Sri Lanka

As a Sri Lankan, watching international news coverage of my country’s economic and political implosion is like showing up at your own funeral, with everybody speculating on how you died.
The Western media accuse China of luring us into a debt trap. Tucker Carlson says environmental, social and corporate governance programs killed us. Everybody blames the Rajapaksas, the corrupt political dynasty that ruled us until massive protests by angry Sri Lankans chased them out last month.
But from where I’m standing, ultimate blame lies with the Western-dominated neoliberal system that keeps developing countries in a form of debt-fueled colonization. The system is in crisis, its shaky foundations exposed by the tumbling dominoes of the Ukraine war, resulting in food and fuel scarcity, the pandemic, and looming insolvency and hunger rippling across the world.
Former President Gotabaya Rajapaksa deepened our debt problems, but the economy has been structurally unsound across administrations. We simply import too much, export too little and cover the difference with debt. This unsustainable economy was always going to collapse.

Wang Wen

My generation of Chinese looked up to the United States.
When I was a university student in northwestern China in the late 1990s, my friends and I tuned in to shortwave broadcasts of Voice of America, polishing our English while soaking up American and world news. We flocked to packed lecture halls whenever a visiting American professor was on campus.
It was a thrilling time. China was emerging from isolationism and poverty, and as we looked to the future we studied democracy, market economics, equality and other ideals that made America great. We couldn’t realistically adopt them all because of China’s conditions, but our lives were transformed as we recalibrated our economy on a U.S. blueprint.
Decades earlier, a reform-minded scholar said that even the moon in the United States was rounder than in China. My schoolmates and I wanted to believe it.
But after years of watching America’s wars overseas, reckless economic policies and destructive partisanship — culminating in last year’s disgraceful assault on the U.S. Capitol ­­— many Chinese, including me, can barely make out that shining beacon anymore.
Yet as relations between our countries deteriorate, the United States blames us. Secretary of State Antony Blinken did so in May, saying that China was “undermining” the rules-based world order and could not be relied upon to “change its trajectory.”
I have misgivings about some of my country’s policies. And I recognize that some criticisms of my government’s policies are justified. But Americans must also recognize that U.S. behavior is hardly setting a good example.

物語

世の中で起きることは じつに多面的で いろいろなことが同時に起きるから
誰もがそれらを整理して たくさんの物語を作り出す

出来上がった物語は どれも一面的で 必要のないことは ぜんぶ省かれてしまうから
嘘は全然 含まれていなくても 物語は真実とは遠い

仕事の物語には 家族が出てこないし 家族の物語には まわりの人たちは出てこない
歴史という物語からは 都合の悪いことは消され 愛情という物語からは 真実が消される

うまくいった人たちには 悪かったことはなくなっていて
うまくいかなかった人たちには 良かったことが消えている
一日のあいだには じつにたくさんのことが起きるけれど
物語のなかには ひとつのことしか起きない

悪い記憶から 良かったことが消され 良い記憶からは 悪かったことが消される
どんな記憶も事実として残り 歪んだ記憶が真実になる

たくさんの多面的なことを 正確に伝えることなど不可能で
ましてや一面的な物語が 事実や真実を伝えることはない

それでも人は 物語を信じ 伝えられた事実を信じ 伝えられた真実を信じ
はっきりと良し悪しを断じる

物語にすべて記録しようとすると
はじめから終わりまでの時間に 人の数を掛けなければならないから
紙は何枚あっても足らないし ディスクは何ギガ会っても足らない

大事なことだけを取り出して 物語を作ったつもりでも
大事なことが必ず 物語から漏れている
大事なことを伝えようとして 物語から たくさんのことを省く
たくさんの事実と真実が 省かれた中に潜んでいる

たとえ物語が間違っていなくても 物語から漏れた事実や真実があって
いいことにも悪い面があって 悪いことにもいい面があって
いい人にも悪い面があって 悪い人にもいい面があって
だから どんな物語も 想像をめぐらさないと
物語の裏にあることに 思いをはせないと
ちゃんと受け取ったことにはならない

物語をちゃんと読む そうすれば物語は 詠んだ人の数だけ 広がり歪む
物語をちゃんと観る そうすれば物語は 観た人の数だけ 広がり歪む

広がり歪んだ物語は すべて想像の産物だから
たとえどんなにに正確だったとしても それは事実や真実からは程遠い

物語を見ないで 僕は 君を見る 君も 僕を見る
壁にできた たくさんのしみを取り去り 透明のペンキを塗る
そうすればきっと もっといいものが見えて すべてが輝きだす
だから 物語を信じるのは もう止めよう

重信房子

マルクスやレーニンよりもルソーが好き意気投合したのはバリケードの中

水仙の微かに香るバリケード焚火を囲み歌いしインター

洗い髪に震えつ急ぐ冬の道 銭湯終い湯バリケードへ帰る

雪中に倒れし友の命日に静かに小さな白き鶴折る

「ふう、あなたが先に死ぬんだね」羽田で見送る君は泣き虫

振り向いて泣きそうな顔 懸命に笑顔に代える別れの君は

抉られて鷲摑まれて千切れる胸 遠山美枝子あなたの死を聴く

底無しの哀しみ怒り 三月の咆哮鎮める地中海は青

空港を降り立ち夜空見上げればオリオン星座激しく瞬く

 

小出裕章

日本では、「核」といえば軍事利用で「原子力」といえば平和利用であるかのごとく宣伝されてきました。「Nuclear Weapon」は「核兵器」、「Nuclear Power Plant」は「原子力発電所」と訳されます。「Nuclear Development」は、もしそれを行う国がイランや朝鮮民主主義人民共和国であれば「核開発」と訳されます。たとえば、朝鮮が原子炉を稼動させたり、イランがウラン濃縮施設を稼動させたりしようとすると、「核開発」と断罪し、「国際社会」が制裁するのだそうです。それなら質問したい。日本には原子炉はないのか? ウラン濃縮はしていないのか? 再処理をしていないのか? 日本には現在 54 基の原子力発電所が稼動中です。その上、巨大な濃縮工場があるし、再処理工場も東海村で動いている上、さらに今また青森県六ケ所村で巨大な再処理工場を稼動させようとしています。ところが、それらすべては「核開発」ではなく「原子力開発」なのだと日本の国は言います。そして、「原子力開発は文明国にとって大変大切なものであって積極的に推進する」と言います。しかし、もともと、科学・技術に「軍事」用と「平和」用の区別はありません。もしあるとすれば、かつて野坂昭如さんが指摘したように「戦時」利用と「平時」利用の差しかありません。もちろん「平和」利用といいながら開発した技術も、必要であればいつでも「軍事」的に利用できます。今日「原子力の平和利用」などと称して使われているすべての技術は米国の原爆製造計画、マンハッタン計画から生まれました。
もちろん、核兵器保有国、米・露・英・仏・中の5カ国は「ウラン濃縮」「原子炉」「再処理」の核開発中心3技術を持っています。そして、非核兵器保有国で唯一、それら3技術を持っている国が日本です。

ゴジラ

 
「いやね、原子マグロだ、放射能雨だ。その上、今度はゴジラと来たわ。東京湾にでもあがりこんできたら、いったい、どうなるの」
「まず、真っ先に、君なんか狙われる口だね」
「んー、嫌なこった。せっかく長崎の原爆から命拾いして来た大切な体なんだもの」
「そろそろ、疎開先でも探すとするかな」
「私にも、どっか探しておいてよ」
「あーあ、また、疎開か。まったく嫌だな」
 
 

Racial discrimination (private beaches of Cote d’Azur)

She called several beaches. Depending on the surname she gave, some accepted or refused to take a reservation. With an African-sounding name, it was complete. I called back giving a very French name, and strangely there was still room.
**
Three couples of young people go, each in turn, to seek to rent a place (deckchair and parasol) on a private beach. What is special about these groups? Their skin color or their origin. First, the “Black” group. Then, the group “Maghrébins”. Finally, it will be the turn of the “White” group. Entry was refused to the first two couples but not to the third.

