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おかしくなったのは

心地よい春風が吹いているのに
暖房に慣れた体が 寒いと言っている

きっと 爽やかな秋風が吹いても
冷房に慣れた体は 暑いと言うのだろう

老人施設にいる人は 科学技術のおかげで
一年中同じ温度のなかで 快適にすごす

常夏の島にいる人は 異常気象のせいで
寒波に見舞われ 寒さに震えている

自然の摂理から遠いところにいて
考えも行動も狂ってしまった

自然の摂理から離れて暮らしていたら
人は人でなくなってしまった

環境がおかしくなったのではない
人がおかしくなったのだ

周りがおかしいのではない
僕がおかしいのだ

別世界

国境の長いトンネルを抜けると雪国であった

国境を抜けると海が見えてきた

それまでとは違う別世界に入る感じがして
いい

なにかが待っている感じ
もう戻れない感じ

生きていることはすべて
一方通行
戻ることはないし
同じことは二度と起こらない

別世界で何をするか
思いは広がる

四季

春 山笑う
夏 山滴る
秋 山粧う
冬 山眠る

春 水湧く
夏 水轟く
秋 水行く
冬 水凍る

春 君歌う
夏 君弾む
秋 君感じる
冬 君安らぐ

春 遥う
夏 逍う
秋 漂う
冬 無に帰する

秩序

世界の秩序とか国の秩序とか
そんな秩序というものに
憎しみを持つ人たちがいる
秩序の側にいる人たちには
秩序の反対側に陥った人たちの気持ちはわからない
恵まれている人たちには
恵まれていない人たちの気持ちはわからない
搾取していることに気付かずに
間接的に搾取している人たちには
搾取されている人たちの苦しみはわからない
テロリストたちの憎しみは
超大国の人たちのテロに対する憎しみを
はるかに超えている
そもそも超大国の人たちは
世界中で自分の国が
なにをしているのかを知らない
テロはいけないといい
戦争反対という人たちは
自分たちがテロの原因だということをわからず
自分たちが戦争を起こしていることを知らない
富を独占し 利益を共有する人たちは
自分たちは正しいと思い
敵は間違っていると思う
敵と呼ばれた人たちは
自分たちがなぜ敵なのかを知らない
あらゆる絶対的なな秩序の前には
秩序を壊そうという人たちがたくさん現れ
あらゆる絶対的な力に対しるアレルギーは
幸いなことに普遍的だ
絶対的な秩序は必ず壊される
絶対的な力は必ず失われる
革命など起こさなくてもいい
永遠に続く秩序など どこにもないし
永遠に強いと思わせる人も 必ず死ぬ
秩序は壊れるためにある
国は亡びるためにある
力はなくなるためにある
エントロピー増大の法則を持ち出すまでもなく
秩序あるものも 放っておけば
無秩序になり 混沌としてくる
不安定なものは 放っておけば
安定してくる
整然としたものも 放っておけば
乱雑になり
確実なものは 放っておけば
不確実になる
ぜんぶが落ち着くところに落ち着く
すべての嘘はバレて
虚構は‪消える
普遍的だという嘘はバレて
人権という虚構は消える
20世紀の夢は 21世紀の夢に取って代わられ
20世紀の価値は消えてゆく
価値が消えるとき
秩序も消える
21世紀に生まれる秩序がいいとは限らないけれど
なにかが終わり なにかが始まる
なにが起きても 君には笑っていてほしい
どんなになっても 君には幸せでいてほしい

なにかが変わった

価値観が変わった
大切だと思っていたことが
大切ではないと気付いた
気にしていなかったことが
とても大切だとわかった

ではどうしたいのか
なにを描きたいか

程々の家に住み
程々の椅子に座って
目の前の風景を眺める
風を感じる

空気を肌で感じる
草の匂いを嗅ぐ
水の音を聞く

空を見上げる
朝の空を 昼の空を
夕方の空を 夜の空を

そして
君を感じる

変わる

社会が変わるのは
なにも今に限ったことではない
人が変わる 社会が変わる
景色が変わる 自然が変わる

川の流れが変わる
山の形が変わる
海岸線が変わる
すべてが変わる

大正の頃には
江戸趣味を知っている人がたくさんいたのに
いま江戸趣味といえば 遠い遠い過去のこと
いま
大日本帝国を知っている人がたくさんいるけれど
近い将来 戦前は誰も知らないという時がくる
もうすでに
メイドインジャパンが世界中に溢れていたことも
忘れられている

時代はいつも大きく変わる
生活が変わり 価値が変わり
そして すべては忘れさられる
いまの変化もすぐに過去になる

いま言われているのが
Physical から Intangible への変化
目に見えるものから 目に見えないものへ
有形から 無形への変化だ

有形のものは なかなか消えないけれど
無形のものは すぐに消える
無形資産が 有形資産を上回り
無形経済のなかで 知も消費される

新しいゲームはいつも難しい
変わったことに気づいた頃には
ゲームはもう終わっている

見えないものは見えない という
でも
見えないはずの人の気持ちも
寄りそい続ければ見えてくる
愛もきっと見えてくる

すべてが変わる

鉱山関係がいいからといって就職しても
退職する頃には鉱山は廃れ
繊維関係がいいからといって就職しても
退職する頃には繊維は廃れ
海運関係がいいからといって就職しても
退職する頃には海運は廃れ
造船関係がいいからといって就職しても
退職する頃には造船は廃れ
電気関係がいいからといって就職しても
退職する頃には電気は廃れる

どんな変化のなかにいても
誠実でいればいい
そう教えてくれた人も
もういない

変化のスピードは驚くほど速くなり
1年前に将来性があると言われた分野が
もう廃れている

どの分野も変わっていないように見えて
数年前とは様変わりしている

すべてが変わる
なにもが変わる
人が変わり
あたりまえも変わる

人の心が変わり
信じていいものも変わる

やめられない

偉いお坊さんは
悪性さらにやめがたし と言い
昭和のヒーローは
わかっちゃいるけどやめられない と言った
考えてみれば やめられないことばかり
なにが悲しいって やめるなんて 考えることもできない

飲む打つ買うがやめられないなんて 一昔前のはなし
宵越しの銭は持たないなんて 今はもう流行らない
マトモなやつらは偉そうに そんなことを言うけれど
まわりを見渡してみれば マトモでないやつばかり
時代は変わったと言いながら みんなリアルなことを続け
やめられない止まらない と口ずさんでいる

飲みさえしなければいいやつなんだけどなあ とか
ギャンブルとなると人が変わっちゃうんだよな とか
女のことさえなければ悪い人ではないんだけど とか
そんなことで世の中はまわっていく

すごくもないのにすごいと言われ やればできるとおだてられ
それが手だとは露ほども知らず 騙されたのにも気付かずに
気がついてみれば やめられないことばかり
どうしたらやめられるのか わからないことばかり

飲む打つ買うまでバーチャルの バカどもよりはマシだよと
今日もリアルな飲む打つ買うで 少ないカネがゼロになる
作り話に涙を流し 騙されることを喜びながら
詐欺に騙される老人を バカじゃないかとバカにする

あなたの国のために何ができるのか なんていう国に騙され
幸せはあなたの心の中にある という宗教に騙され
あなただけが生きがいなの という甘い言葉に騙されて
信じる者は救われると 騙されることを肯定する

信じることができないなんて
なんて可哀想な人なんでしょう
そう言われるのは僕が 異邦人だからだろうか
それとも一緒に騙されないからだろうか

騙されるのが嫌だといっても
やめられないことがないわけではない
やめられないことがいくつもあって
それで人を傷つける

悪性さらにやめがたし という言葉が胸に刺さる
わかっちゃいるけどやめられない も心に沁みる
やめられないものはやめられない
今日もやっぱりやめられない

やめられないものをやめてしまえば
それはもう自分でない
そんなふうに開き直って
なにもやめない自分が見える

やめられないために塀の中に行く人や
病院のベッドに繋がれる人がいるけれど
僕はひとりで のたれ死ぬ
それが卑怯でも のたれ死ぬ

やっぱり やめられない
どうにも やめられない
君も やめられない
君は やめたくない

進歩

進歩が望ましい方向へ進んでいくことだとしたら
私たちがしているのは進歩ではないのかもしれない
そんな疑問を持ったとしても
私たちには何も変えられない

病気を治すことができるようになれば
それは進歩
脅威から身を守ることができれば
それは進歩
エネルギーを使えるようになれば
それは進歩
食糧の生産を増やすことができれば
それは進歩

