant thing than is a feeling or emotion or volitional process. There exist only changing and transient ideational processes ; there are no permanent ideas that return again and disappear again.

Seb Joseph

Despite the dire situation, there are opportunities for advertisers.
With CPCs so low for certain keywords some companies are pouncing on certain coronavirus terms in the belief they can drive traffic back to their site, which is what some travel insurance firms in Western Europe did prior to the crackdown on travel between countries.

このように厳しい状況にありながらも、広告主らにとってのチャンスも存在している。
一部のキーワードではCPCが非常に低くなっているなかで、コロナウイルスに関する用語を利用して自社サイトへのトラフィックを回復しようとしている企業も存在する。国外への移動が制限される前に、複数の西ヨーロッパの旅行保険会社がこういった動きに出たという。

船橋真俊

COVID-19は、人類が集団的に先送りしてきた課題を、たまたま顕在化してくれる立役者に過ぎない。そのメッセージをどれだけ真摯に深く受け止められるかが、人類の知恵の深さを測る試金石となっている。多くの商店が閉まり、国境が閉ざされ、愛する人々の最期に立ち会えなかったとしても尚、我々には気づかなければならないことがある。
すべての生命が生まれてきた源泉となる、生物の多様性。何故か単一種が物理的に増殖するだけでは成立することができなかった、この宇宙の根本的な制約条件であり、生きとし生けるものに与えられた課題。なぜ、これほどに多くの生物が必要なのか。なぜ、無駄な命というものが存在しないのか。人間の脳でも認識しきれない、ビッグデータでも網羅することができないこの無限増殖する個性を、超多様性(megadiversity)とでも呼ぼう。
 これまで、多様性はどこか遠い未来に向けて叫ばれるだけだった。しかし、今では誰もが身をもって感じている。我々が今急速に失っているもの、不安、痛み、お金、トイレットペーパー、笑顔、そして希望。それらを物言わずずっと支え続けていてくれたのがこの超多様性であったことを。
世界規模のパンデミックは、同時に各地に新しい機会も生み出す。資本主義的な競争からの一時的な離脱。人々の連帯に基づいた、時間、文化、創造性の共有。真の食料自給率の再考や地方農業への支援。社会的弱者の保護やグローバルな停戦への呼びかけ。
COVID-19が生まれてきた理由、そこに文明と自然を再び撚り合わせる、新たな鍵が見え隠れしていないだろうか。

ギネス

災害 死亡者 地域 発生時期
黒死病 7,500万人 ヨーロッパ、アジア 1347~51年
餓死 4,000万人 中国北部 1959~61年
虐殺 3,500万人 蒙古族の中国人虐殺 1311~40年
スペイン風邪 2,164万人 世界中 1918~19年
暴風雨 100万人 バングラデシュ 1970年 11月
洪水 90万人 中国黄河 1887年10月
地震 83万人 中国狭西省 1556年2月
ダム決壊 23万人 中国河南地方 1975年8月
地滑り 18万人 中国甘粛省 1920年12月
原爆 15万5千人 広島 1945年8月
空襲 14万人 東京 1945年3月
火山 9万2千人 インドネシア 1815年4月
雪崩 18,000人 ペルー 1970年5月

JICA

地球環境問題としては、酸性雨、熱帯林破壊、野性生物種の減少、砂漠化、海洋汚染、オゾン層の破壊などがあるが、何といってもその影響の大きさと拡がり、解決の難しさからみて最大のものは地球温暖化問題である。地球温暖化の影響の全てが分かっている訳ではないが、少なくとも海洋の温暖化・氷河の溶解による海面上昇(100 年間で 0.88m)、それによる島嶼国・海岸地帯の町村の水没、温帯から熱帯に至る農業・漁業の生産性低下、異常気象(暴風雨、洪水、干ばつ、熱波など)の頻発、感染症の拡大、熱帯雨林の減少、砂漠化、野性生物種の減少などにつながると考えられている。温暖化問題は現代社会の経済活動全体を支えるエネルギー消費と密接に関わっているだけに、国際的に真に有効な対策がとられるまでにはなお相当の時間がかかるであろう。