スポーツとビジネス

日本サッカー協会が電通と8年総額350億円の大型パートナーシップ契約を結んだ
報奨金、ボーナスなどが加わると 契約は最大で400億円に上ることも考えられる
アディダスとの8年契約と合わせると 8年間のスポンサー料は総額560億円にもなる

2014年 FIFAワールドカップ ブラジル大会のあとに
為末大が(サッカーの日本代表は責任を取るべきなのか)という疑問を提起した
この疑問に対してのひとつの答えが
日本サッカー協会の大型契約にあるとは言えないか

スポンサーには
  サッカー日本代表が予選リーグで敗退していなければもっと稼げたのに
という言い分がある
  こんなに多額のカネを出しているのだから、それに見合うだけのことをしろ
というのがスポンサーの論理だろう
  こんなに多額のカネをもらったのに それに見合うことができなくて申しわけない
というのが日本サッカー協会の立場かもしれない

スポンサーは サッカーでの勝ち負けについて責任を取れといっているのではない
ビジネス上の失敗について責任を取れと言っているのだろう
でもそれを言っちゃあ お終いなのではないだろうか

スポーツで負けたからといって責任を取れというのは
サダムフセインのイラクとか 金王朝の北朝鮮とか 血気にはやりやすいコロンビアとか
そういう国だけでいいのではないか

サッカー日本代表に選ばれるような選手は みんな何億円もの収入を得ている
そして ファンは 日本代表が勝ち続けるという ありもしない夢を見ている
アディダスも 電通も 電通にぶら下がっているたくさんの企業も 大儲けしている

みんなが いい思いをしている
誰も謝らなくていい
誰も責任を取らなくていい

日本サッカー協会と電通

日本協会は、現在と同額のスポンサー料を勝ち取った。電通とは8年総額350億円。長く続く新型コロナウイルスによる不況にも、減額なし、契約期間の短縮なし。コロナ禍にロシアのウクライナ侵攻などの影響で物価が上昇し、世界的に不況が続く中でも、日本のサッカー界は不況知らずの結果となった。
日本協会と電通は07年4月1日から8年間の契約を結んできた。来年4月から3期目の契約に入る。その契約書には「W杯出場を逃した場合」の付帯条件が付いており、1~2割の減額が書かれているとも言われている。スポンサーを募る電通としても、日本代表からW杯というコンテンツが消えれば、各企業への説得力が大きく低下してしまうからだ。
電通との契約内容を細かく掘り下げると、スポンサー料が年間33億円の8年分+テレビの放送権料が1試合2億円強、さらにインターネット配信権などが含まれる。さらに今後、W杯や五輪出場ボーナス、積算方式の本大会成績ボーナス、女子チームなど、各カテゴリーのボーナス契約が追加される。8年間で350億円だが、報奨金、ボーナスなどが加わると、最大で400億円に上ることも考えられる。先日結んだアディダスとの8年契約と合わせると、8年間のスポンサー料は総額560億円にもなる。
いずれにしても国内スポーツ界で、これだけの大型契約は他に類を見ないし、ケタが違いすぎる。注目度が高い分、日本全体を元気にすることも悩ませることもできる。日本協会は、スポンサー料としてもらえる何百億円以上の責任を背負うことになるが、今後はW杯出場だけでなく、本大会でいかに成績を上げるかがポイントとなる。

全球去殖民化 歐洲博物館收藏大洗牌

「去殖民化運動」在世界各地崛起,歸還贓物聲浪也愈來愈大,導致歐美博物館的館藏正在大洗牌。18、19世紀大航海時代,歐洲列強在殖民地進行非法掠奪,將大量文物帶回歐洲大陸,並驕傲展示從世界各地「擄掠」來的藝術、文物收藏品,但如今人們更關切博物館內的文化遺產,是否「合乎道德且具正當性」,認為原歐洲殖民國家理應無償交還歷史文物給原屬國。
歐洲殖民者在殖民時代,通過不同方式獲得的文物可說是包羅萬象。全球規模最大、成立於1753年的大英博物館(British Museum),收藏來自非洲、埃及、希臘、中國大陸等國家地區的歷史古物,估計超過800萬件。不少國家要求英國歸還文物,但最終獲英國方面允准者,寥寥無幾。
不過,歐洲歸還殖民時代掠奪文物的進程,在近年開始有了進展。今年7月德國及奈及利亞的外交和文化部長,各自代表兩國政府簽署意向書,德國同意將1100多件貝南銅器還給奈及利亞,寫下歐洲國家的先例。
英國倫敦霍尼曼博物館(Horniman Museum)本月7日宣布,歸還在奈及利亞掠奪的數十件文物,包括12件著名的貝南青銅器(Benin Bronzes);法國則在去年將26件殖民時期掠奪文物,歸還西非國家貝南。此外,荷蘭、比利時,也願意歸還殖民時期掠奪的文物,其中比利時在2021年1月將一批重要藝術作品的所有權,歸還給民主剛果。

Cult of the Confederacy (Woodrow Wilson)

By the time the Virginia-born Wilson came to office, a cult of the Confederacy known as the Lost Cause had succeeded in popularizing an extravagantly racist version of Southern history. This telling cast slavery as a benign institution beloved by the enslaved, and it valorized the Ku Klux Klan for violently suppressing Black political expression after Emancipation. The Lost Cause presented Confederate generals as honorable men who fought to secure “states’ rights” instead of human bondage.
The legal scholar Michel Paradis argues that the naming honor was “one of the crowning achievements” of the Confederate propaganda machine. It put rebels who had nearly destroyed the Union on an equal footing with those who had paid a high price to preserve it. It also eased the way for the military champions of slavery to be enshrined at influential houses of worship, including the Washington National Cathedral. It elevated the architects of Jim Crow during the Southern reign of racial terror that would last into the 1960s.

Celibacy among Roman Catholic clergy

The tradition of celibacy among Roman Catholic clergy was broadly codified in the 12th century, but not necessarily adhered to, even in the highest places. Rodrigo Borgia, while a priest, had four children with his mistress before he became Pope Alexander VI, an excess that helped spur Martin Luther’s Protestant Reformation. Luther wrote mockingly that the pope had as much command over celibacy as “the natural movement of the bowels.”

Don’t Get Blinded by the Numbers (Roger L. Martin)

More and more we’re coming to see that strategy is as much about interpreting as it is about analyzing. When we look at the prospects of a car like the Mini Cooper, we must not only measure its fuel consumption and interior space but also take into account the beauty of its design and the exhilaration of driving it. We can quantify the revenue opportunities from impinging on the privacy of Facebook users, but we can’t measure the betrayal those users feel.
Although factors such as design and trust can’t be reduced to numbers, they can be interpreted and understood. In fact, only by understanding them can we make meaningful distinctions between alternative strategies or predict customers’ emotional responses to a change in direction.

為末大

サッカーの日本代表は責任を取るべきなのか

(2014年 FIFAワールドカップ ブラジル大会のあとに書かれた記事)
サッカーの日本代表が予選リーグ敗退に終わりました。事前の国内の評価からすると期待外れ、FIFAランキングからすると予想通りといえる結果に終わりました。そして試合が終わった現在では、各メディアから一斉に批判を浴びていて、責任を取れという声も出ています。
現実的に誰かが具体的にこんな損をしたという例がさほどない中で、世間から責任を取れという声がある。これは果たして許されることなのでしょうか?

谷本真由美

自分の意見をハッキリと言わずに本音と建前を使い分けたり、「おもてなし」と称して過剰なサービスで客の自由を奪ったり、「謙遜」の意味で自分の家族や会社の悪口を言ったりする。外国人からすれば、「意見が言えないのは自信がないから」「サービス提供のために監視されているようだ」「気に入らない環境に身を置き続けるのは能力不足の証」と、とにかく悪い印象ばかりが付いて回るばかりである。日本人としての美意識は、外国人から感心されるどころか、まったく違った受け止められ方をすることを理解するべきだろう。

曲解

なぜか 1977年あたりから
山口洋子が盗作をしたと あちらこちらで囁かれるようになった

山口洋子 の『よこはま・たそがれ』が
Endre Ady の『Egyedül a engerrel』に 似ているのだという

「よこはま たそがれ ホテルの小部屋」が
「Tengerpart, alkony, kis hotel-szoba」に そっくりだとか

「あの人は 行って行ってしまった もう帰らない」が
「Elment, nem látom többé már soha」みたいだとか

みんな 勝手なことをいい続け
インターネット上にも 数多く書かれてきた

**

山口洋子 の「よこはま・たそがれ」が発表されたのが 1971年

Endre Ady の ハンガリー語の詩集が 徳永康元 によって訳されて
「アディ・エンドレ詩集」として発売されたのが 1977年

この本のなかで『Egyedül a engerrel』という詩が
『ひとり海辺で』と訳されて 紹介されている

「Tengerpart, alkony, kis hotel-szoba」は
「海辺、たそがれ、ホテルの小部屋」と訳され

「Elment, nem látom többé már soha」を
「あの人は行ってしまった、もう戻ることはない」と訳されている

訳したのは 東京外国語大学名誉教授 で 関西外国語大学教授 の徳永康元

当時 売れに売れていた 山口洋子 の「よこはま・たそがれ」を 知らなかったわけがない

それなのに「徳永康元 が 山口洋子 を真似た」とは 誰もいわない

**

山口洋子の感性が鋭かったことは 残された文章を読めばよくわかる
徳永康元の感性が凡庸であったことも 残された文章から見て取れる

「たそがれ、ホテルの小部屋」という言葉遣いは 山口洋子のものだし
「あの人は行ってしまった」という言葉遣いも 山口洋子のものだ
その言葉遣いは 徳永康元 のものでも Endre Ady のものでもない
徳永康元 が真似をしたという ただそれだけのことなのだ

山口洋子は 何を言われても 気にしていなかったという
それはそうだ 盗作なんか していなかったのだから

でもそこは山口洋子のこと
どこかで仕返しをしていたに違いない

**

徳永康元 のウィキペディアの翻訳書のリストのなかに
「アディ・エンドレ詩集」は 載っていない

Egyedül a tengerrel (Endre Ady)

Tengerpart, alkony, kis hotel-szoba.
Elment, nem látom többé már soha,
Elment, nem látom többé már soha.

