Category Archives: life

生命

針の切っ先に立っていたジミー・ペイジは いつのまにかベンチに腰かけている あれほど気難しかったジェフ・ベックは 笑顔を振りまくショーマンになっている カッコよかった人たちが カッコ悪くなったのではない ただ年をとっただけ 時間が経っただけなのだ いったいどれだけの生き物が この地球上にいるのだろう 想像もつかない数の生命のなかの たったひとつの生命に いったいどんな意味があるのだろう 何億年に亘る生き物の営みのなかで 何十年しか存在しないひとつの生命など ないも同然ではないか 戦争に駆り出されて失う生命も 安逸をむさぼって生き延びる生命も 短い生命には変わりない 一人の生命は 地球よりも重いとかいうけれど 一人の生命は 地球の生命に比べるべくもない ベンチで休んでいるジミー・ペイジも 指が動かなくなったジェフ・ベックも 走れなくなったヨハン・クライフのように カッコいい 私たちは誰もが ノーボディー 何者でもないし 誰の記憶にも残らない ジンギス・カンが何を考えていたのか 誰にもわからない ジンギス・カンの墓がどこにあるのか 誰も知らない 膨大な数の生命のなかで 一つの生命の存在は とても小さい それなのに たったひとつの君の生命は とても大きい びっくりするくらい 大きい

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生かされて生きている

人間は生きている そしてとても大きい 人間の体には100兆を超える微生物がいて そのうちの何十万かが人間を蝕む でも人間は 内の生き物とも 外の生き物とも とてもうまく共存している 地球も生きている そしてとても大きい その生き物には80億を超える人間がいて そのうちの何万人かが地球を蝕む でも地球は 地球を蝕むような人間とも 黙って共存している 生きて生かされる 科学の進歩が人間を生かしているのではない 僕たちはみんな 生かされて生きているのだ 君も僕も 生かされて生きている

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細菌

微生物にある種の薬剤を添加すれば 薬剤に抵抗する微生物が現れてくる 抗菌薬の不適切な使用や乱用により 耐性菌が生き残り選択され出現する 同じように 消毒薬を間違って使っているうちに それまでなかった耐性菌が出現する 細菌は生きにくい環境に置かれると そばの物の表面に付着して増殖する そして 凝集してバイオフィルムを作り出し 消毒薬に抵抗する細菌になってゆく 消毒薬はコロナウイルスに効かない 水及び石鹸よる洗浄のほうが有効だ それなのに 食堂やスーパーマーケットの入口で ジャバジャバと消毒薬を振りかける 鶏の成長のために抗生物質を乱用し 抗生物質の効かない細菌を創り出す 知らないうちに そういう細菌が人に入り込むことで 多くの人が食中毒に感染してしまう 細菌は人の思惑を超えて生きている 人がしたことは必ず人に返ってくる

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錯覚

なにかを集中して考えていると それだけが重要に思えて 間違いを犯してしまったり 大切なものを失ったりする 大切な人が歪み 大事なものが歪み 感覚が歪み 錯覚に落ちる 現実と非現実の境界線がぼやけると 鮮やかな赤が 侘び寂びの色に溶け 真っ白な磁器が 土色の陶器になり 長い時間の変化が 未来を過去にする 朽ち果てた神社を修繕し赤く塗って 建てられた頃の神社に戻してしまおう 焼き色の残る陶器を箱にしまって 透き通るような白い磁器を飾ってみよう 教科書のなかにはない美しさのなかに 木と草と水の美しさのなかに いつか住む 程々の家という錯覚のなかに住む

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サッカー

サッカーはゲームだ  人生も同じ  ゲームだ ゲームにはルールがある ルールは守らなければならない ルールを知らなければ ゲームには勝てない  社会のルールも知らなければ  生きていけない ルールは変わる 新しいルールがいいとは限らない でも どんなルールも 守らなければならない  どんなに悪い法律も  守らなければならない   ゲームには審判がいる 審判がいつも正しいとは限らない でも どんな理不尽な判定でも 従うしかない  どんなに理不尽な上司でも  従うしかない ゲームだから 楽しまなくてはならないし ゲームだから 負けてばかりはいられない  人生も楽しんで  負けないようにしなければ サッカーの試合は 引き分けでない限り どちらかが勝ち どちらかが負ける  みんなが勝つということはないし  みんなが負けるということもない どんなにいい準備をしても いいゲームができるわけではないし どんなに頑張っても 勝てるわけではない  準備をしても報われなかったり  頑張ってもダメなことは 普通にある どんなにいい選手を集めても 強いチームを作れるわけではないし どんなに強いチームを作っても いつも勝つわけではない  優秀な人が集まったからといって  いい結果が出るとは限らない どんなにいい試合をしても 負けは負け どんなに悪い試合をしても 勝ちは勝ち  いい製品が売れるわけではないし  いいサービスが喜ばれるとは限らない 高い年俸の選手がいて 低い年俸の選手がいる でも どんな年俸の選手にも 必ず終わりが来る  高収入の人にも低収入の人にも  終わりが来る たかがサッカーというけれど  たかが人生ともいえて だから サッカーはゲーム  人生もゲームだ

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流れ

川の流れが 海に出て終わるように 時の流れも いつかは終わる 時の流れが 終わる時の感じは 空気のなかに ふわっと消えるのか 空の上に 昇って行って消えるのか 川の流れは 海に出ずに終わることもある 砂漠のなかに消えて行ったり 田んぼの水になったり 飲み水になったりして 海に出ずに消える 時の流れも 途中で終わってしまうことがある 最後まで行かずに 終わったり 終わらされたり 無念だったり 悲しかったり 時の流れが 終わる時の感じが 暖かかったらいい 笑顔だったらいい 終わる時は 君のことを思って ひとりだけで微笑む それがいい

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昔の家には 縁側とか濡れ縁とかいわれる場所があって 無駄なことばかり 思い出の中に浮かんでくる家は 匂いが留まらない 空気が通り抜ける 隙間だらけの家 でも 土が上がり込む家はとても暖かい 雨や風から守ってくれる家が 思い出の風景のなかにひっそりと建っている 今の家には 床面積1坪当たりの単価というものがあって 無駄なことはなにもない 散歩をして目に入ってくる家々は 経済性だけを考え 機能性を追い求め 効率性を突き詰めた家 そう どの家も自然を遮断している 自然を感じることのない家が 電車やバスを乗り継いで行った先に建っている 不思議なことに ビルディング インフォメーション モデリング で作られる家には 無駄がたくさん組み込まれている 人がいるのを感じる美しい家 家の中に調和があって 平和が家を包み込む 自然を運んでくる家が 君と僕を繋ぐ

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過去 未来 現在

過去を思い出しても 懐かしさは何もない あの時ああすればよかったと考えても 何も変わらない あると思っていた可能性は ひとつひとつ消えていったし 思い描いていた生活が 手に入ることはなかった 未来を思ったとしても 希望は湧いてこない これからのことを考えたとしても その通りにはならない 誰かを見てそうなりたいと思っても その人になれるわけもなく 自分を変えようと思っても 自分は変わらない 現在を思っても考えても 何にもなりはしない 現在に住む 現在に生きる ただそれだけを繰り返す 後ろを振り返らず すべての痕跡を消し 前を見ることなく 無益な願望は持たない  ** そんなことを書いた人がいて そんなことを読んでいる僕がいて その人にはその人の現在があって 僕には僕の現在がある 現実を見るのが下手だから ありえないことを夢に見る 住みたい家を描いては そこで暮らす君を思う 旅程を紙切れに書きつけて 旅する君に憧れる 過去も未来も現在も ありえない夢にはかなわない 僕はこりずに夢を見て 何もしないで生きている 時を無駄にして生きている 君は静かに微笑んで 今を上手に生きている 毎日を豊かに生きている 失敗ばかりの過去の先には 失敗ばかりの未来があって 笑ってしまうような現在だけど 君の隣で笑ってみる 君の隣でわらってしまう