そういうことが進歩だと思うしかなくなっていて
新しいことを考えるのは進歩のため
新しいことを見つけるのも進歩のためと
勉強したり働いたりを続けてきた

進歩はいいことだと信じていたら
進歩に加速度がついてしまい
もう誰にも
進歩を止めることができない

進歩して私たちの役割が変わって
神を演じるようになったときに
いったいどんな神を演じたらいいのか
わからずに戸惑っている

越えてはいけない一線を越えた
相変わらず哀れな動物は
神になってはいけないのに神になり
生命を弄ぶことを覚えてしまった

植物の品種を改良し
動物の品種を改良し
微生物の品種を改良し
挙句の果て
遺伝子を組み替え
ゲノムを編集する

それらはどれもいいこととされ
誰も悪いことだとは言わない
このまま行けば
人に手を付けるのも時間の問題だ

父の心臓が止まりかけたとき
病院の先生のすすめに従って
ペースメーカーの埋め込み手術の申請書類に署名して
おかげで父は長生きした

父の心臓は止まりかけていた
それなのに私は神の代理になって
自分がなにをしているのかわからないままに
父の心臓を動かし続けることに同意した

神になるなんてことに加担はしていないと
何度も自分に言い聞かせ
父の穏やかな日々を眺めながら
鈍感な自分に安堵する

時間とともにすべてを忘れ
何か問題が起きれば反省はする
でも
進歩はいけないっていう話とは
少し違うと思う

進歩するのは仕方がない
進歩しちゃうんだから
そんなことを言いながら
進歩についていけない私たちは
なんだかおかしいと思ったりもする

進歩を生み出している私たちが
進歩についていけない
それはおかしくはないか

私たちが作り出すものはどんどん複雑化して
間違いの少ないものになっていく
それなのに
作り出している私たちはいつまでも変わらず
間違いだらけのまま
どうしたらいいのか
誰にも答えはない

私たちは競争の中に投げ込まれたようなもの
何をしても競争相手は世界中にいて
何かで上手くやったとしても
すぐに追い付かれ追い越されてしまう
選手が元選手になるのは一瞬のこと
右を見ても左を見ても
いるのは元選手ばかり
昔の栄光はどれも素晴らしい

通信技術の発達で
好むと好まざるとにかかわらず
世界中の多様な情報にさらされる
でもひとりの人間にとって
意味を持つことの情報の量は限られていて
それを超えれば情報の意味はなくなり
単なるノイズになってしまう
でもノイズはお構いなしにやってきて
感知の機能は消耗させられ
感知能力は麻痺していって
大切な情報にが来ても反応できなくなる

自分の生きる世界が拡がって
拡がった分だけ自分は不安定になって
店に並ぶ食べものも道具さえも
遥か遠くの国から運ばれて来ていることに
愕然とする

自分を支える世界が拡がった分だけ
自分が生まれ育った場所がかすみ
もう故郷という言葉には
何の意味もない

なじみのないものはあたりまえで
毎日が新しい遭遇で
会ったことのない人
見たことのない物
知らない技術
信じられない情報
理解できない状況

なじみのないものへの恐れから
人は誰も疲れ果て
気づかずに溺れかけている

誰だって人を好きになる
とても深く愛してるって思うこともある
でもいつもそれを疑って
少し悲しい気持ちになって
進歩がなければいいのになって
そんなふうに思ってしまう

進歩がなければおごることもなくて
無理したり努力したりもなくて
ストレスもなくて
君を心から愛していると思えて
深く愛していると思えるんじゃないか
進歩さえなければ
進歩を信じなければ
君だけを見ていれば
いいんだけれど

新しい社会の仕組み

中国では QRコード決済システムの健康コードを使って
すべての人の接触履歴が簡単に掌握されてしまった

QRコード決済システムのビッグデータと
移動や健康に関する行政のビッグデータが組み合わされ
スマートフォンに緑黄赤のいずれかの色が表示される
緑が表示されれば安全な人物
黄なら要注意人物として7日間の隔離
赤ならば濃厚接触者として14日間の隔離
という仕組みがあっという間に導入されたのだ
自分で確認できるだけでなく
検問所でも健康コードがチェックされている

行動の自由や移動の自由は保障されているものの
個人の行動や移動はすべてシステムから見えてしまう
スマートフォンを持たなければいいというものの
持たなければ買い物もできず社会生活が営めない
行動や移動がすべてわかってしまう社会
それは驚くべきことではないか

テクノロジーの利用には目を見張るものがあって
個人の情報やプライバシーのことは問題にならず
オンラインでの買物が生活インフラの一部となり
オンラインとオフラインの融合が現実になってしまった

新型コロナウイルスのことがあって
人間が長いあいだかかって獲得してきたはずの
移動の自由とか 人に会うことの自由とかが
あっという間に取り上げられ
自由とか民主主義とか人権とかが
一瞬にして意味を失ってしまった

残念とか悲しいとか言ってもなにも始まらない
新しい状況のなかでも大事なことには声を上げ
いい景色のなかで君の横顔を見る
社会がどんなに変わっても 君はきっと微笑んでいる
そう信じている

77年間

1483年(文明15年)から1560年(永禄3年)までの77年間
東山殿の造営から桶狭間の戦いまで
足利義政から織田信長まで
敷きつめられた畳、障子、床の間など、 現在に至る和のすべてがこの時に始まった

1560年(永禄3年)から1637年(寛永14年)までの77年間
桶狭間の戦いから島原の乱まで
織田信長から徳川家光まで
情報戦、神仏を恐れない振舞い、安土城の築城、楽市楽座令など、近代が始まった

1637年(寛永14年)から1714年(正徳4年)までの77年間
島原の乱から江島生島事件まで
徳川家光から徳川家継まで
キリスト教の弾圧、鎖国体制の確立、参勤交代など、江戸幕府の体制が確立された

1714年(正徳4年)から1791年(寛政3年)までの77年間
江島生島事件から寛政の改革まで
徳川家継から松平定信まで
家継の死で吉宗が将軍になり、増税、新田開発、目安箱など、江戸幕府が再興された

1791年(寛政3年)から1868年(慶応4年)までの77年間
寛政の改革から明治維新まで
松平定信から明治天皇まで
緊縮財政、学問・風俗の取り締まり、備荒政策など、江戸幕府の終わりが始まった

1868年(明治元年)から1945年(昭和20年)までの77年間
明治維新から大東亜戦争終結まで
明治天皇から昭和天皇まで
強引な近代化を行い、軍事大国になっていったが、敗戦ですべてが水泡に帰した

1945年(昭和20年)から2022年(令和4年)までの77年間
大東亜戦争終結から今日まで
昭和天皇から今上天皇まで
敗戦から立ち上がり、経済大国になったが、その後、ゆっくりと衰退していった

幸せに生きるために

恨み、無念さ、嘆き、悲しみ、つらさ
不満、もの足りなさ、心残り、未練
憧れ、妬み、悲惨さ、渇望、無常
そんなものが体のなかを渦巻いたとき
湧き上がってくるのはなんだろう?

恨まれる、恨む
怨まれる、怨む
憾まれる、憾む
なにもなく幸せに生きるのに
恨みも怨みも憾みもいらない
もちろん罰なんていりはしない

願う、望む、求める、念ずる、欲する
求める、好む、祈る、思う、期待する
そんなことで恨みが変わるのなら
恨みが愛に変わるのなら
過去も報復もいりはしない

恨みの連鎖を断ち切るには
受け入れることと
赦すこと
そして
忘れることが
必要だ

近づかない、関わらない、考えない
そして
受け入れる、赦す、忘れる
受け入れる、赦す、忘れる

Samuel Schellenberg

Des heures d’attente pour manger. Ces sept derniers jours, dans l’actualité helvétique, aux interminables queues de voitures devant les drive-in du leader mondial de la malbouffe ont succédé les images d’une longue file de quelque 2500 précaires, samedi à la patinoire de Vernets, à Genève. Des femmes et des hommes durement frappés par la situation économique liée au Covid-19, venus recevoir un sac de nourriture d’une valeur de 20 francs.

濱田篤郎

 人間の文明は古代、中世、近世、近代と進化を遂げてきた。そしてペストの大流行はその節目毎に出現している。この病気が本来は、ネズミという生物種を維持するメカニズムであったとしても、同時に人間の文明を進化させる魔力として機能しているのかもしれない。
 現在、世界に存在するペストの巣窟は3つにとどまらない。4回目の世界流行の果てに、それは北米の砂漠地帯にも新たな拠点を築いたのである。これら巣窟の周囲では、最近でも年間2000人前後のペスト患者が発生している。抗菌剤が発達した現代、その死亡率は10%以下に低下しているが、近年は抗菌剤に抵抗性のペスト菌も少しづつ出現しているのである。
 最後の世界流行が発生したのは19世紀末のことで、300年周期とすれば次の流行は22世紀あたりになるだろう。しかし油断は禁物である。ペストは文明の停滞や堕落を常に監視しているのだ。
 カミューは「ペスト」の最終章を次のような文章で結んでいる。
 「人間に不幸と教訓をもたらすため、いつかペストは鼠どもを呼び覚し、何処かの幸福な都市に彼等を死なせにやってくる」

Wikipedia

One theory that has been advanced is that the devastation in Florence caused by the Black Death, which hit Europe between 1348 and 1350, resulted in a shift in the world view of people in 14th-century Italy. Italy was particularly badly hit by the plague, and it has been speculated that the resulting familiarity with death caused thinkers to dwell more on their lives on Earth, rather than on spirituality and the afterlife. It has also been argued that the Black Death prompted a new wave of piety, manifested in the sponsorship of religious works of art. However, this does not fully explain why the Renaissance occurred specifically in Italy in the 14th century. The Black Death was a pandemic that affected all of Europe in the ways described, not only Italy. The Renaissance’s emergence in Italy was most likely the result of the complex interaction of the above factors.
The plague was carried by fleas on sailing vessels returning from the ports of Asia, spreading quickly due to lack of proper sanitation: the population of England, then about 4.2 million, lost 1.4 million people to the bubonic plague. Florence’s population was nearly halved in the year 1347. As a result of the decimation in the populace the value of the working class increased, and commoners came to enjoy more freedom. To answer the increased need for labor, workers traveled in search of the most favorable position economically.
The demographic decline due to the plague had economic consequences: the prices of food dropped and land values declined by 30–40% in most parts of Europe between 1350 and 1400. Landholders faced a great loss, but for ordinary men and women it was a windfall. The survivors of the plague found not only that the prices of food were cheaper but also that lands were more abundant, and many of them inherited property from their dead relatives.
The spread of disease was significantly more rampant in areas of poverty. Epidemics ravaged cities, particularly children. Plagues were easily spread by lice, unsanitary drinking water, armies, or by poor sanitation. Children were hit the hardest because many diseases, such as typhus and syphilis, target the immune system, leaving young children without a fighting chance. Children in city dwellings were more affected by the spread of disease than the children of the wealthy.
The Black Death caused greater upheaval to Florence’s social and political structure than later epidemics. Despite a significant number of deaths among members of the ruling classes, the government of Florence continued to function during this period. Formal meetings of elected representatives were suspended during the height of the epidemic due to the chaotic conditions in the city, but a small group of officials was appointed to conduct the affairs of the city, which ensured continuity of government.