Egy virágot a pamlagon hagyott,
Megölelem az ócska pamlagot,
Megölelem az ócska pamlagot.

Parfümje szálldos csókosan körül,
Lent zúg a tenger, a tenger örül,
Lent zúg a tenger, a tenger örül.

Egy Fárosz lángol messze valahol,
Jöjj, édesem, lent a tenger dalol,
Jöjj, édesem, lent a tenger dalol.

A daloló, vad tengert hallgatom
És álmodom az ócska pamlagon
És álmodom az ócska pamlagon.

Itt pihent, csókolt, az ölembe hullt,
Dalol a tenger és dalol a múlt,
Dalol a tenger és dalol a múlt.

誤解

Charles Baudelaire の「L’Homme et la Mer」
 が
ボオドレエルの「人と海」
 になり
Homme libre, toujours tu chériras la mer !
La mer est ton miroir ; tu contemples ton âme
Dans le déroulement infini de sa lame,
Et ton esprit n’est pas un gouffre moins amer.

 が
こころまゝなる人間は、いつでも海が好きなもの!
海はなが身の鏡にて、汝はなが魂打眺む
はてなき浪の蕩揺に
さてなが魂もいやにがき、深淵ぞ

 になったとき、すべての誤解が始まる

中原中也
 は、第一行を読んで、
先づ見えて来るのは水平線である。とまれ渚よりも、沖の方が想ひ出される。然しこれを歌つてゐるのがボオドレエルだと思ふと、船の沢山ゐる港、それも余り大きくない港が見えて来たりする。どういふわけだか知らぬ。
 と書き、第二行、第三行を読んで
海は汝が身の鏡にて、と云はれるとなんだか罪でも犯した気持になる。それかあらぬか、猫の瞳孔が紋ママむやうに、海は急劇に曇つて来て、今にも時化しけでもやつて来さうだ。然しまあ、よく視よう、鏡なんだもの、と緊張を増すと同時に、急いで先が読みたくなくママなる。
はてなき浪の蕩揺に、汝はなが魂打眺む……「なーるほど…」と思ふのは、恐らくボオドレエルが私自身より意識的であることに気が付くからである。長の年月、海を見るたびに、おぼろに感じてゐたことが、急に明るみに出た感じ。

 と続ける。
 誤解に誤解を重ねていっても、誤解は誤解でしかない。

 中原さんは、がっかりするかもしれないけれど
 Baudelaire は ボオドレエル と違って、とても普通の人なのだ。

Petits Poèmes en prose (Charles Baudelaire)

I

L’ÉTRANGER

Qui aimes-tu le mieux, homme énigmatique, dis ? ton père, ta mère, ta sœur ou ton frère ?
Je n’ai ni père, ni mère, ni sœur, ni frère.
Tes amis ?
Vous vous servez là d’une parole dont le sens m’est resté jusqu’à ce jour inconnu.
Ta patrie ?
J’ignore sous quelle latitude elle est située.
La beauté ?
Je l’aimerais volontiers, déesse et immortelle.
L’or ?
Je le hais comme vous haïssez Dieu.
Eh ! qu’aimes-tu donc, extraordinaire étranger ?
J’aime les nuages… les nuages qui passent… là-bas… les merveilleux nuages !

Les Paradis artificiels (Charles Baudelaire)

XLI

LE PORT

Un port est un séjour charmant pour une âme fatiguée des luttes de la vie. L’ampleur du ciel, l’architecture mobile des nuages, les colorations changeantes de la mer, le scintillement des phares, sont un prisme merveilleusement propre à amuser les yeux sans jamais les lasser. Les formes élancées des navires, au gréement compliqué, auxquels la houle imprime des oscillations harmonieuses, servent à entretenir dans l’âme le goût du rhythme et de la beauté. Et puis, surtout, il y a une sorte de plaisir mystérieux et aristocratique pour celui qui n’a plus ni curiosité ni ambition, à contempler, couché dans le belvédère ou accoudé sur le môle, tous ces mouvements de ceux qui partent et de ceux qui reviennent, de ceux qui ont encore la force de vouloir, le désir de voyager ou de s’enrichir.

Les Fleurs du mal (Charles Baudelaire)

TABLEAUX PARISIENS

LXXXVI

PAYSAGE

Je veux, pour composer chastement mes églogues,
Coucher auprès du ciel, comme les astrologues,
Et, voisin des clochers, écouter en rêvant
Leurs hymnes solennels emportés par le vent.
Les deux mains au menton, du haut de ma mansarde,
Je verrai l’atelier qui chante et qui bavarde ;
Les tuyaux, les clochers, ces mâts de la cité,
Et les grands ciels qui font rêver d’éternité.

Il est doux, à travers les brumes, de voir naître
L’étoile dans l’azur, la lampe à la fenêtre,
Les fleuves de charbon monter au firmament
Et la lune verser son pâle enchantement.
Je verrai les printemps, les étés, les automnes ;
Et quand viendra l’hiver aux neiges monotones,
Je fermerai partout portières et volets
Pour bâtir dans la nuit mes féeriques palais.
Alors je rêverai des horizons bleuâtres,
Des jardins, des jets d’eau pleurant dans les albâtres,
Des baisers, des oiseaux chantant soir et matin,
Et tout ce que l’Idylle a de plus enfantin.
L’Émeute, tempêtant vainement à ma vitre,
Ne fera pas lever mon front de mon pupitre ;
Car je serai plongé dans cette volupté
D’évoquer le Printemps avec ma volonté,
De tirer un soleil de mon cœur, et de faire
De mes pensers brûlants une tiède atmosphère.

Les Fleurs du mal (Charles Baudelaire)

XXXIX

À CELLE QUI EST TROP GAIE

Ta tête, ton geste, ton air
Sont beaux comme un beau paysage ;
Le rire joue en ton visage
Comme un vent frais dans un ciel clair.

Le passant chagrin que tu frôles
Est ébloui par la santé
Qui jaillit comme une clarté
De tes bras et de tes épaules.

Les retentissantes couleurs
Dont tu parsèmes tes toilettes
Jettent dans l’esprit des poètes
L’image d’un ballet de fleurs.

Ces robes folles sont l’emblême
De ton esprit bariolé ;
Folle dont je suis affolé,
Je te hais autant que je t’aime !

Quelquefois dans un beau jardin,
Où je traînais mon atonie,
J’ai senti comme une ironie
Le soleil déchirer mon sein ;

Et le printemps et la verdure
Ont tant humilié mon cœur
Que j’ai puni sur une fleur
L’insolence de la nature.

Ainsi, je voudrais, une nuit,
Quand l’heure des voluptés sonne,
Vers les trésors de ta personne
Comme un lâche ramper sans bruit,

Pour châtier ta chair joyeuse,
Pour meurtrir ton sein pardonné,
Et faire à ton flanc étonné
Une blessure large et creuse,

Et, vertigineuse douceur !
À travers ces lèvres nouvelles,
Plus éclatantes et plus belles,
T’infuser mon venin, ma sœur !

散歩

普段歩いたことのない道を歩いてみたいと思って
君と セーヌ川の南側を 図書館に向かって歩き出した

アラブ世界研究所の不思議な窓から入る陽の光を浴び
パリ植物園付属動物園で主のようなオランウータンに挨拶する

オステルリッツ駅のホームに停まっている電車を眺め
ケ・ド・ラ・ガールというメトロの駅に停まる電車を見上げる

メトロとはいっても地下を走っているわけではなく
小さな車両が道路の中央に設けられた高架線の上を走っている

改札口の前のトルコ料理の店で ケフタとケバブサンドを食べる
うまい いや ほんとうに うまい しかも 安い

満足したところで また 図書館に向かって歩き出す
歩きすぎたせいか 休んだというのに 足は重い

そう思っていたら木の階段が見えてきた
こんなに横に広がった階段は 神社でも 寺でも 見たことがない

四隅の高いビルが 図書館なのだろうか
階段を上ると「入口」の文字が見えてくる

「入口」の文字の先には また「入口」の文字がある
図書館らしいものは どこにも見えてこない

階段を下がる あっ 図書館だ
さっきから 図書館の上を 歩いていたのだ

図書館に入る 広い どこまでも広い
質問をする 優しい  人が優しい

中庭が見える廊下に置かれた椅子に座る人たち
コンピュータを開いて食い入るように見つめる人たち

僕たちの散歩は終わった
もう一歩も歩きたくない

それにしても いい空間だ
いるだけで 気持ちいい

なんでいままで 一度も
ここに来なかったのか

ここは僕の場所だ
ここは僕の故郷だ

君の隣に座って中庭の木を眺める
僕は 木になった気がした

Narcisse Pelletier

Narcisse Pelletier né le 1er janvier 1844 à Saint-Gilles-sur-Vie (intégré depuis à la commune de Saint-Gilles-Croix-de-Vie, Vendée) et mort le 28 septembre 1894 à Saint-Nazaire (Loire-Atlantique) est un marin français.
En 1858, alors qu’il a 14 ans et qu’il est mousse, le navire sur lequel il voyage fait naufrage près de l’île Rossel en Nouvelle-Guinée. Après avoir été abandonné par l’équipage sur les côtes de la péninsule du cap York en Australie, il vit parmi une tribu d’Aborigènes, sans contact avec le monde « civilisé », avant d’être redécouvert, dix-sept ans plus tard, par des Anglais. Il est ramené à sa famille en France, où il finit sa vie comme gardien de phare puis employé au port de Saint-Nazaire.
Son extraordinaire destin, rapporté dans la presse de l’époque puis par les historiens locaux, fait l’objet de diverses publications : récits, articles, romans, bandes dessinées et reportages télévisés. Peu connue en France, son histoire est racontée par lui-même peu de temps après son retour, et constitue un témoignage précieux sur la vie quotidienne, les mœurs, la langue et la culture de la tribu dans laquelle il a vécu.