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負ける

戦争に負ける 戦闘に負ける 競争に負ける 喧嘩に負ける 勝負に負ける 賭けに負ける 試合に負ける 圧力に負ける 脅迫に負ける 情熱に負ける 権威に負ける 裁判に負ける 人情に負ける 自分に負ける 感情に負ける 弱さに負ける 誘惑に負ける 恐怖に負ける 不安に負ける 弱点に負ける 好奇心に負ける 困難に負ける 病気に負ける 生活に負ける 才能に負ける 貧困に負ける 他人に負ける 坊主に負ける 酒に負ける 色に負ける 陰謀に負ける 気持に負ける 執拗さに負ける 誰にも負ける わざと負ける 必ず負ける きっと負ける なんにでも負ける 誰にだって負ける トーナメントの決勝で負けた人は決勝の負けを忘れない 準決勝で負けた人は準決勝の負けを忘れない 準々決勝で負けた人は準々決勝の負けを忘れない 決勝で勝った人以外はみんな負ける 決勝で勝った人も もしかしたら次は負けるかもしれない その次は たぶん負ける その次は きっと負ける 勝ち続けても いつかは負ける 競争は勝者と敗者が生む 生存競争は敗者の存在を認めない 敗者は殺され食べられてしまう 戦国時代の覇者は少なく 見渡せば敗者ばかり 資本主義も敗者を生み 勝者は少なく 敗者は驚くほど多い 勝者が敗者を思いやることはなく 敗者が勝者を称えることもない 人は死ぬ 死ぬのは一度だけ 人は死ぬまで生きる 死ぬまで負け続ける

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ユーカリ

オーストラリアの森林火災は予想される範囲を超えて 大きく広がった すべての山火事が鎮火したというタイミングでドライブに出かけ 両脇のまる焦げになったユーカリの木々を見た いつまでも黒い木々が続く景色は異様だった 交通標識が溶けてしまうようななかで 真っ黒に焼けているのに目にも鮮やかな緑の芽を出しているユーカリ なんという生命力だろうと感動した ただ調べてみると感動するようなことではない 山火事が大きくなった原因のほとんどがユーカリなのだ ユーカリの葉はテルペンを放出するのだがテルペンは引火性なので 何かの原因で発火したら燃え広がって大きな山火事になる ユーカリの樹皮は燃えやすく火がつくと幹から剥がれ落ちるのだが 幹の内側は燃えずに守られる ユーカリの根は栄養をたくわえていて 火事の後も成長し続けることができ 新しい芽を出す 美しい花をつけ かぐわしい香りを放ち 鳥や動物を惹きつけ続けてきたユーカリが 長年にわたって邪魔に思ってきた下草や低木を焼き尽くし 焼畑農業のように土壌を良くする そんなことを何百年何千年何万年も繰り返してきたユーカリ まさに恐るべしだ 自分たちが快適に生きるためならなんでもやるっていうことを 人がやって来る前からずっと長いあいだ続けてきたのだと思うと ユーカリに対してなんともいえない気分になった

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夢は夢だ 夢から醒めたら 夢は夢だったと悟る なんで信じたのかと驚く 生きているから 夢は夢だったと悟る 生きていなければ 夢の虚妄に気付かない 死は人生の断絶だ 死のあとにはなにもない 夢を信じたまま死ぬ人は 夢のなかに人生を終える 夢を抱いたまま 人生を終えたい 夢を信じたことを 後悔はしない 死ねば意識はなく 人生は終わる 信じたものも 消えてなくなる なにかを信じるのなら 信じるに足りることを そうは思っても 確かなことはなにもない 夢を見るのなら 明るい夢を 君との夢を 死ぬまで見る夢を

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老化

老化とは年をとることとその過程だ 時間とともに個体に起きる変化とか 死に至るまでに起きる機能低下とか 時間とともに変化するすべてが 老化なのだ 木の葉が色づいて散るのも老化だ 動物の活動性が低くなっていくとか 細胞が分裂をやめてしまうとか 身体的 心理的 社会的な変化が 老化なのだ 老化の原因がわかっただとか いや原因はわかっていないとか いろいろなことが言われているけれど 誰も老化は避けられないし 誰も老化を止められない ピカピカな歯で死んでゆくのもいいけれど ボロボロの歯で死んでゆくほうが自然だし 黒くてふさふさした髪で死ぬよりも 薄くなった白い髪で死ぬほうがいい 年より若く見えるよりも 年相応に見えるほうがいいし 内面が顔に表れているほうが のっぺりした顔よりずっといい 若いってすばらしくないんだと 心からそんなふうに思ってみれば 老いてからでないとできないことが たくさん浮かんでくる 好きな人がだんだんなくなってきたら 石や木や水が近づいてきて 老いをそのまま受け入れてみたらどうか すべてを面白がってみたらどうかと言う 自然のなかを歩いてみれば 真上には太陽が輝いていて 後ろからは風が吹いてくる 目の前の池が言う なかなかいい なかなかいいよって

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ほのかな香り

人は言葉で自分を表現する でも木が言葉で自分を表現するなんていうことは ありえない 声を発したり食べて味わったり動いたり 動物がすることを 植物はしない 人は外見で自分を表現する 木が外見で自分を表現するなんていうことは ありそうもないけれどでもあるかもしれない 木は服を着たり眼鏡をかけたりしないけれど 自分をすっと見せたり高くみせたりできる 輝く緑や深い緑を見せることもできるのだ 人は匂いで自分を表現する 木が匂いで自分を表現することも きっとある 匂いだけでない 木は葉で枝で樹皮で自分を表現して 他の木になにかを伝える 木は静かで 枝の軋みにも葉のざわめきにも主張がない でも 木がなにかを伝えようとするときに ほのかな香りがする そう思うのは 気のせいなんだろうか

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よき日

パーフェクト・デイ 最上の日 特別な一日 申し分のない一日 素晴らしい一日 とても楽しかった一日 うってつけの日 最良の日 日々是好日 ひびこれこうじつ にちにちこれこうじつ にちにちこれこうにち ひびこれよきひ 毎日がよき日 喜怒哀楽を十分に味わう どんなにつらくても 悲しくても苦しくても 毎日毎日を生きる 喜ばしいことがあった日も そうでなかった日も とってもいい 死にたくない自分と死んでゆく自分 災害を避けたい自分と災害に遭う自分 どれも受け入れる 後悔はない 並んで歩いた日 雨宿りをした日 おいしいものを食べた日 黙った日 笑った日 静かな日 枯葉が暖かかった日 シャッターを切った日 陽がまぶしかった日 君といた日 嬉しかった日 とてもよかった日 パーフェクト・デイ

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デカメロンの冒頭の黒死病流行のことが頭から離れない。妻は夫を棄て、夫は妻を棄て、親は子を棄て、子は親を棄て、兄弟姉妹もお互いを知らない人のように遠ざけ、訪問したり面倒をみたりするのを止めた。患者に近づくと感染するという経験から、家族は看病をやめて患者を放置するようになったのだ。放置された患者は孤独のなかで悶え苦しみ、そして息をひきとる。死体は門前に棄てられ、それを死体運搬人が回収した。死者が膨大な数になると従来の墓場では足りなくなり、町の郊外に大きな穴を堀り、そこに死体を投げ込んだ。瀕死の患者も死体として処理され、穴の中にはまだ息をしている瀕死の患者も数多く埋められていた。患者に近づきたくないために、死を判断することすら躊躇われたのだ。墓場に生き埋めにされた患者は、多くの死体に囲まれながら息を引き取ったのだ。 人は死ぬ。ほとんどの人がベッドや畳の上で死ぬのだと思ってきたけれど、多くの人が戦争や災害や疫病や不慮の事故で死ぬ。硫黄島で敵軍の火炎放射器で死ぬのはさぞ悔しかっただろう。広島や長崎で原子爆弾がなにかも知らず死んでいった人たちは苦しかっただろう。東京大空襲で火のなかで行き場を失った人たちはなにを思っただろう。東北で津波にのまれて流された人たちは怖かっただろう。そのような死を思うとき、病院のベッドの上で死ねるなら、それはそれで恵まれているのではないかと感じてしまう。いつものベッドやいつもの布団で死ぬのがいちばんいいのかもしれないけれど、誰でもがそうやって死ねるわけではない。