Ole Jørgen Benedictow

Thus, the arrival of the Black Death heralded a new historical period in which epidemic disease affected profoundly the structure and course of European society, from Norway to Spain, from England to Russia. Later research has shown that developments were quite similar in Arab countries in North Africa and the Middle East, and this appears also to be the case in Asia Minor and the Trans-Caucasian countries. This, then, is the reason the history of the Black Death is important: it made history.

Ole Jørgen Benedictow

The development of long-distance trade by galleys and cogs from the late 1200s was crucial to plague’s spread, because it linked Europe together and with distant trading stations and commercial hubs near plague focal points in north Africa, the near east, the Middle East, and in southern Russia. In the early 1300s, the probability that plague would arrive in Europe was rapidly increasing; the commercial and demographic requirements for its dissemination were all in place.

The historical impact of the Black Death and subsequent plague epidemics resulted in a temporary halt in the development of the early Renaissance, which was not resumed until about 1450.

sasakiii

  • ステージ1 : 人類誕生~10,000年前(人が日常的に死んだ時代)
    狩猟生活。基本他の動物と同じなので生存競争の中で日常的に死ぬ。
  • ステージ2 : 10,000年前~200年前(疫病・飢饉で人が死んだ時代)
    農耕生活。大規模な社会が生まれたけど疫病・飢饉・戦争で定期的に死ぬ。生まれ落ちた階級ガチャでも理不尽に死ぬ。
  • ステージ3 : 200年前~50年前(人が人を殺した時代)
    産業革命以降。外部エネルギー(石炭等)を活用できるようになり衣食住急改善したことで死が身近でなくなった一方で、政治判断で突発的に数百万人単位が死ぬ。
  • ステージ4 : 50年前~今(人が死ななくなった時代)
    冷戦以降。理不尽は世界から完全には消えていないが、死は身近ではないし、突発的に数百万人死ぬこともなくなった超安定期。

古田拓也


1995年から2015年までの20年間で、経営者数がピークとなる年齢が、47歳から66歳にまで高齢化した。95年にはわずか7.3%程度だった70代の経営者が、20年には19.3%と、3倍近い水準にまで上昇している。その一方で、50代未満の経営者は、95年の67.1%から足元では48.2%まで低下しており、経営者の世代交代に難がある現状がうかがえる。

松本裕子

1カ月半ぶりに2万円台を回復した日経平均株価。実体経済への不安が残るなかで株価を押し上げてきたのは、あらかじめ決められたプログラムに従って売買する「機械の投資家」だ。新型コロナウイルスの景気や企業業績への悪影響を懸念して持ち高を抑制していた中長期の機関投資家は苦戦している。耐えきれず買いに動けば一段高になる可能性も出てきた。

日本経済新聞

マーケットに流動性をもたらしているのが、HFTのような機械なら、新たに株価の方向性を決める存在に浮上しているのもAIファンドなど機械だ。
米国では求人者数やホテルの予約件数などこれまで投資情報にならなかった「オルタナティブ・データ」をAI(人工知能)が分析し、投資に活用する動きが広がる。米データ調査会社、シンクナムは18年11月、米ゼネラル・モーターズ(GM)が工場閉鎖などの構造改革案を公表する前に同社の求人者数が8割減っていたとの調査を公表した。GM株は構造改革案を発表後に急騰した。AIファンドは求人者数など新しいデータを事前に入手、分析し、株価の方向性変化を狙う。
こうした株価の変化を増幅させているのが、モメンタム型ファンドや商品投資顧問(CTA)などトレンドフォロワーと呼ばれる「順張り」勢だ。

テクノロジーの発展で市場の無人化は急速に進む。一方、AIはヒトによる分析や検証が不可能なブラックボックス化の問題をはらむ。18年12月26日の米株式相場は1000ドルを超える史上最大の上昇幅を記録し、年明け3日には再び急落した。無人市場ではこうした乱高下が「ニューノーマル」なのかもしれない。

Niall Ferguson

Globalization is in crisis. Populism is on the march. Authoritarian states are ascendant. Technology meanwhile marches inexorably ahead, threatening to render most human beings redundant or immortal or both. How do we make sense of all this?

Technologies come and go. The world remains a world of squares and towers.

The crucial question is how has it changed? The answer is that technology has enormously empowered networks of all kinds relative to traditional hierarchical power structures – but that the consequences of that change will be determined by the structures, emergent properties and interactions of these networks.

ウィキペディア

易姓革命は、古代中国において起こった孟子らの儒教に基づく、五行思想などから王朝の交代を正当化する理論。
周の武王が殷の紂王を滅ぼした頃から唱えられ、天は己に成り代わって王朝に地上を治めさせるが、徳を失った現在の王朝に天が見切りをつけたとき、革命が起きるとされた。それを悟って、君主が自ら位を譲るのを禅譲、武力によって追放されることを放伐といった。無論、堯舜などの神話の時代を除けば禅譲の事例は実力を背景とした形式的なものに過ぎない。
後漢から禅譲を受けた魏の曹丕は「堯舜の行ったことがわかった」と言っている。後漢から魏のように、前王朝が徳を失い、新たな徳を備えた一族が新王朝を立てたというのが基本的な考え方であり、血統の断絶ではなく、徳の断絶が易姓革命の根拠としている。儒家孟子は易姓革命において禅譲と武力による王位簒奪の放伐も認めた。

Joseph Stiglitz

One of the marked aspects of American inequality is that health inequalities are even greater than our income and wealth inequalities. COVID-19 has brought out the magnitude of these inequalities. One would hope that with the nation having seen these glaring inequalities, it would respond in a way that would try to curb them. This is what happens when you don’t recognize the right of access to health care as a basic human right when you have large parts of the population suffering from nutritional deficiencies and so forth.

The Editorial Board – The New York Times

Just a little more than a decade ago, Americans lived through a very different kind of crisis — a financial collapse — that exposed similar fragilities in American society. The government’s response was inadequate. The recovery was still underway when the coronavirus arrived, and partly because recovery had come so slowly, America’s political leaders had failed to take advantage of the intervening years to prepare for the inevitability of fresh tests.
The nation cannot afford a repeat performance, particularly as other challenges to our society already loom, most of all the imperative to slow global warming.
The United States has a chance to emerge from this latest crisis as a stronger nation, more just, more free and more resilient. We must seize the opportunity.

Sam Phan

Inequality has reached unprecedented levels, with more than 70% of the global population living in countries where the wealth gap is growing, according to a new UN report.
Social and economic disparities have soared even in countries such as Argentina, Brazil and Mexico, where inequality had been falling in recent decades, found the World Social Report.
If nothing is done to address the problem, the prosperity and development of millions of people could be damaged.

Thomas Robert Malthus

The finest minds seem to be formed rather by efforts at original thinking, by endeavours to form new combinations, and to discover new truths, than by passively receiving the impressions of other men’s ideas.

Wilhelm Wundt

If we take an unprejudiced view of the processes of consciousness, free from all the so-called association rules and theories, we see at once that an idea is no more an even relatively constant thing than is a feeling or emotion or volitional process. There exist only changing and transient ideational processes ; there are no permanent ideas that return again and disappear again.

United Nations


World population milestones in billions (USCB estimates)
Population 1 2 3 4 5 6 7 8 9
Year 1804 1927 1960 1974 1987 1999 2011 2024 2042
Years elapsed 123 33 14 13 12 12 13 18

出町譲

ペストは14世紀のヨーロッパ、そして世界を恐怖のどん底にたたきつけた。人口の3分の1が亡くなるという異常事態だった。単に人口が減っただけでなく、ヨーロッパの中世社会を根底からぐらつかせた。権力構造ががらりと変わり、封建社会が崩れた。
教会、領主の2つの権力の失墜は、新たな社会に向かうきっかけとなった。
それが、ルネサンスだ。教会が支配していた中世の時代を克服しようという動きだ。「暗黒の時代」と決別し、人間を解放する運動である。百花繚乱の人材を生み出され、科学史に残る偉業が生み出された。
新型コロナでいま、世界は混乱している。会社は在宅勤務となり、学校は休校となっている。リモートワークやオンライン授業は日常光景になりつつある。混乱の後には、新たな時代が始まる。「コロナ後」の世界では、古い時代から決別することになるだろう。

Jacques Attali

La menace est très claire pour tous les dirigeants des États impactés par la pandémie : s’ils sont incapables à maîtriser la situation, c’est tout le système d’autorité qui les fonde qui serait remis en cause. Adviendrait alors « une période sombre », puis la naissance d’un nouveau modèle, fondé sur une autre autorité, avec d’autres systèmes de valeurs. Attali estime que si les dirigeants occidentaux échouent devant le coronavirus, c’est le système qui fonde leur autorité qui sera remplacé, et avec lui, « les deux mécanismes qu’il a mis en place : le marché et la démocratie ».
Ainsi de nouveaux modèles pourraient se mettre en place. S’installeraient alors des régimes de surveillance autoritaire, aidés par l’intelligence artificielle, dont on commence à voir les prémices en Chine. Et en même temps, des régimes autoritaires de répartition des ressources dont on voit les premières esquisses dans la crise actuelle, avec des rationnements, des contingentements ou des préemptions par les États de ressources dites « stratégiques ».