NASA

  • Carbon Dioxide
    413 parts per million
    Carbon dioxide levels in the air are at their highest in 650,000 years
  • Global Temperature
    1.9°F since 1880
    Nineteen of the 20 warmest years on record have occurred since 2001
  • Arctic Ice Minimum
    12.85 percent per decade
    In 2012, Arctic summer sea ice shrank to the lowest extent on record
  • Ice Sheets
    428 Gigatonnes per year
    Satellite data show that Earth’s polar ice sheets are losing mass
  • Sea Level
    3.3 millimeters per year
    Global average sea level has risen nearly 7″ (178 mm) over the past 100 years

NASA

Satellite data show that Greenland and Antarctica are losing mass at a rate of 283 gigatonnes per year and 145 gigatonnes per year, respectively.

So how big is just one gigatonne?


Central Park dimensions: 4 km meters long, 0.8km wide
1 gigatonne of ice = 1.091 km³
ice height = 1.091 km³ / (4 km * 0.8 km) = 0.3409 km = 340.9 meters
A gigatonne of ice placed in the Central Park would extend 340.9 meters high.

United Nations

Climate Change is the defining issue of our time and we are at a defining moment. From shifting weather patterns that threaten food production, to rising sea levels that increase the risk of catastrophic flooding, the impacts of climate change are global in scope and unprecedented in scale. Without drastic action today, adapting to these impacts in the future will be more difficult and costly.
Greenhouse gases occur naturally and are essential to the survival of humans and millions of other living things, by keeping some of the sun’s warmth from reflecting back into space and making Earth livable. But after more than a century and a half of industrialization, deforestation, and large scale agriculture, quantities of greenhouse gases in the atmosphere have risen to record levels not seen in three million years. As populations, economies and standards of living grow, so does the cumulative level of greenhouse gas (GHGs) emissions.
There are some basic well-established scientific links:

  • The concentration of GHGs in the earth’s atmosphere is directly linked to the average global temperature on Earth;
  • The concentration has been rising steadily, and mean global temperatures along with it, since the time of the Industrial Revolution;
  • The most abundant GHG, accounting for about two-thirds of GHGs, carbon dioxide (CO2), is largely the product of burning fossil fuels.

環境省

太陽の光のエネルギーの約3割は雲や雪などに反射されて宇宙に戻り、約7割が海や陸地に吸収されます。
吸収されたエネルギーは大気へと放たれ、宇宙へと逃げていきます。仮にこのエネルギーが何にも遮られず逃げていくとしたら、地球の平均気温は約-19℃となり、人が暮らしにくい環境となります。
この地球で大切な役割を果たしているのが、大気中の二酸化炭素や水蒸気などの「温室効果ガス」です。
温室効果ガス(GHG)が地表から放たれる熱を吸収し、熱を宇宙に逃げにくくすることで、地球の平均気温を約14℃に保っているのです。
産業革命以降、私たちが石炭や石油を使って多くの二酸化炭素(CO2)を排出したことにより、熱は宇宙により逃げにくくなりました。
その結果、地球の気温が上昇する「地球温暖化」が引き起こされています。

日本ガス協会

地球温暖化とは、人間の活動が活発になるにつれて、大気中に含まれる二酸化炭素(CO₂)等「温室効果ガス」が大気中に放出され、地球全体の平均気温が上昇している現象のことです。

David Wallace-Wells

It is worse, much worse, than you think. The slowness of climate change is a fairy tale, perhaps as pernicious as the one that says it isn’t happening at all, and comes to us bundled with several others in an anthology of comforting delusions: that global warming is an Arctic saga, unfolding remotely; that it is strictly a matter of sea level and coastlines, not an enveloping crisis sparing no place and leaving no life undeformed; that it is a crisis of the “natural” world, not the human one; that those two are distinct, and that we live today somehow outside or beyond or at the very least defended against nature, not inescapably within and literally overwhelmed by it; that wealth can be a shield against the ravages of warming; that the burning of fossil fuels is the price of continued economic growth; that growth, and the technology it produces, will allow us to engineer our way out of environmental disaster; that there is any analogue to the scale or scope of this threat, in the long span of human history, that might give us confidence in staring it down.