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山折哲雄

時々、医者の会議に招かれ、講演させていただくのですが、そういうときに言っているのは、「そろそろ尊厳死・安楽死をちゃんと現代医学側の問題として、医療の方法としてきちんとそれを議論し、受け入れることを考えてください」と。 そうしたら、それに賛成する意見も多少は出てくるのですけれども、しかし、ある医師会出身の議員が最後に、「法律の壁を崩すことはできませんよ」と断言されたんですね。日本の医学、病院の動きを見ていると、やっぱりそう。シンポジウムのテーマにすらできないんです。尊厳死・安楽死の問題はタブーなんですね。 医学界に次ぐ抵抗勢力は仏教界です。僕はお寺さんとは付き合いがあるから、言うんですよ。「あなた方ね、一番今大事なのは、臨終行儀だ。死にゆく者に死をどう受け入れてもらうか。これを積極的にやってもらわないと、人間最期の重要課題が暗礁にのりあげてしまいますよ」と言っているんです。 しかし、実際は死んでお葬式の場になって初めて僧侶が出てくる。本来、病院で亡くなろうとしている人間の近くで僧侶が寄り添い、そこできちんと引導を渡さなければと思うんですが、この社会ではなかなかそうはならない。病院に僧侶が入って読経なんかしたら、たちまちつまみ出されてしまうのがオチですね。 老後、自分で自分の身を処するという考え方は当然出てきます。そこで、「断食」という手法があるということを僕は以前からいってきた。家族や共同体に必要以上の迷惑を掛けないということもあるけれども、自分で自分の食のコントロールをして、最後は食を断って死んでいく。実はこの断食を死の入り口とする人が、戦後間もないころまでは結構、多かったんです。これは仏教の伝統にもあったということにもよっている。そしてそれは、場合によっては逆説的に健康を回復させ生命を蘇らせることもある。自分の決断において、生から撤退するという決断です。断食というのは、ぎりぎりのところで生まれ変わるという再生の契機でもあります。

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佐藤由美子

・・・実際、死ぬときはみんなひとりだ。たとえ側に誰かがいたとしても、私たちはひとりで生まれてきて、ひとりで死んでいく。  とはいえ、孤独を感じる患者さんが多いという現実は確かにある。しかも、家族と一緒に住んでいても、病院や施設でたくさんの人に囲まれていても、だ。これはなぜなのだろうか?  あなたには、こんな経験があるかもしれない。都会の人の群れの中で急にひとりぼっちだと感じたり、パーティーで楽しそうに談笑する人の輪になかなか溶け込めないと感じたりする。周りに人はいるのに、つながりを持つことができない。誰も自分を理解してくれないし、受け入れてくれない。末期の患者さんにも、そのような孤独感を抱く人がたくさんいるのだ。  何も周りの人は患者さんに意地悪でそうしているわけではないし、そうしているという実感さえないだろう。あなただってそのはずだ。では、何が問題なのかと言えば、ただ単に、私たちは死を迎える人の心がわからないのである。患者さんだって自分の気持ちをうまく表現できないことが多いし、なかなか心を開かない人もいる。こうして、患者さんと周囲との関係には、すき間ができていくのだ。  何より、最も大きな原因は、私たちには「死」について教えてくれる人が誰もいなかった、ということだろう。昔は死がもっと身近にあり、病気の人に接することも頻繁にあった。だが、今やたいていの死が病院で起こるので、医療者でも限り、一般の人が死を目のあたりにすることは、一生のうちで数えるほどしかない。ほとんどの病院では、死期が近づいた患者さんは個室へと移される。本人とご家族のためという理由もあるが、むしろこれは、他の患者さんを動揺させないための措置だ。このように日本では、多くの人が死を迎える病院においてさえも、死が遠くに追いやられているのである

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葛飾北斎

  己六才より物の形状を写の癖ありて 半百の此より 数々画図を顕すといえども 七十年前画く所は実に   取るに足ものなし 七十三才にして稍 禽獣虫魚の骨格草木の出生を 悟し得たり故に 八十六才にしては益々進み   九十才にして猶其奥意を極め 一百歳にして正に神妙ならん 与欠百有十歳にしては 一点一格にして生るがごとく   ならん 願くば長寿の君子予言の 妄ならざるを見たまふべし   画狂老人卍述

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五木寛之

60歳から90歳までの30年間は、いや応なく生きなければいけない時代です。今までの延長でなく、別の人生が始まると考えねばならない。世代で三つに分けると、学生・若者、壮年の勤労者、そして60〜90歳の第3の世代とに分けられる。第3の世代は、まず経済的に若者・壮年の世代に負担をかけないように生きることを目指す。若い人は若い人で頑張って生きてくれ、こっちはこっちで生きていくからと。 金のことじゃないですよ。全然違う。カルチャーが変わる、変える。生活を単純化、簡素化するんです。おいしいものをたくさん食べるグルメ生活は、もう第1、第2世代に任せて、違う喜びを見いだす。食べるものも着るものももっと簡素化する。社会的な付き合い、社交もいらない。 今までの社会では、人間は等しく同じように語られてきた。読んだらいい本、聞いたらいい音楽、学ぶべき哲学など人間一般論として画一的に語られてきた。でも、健康法でも大人一般の健康法などあるわけないし、血圧にもすべての世代に通じる標準数値などあるわけがない。一般化しちゃいけないんです。

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イザベラ・ディオニシオ

ボッカチオの作品の中で、いちばん有名なのは『デカメロン(10日物語)』だ。これは、女性7人と男性3人の若者が、ペストが蔓延する都市から離れて郊外にある別荘に籠り、1日に1人ずつ10の物語を話して10日間語り合うというリレー小説である。 「Umana cosa è avere compassione degli afflitti (苦しむ人を思いやることをできるのは、人間だけだ)」という言葉で始まる『デカメロン』は、単に娯楽のために書かれた作品にとどまらず、恐怖や偏見に満ちた陰気な空気への反動であり、生命力にあふれる社会を再構築するために織りなされている物語として成り立っている。 高尚なところが何ひとつなく、すべての話が当時の日常に根を下ろしている。世俗に生きている人々が非常にリアルに描かれ、ルネサンスの理念である「人間中心の精神」が文学を通して見事に実現されている。 この作品を通じて、ボッカチオが最も伝えたかった2つのテーマを改めて紹介しよう。1つは、どんなに苦しくても、どんなに不安でも、どんなに窮地に陥っても、それはいずれ終わる、ということ。もう1つは、この作品の読者として想定されている淑女の皆様に向けたもので、いかなる場合でも愛を諦めない、ということだ。 他人に対する思いやりを忘れないことと愛すること、平常心を保つことと希望を持つこと、ボッカチオがつづったその教訓がなるべく多くの人々に届いてほしい。

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中国新聞

新型コロナウイルスの感染拡大で経済が停滞し、収入が減ったシングルマザーたちが悲鳴を上げている。厚生労働省の調査によると、母子世帯の平均年間就労収入は200万円。多くがぎりぎりの生活を送る中、減収に加えて休校に伴う昼食代や学習費など支出が増え、あすをどうするか立ちすくむ。 子どもにはシングルマザーを理由に不自由な思いをさせまいと努めてきたが、小学生の長女は現状を察しているようだ。肉、野菜とバランスを考えた料理を出すと「毎日、ご飯頑張らんでいいよ」と言ってくれる。「節約していいよ」のメッセージ。その優しさがうれしい半面、親としての情けなさもこみ上げる。夜、子どもたちの寝顔を見ながら不安になる。「これから、どうしよう…」