Yuval Noah Harari

The real big problem is not the virus, it’s the inner demon within human. We now see hatred… hatred for each other, other countries. If we allow this kind of hatred to spread, it will prevent us from dealing with the current crisis and poison internal relations for years to come.

The most likely and immediate danger is surveillance. Previously surveillance was above the skin… now it’s under the skin.

Ian Bremmer

So I think coming out of this, you’re going to see an intensification of that reality, that the Chinese are going to have much more influence in terms of soft power, in terms of tech power, in terms of economic power, and the willingness of other countries, including American allies, to hedge towards them. Most importantly, in descending order, that’ll be Southeast Asia, then sub-Saharan Africa, then east and southern Europe– and that means that Europe is going to feel much more divided– and then Latin America.
So that’s clearly something you’ll see. You’ll see a move away from globalisation towards regionalization, local supply chains, more nationalism, more populism as a consequence. And then the big question is whether we end up in a US China Cold War. And again, we’re trending in that direction. But I wouldn’t make that argument quite yet.

寺坂昭弘

コロナ問題は、いずれかのタイミングでは終息するはずである。時期尚早かもしれないが、コロナ後の世界のあり方を考えておくことも必要であると思う。
その一つは、行き過ぎた効率化の見直しである。コロナ以外でも、ここ数年間は、「数10年に一度」や「100年に一度」などと、言われていたような災害が相次いで発生しているが、復旧、復興の度に聞かれるのが、人手を含めた様々なリソースが足りないということである。人口減少や高齢化という要因はあるものの、省庁再編や企業のスリム化などで、人員はギリギリまで絞り込まれており、非常事態に対応できる余力は限られている。サプライチェーンは低価格を追及するために海外移転が進み、効率的で低コストではあるが、その反面極めて脆弱な仕組みとなっており、想定外のアクシデントが発生するとサプライチェーンの断絶が生じやすくなってしまっている。PCR 検査の体制不備が指摘されているが、検査を実施する地方衛生研究所は全国で 100 にも満たず、多くは自治体の財政難から予算や規模の縮小が続いていた。想定外のことが発生するのが当たり前となって来ている中で、ヒト、モノ、カネにおいて、平時には余剰と思われるようなリソースを保有しておくことが、After Corona において重要となるのではないか。
現在のように金融政策も財政政策も伸びきったゴムのような状況では、大規模な政策や機動的な手を打つことは難しく、ゴムの弾力を高めるためにも、コロナ危機終息後には財政に空いた大きな穴を少しでも埋めていくことが求められる。
ヒト、モノ、カネの行き過ぎた効率化を見直す一方で、IT やデジタル技術を活用した効率化は進める必要がある。マイナンバーなどを活用して、リアルタイムで所得が把握できていれば必要な人に対して、必要な休業支援を迅速に行うことも可能となる。また、感染予防や災害発生時を想定した、在宅リモート勤務や学校のオンライン授業、オンライン検診などにも本気で取り組む必要もある。
選択肢は無数に考えられると思うが、重要な事は従来のように、もの言わぬ将来世代に負担を先送りするのではなく、家計、企業、国・自治体それぞれが、痛みを分かち合う覚悟を持つことである。

海老原嗣生

中国経済の成長鈍化は、経済史的に大きな出来事だと気づくべきだ。14億人もの国民が毎年のように給与アップ・生活向上し、消費や貯蓄が増えることで、世界全体が潤った。おりしも、スマートフォンなどという生活史を変える大発明がなされ、それが普及する時代に重なった。スマート決済、eコマースなど生活を変えたツールもそこを起点にしている。こうした社会の大激変かつ大充実期が2010年代だったのだ。もうスマホ並みのエポックはしばらく生まれない。そして中国並みの経済的スーパースターも、インドの成熟を待つしかないが、それはまだまだ先のことだ。
50代後半になった筆者は、日本の80年代バブル期をよく覚えている。あのころ、私たちは「それが普通のこと」と思い、夢のようなことを当たり前に語っていた。2010年代という「世界史的バブル」のただ中にいた世界民は、今、そろそろ「夢のようなこと」を当たり前に思う過ちに、気づくのではないか。
たとえば、ちょっとしたアイデアとITを結び付ければ、出資が募れてすぐにビジネスオーナーになれた。Wワークだ、会社にとらわれない生き方だと、枠を気にせず自由も謳歌できた。ユーチューバーが小学生の人気の職業となり、個性的な芸で億を稼ぐ人たちも少なくない。そんな時代を過ごした若者たちは、キャリアの原点に「夢」や「自由」を置くのではないか。代わって2020年代が、まるでバブル崩壊後の日本のように、世界中に「停滞」が蔓延する可能性は高い。この隣り合わせる2010世代と2020世代は、大正と戦前、バブル世代と氷河期世代と同様に、対照的で相いれない人たちとなっていくのではないか。

加藤茂孝

ユスティニアヌスの斑点は東ローマ帝国を衰微させ(帝國自身は 1453 年までわずかに余命を保ったとはいえ)、黒死病はヨーロッパの絶対王権や教会の中世的権威を崩壊させて近世への移行の橋渡しをした。致死率の高い感染症の大流行は、社会体制を揺さぶり、旧体制を衰弱化し、新体制を生み出すゆりかごにさえなり得るという事である。

しかし、自然はわれわれの不完全な知恵を超えたはるかに大きな存在である。ペストの縮小の原因が、果たして公衆衛生的改善のみで説明できるのかどうか? 広い意味で「生態系(エコロジー)の何らかの未知の要因」(竹田美文)があるのかもしれない。自然を謙虚に学ぼう。

人類と感染症との闘い(PDFファイル)

陈溯

记者9日从中国农业农村部获悉,农业农村部近日制订了《国家畜禽遗传资源目录(征求意见稿)》(以下简称《目录》),就畜禽目录向社会公开征求意见,在针对《目录》的说明中,农业农村部专门提到,狗已“特化”为伴侣动物,不宜列入畜禽管理。
今年2月《全国人民代表大会常务委员会关于全面禁止非法野生动物交易、革除滥食野生动物陋习、切实保障人民群众生命健康安全的决定》发布以来,关于哪些动物能吃,引发了广泛的社会讨论,《目录》的制定意味着这一问题将有官方定论。
《目录》包括传统畜禽和特种畜禽共31个种,其中传统畜禽18种:猪、普通牛、瘤牛、水牛、牦牛、大额牛、绵羊、山羊、马、驴、骆驼、兔、鸡、鸭、鹅、火鸡、鸽、鹌鹑特种畜禽13种:梅花鹿、马鹿、驯鹿、羊驼、珍珠鸡、雉鸡、鹧鸪、绿头鸭、鸵鸟、水貂、银狐、蓝狐、貉
农业农村部表示,在《目录》制订过程中,主要掌握四个原则,一是坚持科学,列入《目录》的畜禽须经过长期人工饲养驯化,有稳定的人工选择经济性状;二是突出安全,优先保障食品安全、公共卫生安全、生态安全;三是尊重民族习惯,考虑多民族生产生活需要和传统文化等因素;四是与国际接轨,参照国际通行做法和国际惯例等,随着人类文明进步和公众对动物保护的关注及偏爱,狗已从传统家畜“特化”为伴侣动物,国际上普遍不作为畜禽,中国不宜列入畜禽管理。
关于《目录》中畜禽与陆生野生动物的关系,农业农村部表示,列入《目录》的畜禽,适用《畜牧法》,由畜牧兽医主管部门管理;《目录》所列物种的野外种群,以及《目录》之外的陆生野生动物,适用《野生动物保护法》,由林业和草原部门管理。

Editorial du « Monde »

Lorsque, dans quelques années, on dressera la liste des mutations que la pandémie de Covid-19 aura générées ou accélérées, le baccalauréat, monument français par excellence, y figurera sans doute. L’annonce, vendredi 3 avril, par le ministre de l’éducation nationale, Jean-Michel Blanquer, de la suppression des traditionnelles épreuves de fin d’année et de leur remplacement par la prise en compte des notes obtenues tout au long de l’année scolaire, constituerait une révolution si elle intervenait en période normale. Ni l’occupation nazie ni Mai 68 n’avaient entraîné l’interruption totale des épreuves.