椅子

芸術家が作った
飾るための椅子に
座ってみたいと
思った

椅子を前にして
座ることを想う
椅子の座り心地は
思いのほかいい

椅子が空を飛ぶ
椅子が空を回る
椅子が夢を見る
椅子が夢を紡ぐ

座るための椅子が
目の前にある
座ってはいけないと
そう言っている

僕は
座りたいと言った
椅子は
無言で拒絶した

NHKラジオ(1947年)

世間がやっぱり。
そう。
冷たい目で見るっていうの? だからいつまでも街が抜けられないっての?
そう、それがまぁ… まじめになったところで逆戻りしてね、また帰ってくんのよ、結局。
そうですか。まじめになる気は、もうほとんど、あっても周囲が…。
そうさせない。
ダメだからってわけだね。じゃあ、将来に対する希望なんか持ってないのかね。
そりゃあ人間ですもん、ないってことはないでしょう。

Don Graves (Deputy Secretary, Department of Commerce)

Foreign competitors continued to use unfair subsidies and dumping, harming U.S. producers. Our nondemocratic adversaries and competitors are ever more aggressive in their efforts to control supply chains that we rely on.
They expropriate critical technologies while exporting authoritarianism and conflict, and undermining the rules-based international order. They’re also getting more aggressive at stealing our intellectual property.

恨み

清が倒れ 日本軍はいなくなり
中華民国は台湾に押し込められて
中国は共産党の国になった

戦争が終わり 世の中が落ち着きを取り戻したころ
毛沢東が共産党に対する批判を呼びかけた
呼びかけに応えて 多くの人が共産党を批判した
そうしたら 毛沢東は
批判した55万人もの人を粛清してしまった

その直後 毛沢東は
批判する人なしで大躍進政策を実行に移した
その結果 5,500万人もの人が死んでしまった

その後も毛沢東は権力闘争を続け
文化大革命を引き起こした
文化大革命では 多くの人たちが下放され
犠牲者は160万人にのぼった

現在も 毛沢東の亡霊が
中国を支配している
毛沢東を批判する人は ひとりもいない

でも
誤って右派とされて労働改造所に入れられた人たちの霊が
大躍進のなかで 飢餓に苦しんだ人たちの霊が
紅衛兵に吊るしあげられた人たちの霊が
無念のなかで死んでいった人たちの霊が
中国中を彷徨いながら 毛沢東を呪っている

毛沢東も 死んでから
恨みの恐ろしさを知っただろうか

百花斉放百家争鳴、反右派闘争

  • 1956年5月2日、毛沢東は最高国務会議で「共産党への批判を歓迎する」として、「百花斉放百家争鳴」を提唱した。百花斉放百家争鳴とは「多彩な文化を開花させ、多様な意見を論争する」ということである。
  • 百花運動は党中央宣伝部長の陸定一らが担当し、国内の知識人の参加を呼びかけたが、当初は三反五反運動や胡風に対する弾圧などで自由に意見を言うことは憚られ、あまり盛り上がらなかった。
  • 1957年2月27日、毛沢東は「民主的諸政党」の代表者や中国共産党の幹部を呼んで最高国務会議を招集し、改めて中国共産党に対する批判を呼びかけた。さらに1957年3月6日から13日にかけて全国宣伝工作者会議でもさらに中国共産党に対する批判を呼びかけた。
  • これ以後、知識人の間で中国共産党に対する批判が徐々に出始めるようになり、時がたつにつれてその批判は強烈なものに変わっていった。知識人たちは共産党が中華人民共和国を支配することに異を唱え始め、毛沢東の指導力まで公に批判されるようになった。
  • 1957年5月15日、毛沢東は批判続出の事態に危機を感じ、新聞に対して党の批判とあわせて「右派」に対する批判も行うように奨励し、党中央宣伝部長の胡喬木に対して「右派」を批判する準備を行うように命じた。
  • 1957年6月8日、人民日報は「右派分子が社会主義を攻撃している」という毛沢東が執筆した社説を掲載し、6月14日には文匯報と光明日報を名指しで批判した。
  • 1957年6月19日、人民日報に毛沢東が2月27日に行った演説を「転載」したとされる記事(実際には改変された記事)が掲載された。これによって党を思い切って批判した知識人たちは毛沢東によって社会主義政権破壊を画策した「右派」というレッテルを貼られた。
  • この時から、知識人の粛清運動である反右派闘争が始まった。1957年10月15日、党中央は「右派分子を決める基準」通知を出した。
  • 1958年には55万人の右派が辺境への労働改造や失職などの憂き目に遭い、その多くが大飢饉による飢餓や処刑・拷問・衰弱などで死亡した。

プリズンホテル(浅田次郎)

 

「おめえでさえ世間様から
先生なんて呼ばれるんだぜ。
この俺がリゾートホテルのひとつやふたつ
ブッ建てたって、何のフシギもあるめえ」
――仲蔵親分は偏屈な小説家に向かって言った。
 
 
 
 
 

ガンルージュ(月村了衛)


韓国の大物工作員キル・ホグン率いる最精鋭特殊部隊が日本で韓国要人の拉致作戦を実行した。
事件に巻き込まれ、人質となってしまった中学1年生の祐太朗。
日本政府と警察は事件の隠蔽を決定した。祐太朗の母親で、かつて最愛の夫をキルに殺された元公安の秋来律子は、ワケあり担任教師の渋矢美晴とバディを組み、息子の救出に挑む。
 
因縁の関係にある律子とキルの死闘の行方は。
そして絶体絶命の母子の運命は――。
 
  

重要な人たち

中国共産党の重要な立場にいた人たちが
たとえどんなに賞賛されたとしても
迫害されたり殺されたりした人たちのことを思うと
とても立派だったとか尊敬できるとか言う気にはなれない
重要な立場にいた人たちのせいで
いったいどれだけの人が死んでいったのか
どれだけの人がひどい目にあってきたのか
その人たちの無念を考えると
暗澹たる気持ちになる

大日本帝国の重要な立場にいた人たちが
たとえどんなに賞賛されたとしても
戦争で死んでいった人たちのことを思うと
とても立派だったとか尊敬できるとか言う気にはなれない
重要な立場にいた人たちのせいで
いったいどれだけの人が死んでいったか
どれだけの人がひどい目にあってきたのか
その人たちの無念を考えると
暗澹たる気持ちになる

ソ連共産党の重要な立場にいた人たちが
たとえどんなに賞賛されたとしても
投獄されたり殺されたりした人たちのことを思うと
とても立派だったとか尊敬できるとか言う気にはなれない
重要な立場にいた人たちのせいで
いったいどれだけの人が死んでいったか
どれだけの人がひどい目にあってきたのか
その人たちの苦しみを考えると
暗澹たる気持ちになる

アメリカ合衆国の重要な立場にいた人たちが
たとえどんなに賞賛されたとしても
戦争で死んでいった人たちのことを思うと
とても立派だったとか尊敬できるとか言う気にはなれない
重要な立場にいた人たちのせいで
いったいどれだけの人が死んでいったか
どれだけの人がひどい目にあってきたのか
その人たちの無念を考えると
暗澹たる気持ちになる

世界中の重要な立場にいる人たちが
たとえどんなに賞賛されたとしても
世界中で苦しんでいる人たちのことを思うと
とても立派だったとか尊敬できるとか言う気にはなれない
重要な立場にいる人たちのせいで
いったいどれだけの人が苦しんでいるのか
その人たちの暮らしを考えると
暗澹たる気持ちになる

信じられないくらい たくさんの人たちが
悲しみと苦しみのなかで生きている
虐げられるためだけに生まれてきたかのような
希望のない毎日を送っている
人が人を苦しみのなかに追いやり
人が人を悲しみのなかに閉じ込める
どうしたらみんなが豊かになれるのか
どうしたらみんなが幸せになれるのか

重要な立場の人たちが
みんないなくなったなら
憎しみ合うことがなくなって
暮らしやすくなるのだろうか
苦しい人たちが苦しさから解き放たれ
悲しい人たちが悲しみを感じなくなったら
明日に希望が見えてくるのだろうか
未来は明るく見えてくるのだろうか