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予防衛生協会

ウイルスは地球上に30億年前には出現していたと考えられています。地球が生まれたのは46億年前です。最初に原核生物である細菌が生まれ、ついで植物、動物などの真核生物へと進化してきました。 ウイルスは地球上に現れた最初の生命体という見解があります。46億年前に地球が誕生し、最初に生命の情報を持ったRNAが出現しました。この時代はRNAワールドと呼ばれていますが、これが5億年くらい続いたのちにDNAが出現しました。遺伝情報としてRNAを持つものはウイルスだけです。そこで、ウイルスはRNAワールドの遺物であって、それからDNAが生まれ、さらに原核生物である細菌、ついで真核生物の植物、動物が生まれたという見解です。これが正しければ、すべての生物の最初の祖先はウイルスということになります。もちろん、この見解には反論もあります。 次に、ウイルスは進化の原動力になってきたという見解です。ウイルスは遺伝子をほかの生物に運ぶ能力を持っています。遺伝子治療はその性質を利用したものです。進化の過程を見ると、単なる変異では説明できない大きな変化が時折、起きています。これはウイルスが新しい遺伝子を運び込んだことによると考えるのが妥当です。 人の妊娠維持に役立っている側面は、先ほどお話しした内在性レトロウイルスで見いだされています。 さらに大きな視点では、ウイルスは地球環境での生態系の調節にかかわっているという側面が指摘されはじめています。そのひとつに、海水中で植物プランクトンが植物ウイルスにより溶解されることが温室効果ガスの放出の引き金になっている可能性があげられています。海は有機性炭酸ガスの最大の貯蔵庫になっていますが、このガスの蓄積の原因のひとつとして、植物ウイルスによる植物プランクトンの溶解が考えられています。 私たちはウイルスと共に生きているということを改めて認識する必要があると思います。

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東亜日報

「自分の力では生きることができず、周りの環境を利用して繁殖する非細胞性生命体」 ウイルスを一言でいうなら、このように定義することができる。細胞ではないが、遺伝情報を持っている。人間や細菌、ミカンの木、カビなど、地球上のほぼすべての生物を利用してひっきりなしに自分を複製していくことができる。生命体とみなすことができるのだ。 そもそもウイルスとはどこでどのように生まれてきたのだろう。専門家たちは遺伝情報の分析結果に基づき、大きく3つの仮説を立てた。 細胞退化説: 正常な細胞が退化してゲノムと外皮たんぱく質が残り、ウイルスになった。 天然痘を引き起こすポックスウイルスと、帯状疱疹を引き起こすヘルペスウイルスのゲノムが人間のような二本鎖DNAになっている上、80〜100個の遺伝子があるということが、主な根拠として挙げられる。 細胞脱出説: 細胞ゲノムの一部が細胞を脱し、自己複製と外部環境の変化に応じて自らを保護するために必要な外皮を作るたんぱく質を得て、ウイルスが誕生した。 人間に小児マヒを引き起こすポリオウイルス、大豆と植物を宿主とするコモウイルス、蚊と哺乳動物を行き来するシンドビスウイルスなどは、宿主と活動領域が完全に違うように見える。しかしこれらのゲノムは、細胞の中にある伝令RNA(mRNA)と構造が酷似していることが、細胞脱出説を支持する根拠となっている。 独立起源説: ウイルスと細胞がそれぞれ独立的に出発し、お互いの進化に影響しながら現在に至った。 例えば、レトロウイルスは例外なく、RNAの遺伝子情報をDNAに転写する「逆転写酵素」遺伝子を持っている。現存する細胞性生物では、逆転写酵素の活動は極めて限られている。レトロウイルスの親戚に当たるレトロトランスポゾンに由来したケースがほとんどだ。

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Reginald H. Garrett, Charles M. Grisham

The virus life cycle. Viruses are mobile bits of genetic information encapsulated in a protein coat. The genetic material can be either DNA or RNA. Once this genetic material gains entry to its host cell, it takes over the host machinery for macromolecular synthesis and subverts it to the synthesis of viral-specific nucleic acids and proteins. These virus components are then assembled into mature virus particles that are released from the cell. Often, this parasitic cycle of virus infection leads to cell death and disease.

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James Gallagher

The world is shutting down. Places that were once teeming with the hustle and bustle of daily life have become ghost-towns with massive restrictions put on our lives – from lockdowns and school closures to travel restrictions and bans on mass gatherings. There are essentially three ways out of this mess.  ・vaccination – at least 12-18 months away  ・enough people develop immunity through infection – at least two years away  ・or permanently change our behaviour/society – no clear endpoint

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三島由紀夫

この本は私が今までそこに住んでゐた死の領域へ遺さうとする遺書だ。この本を書くことは私にとつて裏返しの自殺だ。飛込自殺を映画にとつてフィルムを逆にまはすと、猛烈な速度で谷底から崖の上へ自殺者が飛び上つて生き返る。この本を書くことによつて私が試みたのは、さういふ生の回復術である。

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Eucalypt Australia

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Steven Pinker

(“Why should I live?”) In the very act of asking that question, you are seeking reasons for your convictions, and so you are committed to reason as the means to discover and justify what is important to you. And there are so many reasons to live!   As a sentient being, you have the potential to flourish. You can refine your faculty of reason itself by learning and debating. You can seek explanations of the natural world through science, and insight into the human condition through the arts and humanities. You can make the most of your capacity for pleasure and satisfaction, which allowed your ancestors to thrive and thereby allowed … Continue reading

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柏耕一

ガス管工事会社専従の若い同僚が、「警備員のことなんて書くことがあるんですか。第一、面白い話なんてないでしょう」と疑問を呈していたが、私はこう答えたものだ。 「それがたくさんあるんだ。なぜなら交通誘導員は一般的に毎日依頼先も現場も同僚警備員も違うからね。近隣住民やドライバーにもさまざまな人がいる。年齢も違えば多様な価値観を持つ人間の集まるところにはドラマが生まれる。私はそれを体験し見聞きしてきたから、面白くないはずがない」と。

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Peter Wohlleben

Plants communicate through complex and varied systems. According to the dictionary definition, language is what people use when we talk to each other. Looked at this way, we are the only beings who can use language, because the concept is limited to our species. But wouldn’t it be interesting to know whether trees can also talk to each other? But how? They definitely don’t produce sounds, so there’s nothing we can hear. Branches creak as they rub against one another and leaves rustle, but these sounds are caused by the wind and the tree has no control over them. Trees, it turns out, have a completely different way of communicating: … Continue reading

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稲垣栄洋

空が見えない最期 ── セミ 子に身を捧ぐ生涯 ── ハサミムシ 母なる川で循環していく命 ── サケ 子を想い命がけの侵入と脱出 ── アカイエカ 三億年命をつないできたつわもの ── カゲロウ メスに食われながらも交尾をやめないオス ── カマキリ 交尾に明け暮れ、死す ── アンテキヌス メスに寄生し、放精後はメスに吸収されるオス ── チョウチンアンコウ 生涯一度きりの交接と子への愛 ── タコ 無数の卵の死の上に在る生魚 ── マンボウ 生きていることが生きがい ── クラゲ 海と陸の危険に満ちた一生 ── ウミガメ 深海のメスのカニはなぜ冷たい海に向かったか ── イエティクラブ 太古より海底に降り注ぐプランクトンの遺骸 ── マリンスノー 餌にたどりつくまでの長く危険な道のり アリ 卵を産めなくなった女王アリの最期 ── シロアリ 戦うために生まれてきた永遠の幼虫 ── 兵隊アブラムシ 冬を前に現れ、冬とともに死す“雪虫” ── ワタアブラムシ 老化しない奇妙な生き物 ── ハダカデバネズミ 花の蜜集めは晩年に課された危険な任務 ── ミツバチ なぜ危険を顧みず道路を横切るのか ── ヒキガエル 巣を出ることなく生涯を閉じるメス ── ミノムシ(オオミノガ) クモの巣に餌がかかるのをただただ待つ ── ジョロウグモ 草食動物も肉食動物も最後は肉に ── シマウマとライオン 出荷までの四、五〇日間 ── ニワトリ 実験室で閉じる生涯 ── ネズミ ヒトを必要としたオオカミの子孫の今 ── イヌ かつては神とされた獣たちの終焉 ── ニホンオオカミ 死を悼む動物なのか ── ゾウ

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松島頼子, 近藤正臣

 滋賀出身の母は死について話すのが好きだった。「私が死んだらな、お墓はいらん。お骨は砕いて小さいかけら一つ残しといてや。あとは比叡おろしの吹く日に琵琶湖の見えるところからお酒と一緒にビヤーッとまいて…」  母の死後、近藤さんは言われた通りにした。ただ一つ残したお骨のかけらは八幡の家の山桜の下に眠る。「ぼくも母と同じ。お葬式もお墓もいらん。あなたも死ぬ、ぼくも死ぬ。誰でも必ず死ぬんやから、それを受け止めて、今あるもんで楽しむ。なんや、お坊さんみたいやな」。こう言って、近藤さんはほほ笑んだ。