Liziwe Ntshengulana

We must therefore stop needing things to be any other way and accept them the way they show up. If we don’t we will always react to them, wanting them today to be the way they should have been yesterday. Our lives then are put together for others, a mere dress rehearsal because we know the reaction we expect from the audience. Our life’s obsession becomes tomorrow and yesterday. We always are today what we wish we were yesterday, we are always preparing today for tomorrow to be like yesterday.
Living moment by moment is foreign to us. The preparations we do today for tomorrow may be irrelevant tomorrow as the need for tomorrow turns out to be completely different from what we anticipated. Fear sets in as all our predictions fail and we are still navigating blindly despite up to the minute preparations.

SEAC

What we know today, will become irrelevant tomorrow – this is why reskilling is important. Reskilling is learning new skills or updating current ones with new knowledge to take on new jobs or tasks. But an important point to remember is that it needs to be continuous to keep up with the change and stay relevant.

Todd Dufresne

In keeping with an apocalyptic tone appropriate for the fin de siècle, and no doubt exaggerated by the close of the millennium, it has become fashionable in many quarters to announce the failure or bankruptcy of psychoanalysis, if not its immanent death.Whether one takes such dire prophesies seriously or not, it is at least superficially true that the “psychoanalytic century” has finally drawn to a close. Of course, many critics declared the “death” of psychoanalysis well before its founder, Sigmund Freud, died in 1939. For them, psychoanalysis was always something of a con game, a stillborn science, the sublimated gift of Freud’s own anality. As one critic put it, psychoanalysts are mere psychoanalen.
At the same time, the chorus announcing the death of psychoanalysis has slowly become its own “tradition” within psychoanalysis. In interminable controversy has had an ironic result: more may have been written about Freud’s life and work than almost any other figure in Western history.

Eric Bernaudeau

Malgré les appels de plus en plus nombreux à reporter l’évènement en pleine pandémie de coronavirus, le Comité international olympique tient à maintenir les Jeux de Tokyo, à quatre mois de la cérémonie d’ouverture.

Recevoir les JO impose beaucoup de contraintes organisationnelles pour le pays hôte (transport, hébergement…). Or de nombreuses installations construites pour les JO doivent être mises à disposition dès la fin des épreuves. Ainsi les logements du village olympique prévus pour accueillir plus de 11.000 sportifs doivent être aussitôt cédés à leurs propriétaires. “Le village olympique est un problème parmi des milliers d’autres, souligne Jean-Loup Chappelet, professeur à l’Institut de Hautes Etudes en Administration Publique (IDHEAP) de Lausanne et spécialiste du CIO. Mais c’est le Premier ministre Shinzo Abe qui débloquera les budgets nécessaires quitte à prendre des mesures législatives”.

山下竜弥

(住友不動産のオフィスビルに入るITベンチャーが増えているという印象があります。実際に手応えを感じていますか)
ITベンチャーに特化しているわけではありませんが、「ITベンチャーの聖地=渋谷」という従来のイメージを変えるようなオフィスを増やせていると思います。たとえば2016年3月竣工の六本木グランドタワーでは、DMMやBASEなど渋谷地域から多くのITベンチャーが移転されました。このビルは地上43階・地下2階建て、延床面積約6万3000坪を誇る我々のフラッグシップの1つで、テレビ東京も入居しています。
(なぜITベンチャーに選ばれていると分析していますか)
根底には当社のオフィスビルづくりのポリシー「シンプル・イズ・ベスト」をご評価いただいたのだと思います。ビル形状は「整形・無柱・広いワンフロア」にこだわっていて、自由にレイアウトできます。また外観は全面ガラス張りで、1階には貸室をあえて設けず、エントランスホールは重厚感のある広々とした空間にしています。

Steven Pinker

The idea of a universal human nature brings us to a third theme, humanism. The thinkers of the Age of Reason and the Enlightenment saw an urgent need for a secular foundation for morality, because they were haunted by a historical memory of centuries of religious carnage: the Crusades, the Inquisition, witch hunts, the European wars of religion. They laid that foundation in what we now call humanism, which privileges the well-being of individual men, women, and children over the glory of the tribe, race, nation, or religion. It is individuals, not groups, who are sentient—who feel pleasure and pain, fulfillment and anguish. Whether it is framed as the goal of providing the greatest happiness for the greatest number or as a categorical imperative to treat people as ends rather than means, it was the universal capacity of a person to suffer and flourish, they said, that called on our moral concern.

中原雄一

現代はローマの末期に非常に似ているなと思っています。新しいテクノロジーである通信機器が信じられないスピードで普及し、社会の制度や働き方も大きく変わってきました。ローマが衰退し、新しい文明が出てきた状況によく似ています。

神野正史

ナウル共和国とは、オーストラリアとハワイの間、太平洋の南西部にある21平方kmしかない小島にある共和国であり、世界でも3番目に小さな国連加盟国です。そこに住む人々は古来、漁業と農業に従事して貧しくもつつましく生きる“地上の楽園”でした。
しかし19世紀、太平洋の島々がことごとく欧米列強の植民地にされていく中で、ナウルの“楽園”もまた破られることになります。そして、1888年にドイツの植民地になってまもなく、この島全体がリン鉱石でできていることが判明しました。
リン鉱石とは、数千年、数万年にわたって積もった海鳥のフンが、珊瑚の石灰分と結びついてできたもの(グアノ)で、肥料としてたいへん貴重なものでしたから、19世紀後半から採掘が始まりました。
やがて第二次世界大戦を経て、1968年にようやく独立を達成すると、それに伴ってリン鉱石採掘による莫大な収入がナウル国民に還元されるようになります。
その結果、1980年代には国民1人当たりのGNP(国民総生産)は2万ドルにものぼり、それは当時の日本(9,900ドル)の約2倍、アメリカ合衆国(1万3,500ドル)の約1.5倍という世界でもトップレベルの金満国家に生まれ変わりました。医療費もタダ、学費もタダ、水道・光熱費はもちろん税金までタダ。そのうえ生活費まで支給され、新婚には一軒家まで進呈され、リン鉱石採掘などの労働すらもすべて外国人労働者に任せっきりとなり、国民はまったく働かなくても生きていけるようになります。その結果、国民はほぼ公務員(10%)と無職(90%)だけとなり、「毎日が日曜日」という“夢のような時代”が30年ほどつづくことになりました。

中原圭介

歴史を振り返ってみると、国家の繁栄にとって中間層がいかに重要であるか、よく理解できると思います。古代ギリシャにおいても、古代ローマにおいても、その後の大帝国においても、それぞれの繁栄の時代は豊かな中間層の勃興とともに誕生し、豊かな中間層の喪失に伴い、国家の分断が起こり国力を衰退させていったのです。古代ローマの事例は、私たちが生きるグローバル経済下でも貴重な教訓として生きているといえるでしょう。
まさに住宅バブル崩壊後の米国では、中間層の疲弊と経済格差の拡大によって、国家の分断ともいえるさまざまな出来事が起こっています。富裕層と呼ばれる人々とそうでない残りの人々とのあいだに、経済的な格差を起点として、そこから生じる生命の安全における格差、食の安全における格差、教育を受ける機会の格差など、その他もろもろの格差が広がってきているのです。

TrendsWatcher

8月に開催された世界の中央銀行の年次経済シンポジュウムで、イングランド銀行のマーク・カーニー総裁は、世界金融システムにおいて、1994年のブレントウッズ合意以来の大規模な変革の必要性を提唱した。米ドルが世界の基軸通貨であり続けてはならないと述べ、特定の一国の通貨ではなく、代わりに複数の政府発行のデジタル通貨の基準バスケット方式の採用を提案したのである。
すでに中国は独自のデジタルコインの立ち上げの最終段階にあり、ロシア、スイス、英国、スウェーデン、シンガポール、イスラエル、インド、タイ、カナダなどの中央銀行は、独自のデジタル通貨の採用を検討中か導入の準備を進めているかの状況にある。
各国の中央銀行によるデジタル通貨の採用の利点として、コスト削減、業務効率、マネーロンダリングの防止などが挙げられている。しかし、カナダの中央銀行は、その本質的な理由とも考えられる「仮想通貨の直接的な脅威」として銀行の存在維持のための対応であることを明らかにしている。
中央銀行のデジタル通貨システムにより、人々がどのようにお金を使うかという、現金では難しい情報を銀行は収集することができる。全てのお金の取引を監視することが可能となるのである。また、犯罪に関わる取引や脱税を阻止する目的で警察や税務当局との個人情報の共有も検討されている。

長谷川高

この街を訪れるたびにどうも以前の賑わいが失われていくように感じます。駅から5分も歩けば、途端に街並みが寂しくなっていきます。かつて駅周辺の商店街は、休日などは人酔いするほどの混雑でしたが、今では閑散とし、周辺のロードサイドに至っては、ファミリーレストランや車のディーラーが次々に閉店。代わってコンビニや老人福祉施設が目立ちます。
この光景は、私が全国各地で見てきた地方都市の商店街やロードサイドと何ら変わりません。つまり少子高齢化の波はこの東京郊外の代表的なベッドタウンにも確実に押し寄せてきているわけです。
昨今、地元多摩地区の同級生たちと一杯やっていると「実家が空き家になり、どうしたらいいかな?」と相談されることが増えました。私の答えは「売るべし」の一言に尽きます。なぜなら、今後更に高齢化が進み、人口が減っていく中で、「買い」の需要は間違いなく減っていきます。なので自分たちが住まない限り、まだ物件に値段がつく間に売却した方が賢明ということになります。

Gillian Flynn

We were the first human beings who would never see anything for the first time. We stare at the wonders of the world, dull-eyed, underwhelmed. Mona Lisa, the Pyramids, the Empire State Building. Jungle animals on attack, ancient icebergs collapsing, volcanoes erupting. I can’t recall a single amazing thing I have seen firsthand that I didn’t immediately reference to a movie or TV show. A fucking commercial. You know the awful singsong of the blasé: Seeeen it. I’ve literally seen it all, and the worst thing, the thing that makes me want to blow my brains out, is: The secondhand experience is always better. The image is crisper, the view is keener, the camera angle and the soundtrack manipulate my emotions in a way reality can’t anymore. I don’t know that we are actually human at this point, those of us who are like most of us, who grew up with TV and movies and now the Internet. If we are betrayed, we know the words to say; when a loved one dies, we know the words to say. If we want to play the stud or the smart-ass or the fool, we know the words to say. We are all working from the same dog-eared script.
 It’s a very difficult era in which to be a person, just a real, actual person, instead of a collection of personality traits selected from an endless Automat of characters.
 And if all of us are play-acting, there can be no such thing as a soul mate, because we don’t have genuine souls.
 It had gotten to the point where it seemed like nothing matters, because I’m not a real person and neither is anyone else.
 I would have done anything to feel real again.