朝鮮人・台湾人の戦争犯罪人

BC級戦犯の中には、当時日本統治下にあった朝鮮・台湾出身の朝鮮人と台湾人がいた。その数は、朝鮮人が148人、台湾人が173名だった。
連合国が、日本の戦争犯罪の中でも捕虜虐待を特に重視していたこと(ポツダム宣言の第10項)、日本軍が、東南アジアの各地に設置した捕虜収容所の監視員に朝鮮人・台湾人の軍属を充てたこと、連合国各国が朝鮮人・台湾人を、「敵国に使用された臣民」と見なし、日本人として裁いたこと、上官の命令に基づく行為でも責任を免除されないとしたことが、多くの朝鮮人・台湾人の戦犯を生み出した要因となった。
泰緬鉄道建設の例に見られるように、日本政府が「ジュネーヴ条約」の準用を連合国各国に約束しながら、それに基づいた処遇を適正に行わなかった為、条約に反した命令・処遇の実行責任が、末端の軍属にも問われた(厳密には「準用」は「遵守」に比べて実行側の裁量の余地が大きいが、そうした主張が通る状況ではなかった)。
朝鮮人戦犯148人のうち、軍人は3人だった。1人は洪思翊中将であり、2人は志願兵だった。この他、通訳だった朝鮮人16人が中華民国の国民政府によって裁かれ、うち8人が死刑となった。残る129人全員が、捕虜収容所の監視員として徴用され、タイ・ジャワ・マレーの捕虜収容所に配属された軍属である。
尚、敵国の婦女子をはじめとする民間人を抑留したジャワ軍抑留所の監視にも朝鮮人軍属があたったため、オランダ法廷で戦犯となっている。
台湾人軍属は、ボルネオ捕虜収容所に配属された。オーストラリア法廷で多くの台湾人が戦犯として裁かれ、うち7人が死刑、84人が有期禁錮となった。
朝鮮人・台湾人の戦犯受刑者は、日本人受刑者が「内地送還」になる際、一緒に日本へ送還され、巣鴨プリズンで刑の執行が継続された。

懲罰部隊(Penal military unit)

懲罰部隊とは、軍隊の中で、脱走兵などの軍規違反者を集めて編成した特別な部隊のことである。広い意味では軍規違反者に限らず、一般の刑法犯罪者を動員した囚人部隊も含まれる。埋葬のような不快な任務や地雷処理などの危険な任務を与えられることが多い。第二次世界大戦期のドイツやソビエト連邦に存在した。国や制度の違いから、懲罰大隊、執行猶予部隊などとも呼ばれる。
非常時には軍人の不足を補うため、軍務経験のある受刑者を動員する例もある。
Penal military units, including penal battalions, penal companies, etc., are military formations consisting of convicts mobilized for military service. Such formations may contain soldiers convicted of offenses under military law, persons enrolled in the unit after being convicted in civilian courts, or some combination of the two. Service in such units is typically considered a form of punishment or discipline in lieu of imprisonment or capital punishment.

督戦隊(Barrier troops)

督戦隊とは、軍隊において、自軍部隊を後方より監視し、自軍兵士が命令無しに勝手に戦闘から退却(敵前逃亡)或いは降伏する様な行動を採れば攻撃を加え、強制的に戦闘を続行させる任務を持った部隊のことである。兵士の士気を上げる為の手段であり、司令官が「死守」を命じると兵士は文字通り死ぬまで戦うことになる。
Barrier troops, blocking units, or anti-retreat forces are military units that are located in the rear or on the front line (behind the main forces) to maintain military discipline, prevent the flight of servicemen from the battlefield, capture spies, saboteurs and deserters, and return troops who flee from the battlefield or lag behind their units.

陸軍省秘密文書(昭和14年2月)

戦闘中一番嬉しいものは掠奪で、上官も第一線では見ても知らぬ振りをするから、思う存分掠奪するものもあった。

ある中隊長は『余り問題が起こらぬように金をやるか、又は用をすましたら後は分からぬように殺しておくようにしろ』と暗に強姦を教えていた。

戦争に参加した軍人をいちいち調べたら、皆殺人強盗強姦の犯罪者ばかりだろう。

何をしているの

仮想通貨が何かも知らず
儲けようと仮想通貨を買う

ウクライナのことを何も知らず
支援しようと物資を送る

馬のことを何も知らず
儲けようと馬券を買う

子どもたちのことを何も知らず
子ども食堂を支援する

株の仕組みを何も知らず
儲けようと株を買う

隣国のことを何も知らず
隣国を非難する

美術品の価値もわからず
儲けようと美術品を買う

何を学びたいのかさえ わからず
学校の授業に出る

僕もそうだけど
自分が何をしているのか
知っている人は少ない

Blockchain and Cryptocurrency

The question that I would pose to the SEC is, what else are you doing that so much more important than pursuing these large and obvious frauds, which are hitting many people who were basically mom and papa on Main Street, don’t understand what goes on in the world in crypto, and wanna catch a little piece of the magic. All rright. You know, they wanna be as rich as the people who got in on Bitcoin when it was a nickel, and it rose up to $20,000 only now to collapse doen to six. All right. They want a piece of that too, and many of them are losing everything as they’re chasing that dream.

大躍進

大躍進では3,000–5,500万人の死者が生じたと考えられている。これは推定で110–160万人の死者を出した文革をはるかに上回る。世界史的には、1,600万人といわれる第一次世界大戦の犠牲者の2–3倍に達し、第二次世界大戦を除けば、20世紀で最も多くの犠牲者を出した事件である。中国史上でいえば、数千万人の死者を出した19世紀中葉の動乱・飢饉に次ぐ出来事であるが、大躍進の場合、主として3年間に生じた犠牲者であるから、1年あたりの犠牲者数はそれを上回る。したがって、中国史上においても空前の被害をもたらした出来事といえる。

Amartya Sen

… famine do not occur in democracies. Indeed, no substantial famine has ever occurred in a democratic country – no matter how poor. This is because famines are extremely easy to prevent if the government tries to prevent them, and a government in a multiparty democracy with elections and free media has strong political incentives to undertake famine prevention. This would indicate that political freedom in the form of democratic arrangements helps to safeguard economic freedom (especially from extreme starvation) and the freedom to survive (against famine mortality).
**
The so-called Great Leap Forward initiated in the late 1950s was a massive failure, but the Chinese government continued to pursue dogmatically much the same disastrous policies for three more years. It is hard to imagine that anything like this could have happened in a country that goes to the polls regularly and that has an independent press. During that terrible calamity the government faced no pressure from newspapers, which were controlled, and none from opposition parties, which were absent.

国境

 
森の中の 曲がりくねった道を
国境の方に向かう

国境には 警備隊が
待ち受けているのだろうか

それとも 監視カメラが
見張っているのか

もし 通れなかったら
引き返すしかないのか

そもそも この道は
通行禁止ではなかったのか

まさか 通行禁止だなんて
どこにも書いてなかったじゃないか

そんなことを考えて歩いていたら
粗末な橋に出くわした

橋の下には
水が流れていない

橋の向こう側には
国境を示す石標がある

目の前にある水のない川が
国境だというのだろうか

この橋をあちら側に渡れば
違う国に行けるというのか

何の仕掛けもない みすぼらしい橋を
何の感慨もなく渡る

誰もいない 何もない国境を
静けさが優しく包んでいる

ここを真っ直ぐ行けば
違う国の町に出る

違う国の店で
違う国の商品を買うことができる

こんな橋を渡るだけで
違う世界に行くことができるというのか

振り返ると 石標が目に入る
石標に近づく

どれだけの人がここを通ったのだろう
石標はここで何を見てきたのだろう

I was wrong

I was wrong.
I was wrong about Inflation by Paul Krugman
I was wrong about Al Franken by Michelle Goldberg
I was wrong about capitalism by David Brooks
I was wrong about the power of protest by Zeynep Tufekci
I was wrong about Trump voters by Bret Stephens
I was wrong about Chinese censorship by Thomas Friedman
I was wrong about Facebook by Farhad Manjoo
I was wrong about Mitt Romney by Gail Collins

Eight Times Opinion columnists revisit their incorrect predictions and bad advice — and reflect on why they changed their minds.

In our age of hyperpartisanship and polarization, when social media echo chambers incentivize digging in and doubling down, it’s not easy to admit you got something wrong. But here at Times Opinion, we still hold on to the idea that good-faith intellectual debate is possible, that we should all be able to rethink our positions on issues, from the most serious to the most trivial. It’s not necessarily easy for Times Opinion columnists to engage in public self-reproach, but we hope that in doing so, they can be models of how valuable it can be to admit when you get things wrong.

Semiconductor industry

Semiconductors, the tiny computer chips that run everything from smartphones to satellites to missile defense systems, are often called the “oil” of the 21st century. Maintaining U.S. economic and military might depend on a reliable supply. Semiconductor shortages during the pandemic brought some car assembly lines to a halt and left showrooms of home appliances barren, providing a glimpse of what would happen to the American economy if those chips ever ran out.
Like energy, the semiconductor industry is so important that it factors into decisions about war and peace. About 92 percent of the world’s most advanced chips are made in Taiwan. The rest come from South Korea. Repeated warnings by President Xi Jinping of China that he is willing to use force if necessary to reassert control over Taiwan have forced U.S. policymakers to contemplate what would happen if the American military were ever cut off from the chips that it needs.