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村岡恵理

岩谷さんは卒業後4年ほど、就職もせず結婚もせず、宝塚の『歌劇』などに投稿を続けて浪人生活を送りますが、その時間には、読書をはじめとする膨大なインプットがありました。そしてついに宝塚出版部から編集部員として誘われますが、そこで運命が変わりました。当時の宝塚の生徒さんたちは、必ずしも裕福な家庭のお嬢さんばかりではなくて、たとえばコーちゃん(越路吹雪の愛称)と同期の音羽信子さんも、家庭に事情があった苦労人で、家族を養ったり、何かを背負っている人も多かった。戦争が激しくなればなるほど、お嬢様でお稽古事の延長みたいな感じでやっていた人たちは、もう続けられないと故郷に帰っていく。それでも舞台の夢が捨てられない人たちだけが残っていったのです。実際、戦争で、450人いたジェンヌたちが三分の一くらいになっちゃうんです。その中で残ったのが淡島千景さんや久慈あさみさんであり春日野八千代さん。コーちゃんもやめそうになるんですけれど、なんとか留まりました。岩谷さんもしかりです。そんな若い女性たちが、宝塚には羽根を寄せ合っていた。ひとりぼっちでは越えられないものが、一緒だったから夢を捨てずに越えられたんですね。越路さんは結局岩谷さんの実家にもう一人の子どものように身を寄せて、2人は戦争を経てお互いに運命共同体となっていったんです。

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Jerry Toner

Introduction   Chapter I Chapter II Chapter III Chapter IV Chapter V Chapter VI Chapter VII Chapter VIII Chapter IX Chapter X Chapter XI Epilogue Be the Master How to Buy a Slave Getting the Best from Your Slaves Sex and Slaves What Makes a Good Slave? The Punishment of Slaves When Only Torture Will Do Fun and Games Remember Spartacus! Setting Slaves Free The Problem with Freedmen Christians and Their Slaves Farewell!

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一田憲子

きれい好きの人は、「気がついたときに」掃除ができます。でも、ズボラな人は、「決めごと」をしないと「キレイ」をキープできないのです。さらにどんなに「決めごと」をしても、それを「意志」や「やる気」で続けようとしても無理!唯一の方法が、暮らしの中で無意識に続けられる「流れ」に組み込むこと。それが、自分にとって自然な流れであれば、「できない」が「できる」にくるりとひっくり返ります。私にとって、家事の楽しさは、くるりと回ってずぼらを抜け出し変身する快感を味わうことなのかもしれないなぁと思います。

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FMD検査.jp

日本人の死因トップ3は、 人口動態統計の概況 1位 悪性新生物 :29% 2位 心疾患   :16% 3位 脳血管疾患 : 8% ここで「心疾患」と「脳血管疾患」は共に血管障害からの病なのです。そうなのです、血管障害が 悪性新生物(癌)にも匹敵する死因となっているのです。

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Wikipedia

老化とは、生物学的には時間の経過とともに生物の個体に起こる変化。その中でも特に生物が死に至るまでの間に起こる機能低下やその過程を指す。 学術分野では発生、成熟、老化などを含めた生物の時間変化すべてを含む言葉として「老化」を用いる。例えば、樹木の葉が加齢と共に黄色くなってやがて落ちるのも、同じく樹木が発芽してからの生長するに従って、挿し木時の発根や成長程度が悪くなるのも、動物が生まれてから時間が経つに従って、活動性が低くなりやがて死に至るのも「老化」、と表現されるが、その起こっている事象は全く別であると考えられており、混同すべきではない。 Aging or ageing is the process of becoming older. The term refers especially to human beings, many animals, and fungi, whereas for example bacteria, perennial plants and some simple animals are potentially biologically immortal. In the broader sense, aging can refer to single cells within an organism which have ceased dividing (cellular senescence) or to the population of a species (population ageing). In humans, aging represents the accumulation of changes in a human being over time, encompassing physical, psychological, and social changes. Reaction time, for example, may slow with age, while knowledge of world events and wisdom may expand. Aging is among the greatest known risk factors for … Continue reading

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Steven P. R. Rose

All alive. All making their individual and collective ways in the world, cooperating, competing, avoiding, living with, living off, interdependent. All the present-day products of some four billion years of evolution, of the continued working-out of the great natural experiments that the physical and chemical conditions of planet Earth have made possible, perhaps inevitable. For every organism, a lifeline — its own unique trajectory in time and space, from birth to death.

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ドリアン助川

たとえ、障害があっても、たとえ短い命でも、たとえ隔離されていた人生だったとしても、どんな人にだって生まれてきた意味があるんです。社会で何をやったとか、いくら稼いだとか、そんなことはとても小さな物事の捉え方でしかない。でも現代社会は、雑誌でもテレビでも、「どう儲けるか」とか「時間はこう使おう」とか、能動的であることを推奨しています。でも、人生に意味を見出すときに、必ずしも能動的である必要はないと思うんです。「自分がアンテナになって、この世をまず受け止めてみる」、そんな受け身になることで人生の意味をかえって見いだすことができます。この世の聞こえない言葉を「聞く」ことこそ、本当に豊かな生き方ではないでしょうか。

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Mikael Krogerus

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Umair Haque

Thrownness. There are three aspects to it that I’m always struck by. The first is mortality. We’re born, we die. But human mortality is special. We know we’re going to die. And so our whole lives, as Freud pointed out — and then tried to forget, ironically, himself — are prefigured on an escape from this knowledge of our mortality. The second is our loneliness. We’re alone. Each and every one of us. There is a uncrossable river between us. I will never know you in the most intimate way — no matter how close our bodies touch — because your “interiority”, as Derrida would later put it, your inner … Continue reading

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辻潤

とに角僕は時代精神の潮流に押し流されながら、色々の本を乱読した――文学の書物も勿論好きではあったが、哲学めいた本の方に興味があった――しかし、その頃は今から見ると所謂単純だったから、「こんどこそあの本を読んで、ほんとうに『真理』というようなものを、ハッキリ把みたい、『宇宙の謎』というようなものを少しでもいいから解決してみたい」? などとそんなことを真剣に考えて読んだものだが――どんな本を読んでみても自分の頭がわるいせいか結局、なんにもわからないということだけしきゃわからなかった。 しかし、僕のような人間にとっては、自分の人生に対する態度がハッキリ定まらない間はなに一ツやる気にはなれないのである。そして結局、自分の心の根本的態度が動揺しているのだから、なに一つ出来よう筈がない。なんとか早くきまりをつけたいものだとそればかりを気にして暮らしてきたのである。 つまり、僕はスチルネルを読んで初めて、自分の態度がきまったのだ。ポーズが出来たわけだ。

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Zat Rana

Life is ultimately a single-player game, but the only thing that truly makes it worth living has something to do with our relationships to other people, and this paradox sits at the core what it means to be a human being. Life is problem-solving — and it’s full of problems nobody else can solve for us because they are internal problems that require a change in perception. Others can help, guide, and encourage us, but at its core, the game is still only ours to play.

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太田明日香

家族をつくることに失敗した。

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後閑愛実

見舞いに来た家族が穏やかな会話をしている中で、息を引き取った瞬間が分からないくらい自然に眠るように亡くなった九十歳くらいの男性がいました。一週間ほど前まで普通にご飯を食べていましたが、だんだん眠る時間が長くなって。意識はないけれど、家族が来ると穏やかな顔になる。死の間際によくある張り詰めた空気でなく、毎日家族が見舞いに来てベッドわきで話を交わしている日常の中で亡くなったのは、自然でいいなと思いました。

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岡野八代

一対の男女の関係が社会の基盤になっているのはいびつだし、歴史的には特殊な在り方だと思います。夫・妻とそこに生まれた子どもで閉じた家族モデルが日本で一般的になったのは一九五〇年代半ばから。家事や育児は女性に無償の労働を強い、その裏返しとして男性は長時間労働を余儀なくされた。日本はそのひずみを是正するどころか、ある種のイデオロギーとして近代家族の価値を押し付け、そこから外れる人たちをバッシングしてきた。 カップル至上主義は日本の現実に合っていません。統計上、日本の世帯は単身世帯が一番多い。多くは高齢者ですが、結婚しなかった独身者も増えています。そのときに性愛だけの結び付きが家族を形成するというモデルでいいのか。単身者が互いに支え合い、共同で暮らす形態も家族と認め、法的にも担保すべきではないでしょうか。

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Elsa Schiaparelli

Since most women do not know themselves, they should try to do so. A woman who buys an expensive dress and changes it, often with disastrous result, is extravagant and foolish. Most women (and men) are colour-blind. They should ask for suggestions. Remember, 20 percent of women have inferiority complexes, 70 percent have illusions. Ninety percent are afraid of being conspicuous, and of what people will say. So they buy a gray suit. They should dare to be different. Women should listen and ask for competent criticism and advice. They should choose their clothes alone or in the company of a man. They should never shop with another woman, who … Continue reading

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Elsa Schiaparelli

Fortunately, or unforunately for me, I am always at my best when I am unhampered: when I can let myself go and have a little fun.