東京新聞


今回取り上げたはけの道や野川周辺に残されている貴重な自然環境は、都心からの近さを考えると「奇跡的」と表現してもおかしくない。はけがつくった森の、江戸時代以前からの在来植物の割合は86%。年の緑地としては驚くべき数字だ。域内道路は狭く、大規模開発と無縁だったことなどいくつもの幸運が重なった結果だろう。だが、周辺には二本の都道計画があり、目が離せない状況が続く。

David Djaïz

Nous devons trouver un moyen de civiliser à nouveau le capitalisme

La crise démocratique actuelle n’est pas « l’expression d’un simple moment populiste », mais bien le retour d’un effet de balancier qui remonte à la fin des « trente glorieuses », époque au cours de laquelle la démocratie commença à être bridée.

Barbara Pease, Allan Pease

Since the 1970s, humans have experienced a deep spiritual yearning for love. This yearning is caused by the breakdown of the social structures that gave us intimate connections with friends, family, and lovers and was the norm for thousands of years. We evolved as a species that cared for our young; pro- tected, loved, and depended on each other, and stuck together as social and family units. The older generations cared for the children, while the middle generation worked or collected food. In the evenings,the older generations told children stories and taught them about their heritage and about life. This kind of family structure now exists only in primitive cultures, parts of the Middle East, Asia, the Mediterranean, and Third World cultures. And as more and more people are staying single or living alone, this cultural chasm continues to widen. For a million years or more, societies have been structured to bring men and women together; today’s societies, however, are driving them apart. The erosion of the basic family structure has led to the loss of values, kids growing up without fathers, and emotional chaos.

文人

「近代的自我」が、かつて日本文学最大のテーマの一つであったことに異論の余地はあるまい。しかし上野千鶴子がしばらく前に「脱アイデンティティ」を唱え、平野啓一郎の「分人」概念が出て、分かちえないものとしての「個人」や「自我」を壊した。人格の同一性を保つことよりも、出会う人によってキャラを変える方が自然であり、それでこそ自己は安定する、と。

髙橋一生

  1. IoT、Big Data、そしてAI(定義は一定せず)は利益追求、権力行使などの動機から拡大してきたが、いまやそれらが急速に自己増殖しつつある。その意味で異次元に入りつつあるのであろう。それらが幅ひろく導入されている中国のような国もあれば、ガラパゴス状態になりつつある日本のような国が隣接している状態が現状である。
  2. その結果、社会はフラット化し、ネットワーク化し、個人のエンパワーメントが顕著になりつつある。個人の力が異常に高くなる状況を最大限利用する人たちが出てくる一方、この社会からすっぽりと脱落する多くの人たちも出てくるという、新たな階級社会化が、フラット化の逆現象として顕在化してもくるのでもあろう。
  3. 個々の人間の感性、価値観(愚かさ、悪なども含め)などを含めたトータルな存在とロジックのみが肥大化していく社会の間の相克が先鋭化していくことになる。この緊張が社会の中核課題になるのは時間の問題であろう。

Zat Rana

Something strange happened with the birth of the internet; something changed about how we understand our identity and our existence. And that something was that our sense of self got translated into 0s and 1s so that we could project a part of our being as a single node into a global network of nodes made up of other selves.

ビーカイブ

1940年代から1950年代の就職人気企業は石炭会社でした。当時石炭は「黒いダイヤ」などと呼ばれて、産業の発展になくてはならないものでした。ですから、当時の学生の多くは石炭会社への就職を希望したのです。倍率が高くなるのですから、当然、優秀な学生が石炭会社に入社しました。
しかし、1950年代後半になるとエネルギー源は石油となり、一気に斜陽産業化していきます。石炭会社に就職した優秀な社員は炭坑閉山やリストラといった後ろ向きの仕事に精力を傾けざるをえませんでした。そして、今では日本国内に石炭産業は細々と存在しているにすぎません。当時のブランド企業であった石炭会社に就職した人のビジネスパーソン生活は苦しいこと一色だったということになります。

Neil Irwin

The financial world has been atwitter about the inversion of the yield curve. It is a phenomenon in the bond market in which longer-term interest rates fall below shorter-term interest rates, and has historically been a warning sign that a recession could be on the way.
This all seems obvious to people who are steeped in bond market math and the workings of fixed-income markets, and can be completely perplexing to those who are not.

Kate Bell

A few jobs still require perfect English, but in the corporate world good English has become a basic requirement, not a personal selling point.
You just have the same skill as other people — it’s like using Excel.

Samira Asma

Dr Samira Asma, from the United States of America, is the Assistant Director-General for the Data, Analytics and Delivery for Impact Division. The main responsibilities of this role are to lead the Organization’s efforts to establish an impact framework of accountability to deliver the ‘triple billion’ targets, to track health-related Sustainable Development Goals (SDGs), through building enhanced country capacity, and to generate reliable data to forecast and inform public health policy.

WHO HQ Structure (PDF file)

Vladimir Putin

Искусственный интеллект – это будущее не только России, это будущее всего человечества. Здесь колоссальные возможности и трудно прогнозируемые сегодня угрозы. Tот, кто станет лидером в этой сфере, будет властелином мира.

Artificial intelligence is the future, not only for Russia, but for all humankind. It comes with colossal opportunities, but also threats that are difficult to predict. Whoever becomes the leader in this sphere will become the ruler of the world.

Charles Darwin

It is interesting to contemplate an entangled bank, clothed with many plants of many kinds, with birds singing on the bushes, with various insects flitting about, and with worms crawling through the damp earth, and to reflect that these elaborately constructed forms, so different from each other, and dependent on each other in so complex a manner, have all been produced by laws acting around us. These laws, taken in the largest sense, being Growth with Reproduction; Inheritance which is almost implied by reproduction; Variability from the indirect and direct action of the external conditions of life, and from use and disuse; a Ratio of Increase so high as to lead to a Struggle for Life, and as a consequence to Natural Selection, entailing Divergence of Character and the Extinction of less-improved forms. Thus, from the war of nature, from famine and death, the most exalted object which we are capable of conceiving, namely, the production of the higher animals, directly follows. There is grandeur in this view of life, with its several powers, having been originally breathed into a few forms or into one; and that, whilst this planet has gone cycling on according to the fixed law of gravity, from so simple a beginning endless forms most beautiful and most wonderful have been, and are being, evolved.

ゆかしき世界

南京錠とか南京虫の南京ってなのか? 南京玉すだれや南京結びなんて言葉もある。そもそも北京でも上海でもなく、何で南京なのか? それは外国から伝わったものだから。昔の日本人は、外国から日本に伝わったものに「南京」という言葉をつけることがあった。
「レファレンス協同データベース」にこんな説明がある。

外国から渡来したものに、古くは「から(唐・韓)」を冠することが一般的であったが、近世には「南京豆」、「南京虫」、「南京更紗」のように「南京」を冠することが多く、「南京錠」も同様に、外国から渡来した錠前、の意味で命名された。

この意味での南京を英語にすると、「foreign(外国の)」になる。近世は「日本の場合は,安土桃山,江戸時代をさし(デジタル大辞泉)」とある。この時代の感覚で南京錠を英語にしたら、「foreign lock」になるんだろう。ウィキペディアにこんな説明がある。

「南京虫」の「南京」とは、江戸時代には海外から伝わってきた小さいもの、珍しいものに付けられる名だった(他の用例として南京錠、南京豆などが挙げられる)。この昆虫は海外からの荷物に付着して伝わってきたと考えられている。

ちなみに、南京虫を英語で言うとBed bugになる。むかしの日本人は、外国から来たものに「南京」を付けていた。日本が閉ざされた島国であったことが、言葉からも分かる。

Dan Barber

  • These are the seeds of a revolution.
  • Each dot above represents a seed company from the 1990s.
  • By 2018, they were all wholly or partly owned by Monsanto, then the largest seed producer in the world.
  • Last year, Monsanto was acquired by the German conglomerate Bayer, making it the world’s biggest agrochemical and seed company.
  • Today, just four giant companies (Bayer, Corteva, ChemChina, BASF) control more than 60 percent of all the world’s seed sales.