「日の丸半導体」の凋落

国によるプロジェクト(国プロ)に参加した企業、東芝や富士通、NECは総合電機で、半導体は1部門でしかない。(経営的な)決定権を持っていない人材が集まっていた。
半導体部門自体が決定権を持っていないということは、国プロが成功しないという問題だけにとどまらなかった。投資などを決めるのは本社様で、半導体のマーケットをわかっている人間が(投資の)賭けに打って出ることはほとんどできなかった。しかも、半導体が儲かったときは(利益を)全部吸い上げられるし、損をしたときは(事業を)止めろと言われる。

――海外企業に売却された案件をどのように評価していますか。
ほぼ全員アンハッピー。技術も残っていないし、人材も散ってしまった。事業の撤退や再編で会社から捨てられて国内ではどうしようもない。多くは中国でメシを食っているはずだ。

サムスンや現代(現SKハイニックス)の半導体事業は、当時の日本の技術者が週末に韓国へ行って指導して立ち上げた。ただ、中国に関しては早期退職でクビになった日本の技術者が現地に渡って立ち上げた。そうした構図は液晶もプラズマ(ディスプレイ)も同じ、エレクトロニクス全般に当てはまる。

飼い慣らす

植物を採るのは大変だ
そう思った人は
植物を征服し
栽培を始めた

米を植え 育て 収穫し
麦を植え 育て 収穫し
芋を植え 育て 収穫し
野菜を植え 育て 収穫した

米は生き延び
麦も生き延び
芋も生き延び
野菜も生き延びた

望んだのか 利用されたのか
人は 欲望のままに 果物を栽培し
人は 欲望のままに 花を栽培し
人は 欲望のままに 大麻まで 栽培した

**

動物を獲るのは大変だ
そう思った人は
動物を征服し
飼い慣らし始めた

犬や猫を飼い慣らし
豚や牛を飼い慣らし
羊や山羊を飼い慣らし
馬や鹿も飼い慣らした

ある動物は友となり
ある動物は食糧となり
ある動物は労働を分かち合い
戦いに使われる動物まで出てきた

望んだのか 利用されたのか
人は 魚を飼い慣らし
鼠や虫を飼い慣らし
細菌やウィルスまで 飼い慣らした

**

飼い慣らすことに慣れた人は
人を飼い慣らすことを考えて
食べ物で 仲間にしたり
言葉巧みに 取り込んだりした

飼い慣らされた人は
進んで 家臣や家来になったり
訳もわからず 使用人になったり
自分たちを 奴隷化していった

飼い慣らす側に立った人は
人を飼い慣らす術を知り
人を無理やり働かせたり
思うよう動かしたりした

望んだのか 利用されたのか
人は 人を飼い慣らし
権力者になったり 奴隷になったり
自由になったり 不自由になったりした

**

いつの間にか 社会ができて
国ができて 会社ができて
人はどこかに組み込まれ
誰かのために生きるようになった

社会のために身を捧げる人が現れ
国のために死ぬ人が現れ
会社のために働く人が現れ
愛のために生きる人まで現れた

自分のために時間を使うことも許されず
したいことをすることさえ許されず
考えることは誘導され
言いたいことも言えない人

組み込まれないで生きるのは
じつは そんなに簡単じゃない
背を向ければ ひどい目に遭い
反抗すれば 犯罪者になる

**

じつは 飼い慣らすのも 大変で
栽培した植物は アレルギーを生み出し
飼い慣らした動物は 突然 牙を剥き
菌やウィルスは 束になって 人を襲う

飼い慣らされた人は
口答えをし 逆らい 勝手に振舞い
挙句の果てに 革命を起こし
しまいには飼い慣らす側に立とうとする

人は増えすぎてしまって
組み込もうにも もう どこもいっぱい
人のやることは複雑になりすぎて
もう人の手には負えない

望んだのか 利用されたのか
人は 飼い慣らすことに慣れ
飼い慣らされることにも慣れ
何をしているのかが 見えなくなっている

**

飼い慣らすのが好きな人も
飼い慣らされるほうがいい人も
人という種が続いていくために
生きているのだという

だとしたら そろそろ みんな
退場することにしたらどうか
ここらが きっと 潮時だという
優しい声が小さく聞こえてくる

人がいなくなった地球は
きっと誰にも住みやすい
たくさんの生きもののあいだを
透きとおった水が流れる

コンクリートもプラスチックも
埋もれて見えなくなって
人の形跡が消えたなら
きっと気持ちのいい風が吹く

Walter Lippmann (Public Opinion)

Out of the opposition we make villains and conspiracies. If prices go up unmercifully the profiteers have conspired; if the newspapers misrepresent the news, there is a capitalist plot; if the rich are too rich, they have been stealing; if a closely fought election is lost, the electorate was corrupted; if a statesman does something of which you disapprove, he has been bought or influenced by some discreditable person. If workingmen are restless, they are the victims of agitators; if they are restless over wide areas, there is a conspiracy on foot. If you do not produce enough aeroplanes, it is the work of spies; if there is trouble in Ireland, it is German or Bolshevik “gold.” And if you go stark, staring mad looking for plots, you see all strikes, the Plumb plan, Irish rebellion, Mohammedan unrest, the restoration of King Constantine, the League of Nations, Mexican disorder, the movement to reduce armaments, Sunday movies, short skirts, evasion of the liquor laws, Negro self-assertion, as sub-plots under some grandiose plot engineered either by Moscow, Rome, the Free Masons, the Japanese, or the Elders of Zion.

Walter Lippmann (The Stakes of Diplomacy)

In fact, opposition is about the only incentive we have to practice reason and tolerance. Unless our ideas are questioned, they become part of the furniture of eterity. It is only by incessant criticism, by constant rubbing in of differences, that any of our ideas remain human and decent. The easy way is when we are not opposed. That enables us to be dogmatic, and to regard whatever we happen to believe as of sovereign value.
To keep a faith pure, man had better retire to a monastery. Where all think alike, no one thinks very much. But whatever he does think, he can think with all his soul. It is at the cross-roads that skepticism is born, not in a hermitage. Without contact and friction, without experience, in short, our animal loyalties are supreme. Thought is not made in a vacuum, nor created out of likeness. It requires travel and shipping and the coming and going of strangers to impregnate a civilization. That is why thought has flourished in cities which lie along the paths of communication. Nineveh, Athens, Alexandria, Rome, Venice, the Hansa towns, London, Paris—they have made ideas out of the movement and contact of many people. Men are jostled into thought. Left alone they spin the same thread from the same dream. A community which is self-contained and homogeneous and secluded is intellectually deaf, dumb, and blind. It can cultivate robust virtue and simple dogmatism, but it will not invent or throw out a profusion of ideas.

疑惑

首相 被害者 年月 リンク
小泉純一郎 長谷川浩 2001年10月 https://ja.wikipedia.org/wiki/長谷川浩 (記者)
http://www.marino.ne.jp/~rendaico/
石井紘基 2002年10月 https://ja.wikipedia.org/wiki/石井紘基刺殺事件
http://masakikito.com/ishii/index.htm
http://ishiilkoki.com/
平田聡 2003年4月 http://japanlabor.party/letter/031015b.html
http://www.marino.ne.jp/~rendaico/
植草一秀 2004年4月 https://ja.wikipedia.org/wiki/植草一秀
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/490314528X/
野口英昭 2006年1月 https://newsee-media.com/livedoor
https://kamakura-kenbutu.com/the-mystery-of-secret-room-murder/
https://access-journal.jp/10929
安倍晋三 鈴木啓一 2006年12月 https://ja.wikipedia.org/wiki/鈴木啓一 (ジャーナリスト)
http://www.marino.ne.jp/~rendaico/
石井誠 2007年4月 http://www.marino.ne.jp/~rendaico/
https://www.amazon.co.jp/dp/4594063101/
松岡利勝 2007年5月 https://ja.wikipedia.org/wiki/松岡利勝
https://ameblo.jp/nakatamayuuyuu/entry-10832969075.html
太田光紀 2006年9月 https://twitter.com/_associates/status/4758073593
福田康夫
麻生太郎 山口剛彦夫妻 2008年11月 https://ja.wikipedia.org/wiki/山口剛彦
https://ja.wikipedia.org/wiki/元厚生事務次官宅…
吉原健二夫人 2008年11月 https://ja.wikipedia.org/wiki/元厚生事務次官宅…
https://www.nikkei.com/article/

Why China Can’t Innovate (2014)

The Chinese invented gunpowder, the compass, the waterwheel, paper money, long-distance banking, the civil service, and merit promotion. Until the early 19th century, China’s economy was more open and market driven than the economies of Europe. Today, though, many believe that the West is home to creative business thinkers and innovators, and that China is largely a land of rule-bound rote learners—a place where R&D is diligently pursued but breakthroughs are rare.