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Presqu’île de Giens

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Piyush Kamal

Extreme of self-control in the name of self-discipline is nothing but self-denial. The preference of our choices colored in all sorts of judgments just reinforce a model of success that has self-denial at its core. We often identify a ‘healthy’ standard to measure ourselves against. Measuring ourselves against this impossible ideal, we end up being prisoner of self-discipline in the name of self-improvement. A better school to get admission into a better college. Better grades to get a better job. A socially accepted successful life to attract a better life partner. And the story just goes on and on. The market wants us to compete endlessly for everything. We are … Continue reading

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George Lakoff, Mark Johnson

Metaphor is for most people a device of the poetic imagination and the rhetorical flourish – a matter of extraordinary rather than ordinary language. Moreover, metaphor is typically viewed as characteristic of language alone, a matter of words rather than thought or action. For this reason, most people think they can get along perfectly well without metaphor. We have found, on the contrary, that metaphor is pervasive in everyday life, not just in language but in thought and action. Our ordinary conceptual system, in terms of which we both think and act, is fundamentally metaphorical in nature.

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夏目漱石

世の中にすきな人は段々なくなります さうして天と地と草と木が美しく見えてきます ことに此頃の春の光は甚だ好いのです 私は夫をたよりに生きてゐます

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Odin Halvorson

You’ve heard it all before: hard work is good for you. The people who don’t work are lazy. Poor people don’t work because they’d rather do drugs and fornicate with themselves. The only way to get someplace in life is through long, pitiless, difficult labor. No pain, no gain. But is any of this really true? It strikes me as fascinating that, throughout history, the wealthy (the idle elite), the landowners, and the aristocrats, have all campaigned for the idea that hard work is morally-good; you work hard and you’re going to get into heaven. Having money, being able to spend a significant portion of your life in leisure? Well, … Continue reading

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池永チャールストーマス

間の子ゆえに板ばさみの中で歪んでしまったのかとお考えならば否定します。それは関係のないことです。ただ私の人となりゆえに引き起こした事件であります。

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安田洋祐

子どもへの定番の質問として、「将来なりたい職業はなんですか」というものがありますね。野球選手とか、消防士とか、どれかひとつだけを挙げてもらうのがいまは一般的です。ですが、将来なりたい職業を複数回答して、長い人生の中で、ひとつだけでなくいくつかを実現するのが当たり前、という時代が来るかもしれません。 あれもやりたい、これもやりたい、という子どもの好奇心をつぶして、「適性」にあわせてどれかひとつに絞り込んで集中させるようなことをせず、「あれができたから、次はこれをしようか」と、バランス良く一歩ずつステップアップさせていくことが、今まで以上に大事になってきます。

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Lynda Gratton, Andrew Scott

For much of human history, mankind has faced a battle for existence over a short life and in the face of food scarcity, diseases and a constant threat of violence. As life has extended and people have become richer, especially those living in the advanced economies, so they have evolved to a situation where, for the majority, their children are safe and educated, work provides some financial security, and they can enjoy a retirement with some components of leisure. As life extends even further, people will be forced to move away from the lockstep of the three-stage life and face many more options about how they live their lives. A … Continue reading

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Ayham Omer

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International Wheat Genome Sequencing Consortium (IWGSC)

On 17 August 2018, the IWGSC published in the international journal Science a detailed description and an analysis of the reference sequence of the bread wheat genome, the world’s most widely cultivated crop. This work will pave the way for the production of wheat varieties better adapted to climate challenges, with higher yields, enhanced nutritional quality and improved sustainability. The research article – authored by more than 200 scientists from 73 research institutions in 20 countries – presents the DNA sequence of the bread wheat variety Chinese Spring ordered along the 21 wheat chromosomes. It is the highest quality genome sequence produced to date for wheat.

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Strong Mind

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新田國夫

栄養を考えると、野菜は当然のこととして、筋肉を維持する働きのあるタンパク質を取れる肉はきちんと食べた方がいい。さらに、野菜には消化を助ける働きがありますから、肉と一緒に取ることで、タンパク質が吸収されやすくなります。 また、高齢になると、どうしても骨密度が落ちてきて、骨折などの原因となります。防ぐには、乳製品でカルシウムを補ってあげることが非常に重要です 塩も醤油も、よほどとりすぎなければ問題はありません。むしろ、あまり気にして薄味にしすぎると、味気なくなり、食べる量が減りますから、身体にはかえって良くありません。油物には、消化器に負担をかける部分がありますが、たまに食べたくなったら我慢せず、食べたほうがストレスを溜めこまなくてすむ。 皆さん自分が美味しいと思えるものを、好きな味付けで楽しんで食べている。これが一番大切なことなのです。そもそも、健康維持のために特定の何かをたくさん食べたほうがいいという考え方には、あまり意味がない。何事も大切なのはバランス。そして体が欲するものを取ることです。

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素敵な笑顔がだいすき!

「自分勝手な人に限って元気で長生きする」といいます。ある医師は「医者の言うことを素直に聞かない老人ほど、元気で長生きするように思える」と報告しているそうです。 自分勝手といわれる人は独立心があり、子供や孫に過剰に期待をしません。なので、子供や孫と適度な距離をおいて付き合い、自分勝手とか情が薄いなどと言われるのでしょう。 長生きする人には、周囲ににたらたらと文句を言い、あっちが痛いこっちが痛いと体の不調をこぼし、社会や自分の境遇の不幸を嘆く老人ほど元気な人が多いといいます。 健康や命が大事なら、周囲の人や医師に余計な気を使わず、自分の気持ちや症状に正直に振る舞った方がいいようです。

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五木寛之

かつて戦時中の私たち日本人は、「神州不滅」という物語を信じていた。 嘘のようだが、最後には神風が吹くだろうと思っていた。そう信じていればこそ、世界の大国相手に戦争をするなどという勇気が出たのだ。 夢から醒めてみると、なんという阿呆らしい信じ込みだったのだろう、と自分でも驚く。 しかし、生き延びていればこそ、夢は夢だったと悟るのだ。戦いに敗れた後も生き永えていればこそ、夢の虚妄に気付くのである。 死は生の断絶である。夢を信じて死を迎える人間は、夢の中に生を終える。 私はたぶん、自分も「死ねば宇宙のゴミになる」だろうと思っている。しかし、一つの明かるい物語を抱いたまま生を終えたいと思わずにはいられない。その物語を信じたことを後悔する余地はない。なぜならば、死とともに意識が失われるからである。信じたまま生は完結するのだ。

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坂田滋久

義政に招かれて対話する相手は、身分の高い人ばかりではない。 「礼法を伝える名家の伊勢貞宗や教養ある大名の大内政弘など身分のある人も招きますが、口は下手でも腕は確かな職人を好んで山荘に迎えます。世渡り上手で評判のいい人に疑問を感じているので、花なら池坊のほうが有名なのに立阿弥を迎えますし、庭なら高名な善阿弥の弟子の小四郎などに興味を持って客として招きます。誰もが知っている有名人ばかり登場させたほうが話題になるのかもしれないけれど、義政の気持ちを考えるとそういうことはできません(笑)」 どこまでも義政に寄り添う九島さんは、無能の将軍という評価にも違和感を抱いている。 「祖父の義満や、父の義教に比べても人を殺した数がはるかに少ない。災害が起きると炊き出しを行い、結果として無事な地域の人がたくさん押し寄せるといった、現代に通じる矛盾に早くから直面した為政者です。考えることに近代的なところがあるので、同時代の人から理解されないのは無理もないことですね。それだけに、現代の人は義政の言葉に耳を傾けると、心が癒やされると思うんです」

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Frank Bruni

They say that death comes like a thief in the night. Lesser vandals have the same M.O. The affliction that stole my vision, or at least a big chunk of it, did so as I slept. I went to bed seeing the world one way. I woke up seeing it another. This was about four months ago, though it feels like an eternity. So much has happened since. I don’t mean all the tests and procedures: the vials upon vials of blood; the mapping of major arteries in my neck; the imaging of tiny vessels in my brain; the first injection of an experimental treatment (or, maybe, a placebo) into … Continue reading

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Kate Murphy

Participation in so-called high risk, extreme or adventure sports has grown significantly in the last decade. Whether they’re big wave surfing, mountaineering, desert running, BASE jumping or free diving, more people are chasing an adrenaline high and sometimes dying in the process. Psychologists, sociologists, anthropologists and neuroscientists say the motivation is not a death wish, but rather a yearning to feel alive — which reveals much about us as a society.