Jules Evans

Nietzsche can’t be called a fascist or alt-righter, because he never stayed in one position long, and he rejected any political action as ‘filth’. But the alt-right can find a lot to love in him. I’m sure sometimes he is being provocative – just bants! – but words and ideas easily slip off the page and kill people.
And this champion of strength and virility was a sickly and weak man, a failure in the army, a loser in love, who claimed not to need public attention yet became more and more megalomaniac until he claimed to be a god.

Yahoo! Japan

Yahoo!ジオシティーズ サービス終了のお知らせ
ジオシティーズは1994年アメリカで誕生しました。その後、1997年に日本法人ジオシティーズ株式会社が設立されました。2000年からはYahoo!ジオシティーズとして運営しております。
アメリカを始め各国で提供されたジオシティーズは2009年にサービスを終了し、日本のジオシティーズだけが残りました。
インターネット初期から現在までに作成された膨大なホームページを維持するためスタッフ一同努力を続けて参りましたが、2019年3月末をもちましてサービスを終了させていただくことにいたしました。
サービス終了の理由は、一言では説明できません。採算面や、今後システムを維持するためのテクノロジーに関する複数の課題などを総合的に判断した結果、これ以上の継続は難しいという判断に至りました。ご利用いただいている皆様にはご迷惑をおかけしますが、なにとぞご理解をいただけますと幸いです。

竹内睦夫

yahoo!ジオシティーズのサービス終了により「俳句の森」は2019年3月をもって消滅することとなりました。
どこか別の場所に移転して継続することも検討したのですが、ひとまず終了し、一旦リセットしてから考えることとしました。
俳句もコンピュータも素人の個人が運営する拙いサイトですが、これまで多くの方にお立ち寄り頂き、また貴重な交流の機会を得ることが出来ました。御礼申し上げます。
このページの原型を作った頃はwin3.1、ダイヤルアップ接続という環境下で、私は「ホームページの作り方」というムック1冊をたよりにHTMLタグを手入力して立ち上げました。当時は俳句人口は今よりずっと多く、インターネット人口は爆発的な増加が始まったところでした。でもこの二つの人口はほとんど重なっておらず、俳句三協会も主要な俳句結社も未だサイトを持っていませんでした。しかし今日、まあ皆さんご存じのような隆盛(?)ですので俳句の森の役割ももうありますまい。
素人が自営業の傍ら思いつきで続けて来たこの森は、増築を重ねた温泉旅館みたいになってしまいましたし、更新もままなりません。ちょうど良い機会とも言えませんが、終わりにします。

21st Century Loving

People change as they go through life and we need to adjust our expectations to allow for it.
If a situation arrives and you think that you know how your significant other would react, think again. You can be stuck with an outdated opinion of her. Maybe she would do what you never thought she would, or would not do what she always used to do.
Our knowledge of people and things also evolves. It is extremely rewarding to spend effort understanding your significant other. Why does she react, in what might seem as strange ways to you, in some circumstances? There might be some interesting stories hidden under some of these behaviors. And if you query nicely, you might be surprised to learn them.

Bill Gates

By 2035, there will be almost no poor countries left in the world. Almost all countries will be what we now call lower-middle income or richer. Countries will learn from their most productive neighbors and benefit from innovations like new vaccines, better seeds, and the digital revolution. Their labor forces, buoyed by expanded education, will attract new investments.

Satoshi Nakamoto

A purely peer-to-peer version of electronic cash would allow online payments to be sent directly from one party to another without going through a financial institution. Digital signatures provide part of the solution, but the main benefits are lost if a trusted third party is still required to prevent double-spending. We propose a solution to the double-spending problem using a peer-to-peer network. The network timestamps transactions by hashing them into an ongoing chain of hash-based proof-of-work, forming a record that cannot be changed without redoing the proof-of-work. The longest chain not only serves as proof of the sequence of events witnessed, but proof that it came from the largest pool of CPU power. As long as a majority of CPU power is controlled by nodes that are not cooperating to attack the network, they’ll generate the longest chain and outpace attackers. The network itself requires minimal structure. Messages are broadcast on a best effort basis, and nodes can leave and rejoin the network at will, accepting the longest proof-of-work chain as proof of what happened while they were gone.

Bitcoin: A Peer-to-Peer Electronic Cash System (PDF file)

鴨長明

ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。よどみに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし。世の中にある人とすみかと、またかくのごとし。

Carl Jung

The discoveries of modern physics have, as we know, brought about a significant change in our scientific picture of the world, in that they have shattered the absolute validity of natural law and made it relative. Natural laws are statistical truths, which means that they are completely valid only when we are dealing with macrophysical quantities. In the realm of very small quantities prediction becomes uncertain, if not impossible, because very small quantities no longer behave in accordance with the known natural laws.

George Steinmetz


Six Mile Bridge, which leads from Marathon Key toward Key West, is what the South Florida coastline might look like in a hundred years if sea level rises according to current climate change models.

澤芳樹, 髙橋政代

髙橋 医療に限らず,どんな技術でも進歩の歴史は試行錯誤の過程です。現在の再生医療を航空機の開発になぞらえれば,「初飛行を終えたところ」でしょう。
今は大陸間を安全に飛ぶ航空機も,ライト兄弟による飛行では300メートルほどしか飛んでいません。「短距離しか飛べないなら,飛ばす意味がない」と批判されても,始まりはそこからでした。
 航空機開発の軌跡は心臓移植手術の歴史とも重なります。ヒトからヒトへの心臓移植は1967年,南アフリカで行われたのが最初です。このときのレシピエントは,術後たった18日間しか生存していません。それでも,世界では毎年実施され続け,地道に改良が重ねられました。シクロスポリンの登場というブレークスルーを経て,1980年代にようやく治療法として確立し,移植を受けて10年,20年と生きる患者も多くなりました。

服部桂

いままで現場の手づくりの経験だけに頼っていた分野で、設計やデザインという思想が情報というかたちで抽出され、培養され、進化し、またモノに落とし込まれる。
それは生物学や医学が、DNAという生命の基本素子のもつ情報構造の表現と理解されるようになって、「外側」からではなく「内側」から情報操作によって扱えるようになったのと同じ流れだ。
こうした流れは、文明にひたすら破壊的な変化を起こすものなのか、破壊から持続的なものに変化しうるものなのか。市場の勝者は敗者を生み出し、新しい方法は旧来の方法に固執する人々を片隅に追いやる。
われわれが熱狂する現在のイノヴェイションは、人間の太古からの深い欲望を新しいツールによって再度解放しているだけの作業なのかもしれない。
現在の局面にだけ目をやって損得勘定で論じるより、もっと大きなパースペクティヴの元に、「イノヴェイション自体のイノヴェイション」を考えるべき時期に来ているのではないだろうか?

八巻和彦

 これまで述べてきたようなわれわれの生きている世界の状況によって,われわれはこれまでの人類が経験したことがないほどに頻繁に多種多様な〈なじみのないもの〉,〈異いなるもの〉(E.: strange; F.: étrange; D.: fremd)と遭遇せざるをえない。それは,人や物だけではなく,技術や情報,状況でもある。しかし人間は〈なじみのないもの〉に対しては,生命体としての自己保存本能から自ずと警戒感と恐れを抱き,場合によっては敵意さえも抱くことになる。それは,子どもに顕著であるが,大人であっても精神的に余裕のない状態にある場合には,あるいは自身を取り巻く状況を客観的にながめることができない人は,容易にそのような状態に陥る。これは人々に強い不安感を醸成し,ひいては社会全体を不安定にしかねない危険性をはらんでいる。
 なぜならば,その不安感はそれを解消(解決)するためのはけ口を身近かに存在する〈なじみのないもの・異なるもの〉に求めると共に,そうすることで逆に自己の存在を絶対的に肯定しようとするショーヴィニズムを容易に育むからである。
 この具体例を20世紀前半のヨーロッパに見出すことができる。当時,急速な資本主義社会化とそれを基礎で支える役割を果たした近代の科学・技術の荒波にもまれたヨーロッパの人々は,自分たちの不安感と苦境の原因を身近に存在する〈異なるもの〉としてのユダヤ人になすりつけて,彼らを社会から排除するばかりか抹殺しようとさえしたのである。これは,E.フロムが有名な著作『自由からの逃走』において活写している通りである。
 そして現代欧米では,その市民が抱く不安感と直面する苦境の原因がどこに求められようとしているのだろうか。自己の社会内に暮らしているイスラーム教徒(ムスリーム)に対して,そのような悪意と疑いの眼差しが向けられてい るのではないだろうか──自分たちの社会の必要性によって招き入れたムスリームなのであるにもかかわらず。また,東アジアの日本と韓国と中国では,相互に相手をそのように見立てようとしているのではないだろうか──広く視野を取れば,お互いに文化的には極めて近いことが容易に見出せるにも関わらず。
 いずれにしても,プリミティヴな防御反応に過ぎないのであるが,あなどることのできない危険性をはらむ心理状況である。