National Academies of Sciences, Engineering, and Medicine (1998)

For the past 100 years, science and technology have been vigorous engines for U.S. economic growth. In the past 50 years, as Vannevar Bush foresaw, the Federal government has become the primary steward of the health of science and technology in this country. What Vannevar Bush did not foresee, when he wrote Science: The Endless Frontier, is that our system of research and innovation has become vastly more complicated and nuanced than the simple linear model of R&D laid out in his report.
What actions should the federal government, as a good steward, take to keep our system the most robust and beneficial in the world?
I believe that the federal government must remain very broadly involved in ensuring the overall health of our research and innovation system. Our society’s continued ability to create and harness the fruits of research and innovation will probably be the single largest determinant of our future quality of life and standard of living.

How The World Will Look in 50 Years (1992 version)

Communism will collapse in China, clearing the way for the powerhouse of Taiwan to join Hong Kong as a special economic zone of the Chinese motherland.
Even with their help, however, China cannot grow into an industrial giant in the 21st century. Its population is too large and its gross domestic product too small (it is expected to reach only $900 per capita by the year 2000). China’s economy seems to be growing at 7% in 1992, but, as the former Soviet Union and East Germany once did, Beijing cranks out phony statistics. Moreover, China’s growth projections are based essentially on light industry.

Eric Schmidbt (2020)

America’s companies and universities innovate like no other places on earth. We are garage start-ups, risk-taking entrepreneurs and intrepid scholars exploring new advances in science and technology. But that is only part of the story.
Many of Silicon Valley’s leaders got their start with grants from the federal government — including me. My graduate work in computer science in the 1970s and ’80s was funded in part by the National Science Foundation and the Defense Advanced Research Projects Agency.
But in recent years, Americans — Silicon Valley leaders included — have put too much faith in the private sector to ensure U.S. global leadership in new technology. Now we are in a technology competition with China that has profound ramifications for our economy and defense — a reality I have come to appreciate as chairman of two government panels on innovation and national security. The government needs to get back in the game in a serious way.

The Great Tech Rivalry: China vs the U.S. (2021)

In the longer-term competition, China’s advantages begin with its population of 1.4 billion that creates an unparalleled pool of talent and data, the largest domestic market in the world, and universities that are graduating computer scientists in multiples of their American counterparts. China graduates four times as many bachelor’s students with STEM degrees and is on track to graduate twice as many STEM PhDs by 2025. By contrast, the number of domestic-born AI PhDs in the U.S. has not increased since 1990.
Because a primary asset in applying AI is the quantity of quality data, China has emerged as the Saudi Arabia of the twenty-first century’s most valuable commodity. Even so, the United States enjoys two advantages in human capital that Beijing cannot replicate. First, half of the world’s AI superstars work for U.S. companies. Second, America can recruit from all the world’s 7.9 billion people, while inherent insularity restricts China to its own population.

The rise of China (2021)

For now, China is neither willing nor able to replace the U.S. as the leading global power, because it is still inferior militarily (although it is catching up). Therefore, it wants to offer an alternative to the U.S. on the continental and maritime tracks between Asia and Europe. International organizations under Chinese leadership, such as the Regional Cooperation Economic Partnership (2020) for the Indo-Pacific region, also serve this goal – a clear rejection of the Asia-Pacific Economic Cooperation, in which the U.S. plays a significant role.
What does this mean for the EU, for Western Europe, but also for Japan, South Korea, and other emerging Asian regions, especially Taiwan, which have so far been under the U.S. hegemonic umbrella? The change to the Biden administration has brought about a rapprochement between the previous free riders and the old leading power, even if the U.S.’s hegemonic dilemma has not been solved. There will be no return to the good old days when Washington took care of international public goods and did the “dirty work” in regions of fragile statehood, while countries like Germany could concentrate on social policy.
From a realist perspective, it follows that Europe must be prepared to share the burden of stability and security. In this way Europe, and countries around the world, can help support the U.S. in the hegemonic struggle with China.
The two alternatives to this scenario are not very pleasant. In the first, a future Chinese world order arises, oriented toward the bureaucratic development state and where the Communist Party in China calls the shots. In the second, the anarchy of the world of states returns for an extended period, in which government is not based on international public goods but on the principle of each country for itself, because the Sino-American conflict will drag on for the foreseeable future.

The Rise and Fall of the Great Powers (2013)

Europe triumphant, 1400-1850
In the nineteenth century, the coming of steamships, telegraphs, and the railroad continued shrinking space; and as its economic potential was unleashed, the United States began challenging Britain, going from being an economic periphery to being a core in its own right.
America triumphant, 1850-2050?
The United States’ GDP overtook Britain’s in 1872 and Germany’s followed suit in 1908. In 1914 and again in 1939, German leaders concluded that the only way to solve the geostrategic problem of being trapped between France and Russia was through violence. The resulting wars devastated Europe, bankrupted Britain, and left the United States and Soviet Union to divide the spoils between them.
Japan overtook West Germany to become the world’s second-biggest economy in 1967, and in 1992, China pushed Japan out of the number two spot. In the thirty years after Chairman Mao died in 1976, the Chinese economy grew tenfold and its share of global economic output more than tripled.

援助

搾取を続ける豊かな国の人が
道徳を持ち出して
豊かな国は貧しい人々を助けるべきだと
偉そうに話す

搾取をされ続ける貧しい国の人が
助けてなんてくれなくていいから
今すぐに搾取をやめてくれと
切実な感じで話す

豊かな国の人が
私たちが享受している幸福を今後も維持し
さらに幸福を子孫に引き継ぐためにも
貧しい人々を助けなければならないと話す

貧しい国の人が
私たちが幸福になるために
さらに子孫も幸福になるためにも
豊かな国には関わってほしくないと話す

してあげているという豊かな国の人は
人権や民主主義や環境問題のことを話し
何もしないでくれという貧しい国の人は
日々の暮らしのことを話す

話はいっこうに かみ合わず
今日も 豊かな国は貧しい人々を助け
貧しい人々は 助けとは関係なく暮らす

豊かな国が助けているのは
貧しい人々なんかではなく
自分の国の豊かな人々なのだ
そう合点がいった

豊かさと貧しさ

どの社会にも
豊かな人と貧しい人がいる

豊かな人は
悪いことをしたから豊かになったのだという
そういう考えから抜け出せない
貧しい人は
悪いことをしてでも 豊かになろうとする
そういう考えからも抜け出せない

心を豊かにするのも貧しくするのも
心の持ち方一つだとは思うけれど
豊かな人には
社会のことを考える人が多く
貧しい人には
社会のことをあまり考えない人が多いと
そんなふうに言われると
なにも言い返せない

暑い季節がやってくる
貧しい人たちには大変な日々が続く
寒い季節がやってくる
貧しい人たちには大変な日々が続く
ものの値段が上がる
貧しい人たちの暮らしは大変になる
災害がやってくる
貧しい人たちは窮する
でも
豊かな人たちは 何があっても困らない

そう思っていたら
あそこにあったはずの お屋敷は いつの間にか 消え
あそこにいたはずの お金持ちも いつの間にか いなくなっている

人の豊かさなんて 儚いもの
そう思ったら
豊かさなんて という気になる

貧しい人が 立派な家を持ち
立派な庭と 立派な塀と 挙句は立派なプールまで作り
豊かな人と思われて
社会のことなど おかまいなしに 自分のことばかり考えていたら
ある日突然 全財産を失って 貧しい人に 逆戻り

豊かだとか貧しいとかいっても 所詮は同じこと
そう思ってみたいけれど
どの社会も固定化し
豊かな人の子どもは豊かで
貧しい人の子どもは貧しいという
いやな状況がまかり通っているのを見ると
豊かな人の集まる場所に なにか仕掛けてやろうかと思う
やばい やばい そんなことは考えてはいけない

いちばんいいのは
豊かさとも貧しさとも関係なく つつましく暮らすこと
君と二人でつつましく暮らす
それが いい
いちばん いい

人は影響されやすい

ミシュランで星の付いている有名レストランに行って 食べたことのないような不思議な料理を食べ
美味しいと思ってしまうような脳を持っている人には 本当のことや 大事なことが 見えにくい

高いワインを飲めば美味しいし 安いワインを飲めば不味い
評判のいい小説は面白く 評判の悪い小説はつまらいない

たまに正直な人がいて 美味しいものを美味しいと言えば 料理評論家は その人を見下し
正直な人が 面白いものを面白いと言うと 書評を書く人は 困ってしまう

**

自分の意見があるかどうかさえ 考えたことのない人や
みんなと違う意見を持つことを おそれ おびえる人は
読んだことや聞いたことが そのまま口から出てくる

新聞やテレビや雑誌やインターネットが 間違ったことを言っていても
どこどこに書いてあったからと 情報の信憑性を信じ 疑ったりはしない

たまに自分で考える人がいて 自分の意見を素直に言うと
自分で考えない人たちや 違いを認めない人たちは
どんなにいい意見でも よってたかって潰しにかかる

**

権力のなかにいる優等生たちは 保身のために 自分で考えたりはしない
その時々で 時流に乗ることしか 考えてはいない

ウクライナが正義で ロシアが悪だということになれば 躊躇なくウクライナ側に立って考え
アメリカが正義で 中国が悪だということになれば 中国の小さなほころびに目くじらを立てる