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山口智子

人生は、自分で選びとるものだと思います。人のせいにするのではなく、イエスかノーか、自分で選択している限り後悔はない。自分で選んだという自信が、人生を好転させていくと信じます。 大多数の声だけが、正解ではないはず。人と同じである必要はまったくない。自分の心の声に耳を傾け、自分ならではの個性を育んで、世の中の役に立つことだと思います。 今日、明日の結果だけではなくて、たっぷりと時間をかけて、色々な経験や感動を積み重ねていくことこそ、人生のだいご味です。まだ私も人生の旅の半ばですが、もっとたくさん学んで、自分は世界でいちばん幸せだと胸をはって誇れるような、自分ならではの道を築いていきたいです。

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Laurence Lévy Périn

Entre deux étouffements, il m’a dit : « Laurence, c’est fini, je ne veux plus vivre, j’ai fait le tour de ce qu’il m’était possible de faire, mais là je n’ai plus la force pour appuyer sur le bouton d’alarme, j’étouffe de plus en plus, cette mort-là me fait peur. » Mon mari n’avait pas peur de la mort en soi, mais il comprenait qu’il y avait diverses façons de mourir. Celle qui se profilait, il la redoutait. Il voulait une mort douce et élégante comme il avait vécu. Il a fait part de sa décision aux enfants. « Nous serons jusqu’au bout auprès de toi, on t’aime. » Pleurs, … Continue reading

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塩谷喜雄

9階浄土でバルコニーの山吹とリンゴの花を愛でつつ、毒づく言葉だけをそっと磨いて、それを肴に盃を傾けるのみ。春憂もまた佳肴なり。 ここまでお付き合いいただき深謝。

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Christian Cotroneo

Why do leaves have such different shapes? It’s simply a matter of life and death.

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Orelsan, Gringe

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Richard Conniff

This is how I want to be dead. That is, in the woods, with wild things all around.

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米本浩二

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梯久美子

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Jeff Beck

人生無駄に過ごした。

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Wikipedia

The 27 Club is a term that refers to the belief that an unusually high number of popular musicians and other artists have died at age 27, often as a result of drug and alcohol abuse, or violent means such as homicide or suicide. Brian Jones, Jimi Hendrix, Janis Joplin and Jim Morrison all died at the age of 27 between 1969 and 1971. At the time, the coincidence gave rise to some comment, but it was not until the death of Kurt Cobain, about two and a half decades later, that the idea of a “27 Club” began to catch on in public perception. According to Hendrix and Cobain … Continue reading

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団鬼六

とにかく小池は強い。新宿の将棋道場を拠点に勝ちまくり、奉られた二つ名が「新宿の殺し屋」。「通天閣の死闘」と呼ばれる激戦を制したり、泥酔して暴行事件を起こし、一晩とめおかれた留置場から駆け付けて大山康晴十五世名人との対局(角落ち)に圧勝したり、と、格好良すぎるくらい強いのに、いよいよプロへの道が開けようかという時にホステスに入れ込み、将棋道場の金を使い込んで逐電。重要な節目節目で必ず女に溺れて失敗する小池のジェットコースター人生から目が離せなくなる。 本書の魅力は、小池に何度煮え湯を飲まされようと彼の将棋を見たい、勝負に“乗りたい”と思ってしまう人間の不思議さを描いていることだ(著者の団もそのおかしな一人)。天才の一手に「夢」を託し、「夢」の先を見届けたいと願う人の姿が、また読む者の胸を打つ。

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庵原晴美

被災体験、戦後の混乱期を経て、高校時代にジイドの『狭き門』に衝撃を受けた少女はその後、数々の苦難に負けることなく波乱の人生を自らの行動力で見事にバラ色に開花させていく。幼子二人を抱えて途方に暮れた二十八歳の夏の日から二十年後、憧れ続けたパリのセーヌ河畔で。。。

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大田黒俊一

会社員時代から、定年退職後は田舎暮らしをしようと決めていました。そして、海が好きだったので海辺の地域で移住先を探していて、電車で日本海側の各地域を回る旅をしたこともありました。 そんなある日、東京の「にほんばし島根館」内にある、移住相談コーナーに行き相談したところ、鵜鷺地区のことを紹介してもらったんです。そして、現地を訪れて地元の人に案内してもらったのですが、その際とても地区のことを気に入りました。空き家も何軒か案内してもらい、そのうちの一軒を非常に気に入り入居を希望しました。

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白洲正子

 鶴川の家を買ったのは、昭和十五年で、 移ったのは戦争がはじまって直ぐのことであった。 別に疎開の意味はなく、かねてから静かな農村、 それも東京からあまり遠くない所に住みたいと思っていた。 現在は町田市になっているが、当時は鶴川村といい、 この辺に(少なくともその頃は)ざらにあった極くふつうの農家である。 手放すくらいだからひどく荒れており、 それから三十年かけて、少しずつ直し、今もまだ直しつづけている。  もともと住居はそうしたものなので、 これでいい、と満足するときはない。 綿密な計画を立てて、設計してみた所で、 住んでみれば何かと不自由なことが出て来る。 さりとてあまり便利に、ぬけ目なく作りすぎても、 人間が建築に左右されることになり、 生まれつきだらしのない私は、そういう窮屈な生活が嫌いなのである。 俗にいわれるように、田の字に作ってある農家は、その点都合がいい。 いくらでも自由がきくし、いじくり廻せる。 ひと口にいえば、自然の野山のように、無駄が多いのである。  牛が住んでいた土間を、洋間に直して、居間兼応接間にした。 床の間のある座敷が寝室に、隠居部屋が私の書斎に、 蚕室が子供部屋に変った。 子供達も大人になり、それぞれ家庭を持ったので、 今では週末に来て、泊る部屋になっている。 あくまでも、それは今この瞬間のことで、 明日はまたどうなるかわからない。 そういうものが家であり、人間であり、人間の生活であるからだが、 原始的な農家は、私の気ままな暮らしを許してくれる。 三十年近くの間、よく堪えてくれたと有がたく思っている。

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Daniel Chamovitz

Indeed, we tend not to pay much attention to the immensely sophisticated sensory machines in the flowers and trees that can be found right in our own back gardens. While most animals can choose their environments, seek shelter in a storm, search for food and a mate, or migrate with the changing seasons, plants must be able to withstand and adapt to constantly changing weather, encroaching neighbors, and invading pests, without being able to move to a better environment. Because of this, plants have developed complex sensory and regulatory systems that allow them to modulate their growth in response to ever-changing conditions. An elm tree has to know if its … Continue reading

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甲斐信枝

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Дмитрий Брушко

Ковер из желтых листьев, которые еще не успели убрать; ветер, который треплет волосы; мокрый асфальт, в котором отражается город… и запахи осеннего города. Осень в городе бывает разная. Даже в ненастную погоду и поздно вечером в ней можно найти свое очарование и красоту. Главное — одеться потеплее.