財政制度等審議会・財政制度分科会

振り返れば、平成時代の財政は、消費税の導入の実現とともに始まった。平成2年度予算では、15 年もの歳月と多大な歳出削減努力を経て、特例公債からの脱却が達成された。
特例公債は、将来世代に資産を残すことなく負担のみを残すものであり、歳出は経常的な収入で賄う財政法の基本原則に著しく反するものとしてその発行が忌避されてきた。我が国には、第2次世界大戦時の軍事費調達のために多額の国債が発行され、終戦直後からハイパーインフレーションなどの惨禍を招いた歴史がある。この過程で国の債務は実質的に目減りしたが、国債を保有していた国民の資産を代償にしたことも忘れてはならない。こうした教訓に基づいて財政法上の非募債主義等が定められたのであり、財政法上の規律の遵守こそが財政運営の最重要課題とされたのは当然のことであった。
しかし、今や、その特例公債の発行額は平成 30 年度当初予算ベースで 27.6 兆円にも及ぶ。現在の世代のみが受益し、その費用の負担を将来世代に先送ることの問題点については今更多言を要しないが、少子高齢化によってその深刻さは増している。
問題は、特例公債に限られない。建設公債についても、公共事業や施設整備の恩恵を享受する将来世代の人口は当時の想定より遥かに少なかったことになる。受益者人口が想定した規模に満たないまま、将来世代に費用の負担のみを背負わせた例は多々見られる。
そして、今年度末には平成2年度(1990 年度)末の 5.3 倍に当たる 883兆円もの公債残高が積み上がり、一般政府債務残高は対 GDP 比 238%に達しようとしている。歴史的にみても、足下の債務残高対 GDP 比は、先ほど言及した第2次世界大戦末期の水準に匹敵している。
地球温暖化を含む環境問題について、所有権が存在せず、多数の主体がアクセス可能な資源が過剰に利用され枯渇するという「共有地の悲劇」が指摘されることがあるが、財政にもまた「共有地の悲劇」が当てはまる。現在の世代が「共有地」のように財政資源に安易に依存し、それを自分たちのために費消してしまえば、将来の世代はそのツケを負わされ、財政資源は枯渇してしまう。悲劇の主人公は将来の世代であり、現在の世代は将来の世代に責任を負っているのである。

AP


Mercredi 11 mars 2020, les forces de sécurité grecques utilisent des gaz lacrymogènes contre des migrants à la frontière turco-grecque, à Pazarkule.

新华网


 
现在我们应该理直气壮的表示,美国欠中国一个道歉,世界欠中国一声感谢,没有中国的巨大牺牲和付出,就不可能为全世界赢得宝贵的抗击新冠肺炎疫情的时间窗口,可以说中国一己之力,硬生生的将新冠肺炎疫情挡住了很长一段时间,真的是惊天地、泣鬼神!

竹村真一、ウィキペディア

それまでは京都がみやこで、西日本中心の国土構造だった。人口が増えて土地と食料が足りず、互いに奪い合うしかなかったことから戦国時代が続いていた。平和な世にするため、家康は江戸を拠点に未開の関東平野を開拓、利根川を付け替えて新田開発を行い、東日本中心の国土構造に転換した。その結果17世紀の百年で米の生産高も人口も倍増し、平和が250年続いた。さらに、18世紀の江戸では、幕府の政策によって持続可能な森林管理も実現した。