どちらかが正義だということも どちらかが悪だということもないという
そんな基本的なことすら わかろうとしない

**

影響されやすい人たちが 自分が正しいと信じ
今日もいい加減なことを言い いい加減なことをしている

どれだけの


丘を降りて来るあいだに
何十もの 何百もの 何千もの
いや きっと 何万もの 草や花を
踏んづけでしまったのだろう

僕が通ったことで
なにかが変わってしまったとしたら
申しわけないというか
なんというか

夜になれば
僕の知らない動物たちがやってきて
たくさんの草花を
踏んづけていく

だから
僕が通ったことは
大したことではない
そう思いたい

バラの儚さを和らげる美味しさは

すべてが無だと思っても
バラの儚さを和らげる美味しさは
残る

すべてが無だと思っても
バラの儚さを和らげる美味しさは
無ではない

すべてが無だと思っても
バラの儚さを和らげる美味しさは
消えない

君の美味しさも
消えない

変わらないもの

 
長いあいだ着てきた Calida の下着の着心地が悪くなったので、ISA に変えた。
 
 
 
長いあいだ履いてきた Bally の靴の履き心地が悪くなったので、Berwick に変えようと思っている。
 
 
 
変わらないものは、どこにもない。

Ezra Klein

The numbers are startling. The median home price in 1950 was 2.2 times the average annual income; by 2020, it was six times average annual income. Child care costs grew by about 2,000 percent — yes, you read that right — between 1972 and 2007. Family premiums for employer-based health insurance jumped by 47 percent between 2011 and 2021, and deductibles and out-of-pocket costs shot up by almost 70 percent. The average price for brand-name drugs on Medicare Part D rose by 236 percent between 2009 and 2018. Between 1980 and 2018, the average cost of an undergraduate education rose by 169 percent. I could keep going.

中井正一

」「一つの方向に直線に走っている力感」としての語感をもつものとして考えて見る。
「方」「手」(方向を指ししめす)「違」(方交う)「副」(手交う)「滝、激」(タギチ)「猛、高、焼〔驍?〕、嶽、丈、竹、感〔威?〕(タケル)」これらのものをじっと見ていると、同じ本質をいろいろの意味に展開しているかのようである。更に「たた」と重なった場合、「正、直、但、唯、徒」となるが、直線感が直線感に重なると、単調の意味を表わすものとなって来るのは、実に病をして篤からしむる所以である。「立、館、縦、楯」「起、発」は又、「裁、絶、断、太刀」と無関係ではなく、皆直線に走る力感に関係が深い。ドイツ語 durch の意味と語感を同じくする。この直線が振れると、「狂言(タフル)、戯、狂、倒」となるのである。こんなに辿ってゆけば、きりもなくそう信ぜられて来るのである。秋夜の独りを淋しくさせないものを用意している。更に方面をかえて、
」これを、「限界にまで外に向う拡汎感」をもつ語感の言葉と考えて見るとどうだろう。「羽、葉、匁、端」「放」「散(ハフル)」「元、初、始」「走」「延(ハフリ)」「這」「浜」等に、更に面白いのは、「ハル」の語群である。拡汎して表面が張力をもって漲っている場合、「張、腫、張流(水をはる)、晴、萌(芽出)、春、原、墾、腹、散之(ハラシ)」は、一つのハルの本質に種々の意味群がまつわっているかのようである。この「は」に「た」(直線に走る力感)が加わると、「涯」(ハタテ)、それから「徴」(ハタラ)、「さと長ら我課役(エズキ)徴ばいましもなかむ」と云ったように、「遠くにポーンと徴発されて行ってしまったら悲しいことだ」と慨く、このハタラから、働くは出たんだろうが。「果つ、泊つ、竟、極、尽(ハテ)」等にも又無関係ではあるまい。
 もう一つおまけに、「」という言葉を考えて見たい。これを「進行過程に於けるその切断的節標」の語感の語と見るとどうだろう。伸びゆく竹の節を目に描いて、その横の節を頭に描いてもらえば、その感じが出るのである。
「節、辨、化、世、夜」の意味群がその何れもが進行している時間、その他の、一つ一つの区切りなのである。進行を止めると、「淀む」「緯、横」となる。それに副って進むと「攀ず」「齢(よ延い)」、それを一つ一つ数えると、「数む」それを音を出すと、「詠む、読む、宣む、喚」この進行が節標にもつれると、「縒る」それが因果的にもつれると、「因る」それが前の「た」と共になり進行の道すじと関係すると、「頼る」となって来るので、ますます病篤からざるを得なくなって来る所以である。

サラセンの扉

侵入者たちから逃れるために
この大きな岩の後ろに隠れ
身を寄せ合っていた人たちの
ことを思いながら
水の流れに沿って進む

水から突き出した石が
僕を嘲笑うかのように
グラグラしたり
ツルツルしたりして
行く手を遮る

進むことも
引き返すことも
できそうにない

さあ どうする
諦めて
水に入ってしまおうか
もう少し
突き出した石と
遊んでいようか

あっ

魔法のような景色

山の奥のほうに滝があり
そこまで行けば
魔法のような景色が
広がっているという

魔法のような景色が
どんな ものなのか
見てみたいと思って僕は
山道の入口に車を駐め
山の奥に踏み入っていった

直線の上り道が
どこまでも続き
下にあるだろう沢からは
どんどん離れていく気がする

もうこれ以上登れない
そう思った時
沢に降りる道が
現れる

幻の滝に
たどり着くに違いない
魔法のような景色に
あえるに違いない
そう思って僕は
傾斜のきつい細い道を下る

道はどこまでも続く
滝は現れてこない
魔法のような景色も
見えてこない

これ以上下がってしまえば
二度と上の道には戻れない
そう思った僕は
滝も景色も諦める

あと1キロ先に行けば
いや あと30メートル行けば
滝が見えてきたのかもしれない
魔法の景色に出会えたのかもしれない
そういう思いを閉じ込めて
細い道を上る
いくら上っても
上の道には戻れない
二度と戻れないのではと思った時
上の道が突然現れた

直線の道を下る
いくら下っても
車を駐めた場所は
見えてこない
直線の道は永遠に続く
このまま車には戻れない
そう思った時
目の前に
滝が
魔法のような景色が
見えた気がした

太宰治

 あさ、眼をさますときの気持は、面白い。かくれんぼのとき、押入れの真っ暗い中に、じっと、しゃがんで隠れていて、突然、でこちゃんに、がらっと襖をあけられ、日の光がどっと来て、でこちゃんに、「見つけた!」と大声で言われて、まぶしさ、それから、へんな間の悪さ、それから、胸がどきどきして、着物のまえを合せたりして、ちょっと、てれくさく、押入れから出て来て、急にむかむか腹立たしく、あの感じ、いや、ちがう、あの感じでもない、なんだか、もっとやりきれない。箱をあけると、その中に、また小さい箱があって、その小さい箱をあけると、またその中に、もっと小さい箱があって、そいつをあけると、また、また、小さい箱があって、その小さい箱をあけると、また箱があって、そうして、七つも、八つも、あけていって、とうとうおしまいに、さいころくらいの小さい箱が出て来て、そいつをそっとあけてみて、何もない、からっぽ、あの感じ、少し近い。パチッと眼がさめるなんて、あれは嘘だ。濁って濁って、そのうちに、だんだん澱粉が下に沈み、少しずつ上澄が出来て、やっと疲れて眼がさめる。朝は、なんだか、しらじらしい。悲しいことが、たくさんたくさん胸に浮かんで、やりきれない。いやだ。いやだ。朝の私は一ばん醜い。両方の脚が、くたくたに疲れて、そうして、もう、何もしたくない。熟睡していないせいかしら。朝は健康だなんて、あれは嘘。朝は灰色。いつもいつも同じ。一ばん虚無だ。朝の寝床の中で、私はいつも厭世的だ。いやになる。いろいろ醜い後悔ばっかり、いちどに、どっとかたまって胸をふさぎ、身悶えしちゃう。
 朝は、意地悪。

ウクライナ

ウクライナが
ソビエト連邦の崩壊によって独立して以降
ウクライナ東部の人々は
一貫して親露派であり続けた

ウクライナ東部が
ロシアと国境を接しているせいでもあるし
ロシア人が多いせいでもある

ウクライナ西部の人々が
親欧米派になっていっても
ウクライナ東部の人々は
親露派であり続けた

2004年の大統領選挙で西部の親欧米派の候補が勝っても
2010年の大統領選挙で東部の親露派の候補が勝っても
西部は親欧米派でありつづけ
東部は親露派でありつづけた

ウクライナの分断に
欧米各国やロシアが介入し
混乱が泥沼化すると
親欧米派の西部の人々が力をつけ
東部の人々の投票なしに選挙を行うようになり
当然の結果として親欧米派の大統領が生まれる

大統領に率いられた政府はウクライナ軍を東部に進め
東部の親露派の人たちを相手に戦争を始めた

東部の親露派の人たちは
仕方なくロシアに助けを求めた

そういう見方もある
というか そういう見方のほうが
正常ではないか

戦争は
闘う双方に正義がある
双方が悪いとも言える

理不尽なことは多いけれど
どちらかだけが悪いということは
あまり ない
きっと ない