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Willard Spiegelman

The city remains completely indifferent to me, as it is to everyone. But without doing anything or talking to anyone, a walker on the street participates in the general excitement. Sitting at a diner and looking out, you see life itself on the other side of the window. Whatever your opinion of humanity, you have people to bewilder or console you. Manhattan reminds you of your utter irrelevance to the greater scheme of the universe. Aging means giving up, de-accessioning, and knowing that wealth and worldly achievement count for little. Like urban life, it makes you feel a nobody. Paradoxically, it also makes you feel alive.

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森田裕貴

生は夢幻であり 生に深い意味はない 死後に不安もない むしろ幸せ なんでとっとと死ななかったんだろ? ロープ一本あれば 誰もが苦しみ過ぎずに死ねる方法を知ってるのに 何で生きてる間は辛いを思いを我慢して 寿命まで生き続けるって事に意味があると勘違いし いろんな言い訳見つけて自殺を躊躇して 無駄に生き恥かき続けてたんだろう?

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Charlie Chaplin

Schopenhauer said happiness is a negative state—but I disagree. For the last twenty years I have known what happiness means. I have the good fortune to be married to a wonderful wife. I wish I could write more about this, but it involves perfect love and perfect love is the most beautiful of all frustrations because it is more than one can express. As I live with Oona, the depth and beauty of her character are a continual revelation to me. Even as she walks ahead of me along the narrow sidewalks of Vevey with simple dignity, her neat little figure straight, her dark hair smoothed back showing a few … Continue reading

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井上岳人

村田がドーナツを食べていくと、ドーナツの輪(生)が無くなっていくとともに、ドーナツの穴(死)も無くなっていく。人間が老いるというのは、人の命がドーナツのように小さくなっていくこと、あるいは減っていくことだな、と村田は思う。しかし、ドーナツの穴(死)も無くなっていくとは、どういうことを表しているのだろう。死を人は体験できないということか。ドーナツを全部食べ終えると、その輪の部分(生)も、そして穴の部分(死)もなくなってしまい、ドーナツそのもの(人)がなくなってしまうからである。それはそうだが、と村田は頭を振った。どうも釈然としない。死(穴)が無くなっていくとは・・・・・・。

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山本周五郎

人の一生は曲がり角だらけだ

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Didier Deschamps

C’est cruel de perdre cette finale comme ça, c’est très dur. Cela n’a pas tourné dans le bon sens ce soir. J’aurai besoin de temps pour digérer.

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石飛幸三

こういう現場にいると毎日、生と死について考えさせる事態ばかり。百人もいて、誰が逝ってもおかしくない世界。例えばアルツハイマーになって十年以上で五日間ほとんど何も食べていない奧さんがいて、ご主人はそろそろ最期だと理屈では分かっていても諦めきれない。何日か話し合い、検査で炎症症状がないのも確認してご主人もほっとして思い残すことなく、遠くにいるお子さんを呼び寄せようか、となる。そうしたことの連続。みんな迷う。人間そのものです。 何もしなかったらこんなに穏やかに逝けるのか、とここへ来てびっくりした。老衰の末期になると皆さん食べなくなる。そこで無理やり『点滴しなきゃ』『胃ろうで栄養入れなきゃ』としなければ、苦しまず眠って眠って自然に最期を迎える。この人もこの人も…そういうことなのかと勉強させてもらった。 自然な老衰死をすっと受け入れる人もいれば迷って迷って…という人もいる。息子と娘で意見が真っ二つになることもある。どうしたらいいか。スパッとした答えがあるようで、実はそうじゃない。人間の心の問題なんです。家族一人一人がとことん悩んだら、後になってできるだけのことをした自分の誠意を信じて収まりがつくんじゃないかと思う。迷っていいんだと言いたい。

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ヒルデモア東山

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Nanni Moretti

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鈴木隆行

21年間、常に苦しかったです。試合に出ていなかったこともありますし、試合に出ても重圧の中で戦わなければいけない。期待に応えなければいけない苦しさもありました。代表に選ばれているのに、翌年には試合に出られないとか。常に苦しさを伴いながらプレーしていました。苦しさを乗り越えて、自分を変えたい。苦しさを乗り越えないと変えられないと思っていた。苦しい中でもこんな経験ができて、いい人生だなと思った。 米国から一時帰国した翌日に、東日本大震災が起きました。あのような状況になって帰りたくないと思いました。そこで何かできることがないかを探したのですが、結局はサッカーしかできなくて。サッカーを通じて、少しでも地元のためになればと思ってプレーすることになりました。でも、自分が何かをしたいと思っていましたが、逆に勉強させてもらうことや、支えて頂くことがたくさんあった。いつの間にか、自分が支えられていました。

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新薬たん

「障害児の出産は減らすべき」への反応 出生前診断によって障碍胎児を堕胎しても良いのか? 生まれる前の障害胎児への選別が、『現に生きる障碍者への差別』とならないか? 精子、並びに受精卵へのゲノム編集技術を障碍児出産抑制のために推進するべきか?

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江口聡

人体や臓器は膨大な数の細胞でできているため、望んだ遺伝子を目標の臓器に正しく送り込み、適切に機能させるのは非常に難しい。また遺伝子を運び込むためにウイルス等を使うため、予期せぬ副作用も起こりうる。 体細胞系列の遺伝子操作は疾病を負っている本人に対する処置であるが、 生殖細胞系列の遺伝子操作は本人ではなく新しく生まれてくる子どもに対する処置である。

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酒本友紀子

茨城県の教育施策を話し合う18日の県総合教育会議の席上で、県教育委員が障害児らが通う特別支援学校を視察した経験を話すなかで、「妊娠初期にもっと(障害の有無が)わかるようにできないのか。(教職員も)すごい人数が従事しており、大変な予算だろうと思う」と発言した。 発言したのは、今年4月に教育委員に就任した東京・銀座の日動画廊副社長、長谷川智恵子氏(71)。発言を受け、橋本昌知事は会議で「医療が発達してきている。ただ、堕胎がいいかは倫理の問題」と述べた。長谷川氏は「意識改革しないと。技術で(障害の有無が)わかれば一番いい。生まれてきてからじゃ本当に大変」「茨城県では減らしていける方向になったらいい」などとした。 会議後の取材に、長谷川氏は出生前診断の是非などについて「命の大切さと社会の中のバランス。一概に言えない。世話する家族が大変なので、障害のある子どもの出産を防げるものなら防いだ方がいい」などと話した。 橋本知事は取材に「事実を知って産むかどうかを判断する機会を得られるのは悪いことではない」とし、長谷川氏の発言に「問題はない」と話した。

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Frédéric Beigbeder

Ma vie est un désastre, mais personne ne le voit car je suis très poli : je souris tout le temps. Je souris parce que je pense que si l’on cache sa souffrance elle disparaît. Et dans un sens, c’est vrai : elle est invisible donc elle n’existe pas, puisque nous vivons dans le monde du visible, du vérifiable, du matériel. Ma douleur n’est pas matérielle ; elle est occultée. Je suis un négationniste de moi-même.

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Светлана Алексиевич

Если оглянуться назад; вся наша история — советская и постсоветская — это огромная братская могила, море крови. Вечный диалог палачей и жертв. Вечные русские вопросы: что делать? И кто виноват? Революция, Гулаг, вторая мировая война и спрятанная от своего народа война в Афганистане, крах великой империи, под воду ушел гигантский социалистический материк, материк-утопия, а теперь новый вызов, космический вызов — Чернобыль. Вызов уже — всему живому. Все это — наша История. И это — тема моих книг. Мой путь… Мои круги ада… От человека к человеку…

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NordicBliss

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北野武

まあ、人生を楽しみたかったら他人に期待しすぎちゃいけないよね。天も国も政府も頼りすぎちゃいけない。ささやかな幸せを確保するのにもめちゃくちゃ努力しなきゃだめだよ。生半可なことじゃないよ。道には罠がいっぱい仕掛けられてるんだから。

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読売新聞

3連休の中日となった19日、各地の海や川で水難事故が相次ぎ、山形や千葉など8府県で7人が死亡、1人が行方不明になっている。 山形県鶴岡市の海水浴場では午前9時20分頃、トライアスロン大会に出場していた男性医師(48)が海面にうつぶせで浮かんでいるのを観客が発見。まもなく死亡が確認された。 鳥取県米子市の海岸でもトライアスロン大会に出場中の男性医師(56)が水死した。

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