江戸時代は全期を通じて寒冷な時代であったといい、凶作や飢饉が絶えなかった。江戸時代に起きた長期にわたる冷害・旱魃・水害などの異常気象や害虫の異常発生、病害、火山噴火などでの凶作の連続による飢饉の内、元和の飢饉(1619年)、寛永の大飢饉(1642年-1643年)、延宝の飢饉(1674年-1675年、1680年)、天和の飢饉(1682年-1683年)、元禄の飢饉(1691年-1695年)、享保の大飢饉(1732年)、宝暦の飢饉(1753年-1757年)、天明の大飢饉(1782年-1787年)、天保の大飢饉(1833年-1839年)の被害は特に甚大であった。

Wikipedia

Anthropocentrism is the belief that human beings are the most important entity in the universe. Anthropocentrism interprets or regards the world in terms of human values and experiences. The term can be used interchangeably with humanocentrism, and some refer to the concept as human supremacy or human exceptionalism. Anthropocentrism is considered to be profoundly embedded in many modern human cultures and conscious acts. It is a major concept in the field of environmental ethics and environmental philosophy, where it is often considered to be the root cause of problems created by human action within the ecosphere. However, many proponents of anthropocentrism state that this is not necessarily the case: they argue that a sound long-term view acknowledges that a healthy, sustainable environment is necessary for humans and that the real issue is shallow anthropocentrism.

Judeo-Christian tradition
Maimonides, a scholar of the Torah who lived in the 12th century AD, was noted for being decidedly anti-anthropocentric. Maimonides called man “a mere ‘drop of the bucket'” and “not ‘the axle of the world'”. He also claimed that anthropocentric thinking is what causes humans to think that evil things exist in nature. According to Rabbi Norman Lamm, Maimonides “thus deflate[d] man’s extravagant notions of his own importance and urge[d] us to abandon these illusions.”
In the 1985 CBC series “A Planet For the Taking”, Dr. David Suzuki explored the Old Testament roots of anthropocentrism and how it shaped our view of non-human animals. Some Christian proponents of anthropocentrism base their belief on the Bible, such as the verse 1:26 in the Book of Genesis:

And God said, Let us make man in our image, after our likeness: and let them have dominion over the fish of the sea, and over the fowl of the air, and over the cattle, and over all the earth, and over every creeping thing that creepeth upon the earth.

The use of the word “dominion” in the Genesis is controversial. Many Biblical scholars, especially Roman Catholic and other non-Protestant Christians, consider this to be a flawed translation of a word meaning “stewardship”, which would indicate that mankind should take care of the earth and its various forms of life.

Human rights
Anthropocentrism is the grounding for some naturalistic concepts of human rights. Defenders of anthropocentrism argue that it is the necessary fundamental premise to defend universal human rights, since what matters morally is simply being human. For example, noted philosopher Mortimer J. Adler wrote, “Those who oppose injurious discrimination on the moral ground that all human beings, being equal in their humanity, should be treated equally in all those respects that concern their common humanity, would have no solid basis in fact to support their normative principle.” Adler is stating here, that denying what is now called human exceptionalism could lead to tyranny, writing that if we ever came to believe that humans do not possess a unique moral status, the intellectual foundation of our liberties collapses: “Why, then, should not groups of superior men be able to justify their enslavement, exploitation, or even genocide of inferior human groups on factual and moral grounds akin to those we now rely on to justify our treatment of the animals we harness as beasts of burden, that we butcher for food and clothing, or that we destroy as disease-bearing pests or as dangerous predators?”

WIN/Gallup

Would you fight for your country in case of war? (Yes-No Country [net balance])

94-06 Morocco [+88]
89-07 Pakistan [+82]
89-09 Vietnam [+80]
72-13 Thailand [+59]
75-17 India [+58]
76-20 Afghanistan [+56]
74-20 Finland [+54]
70-17 Indonesia [+53]
66-13 Israel [+53]
73-21 Turkey [+52]
71-23 China [+48]
70-26 Philippines [+44]
55-15 Sweden [+40]
59-20 Russia [+39]
56-27 Palestinian Territories [+29]
44-31 USA [+13]
46-36 Serbia [+10]
39-47 Switzerland [-8]
42-50 South Korea [-8]
30-43 Australia [-13]
30-45 Canada [-15]
29-44 France [-15]
28-47 Portugal [-19]
27-51 UK [-24]
26-52 Iceland [-26]
21-49 Spain [-28]
10-43 Japan [-33]
23-57 Hong Kong [-34]
19-56 Belgium [-37]
23-64 Czech Republic [-41]
21-62 Austria [-41]
18-62 Germany [-44]
20-68 Italy [-48]
15-64 Netherlands [-49]