八巻和彦

 現代では,輸送技術と通信技術の驚異的な発達によって,誰でもが「自分の生きる世界」の拡大を実感せざるをえなくなっている。
 具体的に言えば,上述の労働市場の拡大に伴う自己の地位の不安定化の原因になっている事態であり,また,日々使用する食料や物資が遥か遠くの国から 運ばれてきたものであるという事態である。つまり自分の生を支える世界がやみくもに拡大しているという実感である。
 同じ理由によって,逆に自分が生まれ育った場所でさえも,将来にわたって自分の慣れ親しんだものとして存在し続けるという展望をもちにくくなっている,という事態も生じている。
 この両方の事態の結果としてわれわれは,あたかも一人の幼い子どもがいきなり広い舞台に連れ出されたような感覚をもつようになっている。つまり,自分の立ち位置が分からない不安と恐れである。
 そもそも人間は誰でも,自分なりの原点を確保し,それを基にして世界についての自分なりの座標を描くことで,安心して生活しているものである。しかし現代ではその座標が描きにくくなっている。広大な世界のなかで自分の居場所を確保できないだけではなく,自分の故郷(Heimat)に居てさえも故郷に居るような気がしない,つまり居心地の悪さ,不気味さ(unheimlich)を感じさせられることが多くなっているのである。つまり,われわれはいわば故郷を失った者として,根こぎされた者(dérasiné)として生きることを余儀なくされつつあると言うことができよう。
 この心理状態は,アイデンティティの喪失感という,より深刻な問題を惹起する可能性が強い。そして,この喪失感を埋めるために,「宗教復興」とか「スピリチュアリティ・ブーム」と称されるような現象が人々の間で生じているとみなせるだろう。

八巻和彦

 通信技術の発達によって,われわれは好むと好まざるとにかかわらず,世界中の多様な情報にさらされている。しかし,人間にとって意味をもつ情報量,あるいは処理可能な情報量は限られているはずである。それを超えると,情報としての意味はなくなり,たんなる雑音(ノイズ)となる。だが,ノイズによってもわれわれの感知能力は消耗させられるから,その結果,感知能力がほとんど麻痺して,逆に自分にとって必要な情報にさえも適切な応答ができなくなるという状況が生じてくる。
 最近では IT 技術の進歩により,音声情報や画像情報もふんだんにわれわれに提供されるようになっている。しかし,文字情報に比べると,音声情報,さらに音声を伴った画像情報は,それをコンピュータに記憶するに際して必要とする記憶容量の増大に比例するような形で,より強くわれわれに作用するのであり,それに比例する形でわれわれは自分の感知能力を消耗させられているのである。
 さらに現代では,これらの大量な情報がコンピュータの同一の画面上に現われることによる問題も生じているということを指摘する必要がある。つまり,自分の前にある画面上に,多様な情報が次々と出現する。その情報は,一冊の書物のように一見して判明な順序をもって並んでいるわけでもなく,ましてや,新聞紙上のように一般的な重要性の順序に従って配列されているわけでもない。信憑性の不明な多くの情報源(発信源)に由来する多様な情報が,同じサイズの画面に現われるだけである。
 つまり,われわれが接する多様で大量な情報が自分にとってどれだけの価値があるのかということは,自分自身が判断しなければならないのである。これは大きな自由を手に入れていることではあるが,しかし,この事態はわれわれにとって常によいことであるわけではない。われわれは自分の判断力に自信をもてないことが少なからずあるからである。かつては,そういう場合のために「評論家」という存在が居た。彼らは,紙面上に登場し,その情報の価値を判断して読者に知らせてくれる特権的な読者であった。しかし,インターネットが卓越する現在の情報世界では,誰でもが発信者になりうるので,個々の情報の判定者の役割を果たしてくれる存在を適確に見つけることはむつかしい。その情報の信憑性を自身で判断しなければならなくなっているのである。これも大きな不安要因となる。われわれは,「ネットサーフィン」をすることによって,遊んでいるどころか,適切なナヴィゲーションの存在しないままに情報の「大海原」を漂流することになりかねない状況にあるのだ。
 さらにわれわれには,情報の洪水にさらされているうちに,本当は真相を知っているわけではないことを,あたかも知っているかのように錯覚する傾向が生じる。〈量〉の多さが〈質〉を決定するという,古典的なプロパガンダ技術によって生じさせられる深刻な誤解や錯覚である。

八巻和彦

「科学・技術」が世界中を覆うようになったことで,物的資源のみならず,本来はそれを利用して生きるはずの人間が,それも世界中の人間が同じ一つの規準でくくられた上で,「人的資源」とみなされるようになった。この結果,現在では様々な分野における人間同士の競争が,歴史上かつてなかったほどに熾烈に展開されている。
 具体的に説明するならば,以下のような競争の側面が存在している。先ずは,人が人と競争するという場面である。

  1. 競争する相手の数が無限大になりつつある。これの見やすい例はスポーツ界である。「科学・技術」の進歩によって,今やスポーツ選手の能力の比較が地球規模で可能になり,より有力な選手はいっそう有利な条件で契約できるが,少しでも劣った選手は契約から排除されるという状況が生じている。同様な競争があらゆる分野で生じつつある。その結果,ある時点で競争の頂点に立った人でさえも,次の契約時には地位を失う可能性を想像できるので,安心してはいられないのである。
  2. 次に,「人的資源」間に見出されるわずかな差異さえも「科学・技術」を利用して数値化されることで,「違い」が歴然と示され,その結果,「劣った」数値の帰せられる人物が労働市場から排除されることが合理化されやすいという傾向が生じている。つまり,「合理的に敗者と判定される」という場面が生じやすくなっており,「敗者」と判定された人々には社会の中で逃げ場がないという事態が生じているのである。
  3. さらに,上の⑴で述べた状況から生じる,人が機械と競争させられるという側面がある。先ずそれは,同じ労働について人間が機械との間で,能率性をめぐって競争させられるということである。そればかりではなく,機械を使用している労働者が,機械の反応の速さに応じて自らの作業を速くしなければならないという意味での競争もある。これは,上述の「機械に使われている」という状態の一種ともみなせるのであるが,当人はそのように意識することなく,より効率的に成果を出そうという前向きの姿勢をもって働いているのに,気づいてみると大きなストレスを得ているという状況である。
  4. すぐ上で述べたこととも密接に関わるが,現代では人が時間(機会)と厳しい競争をさせられることが多い。その典型例は,労働現場で作業の合理化を進める際にストップウォッチによって労働者の作業を測定する光景に見出すことができる。これは,生命体としての時間(意識)とは別の物理的時間によって人間の日々の生活が制御されていることになる。これも人間に大きな不安を生み出す要因である。

八巻和彦

 人間はたしかに数学のような精緻な世界を構築することが可能な存在であるが,自分自身の生き方をそのように精緻なものとして実践することは不可能である。また,数学の応用版ともみなしうる「科学・技術」一般は,たしかに数学ほどに精緻に構築されたものではなく,それゆえに一般の人間にとっても利用可能な側面をもつのではあるが,それでも,人間が科学・技術の「進歩」に即応して生き方を変えることは,常に誰にでも可能であるというわけではない。
 このような齟齬は,科学・技術が卓越的に機能する社会に生きる人々に不安感を醸成させる。生活が便利になることは歓迎できるが,その便利さを自分の制御の下におくことができないもどかしさが不安に転じている,と言うこともできよう。その主たる原因は,科学・技術が発展すればするほど,一般人にとっては,それが機能するメカニズムやシステムがブラックボックス化して理解不能になるからである。
 さらに,科学・技術の発展は労働現場での機械化を促進し,労働に携わる人々は機械に使われているという感覚に襲われやすい。そればかりか,機械の機能についていけないことは,自らの労働者としての地位を失うことを意味するという理解が成立する。既にほとんど死語となるほどに普遍化した「オートメイション化」は,実際に大量の労働者を不要な存在とした。つまり,その領域での失業者を増やしたのである。
 以上のような状況は,19世紀初頭にイギリスに発生したラッダイト運動に類似した心理状態を,現在,世界中で生み出しているとみなすことができよう。

Jean-Michel Normand

L’automobile n’a sans doute jamais été le théâtre de transformations aussi profondes et simultanées. Ces remises en cause qui mettent à mal nombre de certitudes et de valeurs solidement établies sont dictées par les impératifs environnementaux mais aussi par les nouveaux équilibres mondiaux et l’évolution des modes de consommation. Un remue-ménage qui conduit les constructeurs à renverser cinq totems automobiles.

  • Le diesel sacrifié
  • La berline détrônée
  • L’Occident dépassé
  • La conduite démodée
  • Le métier à réinventer

Shaun Nichols

Though Cambridge Analytica said it is pulling the plug in the US and UK, there is already some indication that the outfit – which has a non-trivial organizational structure – is more or less just going to rebrand under a different banner.
The UK’s official registrar of businesses and organizations, Companies House, lists an active company called Emerdata Limited, headquartered at the same offices as SCL Elections and run by much of the same management and investors as Cambridge Analytica. It even describes itself as a “data processing, hosting and related activities” organization.
For instance, Dr Alexander Taylor was appointed a director of Emerdata on March 28. That’s Cambridge Analytica’s acting CEO and data wizard Dr Alexander Taylor. Julian Wheatland is an Emerdata director who is also a director within the SCL network of organizations.
Jennifer and Rebekah Mercer are directors of Emerdata, and are the daughters of ultra-wealthy businessman Robert Mercer who created and bankrolled Cambridge Analytica. Billionaire Bob has given tens of millions of dollars to rightwing political efforts. Jennifer and Rebekah also had a hand in Cambridge Anal.