Daniel E. Lieberman

Exceeding a recommended body weight is not necessarily unhealthy, as is evident from the many overweight individuals who live long and reasonably healthy lives. About one-third of people who are overweight show no sign of metabolic disturbance, perhaps because they have genes that adapt them to being heavy. But as this chapter has repeatedly stressed, what matters most for health is not fat per se. Even more important predictors of health and longevity are where you store your body fat, what you eat, and how physically active you are. One landmark study, which followed nearly 22,000 men of all weights, sizes, and ages for eight years, found that lean men who did not exercise had twice the risk of dying as obese men who engaged in regular physical activity (after adjusting for other factors, such as smoking, alcohol, and age). Being fit can mitigate the negative effects of being fat. Therefore, a sizeable percentage of fit but overweight and even mildly obese individuals do not have a greater risk of premature death.

芦刈山保存会


芦刈山町では吉符入りの次の日曜日に、町内全員が集まってちまき作りをします。笹の葉で作られたちまきに、「蘇民将来之子孫也」と書かれた護符をつけた「厄除けちまき」は、軒先に吊しておくと一年を通して厄払いになるといわれています。

Paul Krugman

In a rational world, the burning of Australia would be a historical turning point. After all, it’s exactly the kind of catastrophe climate scientists long warned us to expect if we didn’t take action to limit greenhouse gas emissions. In fact, a 2008 report commissioned by the Australian government predicted that global warming would cause the nation’s fire seasons to begin earlier, end later, and be more intense — starting around 2020.
Furthermore, though it may seem callous to say it, this disaster is unusually photogenic. You don’t need to pore over charts and statistical tables; this is a horror story told by walls of fire and terrified refugees huddled on beaches.

Wikipedia

Name Meaning No. item
Sampo sedae 三放世代 1 Courtship
2 Marriage
3 Childbirth
Opo sedae 五放世代 4 Employment
5 Home ownership
Chilpo sedae 七放世代 6 Interpersonal relationships
7 Hope
Gupo sedae 九放世代 8 Health
9 Physical appearance
Sippo sedae
(Wanpo sedae)
十放世代
(完全諦め世代)
10 Life

Monica Heisey

I buy padded headbands I don’t need. I cancel plans I want to go to. I act like a better person than I am. The algorithms have broken my brain.

Wikipedia

Vegetable

Country Area cultivated
thousand hectares
(2,500 acres)
Yield
thousand kg/ha
(890 lb/acre)
Production
thousand tonnes
(1,100 short tons)
China 23,458 230 539,993
India 7,256 138 100,045
United States 1,120 318 35,609
Turkey 1,090 238 25,901
Iran 767 261 19,995
Egypt 755 251 19,487
Italy 537 265 14,201
Russia 759 175 13,283
Spain 348 364 12,679
Mexico 681 184 12,515
Nigeria 1844 64 11,830
Brazil 500 225 11,233
Japan 407 264 10,746
Indonesia 1082 90 9,780
South Korea 268 364 9,757
Vietnam 818 110 8,976
Ukraine 551 162 8,911
Uzbekistan 220 342 7,529
Philippines 718 88 6,299
France 245 227 5,572
Total world 55,598 188 1,044,380

National Science Foundation

Mark Maloof

What is Artificial Intelligence?

  • augmented intelligence
  • business intelligence
  • cognitive analytics
  • cognitive computing
  • cognitive technologies
  • expert systems
  • knowledge-based systems
  • intelligent agents
  • intelligent systems

田辺聖子

(どれほどさまざまな恋愛を体験してらしたんですか)

そんなに経験しなくても、ひとつ深い恋愛をすればなんでもわかるのよ。

高橋洋一

世は「ビッグデータの時代」なので、海外では、官公庁も民間企業も、ともに統計専門家は高給取りになっている。しかし、日本政府では、統計専門家は主にノンキャリアで、出世しない地味なポストだ。しかも最近は人員・予算不足、縦割り組織の弊害が甚だしく、満足な仕事が出来ない。この現状を認識し対策を打たなければ、「統計不正を行った官僚が悪い」と非難しても、再発防止にはまったくならない。
この2週間、マスコミでは人員・予算不足、省庁ごとの縦割りの弊害はほとんど報じなかった。そのうえ、厚労省の事後対応の不味さが相次ぎ見られたので、その不手際を指摘する報道があふれた。このままでは、統計不正の根本を改善する方向に向かうのではなく、官僚バッシング、政権バッシングに終始することになりそうだ。

谷崎潤一郎

私は夫を半分は激しく嫌い、半分は激しく愛している。私は夫とほんとうは性が合わないのだけれども、だからといって他の人を愛する気にはなれない。私には古い貞操観念がこびり着いているので、それに背くことは生れつきできない。私は夫のあの執拗な、あの変態的な愛撫の仕方にはホトホト当惑するけれども、そういっても彼が熱狂的に私を愛していてくれることは明らかなので、それに対して何とか私も報いるところがなければ済まないと思う。あゝ、それにつけても、彼にもう少し昔のような体力があってくれたらば、………一体どうして彼はあんなにあの方面の精力が減退したのであろうか。………彼に云わせると、それは私があまり淫蕩に過ぎるので、自分もそれにつり込まれて節度を失った結果である、女はその点不死身だけれども、男は頭を使うので、ああいうことがじきに体にこたえるのだという。そう云われると恥かしいが、しかし私の淫蕩は体質的のものなので、自分でもいかんともすることができないことは、夫も察してくれるであろう。夫が真に私を愛しているのならば、やはり何とかして私を喜ばしてくれなければいけない。

**

私と木村氏とはありとあらゆる秘戯の限りを尽して遊んだ。私は木村氏がこうしてほしいと云うことは何でもした。何でも彼の注文通りに身を捻じ曲げた。夫が相手ではとても考えつかないような破天荒な姿勢、奇抜な位置に体を持って行って、アクロバットのような真似もした。(いったい私は、いつの間にこんなに自由自在に四肢を扱う技術に練達したのであろうか、自分でも呆れるほかはないが、これも皆木村氏が仕込んでくれたのである)ところで、いつもは彼とあの家で落ち合うと、合ってから別れるギリギリの時間まで、一秒の暇も惜しんで全力的にそのことに熱中し、何一つ無駄話などはしないのであるが、今日はふっと、「郁子さん、何を考えているんですか」と、木村が眼敏とく気がついて私に尋ねた瞬間があった。(木村はとうから私のことを「郁子さん」と呼んでいるのである)「いゝえ別に」と、私は云ったが、その時、ついぞないことに、夫の顔がチラリと私の眼の前を掠めた。

ウィキペディア

クワエ (Kuwae) は、南太平洋の国バヌアツのシェパード諸島に存在する火山、海底火山、カルデラ。1452年から1453年にかけて発生した大噴火が知られている。火山爆発指数はVEI6。当時の噴火の様子を記録されたものはない。大量の火山噴出物は大気中に拡散して日射量を減少させ、世界各地で火山の冬(もしくは夏のない年のような状況)のような極端な寒冷化をもたらした。日本では、長禄・寛正の飢饉の引き金になったほか、欧州でも飢饉となり同時期(1453年5月)にコンスタンティノープルの陥落(東ローマ帝国の滅亡)も生じたことから関連付けて語られることがある。

Ella Alderson

  • The fourth dimension is not a spacial one but it consists instead of time. Time helps plot an object’s location in the universe and also adds a way for the third dimension to change.
  • In the fifth dimension there would be a new world that would allow us to see the similarities and differences between our world and this new one, existing in the same position and having the same beginning as our planet, i.e. the Big Bang.
  • The sixth dimension is an entire plane of new worlds that would allow you to see all possible futures, presents, and pasts with, again, the same beginning as our universe.
  • In the seventh dimension up through the ninth, we now have the possibility of new universes with new physical forces of nature and different laws of gravity and light. The seventh dimension is the beginning of this, where we encounter new universes which have a different beginning from ours. That is, they were not born from the Big Bang.
  • The eight dimension is a plane of all the possible pasts and futures for each universe, stretching infinitely.
  • The ninth dimension lays bare all the universal laws of physics and the conditions of each individual universe.
  • Some scientists believe that the multiverse has only 10 dimensions while others put that number at 11. However, a universe cannot have more than 11 dimensions because of self consistency — they become unstable and collapse back down into 11 or 10 dimensions. At this point, anything is possible. There are all futures, all pasts, all beginnings and all ends, infinitely extended, a dimension of anything you can imagine. Everything comes together.

Lac Su

(When Lac returns home, he imitates the way Art talks to his parents, by saying “I love you” to Pa, who rebuts:)
What the fuck? Pa leaps up from the creeper and kicks it back against the garage door with his heel. He gets right in my face. Motherfuck! What did you just say? Who the fuck do you think you are? Who do you think I am? Are you trying to imitate those white people by telling me those fucking words? Stop that shit! Don’t you ever say those weak words to me ever again, you hear me?

面出薫

 

 

やみから始まる
やみが無ければ光はない
やみは恐ろしいか
やみは美しいか
やみはとり戻せるか

CIPHER

基本的に人は『現在』にしか興味を持たない。
過ぎた過去やどうなるかわからない未来に関心をもっているのは、他人ではなく自分なのである。

東洋経済オンライン

ゴーン氏の事件はフョードル・ドストエフスキー著『死の家の記録』を思い起こさせる。この小説の中で、ロシアの偉大な作家であり、貴族出身の教養あるドストエフスキーは、シベリアの監獄で過ごした4年間の自分自身の経験について語っている。ドストエフスキーの証言は、これまで書かれた中でも、監獄の状況を訴えたものとして最も重要なものである。
ゴーン氏はドストエフスキーのような文学の才能を持ち合わせてはいないし、小菅はシベリアの監獄でもない。しかし、ゴーン氏は、われわれ全員が将来何かの間違いで経験するかもしれない日本の刑事司法制度の重要な証人である。彼の拘置所での経験を明らかにすることは、日本に暮らしているすべての人々にとって(日本人であれ、外国人であれ)利益になることだろう。

Carl Sagan

Look again at that dot. That’s here. That’s home. That’s us. On it everyone you love, everyone you know, everyone you ever heard of, every human being who ever was, lived out their lives. The aggregate of our joy and suffering, thousands of confident religions, ideologies, and economic doctrines, every hunter and forager, every hero and coward, every creator and destroyer of civilization, every king and peasant, every young couple in love, every mother and father, hopeful child, inventor and explorer, every teacher of morals, every corrupt politician, every “superstar,” every “supreme leader,” every saint and sinner in the history of our species lived there-on a mote of dust suspended in a sunbeam.

福田ミホ

宇宙はビッグバンで始まった、って言われてます。でも当然ですが誰かビッグバンを見たわけでも、その光景を動画に撮ったりしてたわけはありません。だからふと、「ビッグバンが最初って言ってるけど、ほんとはその前にも何かあったんじゃないの?」という疑問が浮かんできます。
実際、理論物理学者や宇宙学者たちが、「ビッグバンの前にも何かあったんじゃないか」と浮気を追求する配偶者みたいな問いを追いかけています。その問いにまだ答えはありません。が、さまざまなデータや理論を元に推測はできます。
ただし、これらはまだ推測であって、確立された理論ではありません。